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第12章~不穏な空気~
第16話*
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この兄は多分、やると言ったら本気でお仕置きしてくるだろう。どんなことをされるか想像がつかないが、おそらく縛られるだけでは済まないはずだ。
どうしよう……どうしよう……。
混乱した頭でさんざん躊躇った挙句、とうとうアクセルは消え入りそうな声で言った。
「し……縛って、ください……」
「うん、わかったよ。お前の希望通りにしてあげる」
嬉しそうに微笑んだかと思うと、兄が嬉々として紐を根本に結び付けてきた。硬く充血していた部分をキツく締め付けられ、生理的な疼痛に涙が出る。
――うう……やっぱり苦し……!
苦痛から少しでも逃れたくて、無意識に腰を揺らしてしまう。ここまで強く縛られていると自力では解けないから、また兄が「よし」と言うまで我慢させられることになるのだ。
正直、これ自体が結構なお仕置きになっている気もする……。
「さてと、じゃあ早速挿れちゃおうかな」
「えっ……!?」
この状態から脚の間に割って入られ、アクセルはぎょっと目を見開いた。両脚を思いっきり開かされ、引き締まった双丘をぱっくり割られ、その奥に潜んでいる窄まりに欲望を擦りつけられる。
それだけでぞくっと背筋が痺れ、無意識に窄まりがひくひく収縮した。縛られていなかったら、この時点で軽くイっていたかもしれない。
――このまま挿れられたら、絶対出せないままイっちゃう……!
どうしよう……どうしよう……。
混乱した頭でさんざん躊躇った挙句、とうとうアクセルは消え入りそうな声で言った。
「し……縛って、ください……」
「うん、わかったよ。お前の希望通りにしてあげる」
嬉しそうに微笑んだかと思うと、兄が嬉々として紐を根本に結び付けてきた。硬く充血していた部分をキツく締め付けられ、生理的な疼痛に涙が出る。
――うう……やっぱり苦し……!
苦痛から少しでも逃れたくて、無意識に腰を揺らしてしまう。ここまで強く縛られていると自力では解けないから、また兄が「よし」と言うまで我慢させられることになるのだ。
正直、これ自体が結構なお仕置きになっている気もする……。
「さてと、じゃあ早速挿れちゃおうかな」
「えっ……!?」
この状態から脚の間に割って入られ、アクセルはぎょっと目を見開いた。両脚を思いっきり開かされ、引き締まった双丘をぱっくり割られ、その奥に潜んでいる窄まりに欲望を擦りつけられる。
それだけでぞくっと背筋が痺れ、無意識に窄まりがひくひく収縮した。縛られていなかったら、この時点で軽くイっていたかもしれない。
――このまま挿れられたら、絶対出せないままイっちゃう……!
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