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第4話 悟り
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辛い。辛い。 わたしはこの運命に翻弄される一枚の葉のようだった。
わたしはいきなりゴミ山から、人形のように拾われて、豪奢な物好きな貴族の玩具として育てられた。
気まぐれに旦那様はわたしに貴族令嬢としての教養と礼儀だけはした。
でもわたしはここだけの令嬢だ。それも人形令嬢。リーナ夫人と旦那様のお気に入りの人形。
ある日、わたしは悟った。こうなったらなんでも学ぼう。
そして私の運命を左右する貴族。主人を観察しよう。
なんだか変な方だった。貴族はこれが普通なのだろうか?
旦那様はどこか虚ろで生気は無かった。リーナ夫人は浮世離れしていた。
わたしは貴族は受動的で生気がない。生きる力がないように見られた。恵まれすぎると飽きるものだろうか。
子どものようにはっとさせるもの。興味あるものはないのだろうか?
わたしはなんだかこれは贅沢病ではないのか?と思うようになった。 どこか無機質なのだ。
わたしはだんだん貴族を理解し始めていた。彼らは機械的なのだ。
彼らはあまり心をもたぬようだった。
わたしはなんだか寂しくなった。ここはわたしのいる場所ではない。
彼らは別世界の人間の様だった。
ある日、わたしに初潮が来た。その時わたしは決めた。
はじめては、わたしに熱情を向ける男レイルにくれてやろう。わたしをあれほど求めている男だ。
どうせなら欲しがっている奴にやろう。
どの道わたしは娼婦や悪いことをして生きる運命だったはずだ。
わたしは精一杯透けるネグリジェを着て、良い匂いがする香水をつけた。
深夜、わたしは彼の部屋を訪れた。
訪問者に不審を抱きながらドアを開けたレイルのわたしを見た顔は驚愕そのものだった。
わたしはレイルにしなよった。
「初潮が来た。わたしは女になったの。」
わたしはあなたに初めてをやると遠回しに告げた。
レイルは衝動的にわたしの口を舌で蹂躙した。
顔も狂ったように舐め回し、小さい乳首をいじくったり、胸を揉んで大きくしようとしたり、初潮が終わったあそこを舐めたりした。
「まだ血がついているな。匂いがする。」レイルの舌は長くてわたしの膣奥深く蹂躙しようとしていた。わたしはなんだか怖かったけど、大人しくしていた。
レイルは香油をもってきた。破瓜が痛まないように濡らすのだと言った。
彼はわたしの膣や体にまんべんなく塗り、わたしの身体はぽかぽかと高揚してきた。
レイルはにやりと笑って媚薬効果もあると言った。
嗚呼。そうか。緊張をほぐすためと、性感を高める効果があるんだとわたしは悟った。
レイルはせわしなく裸になった。 初めての男の性器は醜悪で脈打っていた。とても大きくてわたしは怖くなった。レイルは貴族らしく端正な容姿と均整の取れた体格をしている。
なのに下半身は醜悪なほどだった。
男とはそういうものだろうか?わたしはわからなかった。
「股を大きく拡げろ。」
わたしは唯従順に、レイルに従った。恥ずかしいけど性器が露わになるようレイルに見せた。
レイルの息が荒くなった。獰猛な目だった。わたしの穴を執拗に見ていた。
やにわにレイルは己の男根をわたしの女陰に一気に貫いた。
痛い! 疼痛に耐えながらわたしは涙目でレイルを見た。
レイルは征服感に酔いしれているようだった。わたしは恐る恐る彼の身体に手を巻き付けた。
レイルはかすかに目を開いたが嫌がらなかった。
わたしは彼のための娼婦になった。
レイルの性欲は止まることを知らなかった。他の男もこのようなのだろうか?
わたしは一夜ずっと数えきれないぐらい彼の精液を受け止めた。
彼は執拗にわたしの身体を舐めた。彼が見惚れた眼球もペロペロと舐めた。美味しそうに獣に戻ったようにしゃぶり続けた。
わたしは耐えきれずに気絶した。気が付いたら、彼はまだ私の中でずっと律動していた。
そんなにわたしの身体は良いのだろうか?
わたしには解らなかった。
わたしとレイルは情人となった。恋人とはいえない。お互いに情欲で結ばれたのから。
これはわたしが大人になる儀式でもあった。
わたしはいきなりゴミ山から、人形のように拾われて、豪奢な物好きな貴族の玩具として育てられた。
気まぐれに旦那様はわたしに貴族令嬢としての教養と礼儀だけはした。
でもわたしはここだけの令嬢だ。それも人形令嬢。リーナ夫人と旦那様のお気に入りの人形。
ある日、わたしは悟った。こうなったらなんでも学ぼう。
そして私の運命を左右する貴族。主人を観察しよう。
なんだか変な方だった。貴族はこれが普通なのだろうか?
旦那様はどこか虚ろで生気は無かった。リーナ夫人は浮世離れしていた。
わたしは貴族は受動的で生気がない。生きる力がないように見られた。恵まれすぎると飽きるものだろうか。
子どものようにはっとさせるもの。興味あるものはないのだろうか?
わたしはなんだかこれは贅沢病ではないのか?と思うようになった。 どこか無機質なのだ。
わたしはだんだん貴族を理解し始めていた。彼らは機械的なのだ。
彼らはあまり心をもたぬようだった。
わたしはなんだか寂しくなった。ここはわたしのいる場所ではない。
彼らは別世界の人間の様だった。
ある日、わたしに初潮が来た。その時わたしは決めた。
はじめては、わたしに熱情を向ける男レイルにくれてやろう。わたしをあれほど求めている男だ。
どうせなら欲しがっている奴にやろう。
どの道わたしは娼婦や悪いことをして生きる運命だったはずだ。
わたしは精一杯透けるネグリジェを着て、良い匂いがする香水をつけた。
深夜、わたしは彼の部屋を訪れた。
訪問者に不審を抱きながらドアを開けたレイルのわたしを見た顔は驚愕そのものだった。
わたしはレイルにしなよった。
「初潮が来た。わたしは女になったの。」
わたしはあなたに初めてをやると遠回しに告げた。
レイルは衝動的にわたしの口を舌で蹂躙した。
顔も狂ったように舐め回し、小さい乳首をいじくったり、胸を揉んで大きくしようとしたり、初潮が終わったあそこを舐めたりした。
「まだ血がついているな。匂いがする。」レイルの舌は長くてわたしの膣奥深く蹂躙しようとしていた。わたしはなんだか怖かったけど、大人しくしていた。
レイルは香油をもってきた。破瓜が痛まないように濡らすのだと言った。
彼はわたしの膣や体にまんべんなく塗り、わたしの身体はぽかぽかと高揚してきた。
レイルはにやりと笑って媚薬効果もあると言った。
嗚呼。そうか。緊張をほぐすためと、性感を高める効果があるんだとわたしは悟った。
レイルはせわしなく裸になった。 初めての男の性器は醜悪で脈打っていた。とても大きくてわたしは怖くなった。レイルは貴族らしく端正な容姿と均整の取れた体格をしている。
なのに下半身は醜悪なほどだった。
男とはそういうものだろうか?わたしはわからなかった。
「股を大きく拡げろ。」
わたしは唯従順に、レイルに従った。恥ずかしいけど性器が露わになるようレイルに見せた。
レイルの息が荒くなった。獰猛な目だった。わたしの穴を執拗に見ていた。
やにわにレイルは己の男根をわたしの女陰に一気に貫いた。
痛い! 疼痛に耐えながらわたしは涙目でレイルを見た。
レイルは征服感に酔いしれているようだった。わたしは恐る恐る彼の身体に手を巻き付けた。
レイルはかすかに目を開いたが嫌がらなかった。
わたしは彼のための娼婦になった。
レイルの性欲は止まることを知らなかった。他の男もこのようなのだろうか?
わたしは一夜ずっと数えきれないぐらい彼の精液を受け止めた。
彼は執拗にわたしの身体を舐めた。彼が見惚れた眼球もペロペロと舐めた。美味しそうに獣に戻ったようにしゃぶり続けた。
わたしは耐えきれずに気絶した。気が付いたら、彼はまだ私の中でずっと律動していた。
そんなにわたしの身体は良いのだろうか?
わたしには解らなかった。
わたしとレイルは情人となった。恋人とはいえない。お互いに情欲で結ばれたのから。
これはわたしが大人になる儀式でもあった。
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