<完結>【R18】バレンタインデーに可愛い後輩ワンコを食べるつもりが、ドS狼に豹変されて美味しく食べられちゃいました♡

奏音 美都

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ワンコの逆襲

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「美緒……お願い……

俺のことだけ、考えて……」



胸が絞られるような掠れた波留の声の後……





「あぁぁっっっ!!!」





ずっと欲しかった場所への愛撫。



痺れるような快感は甘さと痛みを同時に与えてくれる。



波留の熱い舌がビラビラした部分を少し乱暴に上下に舐め回す。

その乱暴さは「情熱」として私の神経に受け止められ、
激しい愛撫に狂おしくなる。



「ンアッ…ファ…ァァァ…アッ!!!」



蜜の溢れる中心をペロペロと犬みたいに舐められる。

こんな時なのに、やっぱりワンコだな…なんて考えてしまう残念な私。



「ヒャッッ!!!」



私の考えを読み取ったのか、急にハルが赤く勃ち上がった敏感になっている突起を舌先で突っついた。




「ンアッ!!!」



大きく身体が跳ねる。



…なのに、ハルの舌は脚の付け根へと下り、蜜を啜るように絡め取る。



それもゾクゾクしてタマンないけど、もうそんな刺激じゃ全然足りない……

ハルの硬くした舌先でそこを貪って欲しい……





何も考えられなくなるぐらい、気持ちよく…頭まで真っ白にして欲しい……



「ハルぅ……意地悪…しない、でぇ……



お、願い……

気持ち、よく…して…欲しい……」



ハルの冷静な声が下から聞こえてくる。



「もっと、言って……」

「ハルの舌で、舐めて……

イかせて……」



少し沈黙してから、少し上擦った声が聞こえる。



「もっと……」



「めちゃくちゃに……愛して、欲しい……」

「……っっ///」



ハルの茶髪から覗く耳が、みるみる真っ赤になっていく。


「ンンハァッ!!!」



あぁっ!!

す、ごい……



ハルの舌が私の感じるとこを

一番気持ちのいい角度から

一番気持ちのいい強さで

一番気持ちのいいリズムで

刺激してくる。



「ウウァッッ!!!は、るうぅぅっっ!!!

すご、すごっっ…

ハアッハアッ…や、や、や……んんんんぅぅぅっっ!!!!」

高みに連れて行かれて
余韻に、浸りたいのに…...



「あぁっっ!!!

お、願っ!!!ハアッハアッ…

し、げき……しない、でぇぇっっ!!!

ダ、メぇぇっっ!!」



目がチカチカする。

身体が…壊れそう……



「あっあっあっ……やぁっっ!!!」



ハルの指が一気に挿し込まれる。



「ンフゥッ!!!」



だ、だめ……

お願…そ、んな……



ぐちゃぐちゃに掻き混ぜ、ないで……



「美緒の中、すっげぇ

絡みついてくる……」



指から滴り落ちた蜜をジュルジュル……と啜る音が聞こえてきて、
舌のねっとりとした感触に背中がゾクゾクする。



「ハアッこわ、れる……

ハアッハアッ…くる、しい……」



次々に快感に飲み込まれ、溺れていく。

もう、浮き上がれない……



藻掻いても

藻掻いても……



快楽に囚われる……



ハルの指が恥丘の裏あたりを擦った。



ソレ、やだぁぁぁぁぁっっっ!!!


あっ

あっ……

あぁっ!!!



ヤダヤダヤダヤダ……



な、んか…出ちゃ……



あぁぁぁぁっっ!!



ダメダメダメダメダメーーーッ!!!



そ、ソコ…押さえ、ないで……



ハアッハアッハアッ…





げ、げんっかい……こ、えた……





「んんんんふぅぅぅっっっ!!!」



ピュッピュッピュッ……



勢い良く飛び出す温い液体の感触。





嘘、でしょ……





「私……潮吹きしたの……

初めて……」


「……っっ///」



波留は目隠しで隠れた部分以外は真っ赤になっていた。



バサッ



波留の身体が降ってきて、ギュウッと抱き締められる。



「嬉しい……」



噛み締めるような波留の言葉。



「美緒にとっての『初めて』をもらえて、すげぇ…嬉しい……



それ、に……俺も……

潮、吹かせたの……初めて、だし……///」

「!!!」




……そっか。



お互い、これまでいろんな人と出会って

いろんな付き合いを繰り返してきて



もう処女や童貞を捧げることは出来ないけど……



「ふふっ、お互いの『初めて』を経験出来て、私も嬉しい……」



嬉しくて頬が緩んだ。



「じゃあ、もう一つの『初めて』を経験する?」



もう一つの『初めて』?



え……いや、本格的なSMとか…他の穴とかそういうのは……





ム、ムリ!!

ムリですからぁぁぁぁっっ!!!



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