12 / 13
12
しおりを挟む
私たちは森の中にある天然の広場に来ていた。ここはぽっかりと木々がなく、背の低い草花ばかりで見晴らしが良い。
見知らぬ男の子と二人、アルフレートの背から下ろされて、現在彼による状況確認の真っ最中である。
アルフレートはいつの間にか人型をとっており、腕を組んで仁王立ちしている。彼の前に座っている身としては、非常に迫力があるお姿だ。
「それで、君は彼女から魔力を受け取って成長したというのか」
『うん、そう』
男の子のあっさりとした答えに、アルフレートは眉間に手を当て溜め息をつく。
なんと、突然現れた男の子は、さっきまで私の手の上で興奮していた、あの薄黄緑色の精霊だったらしい。
確かに、よく見れば髪や瞳の色が同じ色をしている。芽吹き初めの若葉の色だ。肌は褐色がかった木肌色をしている。すらりと伸びた手足は少年らしさを残し、瞳は大きくつぶらで可愛らしい。
不思議なことに、その男の子は一切口を動かしていなかった。言葉はさっきまでと同じように頭に直接響いてくる。
「ラキア、本当か?」
「いやいや、魔力をあげた覚えなんてないよ!?」
「と、言っているが?」
心当たりがなく、すぐに否定する。「どうなんだ?」とアルフレートは男の子を睨め付けた。
『ほんと。キス、してもらった』
「あ……。確かに、キスは……したね」
「……なに?」
男の子がこちらを向いてぽっと顔を赤らめながら花を出すのと同時に、アルフレートから凄まじい怒気が伝わってきた。鼻筋に皺が寄って、なんとも凶悪なお顔立ちになってしまっている。
「いや、でも軽くちょっとキスしただけだよ?それくらいで、そんな……」
「言うほどのことでもないんじゃない?」という言葉を呑み込む。アルフレートの視線がとても痛い。なんだか居たたまれない気持ちになってくるのはなぜ。
すいー、と視線を反らすときらきらとした眼差しで、男の子に見つめられていた。
『ラキア?』
「うん、そうだよ」
『ラキア!』
こちらを指指しながら聞いてくるので、頷いた。男の子のすごくにこにことご機嫌な様子に、釣られてこちらも笑顔になる。
次に、男の子は自分を指しながら言った。
『フローリアーン』
「フロー……?」
『フローリアーン』
「フロー、リ……アーン?」
『そう!』
中々一度に聞き取れず聞き返すも、彼は根気よく教えてくれた。それにしても、アルフレートといい、こっちの名前の発音は難しいな───。
「あ、そうだ!フロル、って呼んでもいい?」
『フロル?』
「そう、フロル!」
ぱっと思い付いたあだ名を言ってみる。
「どうかな?」とフローリアーンを見る。すると、フローリアーンの周りにまた花が咲き出した。
『フロル!ぼく、フロル!』
愛称は無事お気に召してもらえたようだ。そんなに喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなってくる。
二人してにこにこしていると、正面から冷気が漂ってきてびくりとする。
「まだ、俺の話は終わっていないが?」
「はい……!」
アルフレートに向かってぴしりと気を付けの姿勢をとる。全力で聞いてますよ、という意思表示を態度で表した。
はあ、と一息吐き出して、アルフレートは言葉を続けた。
「おまえは軽いキスといったが、おまえたちの種族で口付けは立派な魔力交換の方法のひとつなんだが」
「ええ!?」
なんだって!
初めての情報に目を丸くする。いや、まあ淫魔だし、ありえそうではある。
慌ててフローリアーンの方に向き直る。
「うわあ、そうだったんだ!?ごめんね、びっくりしたよね!?」
『……?ううん。ラキアと一緒の姿、うれしい』
無邪気な笑顔を向けられて、ついでにお花も咲いた。嘘ではなさそうだ。
「謝るようなことではない。そいつにとっては人型をとるのが早まっただけだ。問題はない」
「そうなんだ……。良かった」
「ただ……」
アルフレートは言葉を止めた。続く言葉が気になる。
アルフレートはフローリアーンの方を向いた。
「おい、名があったということは、誰かと契約していたのか」
『してない。ラキア、初めて』
「では何故名を持っている」
『お母さん、もらった』
「なんだと?」
幾分アルフレートの瞳が見開いたようだった。私はというと、どんどんと分からない会話が交わされるので話に全くついていけない。
(母なる大樹から直々に名を貰ったというのか?直系精霊など滅多に見られるようなものでもないのだが……)
アルフレートは少しの間考え込んでいたが、ラキアの「アルフ?」という呼び掛けに思考を止め、彼女の方を向く。
「まあ、いい。時間を潰した。もう発たねば、街に着くのが夜になる」
「行くぞ」と、アルフレートは再び狼の姿をとり、伏せの体勢でこちらを振り返った。また背中に乗せてくれるようだ。なんだかんだ、やっぱり彼は優しい。
嬉しくなってアルフレートに駆け寄ろうとしたところ、つんと後ろに引っ張られた。
振り返ってみると、フローリアーンがスカートの裾を持っていた。視線が下を向いているので彼の表情は分からない。
「フロル?どうしたの?」
『……どこ行く?』
「これから獣人の街に行くんだよ」
私の答えを聞いて顔を上げたフローリアーンは、泣き出しそうになるのを堪えているような表情だった。瞳に浮かんだ涙が揺れ、今にも零れ落ちそうになっている。
『いや。ラキア、ずっと一緒』
「うっ……」
うるうるとした瞳に見上げられぐらつく。なんだこの生き物、可愛すぎるんですけど!?
それでも、今はアハトに教えてもらった獣人領にアルフレートと行きたい気持ちが勝る。そのことを伝えようと、口を開いた。
「ごめんね。でも私行かないと……」
『ラキア行くなら、ぼくも行く!』
「ええ!?」
フローリアーンはぐじぐじと涙を拭い、決意を滲ませた表情で見上げてきた。さっきよりもしっかりとスカートの裾が掴まれ、皺が寄ってしまっている。
ふと、昔も似たようなことがあったのを思い出す。
…………
「お姉ちゃん、待って!僕も連れて行って!」
「もう、ダメだったら!私急いでるから!」
…………
フローリアーンの強い眼差しがあの子と被る。
スカートの裾を掴んでいる彼の手をそっと持った。引き剥がされると思ったのか、フローリアーンの力が強まる。
その様子に、「大丈夫」と微笑みかけて、剥がしたその手を握る。
そのままフローリアーンと一緒にアルフレートに近寄った。
「アルフ。この子も一緒に連れて行ってもいいかな?」
『……!!ぼくも、一緒、行きたい!』
「…………」
アルフレートは予想していたのか、静かに私たちを見つめてきた。私はなるべく誠意が伝わるよう見つめ返す。
「……仕方ない。二人とも早く乗れ。急ぐぞ」
「……!!ありがとう、アルフ!」
『ありがと!』
嘆息しつつも、アルフレートは了承してくれた。嬉しさ余ってアルフレートの首に抱きつく。後を追うようにフローリアーンも抱きついていた。
一瞬固まったアルフレートだったが、すぐに我に返ったのか「早くしろ!」と吠えられた。
しかし私は見た。後ろでアルフレートの尻尾が左右に振られていたのを───。
見知らぬ男の子と二人、アルフレートの背から下ろされて、現在彼による状況確認の真っ最中である。
アルフレートはいつの間にか人型をとっており、腕を組んで仁王立ちしている。彼の前に座っている身としては、非常に迫力があるお姿だ。
「それで、君は彼女から魔力を受け取って成長したというのか」
『うん、そう』
男の子のあっさりとした答えに、アルフレートは眉間に手を当て溜め息をつく。
なんと、突然現れた男の子は、さっきまで私の手の上で興奮していた、あの薄黄緑色の精霊だったらしい。
確かに、よく見れば髪や瞳の色が同じ色をしている。芽吹き初めの若葉の色だ。肌は褐色がかった木肌色をしている。すらりと伸びた手足は少年らしさを残し、瞳は大きくつぶらで可愛らしい。
不思議なことに、その男の子は一切口を動かしていなかった。言葉はさっきまでと同じように頭に直接響いてくる。
「ラキア、本当か?」
「いやいや、魔力をあげた覚えなんてないよ!?」
「と、言っているが?」
心当たりがなく、すぐに否定する。「どうなんだ?」とアルフレートは男の子を睨め付けた。
『ほんと。キス、してもらった』
「あ……。確かに、キスは……したね」
「……なに?」
男の子がこちらを向いてぽっと顔を赤らめながら花を出すのと同時に、アルフレートから凄まじい怒気が伝わってきた。鼻筋に皺が寄って、なんとも凶悪なお顔立ちになってしまっている。
「いや、でも軽くちょっとキスしただけだよ?それくらいで、そんな……」
「言うほどのことでもないんじゃない?」という言葉を呑み込む。アルフレートの視線がとても痛い。なんだか居たたまれない気持ちになってくるのはなぜ。
すいー、と視線を反らすときらきらとした眼差しで、男の子に見つめられていた。
『ラキア?』
「うん、そうだよ」
『ラキア!』
こちらを指指しながら聞いてくるので、頷いた。男の子のすごくにこにことご機嫌な様子に、釣られてこちらも笑顔になる。
次に、男の子は自分を指しながら言った。
『フローリアーン』
「フロー……?」
『フローリアーン』
「フロー、リ……アーン?」
『そう!』
中々一度に聞き取れず聞き返すも、彼は根気よく教えてくれた。それにしても、アルフレートといい、こっちの名前の発音は難しいな───。
「あ、そうだ!フロル、って呼んでもいい?」
『フロル?』
「そう、フロル!」
ぱっと思い付いたあだ名を言ってみる。
「どうかな?」とフローリアーンを見る。すると、フローリアーンの周りにまた花が咲き出した。
『フロル!ぼく、フロル!』
愛称は無事お気に召してもらえたようだ。そんなに喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなってくる。
二人してにこにこしていると、正面から冷気が漂ってきてびくりとする。
「まだ、俺の話は終わっていないが?」
「はい……!」
アルフレートに向かってぴしりと気を付けの姿勢をとる。全力で聞いてますよ、という意思表示を態度で表した。
はあ、と一息吐き出して、アルフレートは言葉を続けた。
「おまえは軽いキスといったが、おまえたちの種族で口付けは立派な魔力交換の方法のひとつなんだが」
「ええ!?」
なんだって!
初めての情報に目を丸くする。いや、まあ淫魔だし、ありえそうではある。
慌ててフローリアーンの方に向き直る。
「うわあ、そうだったんだ!?ごめんね、びっくりしたよね!?」
『……?ううん。ラキアと一緒の姿、うれしい』
無邪気な笑顔を向けられて、ついでにお花も咲いた。嘘ではなさそうだ。
「謝るようなことではない。そいつにとっては人型をとるのが早まっただけだ。問題はない」
「そうなんだ……。良かった」
「ただ……」
アルフレートは言葉を止めた。続く言葉が気になる。
アルフレートはフローリアーンの方を向いた。
「おい、名があったということは、誰かと契約していたのか」
『してない。ラキア、初めて』
「では何故名を持っている」
『お母さん、もらった』
「なんだと?」
幾分アルフレートの瞳が見開いたようだった。私はというと、どんどんと分からない会話が交わされるので話に全くついていけない。
(母なる大樹から直々に名を貰ったというのか?直系精霊など滅多に見られるようなものでもないのだが……)
アルフレートは少しの間考え込んでいたが、ラキアの「アルフ?」という呼び掛けに思考を止め、彼女の方を向く。
「まあ、いい。時間を潰した。もう発たねば、街に着くのが夜になる」
「行くぞ」と、アルフレートは再び狼の姿をとり、伏せの体勢でこちらを振り返った。また背中に乗せてくれるようだ。なんだかんだ、やっぱり彼は優しい。
嬉しくなってアルフレートに駆け寄ろうとしたところ、つんと後ろに引っ張られた。
振り返ってみると、フローリアーンがスカートの裾を持っていた。視線が下を向いているので彼の表情は分からない。
「フロル?どうしたの?」
『……どこ行く?』
「これから獣人の街に行くんだよ」
私の答えを聞いて顔を上げたフローリアーンは、泣き出しそうになるのを堪えているような表情だった。瞳に浮かんだ涙が揺れ、今にも零れ落ちそうになっている。
『いや。ラキア、ずっと一緒』
「うっ……」
うるうるとした瞳に見上げられぐらつく。なんだこの生き物、可愛すぎるんですけど!?
それでも、今はアハトに教えてもらった獣人領にアルフレートと行きたい気持ちが勝る。そのことを伝えようと、口を開いた。
「ごめんね。でも私行かないと……」
『ラキア行くなら、ぼくも行く!』
「ええ!?」
フローリアーンはぐじぐじと涙を拭い、決意を滲ませた表情で見上げてきた。さっきよりもしっかりとスカートの裾が掴まれ、皺が寄ってしまっている。
ふと、昔も似たようなことがあったのを思い出す。
…………
「お姉ちゃん、待って!僕も連れて行って!」
「もう、ダメだったら!私急いでるから!」
…………
フローリアーンの強い眼差しがあの子と被る。
スカートの裾を掴んでいる彼の手をそっと持った。引き剥がされると思ったのか、フローリアーンの力が強まる。
その様子に、「大丈夫」と微笑みかけて、剥がしたその手を握る。
そのままフローリアーンと一緒にアルフレートに近寄った。
「アルフ。この子も一緒に連れて行ってもいいかな?」
『……!!ぼくも、一緒、行きたい!』
「…………」
アルフレートは予想していたのか、静かに私たちを見つめてきた。私はなるべく誠意が伝わるよう見つめ返す。
「……仕方ない。二人とも早く乗れ。急ぐぞ」
「……!!ありがとう、アルフ!」
『ありがと!』
嘆息しつつも、アルフレートは了承してくれた。嬉しさ余ってアルフレートの首に抱きつく。後を追うようにフローリアーンも抱きついていた。
一瞬固まったアルフレートだったが、すぐに我に返ったのか「早くしろ!」と吠えられた。
しかし私は見た。後ろでアルフレートの尻尾が左右に振られていたのを───。
0
あなたにおすすめの小説
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
猫なので、もう働きません。
具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。
やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!?
しかもここは女性が極端に少ない世界。
イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。
「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。
これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。
※表紙はAI画像です
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
黒騎士団の娼婦
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比バグった世界で美女チート無双〜それでも私は冒険がしたい!〜
具なっしー
恋愛
日本で暮らしていた23歳喪女だった女の子が交通事故で死んで、神様にチートを貰い、獣人の世界に転生させられた!!気づいたらそこは森の中で体は15歳くらいの女の子だった!ステータスを開いてみるとなんと白鳥兎獣人という幻の種族で、白いふわふわのウサ耳と、神秘的な白鳥の羽が生えていた。そしてなんとなんと、そこは男女比が10:1の偏った世界で、一妻多夫が普通の世界!そんな世界で、せっかく転生したんだし、旅をする!と決意した主人公は絶世の美女で…だんだん彼女を囲う男達が増えていく話。
主人公は見た目に反してめちゃくちゃ強いand地球の知識があるのでチートしまくります。
みたいなはなし
※表紙はAIです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる