ままのひみつ ぼくのひみつ

栗菓子

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ままのひみつ

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ままにはひみつがある。
ままはぱぱが天国にいってしまってこれからどうしようかとないたそうだ。
おばあちゃんがどうにもならないときは、神様の祠を回るがいい。とままにいったことがあることを思い出して
ままは、あちこち思いつく神様の祠を回っておまいりしたらしい。
一日中、回って、しんせきのおばさんも心配してままを探し回ったらしい。
ままはふらふらぐるぐる目がまわったそうだ。
わたしたち家族をお守りください。ままはぱぱの分まで頑張るからと神様に必死でおねがいしたそうだ。
ままは家に戻ってばたんと倒れた。
目を覚ましたら、しんぱいのあまり怒り顔のおばさんが看病してくれたそうだ。
おばさんのがみがみ声がままにはその時ありがたい神様の声に聞こえたみたい。

ままはおばさんのおかげで元気になった。
不意に、なにか声が聞こえるようになったようだ。
時々、ままは、あの人は・・と見知らぬ人を見て「貴方 大丈夫ですか?」と尋ねる。
見知らぬ人はままを見て、泣き崩れる。
なんだかままが神様になったみたい。

どうにもならなくて助けを求める声がきこえるそうだ。タスケテと顔に現れているようだったと
ままは交番や、相談所にタスケテと求めている人を連れて行った。
なんだかとても悩んでいるそうでとうまくひみつをごまかしながら、ままは人助けをした。
おせっかいばばあと冷たいこころない人にいわれてもままはやめなかった。

神様があたえた力なんじゃないかとままは思ったのだ。
ままはそれから、なにか人助けになることをしたいと交番や相談所の人とも話し合った。

ままはいつの間にか資格もとって、ボランテイア、危なそうな人が居たら相談所に話すこと。連絡人のようになっていた。

時には危ない目にあいながらもままはぼくたちと、タスケテと呼ぶ人を助けることを止めなかった。

良い事には良いことが来る。

ままは、感謝されることが多くなった。助けたひとたちの親戚や親のつてで、ままでも働けるところや家も見つかった。

ままは、ほくほくと天国のぱぱありがとうと、神様ありがとうとなんでも感謝した。

ままはそれから、ぱぱの分まで頑張って生きて、働いて、ぼくたちと多くの人を幸福にした。

やはり神様っているんだね。ままは満面の笑顔をうかべてぼくたちに言った。

ぼくたちは、ちょっと違う。ままみたいなひとだから、神様も力を貸したんだよと思った。

ままは珍しく善良で、あまり世間ずれていないから、神様も気に入ったんだよと思った。

ぼくたち。そんなに善良じゃないもん。ちょい悪だもんとお兄ちゃんと話しあった。

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