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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

出雲の任務は完了だよな

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「生きてた」って目覚めたそこは、旅館の部屋だった。 
包帯身体中に巻かれてるけど、怠いがちょっち妖力まわして、自己治癒完了。

寝ていた部屋のふすまを少し開けたら、ユキ含めて本家の奴らに久美もいた。 
なんかきまづい、見なかった事にして閉めて、布団に潜った。 寝たふり。

夜雀のユイがはいてきて頭ポカポカたたいてる。
「三代目、おきるの。」と連呼してる。

「…わかった、おきるって」って起きたら、ユイはちょこんて膝の上に座る。
「皆、やっぱり三代目おきてたの。」ってユイがいうとふすまあいたよ。
なんか、みんな怒ってるし。
「おはよう? どんぐらい寝てた?」

「三代目、2日ほどです。 まったく傷だらけで。」って言ったのはユキ。
「ふーん、んでなんでお前達いんの? 久美送ってけよ。」
「陸様、卓巳さんは陸様が送れっておっしゃってのですよ。 なんで、陸様がお目覚めになるまでまってたんです。」ってバンって畳叩いてるよ久美。

「そういやそうだった。 で、なんで本家のやつらもまだいんの?」ってキセルに火をつけて一服。

「「「三代目、何があったか説明してください!」」」って怒ってるよね。
仕方なく話した。
「という事だ。 無事、九頭竜も寝たから解決だな。」

「はぁー、まぁそんなことかと。 あんまり心配かけないでください」ってカラスのせがれサク。
「へーい。 悪かったよ。 んで九頭竜は?」って俺。
「我々で、ちゃんと元の本殿のところに移動しましたよ。」ってサク。
「ならいいな。 んじゃぁ、今夜帰るか。」って俺。
「三代目は、病み上がりですので、数日間静養してから戻ってください。 我々は今夜戻ります。 祓魔師が多いんでね」ってサク。
「怠いっちゃ怠いな。 みな適当に」って言って、また寝た。

◇◇◇
「陸様、今宵の月は格別ですね。」
「だな、たまにはこうしてるのいいかもな」って久美に膝枕してもらってる。

「孫! また勝手にあがりこんで!」って卓巳が怒鳴りこんできた。
「卓巳だろ、久美をちゃんと送れっていったやつは」
「そうですわ。 ちゃんと送ってもらいましたの」

「わかった確認した。 俺は寝る」って卓巳はさっていった。 なんかぶつぶつ言ってるけど。  
これで、出雲出張も終わりだな。

アーサー達は、京都支部の応援で無事救出されたらしい。 
ゾンビは、星が混乱に乗じて殺したようだ。 
それで、彼らはまだ出雲にいて残務してるみたいだが明日には戻るようだ。

俺たちはもともと別行動組だったから、塾生の活動は今回の件では、はいってないから残務処理の手伝う必要はない。
やれと言われても、誰がやるかだけどな。
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