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隼人は悩みつづけて、結局仙崎に相談できないまま朝を迎えた。今回はいつもとは違って一部分の撮り直し。普段の撮影とは違うから反応はしないのではないか。
きっと今回は大丈夫。
大丈夫なはず。
そんな希望と期待を抱いて隼人は早朝から指定のスタジオに現場入りした。そして隼人は猛烈に後悔していた。
現在は午前十時。早朝から撮影が開始されたスタジオでは喧騒に包まれていた。
「そこの大道具早く片付けて!」
「セットの組み立て遅いよ!」
「違う! 違う! これはもっと後で撮るから――」
「午後に使う衣装がまだ届いてないので、先にこのシーンを――」
映画を今度こそ完成させるため、大勢のスタッフが慌ただしく駆け回っている。スタッフたちにもこの撮影は寝耳に水だったらしく、解散して別々の現場に行くはずたった人たちを頼み込んで引き止めているらしい。またスタジオも無理を言って用意した場所で使用期間が限られているのだとか。おかげで現場は殺気立っていて一触即発な雰囲気だ。
こんな事態だからこそ、隼人は芝居に集中して早く終わらせられるように努めなければならない。もしくは現場をなごませるような立ち居振る舞いが求められる。
そんなことは隼人にだって重々承知だ。
わかっている。
わかっているのだが、今の隼人にはその余裕は一切なかった。
(ヤバイ! ほんとにマズイ! まだまだ昼休憩は先なのに!)
隼人の肉体は、昨日の夜隼人自身が危惧していた状態になり始めていた。
隼人の陰茎はまだ完全に勃起しきってはいないものの硬くなり、隼人の思考は性欲に塗り潰されそうになっていた。
今すぐ自分のアレを触りたい。思いっ切り扱きたい。
脳内を支配する性への欲求。
いつもこうだ。今回は大丈夫なんじゃないかと考えた自分が馬鹿だった。
どうしようもない程に興奮してしまう自分を嫌悪しながら、隼人は腕を組んで目を閉じて、なんとか自分を押し殺してやり過ごそうとした。
とにかく何も起こすことなくこの撮影を終わらせなければ。
隼人はこの昂りを治めるために今までの不甲斐ない出来事を思い出す。
例えば渾身の舞台で素人だと馬鹿にされたときのこと。アクションシーンで張り切りすぎて衣装が破けてしまったこと。撮影の前に怪我をして裏でガキ扱いされたこともあった。
(俺はまだまだ未熟者だ。役者の世界じゃヒヨコも同然)
自分の演技に満足したことはない。常に努力はしてきた。そのおかげか、評価され隼人を馬鹿にしてきた奴等は業界から消えていった。
俺は芝居が好きだ。これからもこの世界で生きてい。だからこんな性欲に振り回されて芝居が出来ないなんてあり得ない。
落ち着け、とにかく治まれ。
隼人は意識して深く深呼吸した。
鼻から吸って口で吐く。鼻から吸って口で吐く。鼻から吸っ――。
「あのー、隼人さん」
「!!! あっ、はい!」
いきなり隼人の腕をつんつんしながら話しかけられて、思わずビクッと上ずった声を出してしまった。声をかけてきたのはヒロイン役のアイドルの子だった。
「あっ、ごめんなさい。集中してたの邪魔しちゃいましたか?」
「いえいえ、大丈夫です。どうかしました?」
隼人は瞬時に『藤村隼人』のキャラに切り替えて答える。正直に言ってしまえば今の状態の時に近づいて欲しくない。前回もそうだったことを思い出して隼人は内心「こいつほんとにタイミング悪いな」なんて思いもしたがコミュニケーションを取ることは大切だ。そもそも隼人の状態は隼人自身の問題。彼女は何も悪くない。
「クランクアップしてたのになんだか大変なことになっちゃったなって思って。こういうことってよくあるんですか?」
「滅多にあることではないですね。普通は撮影中の進行時に修正が入る程度で済むんですけど」
「そうなんですね。やっぱりそうあることじゃないんですね」
ふう、とため息をついた彼女は少し疲れを見せていた。
彼女の物憂げに髪を耳にかける姿は、どこか儚さがあって人目を引く美しさだ。さすがは国民的なアイドル。
だが今の隼人にとっては目の毒だ。隼人の性的興奮は基本的には対象がないものだが、このまま彼女が隣に居続けると彼女をその相手にしてしまう。
このまま会話を続けるのはマズイ。
「今回はイレギュラーですね。僕もこんなこと初めてです」
「はあ、なんだかお腹痛くなりそうです」
「その気持ちわかります。現場ピリピリしてて雰囲気良くないですもんね」
隼人はいい人キャラである『俳優の藤村隼人』を完璧に演じる。この役はいきなり女性に手を出してしまうなんて事態は起きない。
本来の自分の意識を切り離して深いところに沈め、作り上げたキャラクターに全てを任せる。こうすることで隼人の本来の意識は、まるで影になったかのように彼女と話している自分を見る。
とはいえ性欲を抑えきれるわけではないので、これは単なる時間稼ぎ。
(さあ、これからどうするか……)
切り離された本来の隼人の意識はこの後の行動を考える。
できればトイレにこもって抜きたい。
しかしまだ出番があるので不可能だ。
せめて彼女から離れるべきだけど――。
「お話し中のところすみません。隼人さん、少しいいですか?」
背後から聞こえてきた声に隼人が振り向くと、いつのまにか仙崎がすぐ側に立っていた。
落ち着いた彼の声色に、隼人は切り離していた本来の自分の意識が肉体に戻された
「すみません、ちょっと外しますね」
「はい、また後で」
隼人は仙崎に誘導されるがままスタジオの端に移動した。スタジオの中央ではスタッフたちが忙しくしているのが見えるが、ここは比較的静かな場所だった。
「仙崎さん、なんかあった?」
「事務所から連絡がありました。今回の撮り直しで変更することになった今後の予定ですが、私が調整した内容でOKがでました。隼人さんもこのスケジュールで大丈夫ですか?」
「うん。俺も大丈夫だよ」
仙崎の伝えてきた内容はそんな大事な話ではなかった。スケジュールは事務所に提出する前に彼と一緒に話し合っているので隼人も把握している。なのでOKが出たことぐらいなら別に今でなくても大丈夫だし、わざわざ他の役者との会話中に場所を移動する必要もないと思うのだが。
ここまで考えて、隼人はいや、と考え直した。
仙崎が正しくて隼人が適当なだけかもしれない。どこで予定がファンにもれるかわからないのだから、ここは情報の管理がしっかりしていると見るべきなのだろう。
仙崎さんはしっかり者だな。
(あの場から離れられて良かったけど)
彼女との会話が中断されて騒がしい場所から離れたことで、少し隼人の興奮状態も少しだけ治まった。
「ひと息つけましたか?」
仙崎の言葉にドキッと胸が跳ねる。
まさか俺の状態がバレていた?
いや、そんなはずはない。『藤村隼人』というキャラは完璧だったはず。
「あー、そうだね。少しほっと出来たかも」
あはは、と笑いながら言葉を返すが隼人の心臓はバクバクしていた。
「このあと監督から言われると思いますが、次のカットを撮り終えたら少し休憩になるそうですよ」
「そうなの!? へー、休憩はいるのか……」
仙崎からもたらされた情報に隼人は希望の光を見た。少し落ち着いたとはいえ、隼人の陰茎はまた硬くなってしまうだろう。休憩になったらすぐに抜いて処理しなければ。
いっせいに休憩を取るならトイレは混んでしまう。きっと楽屋が一番安全なはず。
彼には申し訳ないが、隼人が抜いている間は楽屋の外で待っていてほしい。昨夜は相談しなかったが、今回ばかりはちゃんと隼人の肉体の悩みを説明して、協力を仰ぎたい。
「あの、仙崎さん。相談したいことがあって……」
「はい、何でしょう」
演技をするたびに勃起するなんて言ったら笑われるかも。
もしくは引かれて気持ち悪いものを見る目で見られるかも。
そんな不安が尽きないが、仙崎の穏やかな声色は隼人の気持ちを和らげてくれる。
「じつは俺よく芝居の後に――」
「設置完了したので撮影を再開しまーす! 準備お願いしまーす!」
隼人が意を決して打ち明けようとしたとき、スタジオの中心から監督の大きな呼び声が聞こえてきた。
「……ご、こめん。また後で聞いて欲しい」
「わかりました。では休憩のときにでも」
隼人は仙崎を残して肩を落としながらセットへ向かう。
どうも自分は間が悪いのかもしれない。
マイナスな考えが脳内をぐるぐると駆け巡るが今は撮影に集中しなければ。
役者モードに気持ちを切り替えた隼人は、「お願いします」とスタッフに声をかけながらカメラの前に立つ。すると監督が丸めた台本を持ちながらやってきた。
「隼人くん。これ撮ったら休憩に入るから」
「わかりました」
「すまないが長丁場になると思う。クランクアップまでよろしく」
「はい! 頑張ります」
自分で選んだ仕事だ。いろいろと悩むことがあっても手を抜きたくない。
とにかく自分の問題は後回しだ。
カメラが回り始めたのなら全力で演じきるまで。
隼人は一つ息を吐いて不良少年の人生を思い浮かべる。若くて未熟で不器用なキャラの意識を表層に押し上げる。
俺はプロだ。
最高のクオリティーでこの仕事を終わらてみせる。
きっと今回は大丈夫。
大丈夫なはず。
そんな希望と期待を抱いて隼人は早朝から指定のスタジオに現場入りした。そして隼人は猛烈に後悔していた。
現在は午前十時。早朝から撮影が開始されたスタジオでは喧騒に包まれていた。
「そこの大道具早く片付けて!」
「セットの組み立て遅いよ!」
「違う! 違う! これはもっと後で撮るから――」
「午後に使う衣装がまだ届いてないので、先にこのシーンを――」
映画を今度こそ完成させるため、大勢のスタッフが慌ただしく駆け回っている。スタッフたちにもこの撮影は寝耳に水だったらしく、解散して別々の現場に行くはずたった人たちを頼み込んで引き止めているらしい。またスタジオも無理を言って用意した場所で使用期間が限られているのだとか。おかげで現場は殺気立っていて一触即発な雰囲気だ。
こんな事態だからこそ、隼人は芝居に集中して早く終わらせられるように努めなければならない。もしくは現場をなごませるような立ち居振る舞いが求められる。
そんなことは隼人にだって重々承知だ。
わかっている。
わかっているのだが、今の隼人にはその余裕は一切なかった。
(ヤバイ! ほんとにマズイ! まだまだ昼休憩は先なのに!)
隼人の肉体は、昨日の夜隼人自身が危惧していた状態になり始めていた。
隼人の陰茎はまだ完全に勃起しきってはいないものの硬くなり、隼人の思考は性欲に塗り潰されそうになっていた。
今すぐ自分のアレを触りたい。思いっ切り扱きたい。
脳内を支配する性への欲求。
いつもこうだ。今回は大丈夫なんじゃないかと考えた自分が馬鹿だった。
どうしようもない程に興奮してしまう自分を嫌悪しながら、隼人は腕を組んで目を閉じて、なんとか自分を押し殺してやり過ごそうとした。
とにかく何も起こすことなくこの撮影を終わらせなければ。
隼人はこの昂りを治めるために今までの不甲斐ない出来事を思い出す。
例えば渾身の舞台で素人だと馬鹿にされたときのこと。アクションシーンで張り切りすぎて衣装が破けてしまったこと。撮影の前に怪我をして裏でガキ扱いされたこともあった。
(俺はまだまだ未熟者だ。役者の世界じゃヒヨコも同然)
自分の演技に満足したことはない。常に努力はしてきた。そのおかげか、評価され隼人を馬鹿にしてきた奴等は業界から消えていった。
俺は芝居が好きだ。これからもこの世界で生きてい。だからこんな性欲に振り回されて芝居が出来ないなんてあり得ない。
落ち着け、とにかく治まれ。
隼人は意識して深く深呼吸した。
鼻から吸って口で吐く。鼻から吸って口で吐く。鼻から吸っ――。
「あのー、隼人さん」
「!!! あっ、はい!」
いきなり隼人の腕をつんつんしながら話しかけられて、思わずビクッと上ずった声を出してしまった。声をかけてきたのはヒロイン役のアイドルの子だった。
「あっ、ごめんなさい。集中してたの邪魔しちゃいましたか?」
「いえいえ、大丈夫です。どうかしました?」
隼人は瞬時に『藤村隼人』のキャラに切り替えて答える。正直に言ってしまえば今の状態の時に近づいて欲しくない。前回もそうだったことを思い出して隼人は内心「こいつほんとにタイミング悪いな」なんて思いもしたがコミュニケーションを取ることは大切だ。そもそも隼人の状態は隼人自身の問題。彼女は何も悪くない。
「クランクアップしてたのになんだか大変なことになっちゃったなって思って。こういうことってよくあるんですか?」
「滅多にあることではないですね。普通は撮影中の進行時に修正が入る程度で済むんですけど」
「そうなんですね。やっぱりそうあることじゃないんですね」
ふう、とため息をついた彼女は少し疲れを見せていた。
彼女の物憂げに髪を耳にかける姿は、どこか儚さがあって人目を引く美しさだ。さすがは国民的なアイドル。
だが今の隼人にとっては目の毒だ。隼人の性的興奮は基本的には対象がないものだが、このまま彼女が隣に居続けると彼女をその相手にしてしまう。
このまま会話を続けるのはマズイ。
「今回はイレギュラーですね。僕もこんなこと初めてです」
「はあ、なんだかお腹痛くなりそうです」
「その気持ちわかります。現場ピリピリしてて雰囲気良くないですもんね」
隼人はいい人キャラである『俳優の藤村隼人』を完璧に演じる。この役はいきなり女性に手を出してしまうなんて事態は起きない。
本来の自分の意識を切り離して深いところに沈め、作り上げたキャラクターに全てを任せる。こうすることで隼人の本来の意識は、まるで影になったかのように彼女と話している自分を見る。
とはいえ性欲を抑えきれるわけではないので、これは単なる時間稼ぎ。
(さあ、これからどうするか……)
切り離された本来の隼人の意識はこの後の行動を考える。
できればトイレにこもって抜きたい。
しかしまだ出番があるので不可能だ。
せめて彼女から離れるべきだけど――。
「お話し中のところすみません。隼人さん、少しいいですか?」
背後から聞こえてきた声に隼人が振り向くと、いつのまにか仙崎がすぐ側に立っていた。
落ち着いた彼の声色に、隼人は切り離していた本来の自分の意識が肉体に戻された
「すみません、ちょっと外しますね」
「はい、また後で」
隼人は仙崎に誘導されるがままスタジオの端に移動した。スタジオの中央ではスタッフたちが忙しくしているのが見えるが、ここは比較的静かな場所だった。
「仙崎さん、なんかあった?」
「事務所から連絡がありました。今回の撮り直しで変更することになった今後の予定ですが、私が調整した内容でOKがでました。隼人さんもこのスケジュールで大丈夫ですか?」
「うん。俺も大丈夫だよ」
仙崎の伝えてきた内容はそんな大事な話ではなかった。スケジュールは事務所に提出する前に彼と一緒に話し合っているので隼人も把握している。なのでOKが出たことぐらいなら別に今でなくても大丈夫だし、わざわざ他の役者との会話中に場所を移動する必要もないと思うのだが。
ここまで考えて、隼人はいや、と考え直した。
仙崎が正しくて隼人が適当なだけかもしれない。どこで予定がファンにもれるかわからないのだから、ここは情報の管理がしっかりしていると見るべきなのだろう。
仙崎さんはしっかり者だな。
(あの場から離れられて良かったけど)
彼女との会話が中断されて騒がしい場所から離れたことで、少し隼人の興奮状態も少しだけ治まった。
「ひと息つけましたか?」
仙崎の言葉にドキッと胸が跳ねる。
まさか俺の状態がバレていた?
いや、そんなはずはない。『藤村隼人』というキャラは完璧だったはず。
「あー、そうだね。少しほっと出来たかも」
あはは、と笑いながら言葉を返すが隼人の心臓はバクバクしていた。
「このあと監督から言われると思いますが、次のカットを撮り終えたら少し休憩になるそうですよ」
「そうなの!? へー、休憩はいるのか……」
仙崎からもたらされた情報に隼人は希望の光を見た。少し落ち着いたとはいえ、隼人の陰茎はまた硬くなってしまうだろう。休憩になったらすぐに抜いて処理しなければ。
いっせいに休憩を取るならトイレは混んでしまう。きっと楽屋が一番安全なはず。
彼には申し訳ないが、隼人が抜いている間は楽屋の外で待っていてほしい。昨夜は相談しなかったが、今回ばかりはちゃんと隼人の肉体の悩みを説明して、協力を仰ぎたい。
「あの、仙崎さん。相談したいことがあって……」
「はい、何でしょう」
演技をするたびに勃起するなんて言ったら笑われるかも。
もしくは引かれて気持ち悪いものを見る目で見られるかも。
そんな不安が尽きないが、仙崎の穏やかな声色は隼人の気持ちを和らげてくれる。
「じつは俺よく芝居の後に――」
「設置完了したので撮影を再開しまーす! 準備お願いしまーす!」
隼人が意を決して打ち明けようとしたとき、スタジオの中心から監督の大きな呼び声が聞こえてきた。
「……ご、こめん。また後で聞いて欲しい」
「わかりました。では休憩のときにでも」
隼人は仙崎を残して肩を落としながらセットへ向かう。
どうも自分は間が悪いのかもしれない。
マイナスな考えが脳内をぐるぐると駆け巡るが今は撮影に集中しなければ。
役者モードに気持ちを切り替えた隼人は、「お願いします」とスタッフに声をかけながらカメラの前に立つ。すると監督が丸めた台本を持ちながらやってきた。
「隼人くん。これ撮ったら休憩に入るから」
「わかりました」
「すまないが長丁場になると思う。クランクアップまでよろしく」
「はい! 頑張ります」
自分で選んだ仕事だ。いろいろと悩むことがあっても手を抜きたくない。
とにかく自分の問題は後回しだ。
カメラが回り始めたのなら全力で演じきるまで。
隼人は一つ息を吐いて不良少年の人生を思い浮かべる。若くて未熟で不器用なキャラの意識を表層に押し上げる。
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