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44話 ★
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昼も夜も関係のない地下室。
外の情報が一切入って来ることのない場所で、隼人はパソコンに向き合って編集作業を続けている。
『――――……、ッ――――!!』
画面には赤い縄で縛られた全裸の自分。
片足だけ解放された不安定な状態で、仙崎の雄を受け入れて結合部分から白濁を溢れさせている。よだれを垂らして嬉しそうに喘いでいるその様はまさに淫獣だ。
「ああ、何度見てもそそられます。この後の尿道プラグが落ちるシーンが興奮するんですよね」
背後から聞こえてきた声に、隼人は呆れたように振り返った。
「もう、修二さんはすぐムラムラしちゃうんだから見ちゃダメだって言ったじゃん。これじゃ編集が進まないよ……」
屋外で緊縛されるという卑猥な映像。
当初は仙崎と隼人の二人で編集をしていたのだが、仙崎がその気になる度に押し倒されてしまうので隼人一人で引き受けることになった。
慣れない作業に四苦八苦しながらも、写り込んでいるカメラを消したり他の視点の映像を挿入したりと、スローペースだが良い動画になるように仕上げていた。
「ごめんなさい。でもこれで隼人が如何に魅力的か自分でもわかったでしょう?」
仙崎は謝罪するが、反省の色が全く見えない楽しそうな笑みで隼人に同意を求めてくる。
確信に満ちた彼の表情に、隼人は目を逸らしてごにょごにょと返答を濁す。
「それは、まあ……、何と言うか……」
仙崎の言う通り、この動画に映っている自分はとてもエロかった。
艶のある肌に伝い落ちる汗はとても煽情的で、目線や喘ぐ表情、苦しさと快楽に震える身体は自分とは思えないほど淫らだ。
仙崎が指摘したこの後のシーンでは、尿道に入ったままの玩具が突き上げられる振動で外に排出される。
揺さぶられる動きで少しずつ露わになる尿道プラグ。それが体液と潤滑剤でにゅるん、と押し出される瞬間。
経験としてではなくただ純粋に映像としてその時のシーンを思い出すと、隼人もぞくぞくと肌が粟立ってしまいそうになる。
芝居に生きる者として、隼人が変わったという仙崎の言葉を認めるしかなかった。
映像から伝わってくるこの欲情は付け焼き刃などでは到底出せない。身体の芯から髪や指先の末端まで色欲に染まっていなければこうはならない。
快楽が身体に染み付いていて、本気で気持ち良くなって一心不乱に快感を追い求める本能があるからこそのこのクオリティー。客観的に見ても自分はそれほど淫らな存在になっていたのだ。以前の自分ならこうはならないだろう。そしてそれらは全て仙崎に愛されたおかげだ。
隼人も出来るだけ自身の姿を見ないように編集しないと発情してしまいそうだった。だから本当は仙崎のことを責められないのだが、エロくなった自分を認めるのは恥ずかしい。
「あー、うん。それよりも、大枠の作業はもうすぐ終わるよ。あとは修二さんの好みに編集すればいいんだけど、せっかくだし何パターンか作る? 顔アップ多めとか、あそこの部分だけの映像とか――」
「それはいいですね! 隼人がイく瞬間だけを集めた耐久動画とかも作りたいです!」
「えぇ……、まあいいけど。それならもうここからは修二さんが自分で作ったほうがいいんじゃない? もちろんムラムラしても出来るだけ我慢しないと完成しないよ」
「我慢できなくなったら相手をしてくれますか? それとも私がオナニーしているところを見ます?」
「……どっちも付き合うよ、俺で興奮してくれるわけだし」
後ろから抱き締めてくる仙崎に、隼人は耳を赤くしながらキスをねだる。唇を食むような軽い口付けを交わしていると、仙崎からバイブレーションが聞こえてくる。電話だ。
「おや、良い雰囲気が台無しです。少し出てきますね」
「オッケー」
地下室から出ていく仙崎を見送ると、隼人はパソコンに向き直る。
二人だけの撮影なので撮影の技術面について深く追求しても仕方がないのだが、隼人の目から見るとまだまだ改善の余地がある。
屋外の撮影だったのでマイクに風の音を拾ってしまって雑音になっていることや、照明の当たり具合やカメラの角度など、どうしても気になってしまう部分がいくつがある。
「せめてカメラマンがいればな~。もっと表現豊かに撮れるんだけど……」
とはいえ他人に見られたくないし、絶対に見せるわけにはいかない。出来るだけ編集の力で何とかするしかない。
隼人はこれまでに出来たデータを専用フォルダに保存してパソコンを操作していると、見覚えのないファイルがあることに気付く。
「ん? これ何を入れてたっけ?」
『仙崎オーナー、藤村隼人が所属する芸能事務所の社長が店にまで催促に来ました。そろそろ復帰させたいそうです。落合マネージャーも決断しましたし、世間の炎上もとっくに収まっています。オーナーが計画していた華々しく復帰させるためのスケジュール的にも、今が良いタイミングではないですか?』
「う~~ん、まあそうなんですけどね。どうしたものか…」
電話口から聞こえてくる声に、仙崎は眉を寄せて優柔不断な発言をした。即断即決でことを進めていくいつもとは大違いなのは自覚している。
「本音を言えばこのまま独り占めしていたい。でも楽しそうに編集しているのを見ると少し揺らぐんですよね。結城はどう思います?」
『隠し撮りではなく堂々と撮影させてくれるようにまでなったのなら、このあたりでオーナーが我慢するべきでは? 個人的には彼の出演作は演技力が凄いのでもっと見たいですね』
「私も隼人の才能を腐らせたくはないし、私好みに成長した姿を自慢したい欲もあるのですが……」
『……ではもう一つ連絡です』
通話相手はため息をつくと、仙崎の決断を促す報告を始めた。
『藤村隼人の母親を引き取った先方から報告が来ています。灰かぶりは病める者達を救い灰に還った、そうです』
「詩的な報告ですね。珍しい」
『オーナーが一日だけ特別扱いを指示したからでは?』
「隼人に見せる写真を撮るためです。それ以上のことは何もないのですが、まあいいでしょう」
『これで藤村隼人は完全に仙崎オーナーのものになりました。彼はもうオーナーしか頼れる人がいません。精神的な不安定さがあるので、きっと盲目的に従って依存しきるでしょう。外に出しても他の人間など目に入らないですよ』
有能な部下の発言に仄暗い欲望が顔を出す。
全てを利用して手に入れて、自分のいるところまで引きずり下ろして淫欲に染め上げた。
監禁して堕落させ、過去の呪縛から解放して磨き上げた。もう手放せないし絶対に逃さない。そもそも逃げる選択肢が残らないように育てたのだ。
「確かにその通りかもしれませんね」
仙崎は本能むき出しの笑みを浮かべると、電話を切って地下室へ向かった。
ガチャリと扉が開く音を聞いて、隼人は即座に見ていたものを閉じて編集画面に戻す。
そしていつも通りの笑顔といつも通りの声色で仙崎を迎える。
「修二さんおかえりー」
「ああ、隼人、本当に可愛い! 少し休憩しましょう!」
「わっ! ちょ、修二さん!? まっ、んっ! んんっ、んうっ!」
足早にやってきた仙崎は、隼人を強く抱き締めるとそのまま深くキスをしてきた。
「んっ、あっ! んんっ、んっ! ふうっ、んっ」
隼人は口付けされながら服を脱がされて、あっという間に裸にされてしまう。
隼人は酸素を取り入れる僅かな合間に仙崎の背後に目をやった。
壁際に置いてある西洋風の猫足のチェスト。その取っ手を留めているネジに不自然な光を見た。
隼人はそれを確認すると、注視することなく仙崎のキスに意識を戻す。
「んっ、あっ、はあっ! いつの間にスイッチ入ったの?」
「隼人のことを考えてたらこうなりました。今はとにかく隼人を可愛がりたくて仕方がありません」
隼人は押し付けられる股間の固さを感じながら、仙崎に手と腰を引かれてベッドに横たわる。
仙崎は隼人の脚の間に陣取ると、欲望にギラつく目で隼人の身体を凝視する。獲物を前にした獣の眼光だ。
そんな彼の様子を、隼人も僅かな動きさえ見逃さないようにじっと見詰め返した。
「ねえ、俺のこと好き?」
「ええ、大好きですよ」
「どれくらい?」
「隼人が私だけを想って、私のことだけを考えて、私だけを見ていて欲しいと思うぐらいです。心から愛していますよ」
何の躊躇いもなく放たれる言葉に、隼人は思わず苦笑した。
「しょうがない人。いいよ、修二さんの好きにして」
隼人は両足を広げて自ら恥ずかしい場所を見せた。
彼の目の前に、隼人の身体の中で一番変わってしまった所が晒される。
隼人が自分の映像を見ていて本当に驚いたのはここだった。
縦に割れ白濁をこぼして男根を貪る、まるで女性器のようになった自分の秘所。
「隼人! ああっ、こんな素晴らしいあなたを見たら少しも抑えられません!」
「あっ、ああっ! んっ! んんっ……!」
仙崎は隼人の両足を折り畳むと、後孔にむしゃぶりついた。
入り口を舐め回して舌が入り込み、肉洞の浅い部分で暴れまわる。
「ああっ!! んっ! ふうっ! あっ、修二さんっ!」
隼人は下肢から這い上がってくる快感に悶えながら、ベッドの天蓋についている小さなレンズの光を視界に入れる。
大きなベッドの天井にいくつもついている仙崎の目の変わり。
隼人はそれらに焦点を合わせることなく、快楽に身を任せていつも通りを演じきる。
仙崎が顔を上げて臨戦態勢のモノを取り出すと、隼人は息を吐いて身体の力を抜いた。
「いきますよ」
「いいよ、きて。……んっ、はっ、……ああっ!」
ずぶずふと入り込んでくる雄を受け入れて腹の中が満たされると、隼人は仙崎に抱きついて何も映さないように目を閉じた。
外の情報が一切入って来ることのない場所で、隼人はパソコンに向き合って編集作業を続けている。
『――――……、ッ――――!!』
画面には赤い縄で縛られた全裸の自分。
片足だけ解放された不安定な状態で、仙崎の雄を受け入れて結合部分から白濁を溢れさせている。よだれを垂らして嬉しそうに喘いでいるその様はまさに淫獣だ。
「ああ、何度見てもそそられます。この後の尿道プラグが落ちるシーンが興奮するんですよね」
背後から聞こえてきた声に、隼人は呆れたように振り返った。
「もう、修二さんはすぐムラムラしちゃうんだから見ちゃダメだって言ったじゃん。これじゃ編集が進まないよ……」
屋外で緊縛されるという卑猥な映像。
当初は仙崎と隼人の二人で編集をしていたのだが、仙崎がその気になる度に押し倒されてしまうので隼人一人で引き受けることになった。
慣れない作業に四苦八苦しながらも、写り込んでいるカメラを消したり他の視点の映像を挿入したりと、スローペースだが良い動画になるように仕上げていた。
「ごめんなさい。でもこれで隼人が如何に魅力的か自分でもわかったでしょう?」
仙崎は謝罪するが、反省の色が全く見えない楽しそうな笑みで隼人に同意を求めてくる。
確信に満ちた彼の表情に、隼人は目を逸らしてごにょごにょと返答を濁す。
「それは、まあ……、何と言うか……」
仙崎の言う通り、この動画に映っている自分はとてもエロかった。
艶のある肌に伝い落ちる汗はとても煽情的で、目線や喘ぐ表情、苦しさと快楽に震える身体は自分とは思えないほど淫らだ。
仙崎が指摘したこの後のシーンでは、尿道に入ったままの玩具が突き上げられる振動で外に排出される。
揺さぶられる動きで少しずつ露わになる尿道プラグ。それが体液と潤滑剤でにゅるん、と押し出される瞬間。
経験としてではなくただ純粋に映像としてその時のシーンを思い出すと、隼人もぞくぞくと肌が粟立ってしまいそうになる。
芝居に生きる者として、隼人が変わったという仙崎の言葉を認めるしかなかった。
映像から伝わってくるこの欲情は付け焼き刃などでは到底出せない。身体の芯から髪や指先の末端まで色欲に染まっていなければこうはならない。
快楽が身体に染み付いていて、本気で気持ち良くなって一心不乱に快感を追い求める本能があるからこそのこのクオリティー。客観的に見ても自分はそれほど淫らな存在になっていたのだ。以前の自分ならこうはならないだろう。そしてそれらは全て仙崎に愛されたおかげだ。
隼人も出来るだけ自身の姿を見ないように編集しないと発情してしまいそうだった。だから本当は仙崎のことを責められないのだが、エロくなった自分を認めるのは恥ずかしい。
「あー、うん。それよりも、大枠の作業はもうすぐ終わるよ。あとは修二さんの好みに編集すればいいんだけど、せっかくだし何パターンか作る? 顔アップ多めとか、あそこの部分だけの映像とか――」
「それはいいですね! 隼人がイく瞬間だけを集めた耐久動画とかも作りたいです!」
「えぇ……、まあいいけど。それならもうここからは修二さんが自分で作ったほうがいいんじゃない? もちろんムラムラしても出来るだけ我慢しないと完成しないよ」
「我慢できなくなったら相手をしてくれますか? それとも私がオナニーしているところを見ます?」
「……どっちも付き合うよ、俺で興奮してくれるわけだし」
後ろから抱き締めてくる仙崎に、隼人は耳を赤くしながらキスをねだる。唇を食むような軽い口付けを交わしていると、仙崎からバイブレーションが聞こえてくる。電話だ。
「おや、良い雰囲気が台無しです。少し出てきますね」
「オッケー」
地下室から出ていく仙崎を見送ると、隼人はパソコンに向き直る。
二人だけの撮影なので撮影の技術面について深く追求しても仕方がないのだが、隼人の目から見るとまだまだ改善の余地がある。
屋外の撮影だったのでマイクに風の音を拾ってしまって雑音になっていることや、照明の当たり具合やカメラの角度など、どうしても気になってしまう部分がいくつがある。
「せめてカメラマンがいればな~。もっと表現豊かに撮れるんだけど……」
とはいえ他人に見られたくないし、絶対に見せるわけにはいかない。出来るだけ編集の力で何とかするしかない。
隼人はこれまでに出来たデータを専用フォルダに保存してパソコンを操作していると、見覚えのないファイルがあることに気付く。
「ん? これ何を入れてたっけ?」
『仙崎オーナー、藤村隼人が所属する芸能事務所の社長が店にまで催促に来ました。そろそろ復帰させたいそうです。落合マネージャーも決断しましたし、世間の炎上もとっくに収まっています。オーナーが計画していた華々しく復帰させるためのスケジュール的にも、今が良いタイミングではないですか?』
「う~~ん、まあそうなんですけどね。どうしたものか…」
電話口から聞こえてくる声に、仙崎は眉を寄せて優柔不断な発言をした。即断即決でことを進めていくいつもとは大違いなのは自覚している。
「本音を言えばこのまま独り占めしていたい。でも楽しそうに編集しているのを見ると少し揺らぐんですよね。結城はどう思います?」
『隠し撮りではなく堂々と撮影させてくれるようにまでなったのなら、このあたりでオーナーが我慢するべきでは? 個人的には彼の出演作は演技力が凄いのでもっと見たいですね』
「私も隼人の才能を腐らせたくはないし、私好みに成長した姿を自慢したい欲もあるのですが……」
『……ではもう一つ連絡です』
通話相手はため息をつくと、仙崎の決断を促す報告を始めた。
『藤村隼人の母親を引き取った先方から報告が来ています。灰かぶりは病める者達を救い灰に還った、そうです』
「詩的な報告ですね。珍しい」
『オーナーが一日だけ特別扱いを指示したからでは?』
「隼人に見せる写真を撮るためです。それ以上のことは何もないのですが、まあいいでしょう」
『これで藤村隼人は完全に仙崎オーナーのものになりました。彼はもうオーナーしか頼れる人がいません。精神的な不安定さがあるので、きっと盲目的に従って依存しきるでしょう。外に出しても他の人間など目に入らないですよ』
有能な部下の発言に仄暗い欲望が顔を出す。
全てを利用して手に入れて、自分のいるところまで引きずり下ろして淫欲に染め上げた。
監禁して堕落させ、過去の呪縛から解放して磨き上げた。もう手放せないし絶対に逃さない。そもそも逃げる選択肢が残らないように育てたのだ。
「確かにその通りかもしれませんね」
仙崎は本能むき出しの笑みを浮かべると、電話を切って地下室へ向かった。
ガチャリと扉が開く音を聞いて、隼人は即座に見ていたものを閉じて編集画面に戻す。
そしていつも通りの笑顔といつも通りの声色で仙崎を迎える。
「修二さんおかえりー」
「ああ、隼人、本当に可愛い! 少し休憩しましょう!」
「わっ! ちょ、修二さん!? まっ、んっ! んんっ、んうっ!」
足早にやってきた仙崎は、隼人を強く抱き締めるとそのまま深くキスをしてきた。
「んっ、あっ! んんっ、んっ! ふうっ、んっ」
隼人は口付けされながら服を脱がされて、あっという間に裸にされてしまう。
隼人は酸素を取り入れる僅かな合間に仙崎の背後に目をやった。
壁際に置いてある西洋風の猫足のチェスト。その取っ手を留めているネジに不自然な光を見た。
隼人はそれを確認すると、注視することなく仙崎のキスに意識を戻す。
「んっ、あっ、はあっ! いつの間にスイッチ入ったの?」
「隼人のことを考えてたらこうなりました。今はとにかく隼人を可愛がりたくて仕方がありません」
隼人は押し付けられる股間の固さを感じながら、仙崎に手と腰を引かれてベッドに横たわる。
仙崎は隼人の脚の間に陣取ると、欲望にギラつく目で隼人の身体を凝視する。獲物を前にした獣の眼光だ。
そんな彼の様子を、隼人も僅かな動きさえ見逃さないようにじっと見詰め返した。
「ねえ、俺のこと好き?」
「ええ、大好きですよ」
「どれくらい?」
「隼人が私だけを想って、私のことだけを考えて、私だけを見ていて欲しいと思うぐらいです。心から愛していますよ」
何の躊躇いもなく放たれる言葉に、隼人は思わず苦笑した。
「しょうがない人。いいよ、修二さんの好きにして」
隼人は両足を広げて自ら恥ずかしい場所を見せた。
彼の目の前に、隼人の身体の中で一番変わってしまった所が晒される。
隼人が自分の映像を見ていて本当に驚いたのはここだった。
縦に割れ白濁をこぼして男根を貪る、まるで女性器のようになった自分の秘所。
「隼人! ああっ、こんな素晴らしいあなたを見たら少しも抑えられません!」
「あっ、ああっ! んっ! んんっ……!」
仙崎は隼人の両足を折り畳むと、後孔にむしゃぶりついた。
入り口を舐め回して舌が入り込み、肉洞の浅い部分で暴れまわる。
「ああっ!! んっ! ふうっ! あっ、修二さんっ!」
隼人は下肢から這い上がってくる快感に悶えながら、ベッドの天蓋についている小さなレンズの光を視界に入れる。
大きなベッドの天井にいくつもついている仙崎の目の変わり。
隼人はそれらに焦点を合わせることなく、快楽に身を任せていつも通りを演じきる。
仙崎が顔を上げて臨戦態勢のモノを取り出すと、隼人は息を吐いて身体の力を抜いた。
「いきますよ」
「いいよ、きて。……んっ、はっ、……ああっ!」
ずぶずふと入り込んでくる雄を受け入れて腹の中が満たされると、隼人は仙崎に抱きついて何も映さないように目を閉じた。
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