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2章:俺の双子たちの話
キャンプって何するんだろう
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夕食は外でバーベキュー。 バーベキューセットがあって、同じロッジの親子たちと作るかんじ。
父さんと僕はつってきたヤマメさばいて、竹串に通して、父さんと一緒に網焼きでやいてる。
「烈君のお父さんもそうだけど、烈君も料理できるんだね」って、里奈ちゃん。
「僕はちょこっとだけだよ。 父さんのほうがすごいから」って僕。
「はじめてヤマメたべたけど、ほくほくで美味しい」ってがっついてるよ里奈ちゃん。
量が量だから、隣のロッジの人たちにもおすそ分けしてる僕。
肉も野菜もたべて結構満足。
「締めのやきそばなんだけ、市販とちがってソースの量とかわからないわよね」って里奈ちゃんに、他の児童のお母さんたちが騒いでるのが聞こえる。
焼きそばは、まとめて作るみたい。 食べれる人食べれない人にわかれるからね。
ちなみに父さん、タバコ吸って、持参した酒のんでるけど。
「父さん」って僕。
「烈も手伝えよ」って父さん。
「うん」って言って、やきそばの鉄板で談笑しているお母さん集団の所へいく僕達。
「変わりに作るよ」って父さん。
「野呂瀬さん、作れるんですか!」って里奈ちゃんのお母さんが驚いてる。
「うん、父さん、料理できるから」って僕。
「さっきから料理ばかり作ってるんだから、休んでおいて」って父さんだ。
「お言葉に甘えて、お願いしちゃおうかしら」って里奈ちゃんのお母さん。
それから、ヘラで上図に作っていく父さん。 父さん、本当になんでもできる。
「烈、麺」っていって僕は麺を鉄板にひろげてく。
「ソース」っていわれて、渡した。
「ちょっと濃くがたりないな」って味見してる父さん。 結構こだわるよね。
「父さん、鰹節があるよ」って僕は袋渡した。
「それで代用するか」っていって鰹節どっさりまぜてソースを絡めていく。
美味しそうな匂いしてる。 って、わらわらって人が集まってるし。
「もう少しでできるから、ならんで」って父さん。
「完成だな。 烈」って呼ばれて、僕はできた焼きそばをまっている人たちに配膳。
父さん、あんまり、人間としゃべんないからね。
「野呂瀬、お前の父さんすごいな! やきそば屋台とかで買うよりもうまいかも」って同じクラスの沢井君だ。
「ああ、若いのにな」って沢井君のお父さん。
「うん、父さん、料理、上手なんだ」って言っておく。でも本当のことだもん。
家じゃ滅多に作りはしないけど、たまに作ってくれて、これまた美味しい。
他の家族にも声かけられて、みんな父さんの料理に絶賛してた。
当のとうさんは、タバコすって酒のんでるけどね。
それから、みんなで花火。
僕と父さんは線香花火で楽しんでる。
「最後のイベント。 親子きもだめし大会です」って今回のキャンプを纏めてる人。 PTAの会長さん。
父さんと僕はつってきたヤマメさばいて、竹串に通して、父さんと一緒に網焼きでやいてる。
「烈君のお父さんもそうだけど、烈君も料理できるんだね」って、里奈ちゃん。
「僕はちょこっとだけだよ。 父さんのほうがすごいから」って僕。
「はじめてヤマメたべたけど、ほくほくで美味しい」ってがっついてるよ里奈ちゃん。
量が量だから、隣のロッジの人たちにもおすそ分けしてる僕。
肉も野菜もたべて結構満足。
「締めのやきそばなんだけ、市販とちがってソースの量とかわからないわよね」って里奈ちゃんに、他の児童のお母さんたちが騒いでるのが聞こえる。
焼きそばは、まとめて作るみたい。 食べれる人食べれない人にわかれるからね。
ちなみに父さん、タバコ吸って、持参した酒のんでるけど。
「父さん」って僕。
「烈も手伝えよ」って父さん。
「うん」って言って、やきそばの鉄板で談笑しているお母さん集団の所へいく僕達。
「変わりに作るよ」って父さん。
「野呂瀬さん、作れるんですか!」って里奈ちゃんのお母さんが驚いてる。
「うん、父さん、料理できるから」って僕。
「さっきから料理ばかり作ってるんだから、休んでおいて」って父さんだ。
「お言葉に甘えて、お願いしちゃおうかしら」って里奈ちゃんのお母さん。
それから、ヘラで上図に作っていく父さん。 父さん、本当になんでもできる。
「烈、麺」っていって僕は麺を鉄板にひろげてく。
「ソース」っていわれて、渡した。
「ちょっと濃くがたりないな」って味見してる父さん。 結構こだわるよね。
「父さん、鰹節があるよ」って僕は袋渡した。
「それで代用するか」っていって鰹節どっさりまぜてソースを絡めていく。
美味しそうな匂いしてる。 って、わらわらって人が集まってるし。
「もう少しでできるから、ならんで」って父さん。
「完成だな。 烈」って呼ばれて、僕はできた焼きそばをまっている人たちに配膳。
父さん、あんまり、人間としゃべんないからね。
「野呂瀬、お前の父さんすごいな! やきそば屋台とかで買うよりもうまいかも」って同じクラスの沢井君だ。
「ああ、若いのにな」って沢井君のお父さん。
「うん、父さん、料理、上手なんだ」って言っておく。でも本当のことだもん。
家じゃ滅多に作りはしないけど、たまに作ってくれて、これまた美味しい。
他の家族にも声かけられて、みんな父さんの料理に絶賛してた。
当のとうさんは、タバコすって酒のんでるけどね。
それから、みんなで花火。
僕と父さんは線香花火で楽しんでる。
「最後のイベント。 親子きもだめし大会です」って今回のキャンプを纏めてる人。 PTAの会長さん。
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