高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

3章：総大将の帰還

樹がきて3日目

朝食を食べて、さぁ、樹とまたやろうって思ったら、樹が道場にいない。
あれって思ってる俺。
「総大将、樹さんたおれちゃってますよ。　あと、打撲だらけで」ってユキ。
「あれ？　やりすぎた？」って俺。
「ええ、やりすぎです」ってユキ。

「看病まかせた」っていったらユキが頷いてる。

やる事なくなった俺。　ついでに鍛錬するかって道場で鍛錬して、昼食後、仕事してた。
結構のんびりな休日になってしまった。

夕方に少し回復した樹を訪問。
「なんかやりすぎたみたいで、悪かったな」って俺。
「いえ、貴重な時間を無駄にして申し訳ありません。　明日、里に戻ります」って樹
「武者修行は、もう終わり？」
「もともと烈に勝つで始めた修行で、最後はここに来るって決めてたんですよ。」っていう樹。
「烈がいなくなって、旅の目的を失った時に、親父から陸殿が戻ってきたって聞いて、それでやはり最後にここにくる事にしたんですよ。
陸殿に勝てるなんて、はなっから思ってなかったですけど、上がいるってわかるだけでもいい修行になりました。」って樹。
「そういう事だったんだね。　俺も楽しかったよ。　これからまたいなくなって、明日も見送りできないけど、里に帰ったら育にも皆にもよろしく言っておいてね。　来年の夏には顔だせるとおもうから」って俺。
「はい。　陸殿の起こしお待ちしてます」って樹。

その後、すぐ夕飯たべて見回りだ。
夜半に帰ってきて、明日から学園。　ちょっと烈を相手にしてた日々を思い出した感じだった。