【R18】退廃的な接吻を ー美麗な双子姉弟が織りなす、切なく激しい禁断愛ー

奏音 美都

文字の大きさ
153 / 498

147.掻き立てられる本能

しおりを挟む
「ぁ、や……」

 抵抗の声をあげるものの、躰を動かすことが出来ない。類の体重がズンと美羽の下半身に伸し掛かる。華奢に見えるのに、力強く拘束する類の支配から逃れられない。

 類の美麗な顔が白く柔らかいマシュマロのような美羽の乳房に寄せられ、真っ赤な舌が伸ばされる。怯えと興奮が渦を巻いて襲いかかる。

 かけられる吐息にふるりと震え、その舌の行方を息を呑んで見詰めた。

「ミューの、甘い匂いがする」

 ボスッと胸の中に埋まった類に、愛おしさが込み上げて胸がキュンと高鳴る。ダメだと思うのに、求めたくなる。

 顔を埋めて乳房を舐め回す類に、「ダメ、だよ……」「やめて、類……」そんな言葉をうわ言のように繰り返しながらも、類に向けているのではないことは分かっている。

 類と禁断の関係に再び嵌ってしまう自分への、言い訳。
 自分は抵抗していると、これは不可抗力なのだと、必死に言い聞かせるためのうわ言。

 それらが上辺だけの抵抗であることを証明するかのように、美羽の息がだんだんと荒くなり、吐息が色味を帯びていく。離れていては感じることの出来ない類の舌の熱と感触が、美羽を快楽の深淵へといざなう。

 美羽は硬くなっていく先端の蕾を感じながら、艶かしい視線を類に向けた。

「おねだり?」

 首を傾げられて甘く微笑まれ、美羽はボッと顔を赤くした。

「ち、違っっ……」

 けれど、その後の言葉を発する余裕はなくなってしまった。類の真っ赤な舌に蕾が絡められ、チュウチュウと吸われる。

「ハァッ……ぁ、ぁあ……」

 夜の戯れがお遊びだったと思い知らされる。あまりの刺激の強さに目眩がし、快楽への渇望がどっと押し寄せてくる。

 類の指が、もう一方の真っ赤に熟した蕾を摘む。

「ふふっ、分かってるよ。
 摘んで、捻って、引っ張って、噛んで……ハァッ快感に喘いで声が掠れるぐらい、悶えさせてほしいんでしょ?」

 ふたりきりの世界で美羽が求めた言葉が類によって再現され、蕾を摘む指に力が込められる。蕾が押し潰されて変形し、キューッと引っ張られた。

「ンクッ!」 

 美羽の潤んだ瞳に、嗜虐的な類の表情が映る。ゾクゾクと震える背筋から押し出されるように、熱い愛蜜が蜜壷からドプッと溢れた。

 もっとその視線に虐げられたい、嬲られたいと感じ、全身が一気に熱くなり、ドクドクと激しく脈を打つ。溢れ出した蜜が内腿を伝い落ち、その感触が更なる快感を生み出す。

「その表情、堪らないよ……」

 カリッと蕾を甘く噛まれてショックが走り、美羽の腰がビクンと大きく跳ねた。

「ンクッ!!」
「でもね、こんなんじゃ、全然足らないんだ……
 もっと、ミューが欲しい。全部、食べ尽くしたい」

 蕾を指で弄りながら、類の唇が大きく開かれかと思うと乳房に貪りついた。蕾のすぐ横をチューッときつく吸われてチリチリと焼け付くような感触が走る。

「ハァッ、類……ダ、メェ!!」

 こんな痕、誰かに見られたら……

 乳房なんて、誰にも……夫である義昭にさえも見られることなどないのに、そんな心配が頭を過る。

 そんな美羽の感情を読み取ったのか、今度は類の唇がうなじに寄せられる。

「ここは、絶対ダメ!!」

 ハッとした美羽は、今度こそ本気で抵抗を決め、両手首に力を込めて類の拘束から逃れようとした。だが、類の力に敵わず押し戻される。

「ンッ、ンクッ……ハァッ、ハァッ」

 類のぽってりとした厚ぼったい唇が頸にねっとりと接する感触と、きつく吸い付いてくる痛みを伴う感触に、脳髄が麻痺してくる。ドクドクと脈を打っているのは首筋の血管なのか、それとも甘く濃厚な蜜の香りを放つ秘部なのか、分からなくなってくる。

 ッハァ……絶対ック……ダメ、なのに……

 痙攣する花芽が、畝る肉襞が、激しく快感を欲している。

 もっと。もっと頂戴……強い、目も眩むような刺激。

 美羽の中のもうひとりの自分が訴える。長い封印から目を醒まし、細胞が滾り、熱い脈をうねらせる。

 ドクン、ドクンと頸が呑み込まれる度に腰がヒクヒクと痙攣し、花芽が震える。微睡んだ瞳で口をだらしなく開いていく。

 快感に委ねてしまえば楽になる……

 自分の中に眠っていた本能が、耳元で囁いている。

 頸を吸われながら胸の突起を弄ばれ、絶頂の波がゆらゆらと近づいてくる。理性が波に攫われそうに、たよりなく波間に浮かんでいる。

「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」

 記憶にあった類との快感よりも、強い。背徳感に彩られたずっと望んでいた快楽は、長く求め続けていた分、奥深くに浸透していく。

 全身で類を感じ、触られる全てが性感帯となる。

 与えられる刺激が直接花芽に伝わり、痙攣するそことシンクロするように腰がヒクヒクと震える。

 ぁ、気持ち、いぃ……
 ハァッあと少しで、イキそう……

 絶頂の波はすぐそこまで迫っているのに、ギリギリのところで届かない。寄せては返す感覚に、ジリジリと焦燥が募っていく。秘部に触れてもらえないもどかしさに、全身が焼け付く。

 僅か指先一本でも触れられれば、すぐに快楽の絶頂への扉が開かれるというのに。

 あぁ、触れて欲しい。

 だが、美羽の願いも虚しく、チュッと水音を立てて類の唇が離れると、快感の波がサーッと引いていった。

 ぁ。

 落胆の顔を見せた美羽に、類はクスッと微笑んだ。

「もっと気持ちいいことしてあげるから、そんな顔しないで」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

処理中です...