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95 私、ギャフン計画に賛同します
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馬車から降りると、
「さぁさぁ、劇団マーメイドが、明日広場で公演するよ。新しい演目だから、明日は無料だ、いつもの大道芸とは違った新たな世界をみんなに見せにきたよ。プリンセスとプリンス、その美しさに皆酔いしれること間違いなし!」
通りから聞こえる口上…
「あれは全然駄目ね、ケトルったら文才がないわ。もっとエレガントさが必要ね」
お義母様が、スラスラと何か書き始めていた。
あれは、私達の劇団の事だったのかと、今まで練習こそしていたのに、劇団名を初めて知り、ラナと顔を見合わせた。
サタンクロス商店のマリングレー王国支店。
私達は客間で寛がせてもらっている。
何故か私の為に新しい眼鏡を準備するらしい…
「このスーパー眼鏡を外して大丈夫なのですか?」
「大丈夫です、その為に護衛として、私がいるんだから!マリングレー王国の民衆にお義姉様の存在を刻み付けますからね」
レオンがまるで悪徳騎士のような台詞を言った。
「ありがとう、嬉しいけど、レオンも演者よ!王子様がそんな乱暴な台詞を言ってはいけないかも」
と言えばレオンはがっくり肩を落とした。その姿が可愛いらしくて、笑ってしまう。少し意地悪だったかしら?
「でもね、お義母様にレオン、先程の話をさせて欲しいのだけど、私は教会に狙われて…というより忌み子にされた存在なの?」
と聞くとお義母様が頷く。
「話を聞く限り、ティア王女が一歳の頃宝玉を使って、ミランダの名を奪いあなたを忌み子にして、ご自分を聖女とする呪いをこの国にかけたのよ。そして代償として三年間療養していたと聞くわ。ミランダは幼き頃を覚えているかしら?」
…
「私は、いつからか塔に閉じ込められて、寂しくて辛くて、本の世界に没頭していた思い出しかありません。ある日先生が家庭教師として、日当たりの良い時間に数時間いた記憶です」
と言えば、
「私達はね、王族が、ミランダを閉じ込めた理由はわからないの、予想の話でティア王女から守る為に閉じ込めたと、別塔は特別なマジックアイテムだと聞いたわ、その気配を遮断する眼鏡と一緒で。ティア王女がお一人で仕組まれたとするなら、一歳の子ではないわ、それこそ魔女ではないか、想像すると恐ろしい話よ。王族の方達が言葉を閉じるのもわかる気がするの、もちろんミランダをそんな状態にしたのは許せないけども」
「…上手く理解出来ませんが、正直怒りが湧きました。何が気に入らなかったのか、一歳の時の記憶がないので、ティア王女に私は何かしたのか…」
「違うわ、赤子が何かが出来るわけないじゃない、初めから…ティア王女の何かに触れて憎悪したとしたとしか考えられないわ。ミランダは悪くないの!」
「誤解しないで、お義母様。人と関わって感情を知って、私にも狡い、理不尽だと思うのです、一度先生は、私に、馬鹿な子ほど可愛いと言った事が全てではないかと…
家族はティア王女が可愛くて、私を生贄のように別塔に捨てた…と思いました。
でも、あの時私をイズリー伯爵に会わせてくれたのも、クリネット国に逃してくれたのも先生だった…
冷静に考えると辛い事ばかりではなかったと、私は笑って授業を受けていて、歪だけど一人ではなかった」
「ええ、そうね。ミランダと会った時キラキラした目でクリネット国や学校について質問してきたわ。しっかり対話出来る状態で、妬みも捻くれもなかった事に驚いたわ。先生はあなたの心根を真っ直ぐに育てたのだと知ったわ。ただ危機意識の低さや好奇心の高さは家庭教師として厳しく取り締まらなかったのは、腹が立ちましたけど。私の義娘を危ない道に行かしたわねって」
「はい、お義母様の言う通りです。先生はギリギリまで忌み子やティア王女、王族の事を話さなかった。きっと家族でどうにかしようとしていたのだとわかります。片方を愛していたではなくて、二人とも愛していたから、ですよね」
お義母様が私をまた抱きしめてくれた。
きっと家族とはそういうものなんだ。
何故、ティア王女がそこまで私を嫌いだったのかはわからないけど、先生は、私達の母様だったんだ。
「良かったわ、ミランダが憎しみに囚われたらどうしようと、旦那様と話をしていたの。ミランダまで魔女になったらと恐れがあったの…。私達は断然ミランダの味方だから、王族なんて関係なくティア王女にギャフンと言わせるつもりの計画だから!」
ありがとうございます。
「はい、確かに怒りの感情は消えましたが、反骨心はありますから、私は精霊の愛し子を演じます。聖女様に負けません!」
宣言した。
客室にケトルさん達が、数々の商品を持って入って来た。
入って来た人達がみんな固まってしまった。溜息を吐いた後、ケトルさんが、
「眼鏡をお取りになったのですか!ますますお美しくなりましたね。一年前も見たこともない美少女でしたが、美しく豊かに成長されて精霊の愛し子と言われても納得です」
一年前?
「ケトルさん、この国からクリネット王国に行く時手助けしてくださったのですか?」
と聞くと、頷いてくれた。
「はい。一応この場所にいる者達は、あの時、ディライド様に用意された者ですから」
「まぁ、その節はありがとうございます。私、この一年学校に通い、本当に楽しく幸せな時間を過ごして来たのです」
心から御礼を言った。
本当に私は、いろんな人に助けてもらって、こんなに楽しく生きている。
「さぁ、さぁ、みんな!ミランダに見惚れていては駄目よ。もう手加減なんてしてあげないのだから。この国で必ず成功して、マリングレー王国の女神、海の精霊の愛し子としてミランダが君臨するのよ。ふふふっ、ミランダが身につけた物全てが、売れるわよ。商人として腕を見せなさいね」
と煽るお義母様。
私は、この国に王女として忌み子として、帰ってきたわけじゃなくて、みんなに公演を見てもらいに来た。
私がミランダ・イズリーでいる以上大丈夫だと強く思った。
*
素顔のまま、髪色も変えず移動する。
劇団員にじっくり顔を見られるのはとても恥ずかしい…何度もレオンとラナが注意しているけど、見られることに慣れないわ。
スーパー眼鏡がすでに恋しい!
呼び込みの文言が聞こえてきた。
「劇団マーメイドに現る絶世の美少女。彼女は、海の国に匿われた可哀想な精霊の愛し子。プリンスにより解放され、太陽を知り、人間を知り、本来の姿を取り戻す…プリンセス。
本日は、闘牛を精霊に愛される美しさでメロメロにして倒したプリンセスの活躍で怪我人も出なかったよ~
是非その目で真実のプリンセス、海の精霊の愛し子をご覧あれ、劇団マーメイド、明日公演です」
何、この恥ずかしい煽りは!
「今、港中に駆け巡っているわよね」
みんなが教えてくれた。
絶世の美少女なんて!
初めて聞くわ。しかも今日の出来事は牛は得意なだけで、メロメロにしたわけではない!
「だ、駄目です、嘘を言っては!
みなさんが期待してしまいますから…美少女なんていません。精霊の愛し子でも大変なのに~!」
「あなた程美しいお姫様はいません」
「私達みんな、今日の素顔を見て確信しました。プリンセスも女神も精霊の愛し子も全てミランダ様です。この舞台は絶対に当たります!流石は監督ですよ。秘密にされていて当然でした」
劇団員さんみんなで褒めて、私を慰めてくれるのだけど、緊張が上がる…
「さぁ、時間がありませんわよ、最終通し稽古です。本番は生演奏が入りますが、今日は音楽無しですから、皆さん気合いを入れて下さい」
お義母様から、喝が飛んできた。
「義姉様、大丈夫だよ。みんなの言う通り、わたしはお義姉様が一番の美しくて可愛い人だと思ってますから。楽しんでもらえるように演じましょう。それに私は、義姉様とのダンスシーンが一番嬉しいです」
あぁ、ありがとうレオン。
大好きですー。
…ティア王女にギャフンと…の気持ちを持つと決めた以上やります。私自身も精一杯楽しんで、みなさんに気持ちだけは伝わるようにします。
*
翌日公演が始まった。
*
イズリー領 ティアside
マリングレー王国の一行が足止めをしていた。
「ティア王女様、申し訳ございません。ただ今馬車の数が足りず、出発出来ません」
「どうしてなのよ、事前準備も出来ないの?私だけでも先に進みたいから一台用意させなさい!」
「…それが、高位貴族用の馬車をマリングレー王国の神官達が乗っていったと商人から聞き、領主館に確認したら、移動用の馬車はあるが、馬が」
「いいわ、それで!どこかで高級馬車に変えればいいから、早く出発するわよ」
あぁ、本当に腹が立つ。
「さぁさぁ、劇団マーメイドが、明日広場で公演するよ。新しい演目だから、明日は無料だ、いつもの大道芸とは違った新たな世界をみんなに見せにきたよ。プリンセスとプリンス、その美しさに皆酔いしれること間違いなし!」
通りから聞こえる口上…
「あれは全然駄目ね、ケトルったら文才がないわ。もっとエレガントさが必要ね」
お義母様が、スラスラと何か書き始めていた。
あれは、私達の劇団の事だったのかと、今まで練習こそしていたのに、劇団名を初めて知り、ラナと顔を見合わせた。
サタンクロス商店のマリングレー王国支店。
私達は客間で寛がせてもらっている。
何故か私の為に新しい眼鏡を準備するらしい…
「このスーパー眼鏡を外して大丈夫なのですか?」
「大丈夫です、その為に護衛として、私がいるんだから!マリングレー王国の民衆にお義姉様の存在を刻み付けますからね」
レオンがまるで悪徳騎士のような台詞を言った。
「ありがとう、嬉しいけど、レオンも演者よ!王子様がそんな乱暴な台詞を言ってはいけないかも」
と言えばレオンはがっくり肩を落とした。その姿が可愛いらしくて、笑ってしまう。少し意地悪だったかしら?
「でもね、お義母様にレオン、先程の話をさせて欲しいのだけど、私は教会に狙われて…というより忌み子にされた存在なの?」
と聞くとお義母様が頷く。
「話を聞く限り、ティア王女が一歳の頃宝玉を使って、ミランダの名を奪いあなたを忌み子にして、ご自分を聖女とする呪いをこの国にかけたのよ。そして代償として三年間療養していたと聞くわ。ミランダは幼き頃を覚えているかしら?」
…
「私は、いつからか塔に閉じ込められて、寂しくて辛くて、本の世界に没頭していた思い出しかありません。ある日先生が家庭教師として、日当たりの良い時間に数時間いた記憶です」
と言えば、
「私達はね、王族が、ミランダを閉じ込めた理由はわからないの、予想の話でティア王女から守る為に閉じ込めたと、別塔は特別なマジックアイテムだと聞いたわ、その気配を遮断する眼鏡と一緒で。ティア王女がお一人で仕組まれたとするなら、一歳の子ではないわ、それこそ魔女ではないか、想像すると恐ろしい話よ。王族の方達が言葉を閉じるのもわかる気がするの、もちろんミランダをそんな状態にしたのは許せないけども」
「…上手く理解出来ませんが、正直怒りが湧きました。何が気に入らなかったのか、一歳の時の記憶がないので、ティア王女に私は何かしたのか…」
「違うわ、赤子が何かが出来るわけないじゃない、初めから…ティア王女の何かに触れて憎悪したとしたとしか考えられないわ。ミランダは悪くないの!」
「誤解しないで、お義母様。人と関わって感情を知って、私にも狡い、理不尽だと思うのです、一度先生は、私に、馬鹿な子ほど可愛いと言った事が全てではないかと…
家族はティア王女が可愛くて、私を生贄のように別塔に捨てた…と思いました。
でも、あの時私をイズリー伯爵に会わせてくれたのも、クリネット国に逃してくれたのも先生だった…
冷静に考えると辛い事ばかりではなかったと、私は笑って授業を受けていて、歪だけど一人ではなかった」
「ええ、そうね。ミランダと会った時キラキラした目でクリネット国や学校について質問してきたわ。しっかり対話出来る状態で、妬みも捻くれもなかった事に驚いたわ。先生はあなたの心根を真っ直ぐに育てたのだと知ったわ。ただ危機意識の低さや好奇心の高さは家庭教師として厳しく取り締まらなかったのは、腹が立ちましたけど。私の義娘を危ない道に行かしたわねって」
「はい、お義母様の言う通りです。先生はギリギリまで忌み子やティア王女、王族の事を話さなかった。きっと家族でどうにかしようとしていたのだとわかります。片方を愛していたではなくて、二人とも愛していたから、ですよね」
お義母様が私をまた抱きしめてくれた。
きっと家族とはそういうものなんだ。
何故、ティア王女がそこまで私を嫌いだったのかはわからないけど、先生は、私達の母様だったんだ。
「良かったわ、ミランダが憎しみに囚われたらどうしようと、旦那様と話をしていたの。ミランダまで魔女になったらと恐れがあったの…。私達は断然ミランダの味方だから、王族なんて関係なくティア王女にギャフンと言わせるつもりの計画だから!」
ありがとうございます。
「はい、確かに怒りの感情は消えましたが、反骨心はありますから、私は精霊の愛し子を演じます。聖女様に負けません!」
宣言した。
客室にケトルさん達が、数々の商品を持って入って来た。
入って来た人達がみんな固まってしまった。溜息を吐いた後、ケトルさんが、
「眼鏡をお取りになったのですか!ますますお美しくなりましたね。一年前も見たこともない美少女でしたが、美しく豊かに成長されて精霊の愛し子と言われても納得です」
一年前?
「ケトルさん、この国からクリネット王国に行く時手助けしてくださったのですか?」
と聞くと、頷いてくれた。
「はい。一応この場所にいる者達は、あの時、ディライド様に用意された者ですから」
「まぁ、その節はありがとうございます。私、この一年学校に通い、本当に楽しく幸せな時間を過ごして来たのです」
心から御礼を言った。
本当に私は、いろんな人に助けてもらって、こんなに楽しく生きている。
「さぁ、さぁ、みんな!ミランダに見惚れていては駄目よ。もう手加減なんてしてあげないのだから。この国で必ず成功して、マリングレー王国の女神、海の精霊の愛し子としてミランダが君臨するのよ。ふふふっ、ミランダが身につけた物全てが、売れるわよ。商人として腕を見せなさいね」
と煽るお義母様。
私は、この国に王女として忌み子として、帰ってきたわけじゃなくて、みんなに公演を見てもらいに来た。
私がミランダ・イズリーでいる以上大丈夫だと強く思った。
*
素顔のまま、髪色も変えず移動する。
劇団員にじっくり顔を見られるのはとても恥ずかしい…何度もレオンとラナが注意しているけど、見られることに慣れないわ。
スーパー眼鏡がすでに恋しい!
呼び込みの文言が聞こえてきた。
「劇団マーメイドに現る絶世の美少女。彼女は、海の国に匿われた可哀想な精霊の愛し子。プリンスにより解放され、太陽を知り、人間を知り、本来の姿を取り戻す…プリンセス。
本日は、闘牛を精霊に愛される美しさでメロメロにして倒したプリンセスの活躍で怪我人も出なかったよ~
是非その目で真実のプリンセス、海の精霊の愛し子をご覧あれ、劇団マーメイド、明日公演です」
何、この恥ずかしい煽りは!
「今、港中に駆け巡っているわよね」
みんなが教えてくれた。
絶世の美少女なんて!
初めて聞くわ。しかも今日の出来事は牛は得意なだけで、メロメロにしたわけではない!
「だ、駄目です、嘘を言っては!
みなさんが期待してしまいますから…美少女なんていません。精霊の愛し子でも大変なのに~!」
「あなた程美しいお姫様はいません」
「私達みんな、今日の素顔を見て確信しました。プリンセスも女神も精霊の愛し子も全てミランダ様です。この舞台は絶対に当たります!流石は監督ですよ。秘密にされていて当然でした」
劇団員さんみんなで褒めて、私を慰めてくれるのだけど、緊張が上がる…
「さぁ、時間がありませんわよ、最終通し稽古です。本番は生演奏が入りますが、今日は音楽無しですから、皆さん気合いを入れて下さい」
お義母様から、喝が飛んできた。
「義姉様、大丈夫だよ。みんなの言う通り、わたしはお義姉様が一番の美しくて可愛い人だと思ってますから。楽しんでもらえるように演じましょう。それに私は、義姉様とのダンスシーンが一番嬉しいです」
あぁ、ありがとうレオン。
大好きですー。
…ティア王女にギャフンと…の気持ちを持つと決めた以上やります。私自身も精一杯楽しんで、みなさんに気持ちだけは伝わるようにします。
*
翌日公演が始まった。
*
イズリー領 ティアside
マリングレー王国の一行が足止めをしていた。
「ティア王女様、申し訳ございません。ただ今馬車の数が足りず、出発出来ません」
「どうしてなのよ、事前準備も出来ないの?私だけでも先に進みたいから一台用意させなさい!」
「…それが、高位貴族用の馬車をマリングレー王国の神官達が乗っていったと商人から聞き、領主館に確認したら、移動用の馬車はあるが、馬が」
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