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異世界漂流編
歴史と地理
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ソフィアとの雑談は楽しいものであった。頼みを聞いてもらった後は、この国の歴史と地理について詳しく教えてもらった。
歴史は三年前に勇者が召喚されたとこから始まる。
初めて召喚された勇者は二人で幼馴染みで一人をこちらの世界に招き寄せる瞬間に一緒についてきたらしい。
なんとも不運な幼馴染みだ。
初代勇者二人とお付きが三人で魔王討伐は行われたらしい。征討のさい、魔人が襲ってくることはなく、魔王は抵抗することなくあっさりとやられてしまった。
魔王討伐の知らせに人間は喜び合ったが、話はここからだ。一度も襲い掛かることなく滅んだかと思われた魔人が王都に降り立ったのだ。
その魔人は、魔王の次に厄介と言われた魔人軍第一位の強さを誇る【邪龍の魔女】であり、人間にたからかと宣言した。
「いつか、魔王様は復活なされる。それが貴様等の最後だ」と。しかし、そこで魔人がまた降り立つ。現れたのは魔人軍第二位と第三位の魔人であった。二人は【邪龍の魔女】を見据えると突如に襲い掛かった。王都にいた勇者達は市民を守るために闘い、ここで第三位を打ち取る。
この闘いは三日も続き、王都事件と呼ばれるようになった。魔人はこれを機に二つの組織に分かれる。それが、魔人軍と邪教徒である。そこからは、前にハリスが説明した通りである。
つけ足しておくならば魔獣と魔物だ。違いを説明すると集団であるか、否かだ。魔物には統率者がいて、それを筆頭に同種は動く。魔物には亜種であるレアモンスターと、稀少種であるユニークモンスター、あるいはネームドモンスターがいる。
レアモンスターから説明していこう。レアモンスターは魔物の体内に魔石が埋め込まれているモンスターなのだ。魔石には色んな使い道があり、高値で売られている。魔石は魔物の弱点になっており、魔石一突きで魔物は絶命することもあるらしい。この世界には冒険者という職業があり、魔物討伐を主な仕事としている。冒険という響きに彼方の心は疼いてしまうが、彼方は勇者か死刑の道しかないので職業転換は定年退職してからになるだろう・・・閑話休題。
次にユニークモンスターとネームドモンスターの解説になる。ユニークモンスターは三つのタイプに分かれる。一つ目は強化種。魔物が魔石を食べることによって強化される。二つ目は人化を行う魔物だ。人外とも呼ばれている。三つ目は人語を話す魔物だ。これとは別にネームドモンスターがいる。人間か魔人によって名前を授かるのだ。ユニークモンスターとネームドモンスターには必ず魔石があるらしい。
この情報は勇者が魔王城から持ち帰った物であり、未だに人化する魔物と人語を話す魔物は見つかっていないらしい。
お次は魔獣についてだ。魔獣は魔石が埋め込まれていないが人語を理解しているらしい。今確認されている魔獣は二十二体でこのうち五体が殲滅せれているらしい。魔獣は魔人の力にも匹敵するらしく、一回現れると被害は災害級である。魔獣の概ねは邪教徒に使役されていて、魔人軍と邪教徒の力は傾きつつあるらしい。
ここからは地理になる。この世界にはヒューマン、アマゾネス、ドワーフ、巨人、精霊、獣人、魚人がいる。獣人には犬人、猫人、狐人、兎人、狼人がいる。精霊には幻獣型と人型に分かれていて、階級もある。
この世界で人間と言われると種族全部が含まれる。
魔人の中にはヒューマン、獣人、精霊が確認されている。魔人のヒューマンは亜人と呼ばれている。ディアメルは亜人にはいるのだ。魔人の中に獣人は狼人しかいないため、人間社会では狼人は忌み嫌われている。
精霊も同じ精霊達からは忌み嫌われていて闇精霊(ダークスピリット)と言われている。
つまり、魔人は人間からは目の敵にされているのだ。
この世界にも四季があり春、夏、秋、冬とされている。一日の時間軸もあちら側と一緒で二十四時間で、一時を一の時と表す。
通貨はどこの国でも共通されていて、王貨・金貨・銀貨・銅貨に分かれている。
銅貨十枚=銀貨一枚、銀貨百枚=金貨一枚、金貨千枚=王貨一枚という価値になる。生活基準が分からない人は、食事一回に銅貨十枚、銀貨一枚と言われれば分かるだろうか。一般庶民には王貨を家宝にする家も少なくないらしい。
あともう少しで終わるから寝ないでくれよ?
人界には古都、帝都、王都と大っきく三つに分裂している。王都は今いるから説明不要だろう。
古都は『世界の始まりの都市』とも言われ古代からあるらしい。文化も多彩で名前はバベルと言う。
帝都は王都とは違い一つの軍事状態にある絶対王政の激化番だ。帝の命令一つで全てが決まる。帝は命が狙われることが多々あるらしいが、勇者と同格かそれ以上の力があるらしい。
人界とは違い魔界は宙に浮いた島国になる。乗り込んだことがある勇者が言うには魔界は滅亡寸前で今は誰もいないらしい。
ここまでがソフィアに教わった知識だ。話が終わると彼方は仲間の元に戻ると言い、名残惜しそうなソフィアと別れ訓練所がある場所にまた歩き出した。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
下に行けば誰かと会える、と単純な考えの彼方は螺旋階段を下る。そこで、彼方は下の階に人がいることに気が付く。そちらも気づいたのか陽気な声で話かけてくる。
「子どもはこんなとこ来ちゃいけないんだよ?貴族の迷子かな?」
「そんなガキに構っていないで団に戻ろうよ」
騎士二人が彼方に近づいて来た。一、二歳しか変わらなそうな眼帯の騎士にガキと言われ激おこの彼方だが、当初の目的を優先する。
「俺、異世界人で迷子になってんだよ。勇者達知らないか?」
そこまで話すと騎士二人は目を見開く。狼耳の人懐っこそうな青年が口をパクパクさせ何か言いたそうにするがそれを手で遮り女騎士が真剣な表情で話し出す。
「単刀直入に聞くわ。ディアメル様を知っている?」
「何、ディアメルの知り合い?ディアメルって人間に知り合いたんだ」
彼方の鈍感さは常人より群を抜く勢いだ。
「君さ、魔男なの?ディアメル様に囚われてたって聞いたよ」
狼男も続いて質問する。
「え、俺が魔男なわけないじゃん。異世界人だよ、列記としたね」
彼方は平然と噓をつく。空言に慣れているのか、顔は一ミリも動揺がない。しかし、
「知ってた?騎士団にはね、まだディアメル様の名前は知られていないんだよ?」
相手のほうが一枚上手だった。
「あれだよ、自己紹介してもらったんだよ」
「ディアメル様は大の人間嫌いで有名なんだよ。君がただの人間なら囚われることなんてないよ」
狼男はグイッと顔を近づけ、正論を咬ましていく。彼方から大量の冷や汗が出てき、
「そうだよ俺が魔男だよ。なんだよめんどくせぇーな!もう隠すの無理だ!煮たり焼いたりなんでもしろよ!」
何を勘違いしているのか、彼方は両手を差し出す。
「良かった!貴方がやっぱり魔王様だったのね!!」
するとどうだろう、眼帯騎士と狼男は彼方を包囲し離れなくなった。息苦しく離そうとするが、相手の力が強すぎる。腕の鎖が食い込むが、それもお構いなしだ。
「ごめん、ごめん。つい嬉しくてね」
感極まって狼男は涙さえ流している。そこへ、鐘の音が響く。
「もうこんな時間だ!早く戻らなきゃ」
「魔王様、この後の勇者の儀が終わり次第すぐに会いに行きます。申し訳ありません」
そこまで言うと、二人は敬礼し、踵を返す。
いきなり現れ、あっという間に消えてしまった騎士二人の背中を見つめ、彼方は一言零す。
「・・・勇者の儀って今日なんだ」
それだけ漏らすと、何事もなかったのように歩き出す。
魁斗達と合流した彼方は、勇者の儀が行われるホールに向かう。
歴史は三年前に勇者が召喚されたとこから始まる。
初めて召喚された勇者は二人で幼馴染みで一人をこちらの世界に招き寄せる瞬間に一緒についてきたらしい。
なんとも不運な幼馴染みだ。
初代勇者二人とお付きが三人で魔王討伐は行われたらしい。征討のさい、魔人が襲ってくることはなく、魔王は抵抗することなくあっさりとやられてしまった。
魔王討伐の知らせに人間は喜び合ったが、話はここからだ。一度も襲い掛かることなく滅んだかと思われた魔人が王都に降り立ったのだ。
その魔人は、魔王の次に厄介と言われた魔人軍第一位の強さを誇る【邪龍の魔女】であり、人間にたからかと宣言した。
「いつか、魔王様は復活なされる。それが貴様等の最後だ」と。しかし、そこで魔人がまた降り立つ。現れたのは魔人軍第二位と第三位の魔人であった。二人は【邪龍の魔女】を見据えると突如に襲い掛かった。王都にいた勇者達は市民を守るために闘い、ここで第三位を打ち取る。
この闘いは三日も続き、王都事件と呼ばれるようになった。魔人はこれを機に二つの組織に分かれる。それが、魔人軍と邪教徒である。そこからは、前にハリスが説明した通りである。
つけ足しておくならば魔獣と魔物だ。違いを説明すると集団であるか、否かだ。魔物には統率者がいて、それを筆頭に同種は動く。魔物には亜種であるレアモンスターと、稀少種であるユニークモンスター、あるいはネームドモンスターがいる。
レアモンスターから説明していこう。レアモンスターは魔物の体内に魔石が埋め込まれているモンスターなのだ。魔石には色んな使い道があり、高値で売られている。魔石は魔物の弱点になっており、魔石一突きで魔物は絶命することもあるらしい。この世界には冒険者という職業があり、魔物討伐を主な仕事としている。冒険という響きに彼方の心は疼いてしまうが、彼方は勇者か死刑の道しかないので職業転換は定年退職してからになるだろう・・・閑話休題。
次にユニークモンスターとネームドモンスターの解説になる。ユニークモンスターは三つのタイプに分かれる。一つ目は強化種。魔物が魔石を食べることによって強化される。二つ目は人化を行う魔物だ。人外とも呼ばれている。三つ目は人語を話す魔物だ。これとは別にネームドモンスターがいる。人間か魔人によって名前を授かるのだ。ユニークモンスターとネームドモンスターには必ず魔石があるらしい。
この情報は勇者が魔王城から持ち帰った物であり、未だに人化する魔物と人語を話す魔物は見つかっていないらしい。
お次は魔獣についてだ。魔獣は魔石が埋め込まれていないが人語を理解しているらしい。今確認されている魔獣は二十二体でこのうち五体が殲滅せれているらしい。魔獣は魔人の力にも匹敵するらしく、一回現れると被害は災害級である。魔獣の概ねは邪教徒に使役されていて、魔人軍と邪教徒の力は傾きつつあるらしい。
ここからは地理になる。この世界にはヒューマン、アマゾネス、ドワーフ、巨人、精霊、獣人、魚人がいる。獣人には犬人、猫人、狐人、兎人、狼人がいる。精霊には幻獣型と人型に分かれていて、階級もある。
この世界で人間と言われると種族全部が含まれる。
魔人の中にはヒューマン、獣人、精霊が確認されている。魔人のヒューマンは亜人と呼ばれている。ディアメルは亜人にはいるのだ。魔人の中に獣人は狼人しかいないため、人間社会では狼人は忌み嫌われている。
精霊も同じ精霊達からは忌み嫌われていて闇精霊(ダークスピリット)と言われている。
つまり、魔人は人間からは目の敵にされているのだ。
この世界にも四季があり春、夏、秋、冬とされている。一日の時間軸もあちら側と一緒で二十四時間で、一時を一の時と表す。
通貨はどこの国でも共通されていて、王貨・金貨・銀貨・銅貨に分かれている。
銅貨十枚=銀貨一枚、銀貨百枚=金貨一枚、金貨千枚=王貨一枚という価値になる。生活基準が分からない人は、食事一回に銅貨十枚、銀貨一枚と言われれば分かるだろうか。一般庶民には王貨を家宝にする家も少なくないらしい。
あともう少しで終わるから寝ないでくれよ?
人界には古都、帝都、王都と大っきく三つに分裂している。王都は今いるから説明不要だろう。
古都は『世界の始まりの都市』とも言われ古代からあるらしい。文化も多彩で名前はバベルと言う。
帝都は王都とは違い一つの軍事状態にある絶対王政の激化番だ。帝の命令一つで全てが決まる。帝は命が狙われることが多々あるらしいが、勇者と同格かそれ以上の力があるらしい。
人界とは違い魔界は宙に浮いた島国になる。乗り込んだことがある勇者が言うには魔界は滅亡寸前で今は誰もいないらしい。
ここまでがソフィアに教わった知識だ。話が終わると彼方は仲間の元に戻ると言い、名残惜しそうなソフィアと別れ訓練所がある場所にまた歩き出した。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
下に行けば誰かと会える、と単純な考えの彼方は螺旋階段を下る。そこで、彼方は下の階に人がいることに気が付く。そちらも気づいたのか陽気な声で話かけてくる。
「子どもはこんなとこ来ちゃいけないんだよ?貴族の迷子かな?」
「そんなガキに構っていないで団に戻ろうよ」
騎士二人が彼方に近づいて来た。一、二歳しか変わらなそうな眼帯の騎士にガキと言われ激おこの彼方だが、当初の目的を優先する。
「俺、異世界人で迷子になってんだよ。勇者達知らないか?」
そこまで話すと騎士二人は目を見開く。狼耳の人懐っこそうな青年が口をパクパクさせ何か言いたそうにするがそれを手で遮り女騎士が真剣な表情で話し出す。
「単刀直入に聞くわ。ディアメル様を知っている?」
「何、ディアメルの知り合い?ディアメルって人間に知り合いたんだ」
彼方の鈍感さは常人より群を抜く勢いだ。
「君さ、魔男なの?ディアメル様に囚われてたって聞いたよ」
狼男も続いて質問する。
「え、俺が魔男なわけないじゃん。異世界人だよ、列記としたね」
彼方は平然と噓をつく。空言に慣れているのか、顔は一ミリも動揺がない。しかし、
「知ってた?騎士団にはね、まだディアメル様の名前は知られていないんだよ?」
相手のほうが一枚上手だった。
「あれだよ、自己紹介してもらったんだよ」
「ディアメル様は大の人間嫌いで有名なんだよ。君がただの人間なら囚われることなんてないよ」
狼男はグイッと顔を近づけ、正論を咬ましていく。彼方から大量の冷や汗が出てき、
「そうだよ俺が魔男だよ。なんだよめんどくせぇーな!もう隠すの無理だ!煮たり焼いたりなんでもしろよ!」
何を勘違いしているのか、彼方は両手を差し出す。
「良かった!貴方がやっぱり魔王様だったのね!!」
するとどうだろう、眼帯騎士と狼男は彼方を包囲し離れなくなった。息苦しく離そうとするが、相手の力が強すぎる。腕の鎖が食い込むが、それもお構いなしだ。
「ごめん、ごめん。つい嬉しくてね」
感極まって狼男は涙さえ流している。そこへ、鐘の音が響く。
「もうこんな時間だ!早く戻らなきゃ」
「魔王様、この後の勇者の儀が終わり次第すぐに会いに行きます。申し訳ありません」
そこまで言うと、二人は敬礼し、踵を返す。
いきなり現れ、あっという間に消えてしまった騎士二人の背中を見つめ、彼方は一言零す。
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