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2章:臨海国家

不思議な食堂 後編

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Side:シュン達
基本、シュン達の会話は念話である。 富裕層の客がはいってきた時にさかのぼる。

シュン:「シリル、おいだせ」
シリル:「おう、了解だぞ。」
シュン:「たくよ、ここ貴族以外の結界はってんのに、平民の中でも傲慢なやついんのな。 結界の仕組みかえねーとな。」
シリル:「追い出したぞ。」
シュン:「とりあえず、今いる客に1杯サービスしろ」
リン:「了解」
シリル:「わかったぞ」

それから、デュークが忌み子の事をつたえる
シリル:「うん? オッドアイって忌み子なのかだぞ?」
リン:「ああ、人間社会はそうらしいな。」
シリル:「ふーん、でも毎回おもうぞ。 こいつ、魔力量が人間にしては多いぞ」
リン:「ああ、われもそうおもう」
シュン:「だよな。 そのわりには魔力コントロールなってねーよな」
リン:「ああ」 
シリル:「だぞ」

デュークが生活魔法しかつかえない事を知るシュン。
シュン:「あー、だからか。 もっと若けりゃ魔術しこめたが、もう無理だな」
シュン:「シリル、書庫によ、おめぇーが学園で演唱魔法の勉強用に用意した本あんだろ。 あれ、こいつにあげろ。」
シリル:「あー、あるぞ。 上級までだぞ。 」
シュン:「それで十分だろ。 20冊ぐれーだろ」
シリル:「うん、そうだぞ。 マジックバックにいれとくぞ」
シュン:「ああ、それで、リンに渡しとけ」
シリル:「もってきたぞ。」といって、リンに渡すのであった。

◇◇◇
食堂も閉店し、賄いをたべてエールをのんでいるシュン達。
「シュンが珍しいな、とくに接点のない人間に魔法書をあげるなんて」ってリン。
俺がタバコに火をつけて一服する。
「あー、あいつ炎帝の家系だ。 匂いでわかったがな。きっとオッドアイってんで捨てられたんじゃねーか。 それによ、魔力量あんし、もったいねーだろ。 あとは、あいつの努力次第だろ。 別に教えるわけじゃねーしな」といっておいた。
「確かにな。」ってリンだ。

◇◇◇
Side:デューク
俺が朝おきるといつものように全裸の婦人がだきついている。 

毎晩してるが、この女は飽きないのかと思う。 婦人をどかしながら、おれの自由の時間がはじまる。 

昨日もらったバックの中身を俺はみた。 正直おどろいた。 
袋は、マジックバックで、魔法の基礎から上級まで20冊もある。
対したことない内容だって思った俺自身、ちょっと恥ずかしい。 
チビ、いやシリルからのメモで”バックあげるぞ。 あとお礼はいらないぞ。 おれはチビじゃないぞ。 シリルだぞ”と書いてあった。 

俺は、初めてみる魔法の本を開く。 
大人気ないが興奮しながら基礎をひらいた。 
俺は、その内容をみて感動した。 俺が知らない事ばかりだ。 
内容は正直難しいが、塔にはいかず当面勉強する事を俺はきめた。 
日銭は女を抱けばいいだけだ。

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