誰かこの子のお父さんをしりませんかぁ?

かみい

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5◇冒険ギルドの話をしませんかぁ?◇

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アイリのお仕事をちょっと紹介です。



~◇~◇~◇~◇~◇









ギルドの受付近くでマナ甘やかし隊となりつつある大人達。
周りから生ぬるい視線を感じます。

「あの、そろそろ食堂に移動しませんか?受付も込み合う頃ですし」

冒険者の皆様すいません、早く撤収します。
受付には次から次へと依頼終了した冒険者たちが入ってきている。少し込み合ってきています。
この町に来てもう半年なのでこのちびっ子がいることに皆さん驚かなくなっていますが、それでも人目を引くことは間違いありません。
それでなくても勇者たちの孫のパーティーっていうことで最初から羨望の的だった。そのみんな憧れの人々が幼女によって陥落していく情けない姿をさらすのは避けなくてはいけません。

とりあえずギルドに併設されてある食堂に移動を促してみる。はやく移動しましょう、ヒューバードさんマナのほっぺたにキスしようとしないでください。ただの幼女趣味の変な人にしかみえません。
ギリギリの所でジェフさんに救われました。マナは気がついていませんね、大好きなジェフさんにいきなり抱き上げられて太い腕の中でキャッキャッ声を上げて笑っています。
良かったです。

「あら、いけない。食堂が込み合っちゃう」

いち早く大人の行動に戻ってきてくださったフィオナさん、ジェフさんにエールのつまみが・・・と言ってる。
大きな町にあるギルドの多くが、食堂や宿屋と同棟に入っているか隣接している。このギルドも同じく安くて美味しい食堂と安い宿賃の代わりに寝具は必要数自分で倉庫から持って部屋に設置するなどのセルフサービスの宿屋が一緒にある。
ここに滞在してもう随分になる。食堂の込み合う時間帯も把握済みです。人の流れを考えるにそろそろ5人、6人が揃って一つの席に収まるには怪しくなってくる頃。

「早くいかないと席が無くなるぞ」

背の高いジェフさんが食堂の入り口を覗くように頭を高くすると、その腕に抱かえられているマナもそちらを見て「なくなるじょぉ」ってジェフさんの真似して頭をガシガシなでられてる。
それに特に喜ぶでもなしマナは「ごはん・・・」って、もう腹ペコちゃんモードになりつつあるみたい。
冗談抜きにして早くお食事にしないと、待ちきれなくてギャン泣きが始まる。
マナを抱えたジェフさんも同じことを思ったのか私と目が合うと、静かにうなずいた。

「そうだな早く、」

「ああ、アイリ!忘れてた。依頼が来てるぞっ!」

頷いた私たちをみて苦笑いをしながらヒューバートさんを促してくれていたが、それを遮るように受付の中からギルド長が大きな声で片手をあげて手招きしながら声をかけてきた。

「えっ、依頼?どうしよう・・・」

「先にマナにご飯食べさせておくから聞いてきたら?」

ちょっとの隙に年若い冒険者に話掛けられていたアシュトンさんもいつの間にかこちらにやってきていた。
アシュトンさんはギルド受付の付近にいると、他の冒険者たちが群がってくるのよね。特に女性・・・。フィオナさんがいつも傍にいるから、遠慮している子たちもフィオナさんがマナを構いに行ってる隙にいつの間にか人だかりになっちゃってた。
アシュトンさんの申し出では本当にありがたい。優しいんだよね、ほしい言葉をいつも言ってくれる。
私の返事の前に食堂へ向かうジェフさんからマナを受け取っている。
依頼は気になるし、でもマナの腹ペコ状態も気になるのだけど・・・

「ありがとうございます・・・すいません、早めに戻ってきます。
マナ、ママはお仕事のお話聞いてくるから、皆さんとご飯食べて待っててね。いい、ごはんを食べてからじゃないとプリンは食べちゃダメよ。我儘言わないよ、いい?」

申し訳がないけどここはお言葉に甘えます。
お礼を伝えてからアシュトンさんの腕で今は大人しくしているマナに離れる旨を伝える。その際の注意も言っておくのだけど・・・、念もしっかりおしたんだけど、たぶん無理かな?おねだりに弱い甘やかし隊がここでも発動されそう。

「あ~い!」

分かっているのかどうか、いつもお返事はいいのよね。
込み合っている受付からまだこっちをギルド長が見ている

「大丈夫よ、いいから行っておいで。」

うう~、フィオナさんが優しい笑顔で言ってくださります。
ありがたいですけど、貴女が一番甘やかし隊の切込み隊長でなんだけどね・・・。

「すいません、行ってきます」

皆さんに頭を下げてギルド長のところにいきます。
ヒューバートさんもヒラヒラ手を振って促してくれてます。
受付のに向かいながら振り向いたら、皆さんもう食堂に向かって行かれていた。私の視線に気が付いたのかアシュトンさんが振り返って目が合った。
目が合った瞬間に目元を緩めて柔らかく優しく甘い蕩ける様な微笑みを浮かべ、「マッテルヨ」って口パクでいってるみたい。

うっ!

なんて胸にずっきゅんってくるような微笑み!
もう!イケメンの微笑みを不意打ちにもらうと男性への耐性がない私はヤバいんだってば!!!
じわじわ赤くなった頬を隠すように頭だけでお辞儀をして今度こそ受付に急いだ。







ギルド長は受付から出て、入り口近くにある小部屋のドアに手をかけて待ってくれていた。
個人で受ける仕事は訳があって人前では受けないことにしていて個室で話を聞くか手紙で知らせてもらうようにしている。

「悪いがいつもの特別な依頼なんだ。
状態異常解呪の魔石を300個できるだけ早めでほしいらしい。一度に納めるんじゃなくってある程度まとめて少しずつ納めてくれたらいい。魔石の収集が必要ならこちらから依頼を出すこともできる。もちろんそれらの報酬も依頼主持ちだ」

部屋に入りいつものように促されて座ると同時に依頼内容について説明をしてくれる。
このギルド長さんは40歳になるそうです。
体格がとてもよい方です。
元Aランク冒険者だそうです。怪我と年齢で冒険者を引退しようと思った時に前ギルド長さんがスカウトされたそうです。
効けば大概のギルドの職員は、ほとんど退役した冒険者が主で前職員の推薦が多いそうです。このギルド長さんは大きな体に頭はスキンヘッドと少し怖そうだけど、若い冒険者の相談にも親身に乗ってくれる優しい人だそうです。魔獣の情報も詳しいそうです。
そして、子連れ冒険者の私のことも気にかけてくださる優しい方です。

この特別な依頼ももうすでに何度目かになる。
最初は、私が作った魔石をギルドのアイテム屋においてもらったことが始まり。
魔石に魔法付与できる能力が私にあることは早い段階で分かっていて、アシュトンさんたちが冒険に出る際にお守り代わりに複数の魔法を付与した魔石で作ったブレスレットをプレゼントしたのだ。
魔法付与は3種類、回復魔法、防御率上昇、状態異常解呪。補助的な魔法使いがいないパーティーと聞いていたので、ゲームの知識を使ってあったら便利かなっていう気軽な気持ちで付与してその魔石を組み合わせて皆さんにあげたんだけど、どうやらその効果がすごく高かったらしく他のパーティーと合同で大規模な魔物討伐のクエストをしたときに見られて話題になったらしい。それまでも細々とクレイさんを通じてアイテム屋さんで売ってもらっていたんだけど、有名人が使っているって話題になった。いや、なりすぎた・・・さすがインフエンサーっか!この世界にはSNSなんて無いのにこの人たちが使ってた言うだけで同じものを求めて殺到するらしい。勇者と同じくらいの実力もあるし、憧れる存在なんだろうな・・・すごいなぁ。

ただ、私のことを考えて皆さんが制作者を秘密にしてくれていた。
まあ、本気で調べればわかるんだと思うけど、そこはクレイさんが表に立ってくれて触らぬ何とかってやつでそれ以上は調べるのをやめる人が多いみたいです。
しかしそれが却って話題を呼び、手に入れたいという人が続出してきたらしい。
勿論クレイさんにはこのあとこっぴどく怒られましたよ。みんなそろって。何せ4人にあげたブレスレットの魔石は結構効力が良いものでしたから。それまで付与していた屑魔石とは比べ物にならないくらいの効力を有していましたもんね。
その時はいつもお世話になっているし、使用した石も大きかったしプレゼント用に気合がいつもよりいろんな効果がを入れたような・・・てへっ

色々あって私が制作者だということは、このまま秘匿しておきましょうということになったのだけど、残念なことに私が冒険者登録したときにそのスキルがでてしまって・・・、ギルド長にはバレてしまいました。
ギルド長には、秘密にしたいことを伝えたうえで口止めをした。
そのかわり少量だけど、このギルドのアイテムショップで販売させてほしいとなった。

なんでも話題になりすぎて、模造品がでてきてギルドでも取り締まりをしていたらしい。
製作者不明なこともあって、かなりひどいものまで横行していたらしく、魔石ならまだしも何の変哲もない安物の輝石を使われることもあって、しかも闇取引高値で売られていたとか?
見つけたら売っていた者は勿論のこと、購入者にも厳しい罰が課せられるというのに一向に収束が見られないところに、私が現れたのだ。
ギルドのみで販売、作成の依頼を受けることで、公正な取引ができるし模造品の取り締まりができやすいという利点があるという。
だからか、売り上げに関しては相当こちらの利を多くしてもらっていた。

みんなにあげたブレスレットは魔石に小さな穴をあけてそこに紐を通して、数珠型のものをつくったから魔石の数は多い。さすがに同じものを作れば高価になってしまうだろうから、ギルドに納めるものは首にぶら下げられるように1つだけの魔石をペンダントに加工した。1つだけとはいえそれでも前人未到で作られた魔石に魔法付与のアイテムなのでそれなりのお値段はする。その代わりに魔石の耐性にもよるけど1年近くは効果が薄れることはない。ちなみに模造品との差は、魔石に穴が開いているかっていうことです。知らなかったけど魔石に穴なんて開けられないとのこと。私は風で細い渦を作ってドリルの要領で開けたんだけど・・・あり得ないことらしいです。普通はできないといわれて、これもクレイさんにこっぴどく怒られた原因だったんです。風魔法をあてて魔力が双方暴走してしまうのが普通らしいです。なんで、できたのかいまだに不明だけど私しかできないみたいです。

正規の魔法付与された魔石は希少で、話題になった勇者の孫たちパーティーのものと同じということでいつも品薄状態なのだ。
10日ごとに決まった数を納めているけど、販売の予告されると大変な争奪戦が繰り広げられる。
徹夜組なんて当たり前になってきたので、最近は抽選式になっているとか?人気なのは大変ありがたいものです。

私の魔法付与された魔石が、巡り巡って他国にわたり国家を揺るがす問題解決に一役買ったというのだ。
その国については、聞くつもりもないし教えられないとのことだが、一定期間ごとに注文が個別に入り、ギルドからもそっちを優先してほしいとの要望もあり受けている。

「わかりました。魔石はおねがいします。」

状態異常解呪に使う魔石は、ラビットジャガーというCランククエスト魔獣から採取可能だ。
ラビットというから見た目はウサギで赤い目に額に禍々しい角がある。その大きさはゆうに3メートルを超す。しかもジャガーというだけあって移動がとても素早い。攻撃はさほど強くないが出っ歯から超音波を出すことで相手の行動を怯ませたりする。攻略はラビットジャガーの動きに素早く対応して先制攻撃をして仕留めないとこっちがやられてしまう。ラビットジャガーの修正は集団行動だ。300個の魔石集めは苦労しそうだが、依頼として出してくれるのなら何とかなりそうだ。
状態異常解呪は毒や麻痺の身体的以上だけでなく、呪いの類も解呪できるほどのものになっている。

「そうか、明日手続きをして明後日から貼りだす。ああ、あいつらが受けてくれるならお願いしておいてくれ。どうせまた、しばらくしたら依頼されるだろうから数あっても無駄にならんだろう。」

普段ならCランククエストは受けられないけど、数が数なだけに特別らしい。
それはありがたくお願いさせてもらおう。
やっぱり集まる速度が違うからね。
忙しい時間帯のせいもあってギルド長との話はこれで終わりだ。

部屋を出た私は、食堂にいるみんなと合流したのだけど、案の定というか・・・期待を裏切らないというか・・・

私の目の前には、お野菜を残してプリンを口いっぱいに頬張り、満面の笑みを浮かべたマナをデレデレした顔で甘やかしている大人たちの集団がいた。

やっぱり、お約束でしたね。















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