<本編完結!AS開始>【R18】愛するがゆえの罪 ー溜息が出るほど美しくて淫らな叔父と姪の禁断愛ストーリーー

奏音 美都

文字の大きさ
14 / 1,014
愛の目覚めと欲情 ー秀一過去編ー

 そして、美姫の大学入学式。
 私が、美姫に会うことすらやめるきっかけとなる事件が起こった。

 美姫の両親が長期海外出張の為入学式に出られず、私が代わりに出席することになった。

 入学式が終わり、美姫とレストランで食事を済ませ、家に送り届けた際、久しぶりに会ったのだからと半ば強引に家の中へと招かれた。

「大学寮の部屋は片付けなくていいのですか?」
「もう片付けましたよ。んもぉっ、いつまでも子供扱いしないでくださいっ。今日は秀一さんに会えるからと思って家に泊まることにしたので、ゆっくりしていって下さいね」

 美姫の強い押しに逆らえず、一緒にテレビを見たり、デザートを食べたりして過ごした。その後、明日の演奏会の準備の為と言って、早めに帰ることにした。

「もう、帰ってしまうんですね……今度は、いつ秀一さんに会えるのですか?」

 玄関先で、問いかけとも呟きともつかない寂しさを伴った美姫の響きに胸が苦しくなる。心の奥底の思いをひた隠し、平静を装い、優しく語りかける。

「しばらく公演が続くので、次はいつになるか分かりません……それまで、いい子で待っていて下さいね」
「っ、また! 私、もう大学生なんですよ。……公演が終わったら、また会ってくれますか?」

 寂しそうな表情を見せる美姫に耐えられず、背を向けた。

 これ以上、言わないで下さい。貴女に何をするか自分でも分からない……

「秀一さん、私…っ!!!」

 いけないっ……

 美姫の思い詰めた口調を振り払うように、言葉を重ねる。

「急ぎますので…」

 扉に手を掛け、美姫の家を出た。

 危ないところでしたね……

 最近はお互いの想いが昂まりすぎて、溢れてしまいそうになっていた。今まで以上に美姫を避けて過ごすようになっている自分に、憤りを感じる。

「っく……早く、大人になって下さい、美姫……」

 美姫が20歳になるまでの辛抱だ。彼女が20歳になった暁には私の想いを告げる。
 私たちの運命はそこで決まる……


 家に戻り、ピアノの演奏会で弾く曲目を一通りこなし、そこで大切なリストがないことに気づく。

 どうやら、美姫の家に置き忘れてきたようですね……

 明日は朝早くに演奏会に出発せねばならず、今すぐ取りに行かなければならない。壁のクリスタルの掛け時計を見ると、もう真夜中を過ぎていた。

 仕方ないですね……鍵はあるのだし、そっと取りに行くことにしましょう。

 鍵を手に取り、薄手のジャケットを羽織ると、車で美姫の家へと向かった。

 美姫の家に辿り着くと、家の灯りは全て消えていた。

 やはり、寝ていましたか……

 物音をたてないようにそっと鍵を回し、扉を開け、素早くセキュリティコードを押す。一階の応接間に置いてある書類を見つけ、そのまま玄関へと向かおうとして足を止めた。

 しばらく会うことが叶わなくなるのですから、せめて美姫の顔だけでも……

 美姫の部屋がある二階へとそっと足を忍ばせる。廊下の一番奥、美姫の部屋の扉は僅かに開いていた。

 静かに近づくと、「秀一、さん……」美姫の切ない声が微かに聞こえる。

 え……

 目を見開き、慎重に更に足を進める。

「んふぅっ……しゅう、い…ち…さんっハァッ、ハァッ……」

 ほんの一瞬だけ、開いた扉から覗き見ると……そこには、ベッドの上で薄い夜着を纏った美姫が下半身を開き、秘部へと手を伸ばしている姿があった。

 これ、は……!!

 グッと胸を掴まれたかのように感じると同時に、激しい欲情が急速に広がっていく。

 ここを、離れなくては……

 頭では思うのに躰が言うことを聞かず、その場に立ち尽くす。扉の内側からは切なさと甘美の入り混じった美姫の声が漏れ聞こえる。

「ハァッ…ハァッ…秀一…さぁ、んっ。あい…して、います……」

 その響きに躰の熱が中心に集まり、耐えきれない程の疼きが穿く。厭らしい水音が急速に速さを増していき、限界が近いことを物語る。

「あっ…あっ…あっ…んんんぅっっっ…秀一、さんんぅっっ!!!」

 一際大きく啼いた後、静けさが闇を包んだ。

 このまま、ここにいてはいけない……

 大きく深呼吸し、なんとか落ち着かせるとそっと美姫の家を後にした。

 参りましたね……

 車の座席に座って、ふと見下ろすと……布地をグッと押し上げて窮屈そうにしている自身の猛りが見える。
 
今からでは適当な女を見繕って欲情を吐き出す時間はなさそうですね......明日からの演奏会に響いてもまずい。

 満たされない欲情を抱えたまま自宅へと戻り、ベッドに身を投げ出す。目の裏には、ほんの僅か覗き見た美姫の淫靡な姿が焼き付いて離れず、耳にはあの、切なく甘美な声が未だに響いて纏わりつくようだった。

 思い出すだけで自身の猛りが更に大きくなるのを感じ、自嘲気味に笑う。

「どうやら、収まってくれそうにはないですね…」

 暗闇の中、目を閉じ、先ほどの美姫の姿と声を思い起こしながら自身の猛りを取り出し、上下に擦っていく。先端がヌルヌルと湿っているため、手が滑らかに動いていく。

「ハァッ、ハァッ……美姫……」

 美姫、貴女を今すぐにでもこの腕に抱きたい……

 興奮が頂点に達し、手の動きを早めると猛りがドクドクと脈打ち、躰の中心から熱い欲が吹き出す。

「…クッ…」

 いつぶりでしょう、自慰をするなどとは……

 その夜、美姫と私は、それぞれの場所で満たされぬ想いを抱えたまま虚しい夜を過ごした。
感想 18

あなたにおすすめの小説

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end** ◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です! https://estar.jp/novels/26513389

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

義姉と押し入れに隠れたら、止まれなくなった

くろがねや
恋愛
父の再婚で、義姉ができた。 血は繋がっていない。でも——家族だ。そう言い聞かせながら、涼介はずっと沙耶から距離を取ってきた。 夏休み。田舎への帰省。甥っ子にせがまれて始まったかくれんぼ。急いで飛び込んだ押し入れの中に、先客がいた。 「……涼介くん」 薄い水色の浴衣。下ろした髪。橙色の光に染まった、沙耶の顔。 逃げ場のない暗闇の中で、二人分の体温が混ざり合う。 夜、来て。 その一言が——涼介の、全部を壊した。 甘くて、苦しくて、止まれない。 これは、ある夏の、秘密の話。

体育館倉庫での秘密の恋

狭山雪菜
恋愛
真城香苗は、23歳の新入の国語教諭。 赴任した高校で、生活指導もやっている体育教師の坂下夏樹先生と、恋仲になって… こちらの作品は「小説家になろう」にも掲載されてます。

【R18】仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!

奏音 美都
恋愛
ファミレスのバイト仲間の豪。 ノリがよくて、いい友達だと思ってたんだけど……いきなり、襲われちゃった。 ダメだって思うのに、なんで拒否れないのー!!

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。