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しおりを挟む「ロス王子。私のことはどうぞ、お使いください。先に差し出し出来ず、申し訳ございませんでした」
ロス王子が唾を飲み込む音がした。
「……いいんだね。ありがとう」
口元に触れたのは柔らかく濡れた唇。
彼のそれは、ひんやりとしていて、自身が暑さに浮かれていると気づいた。
最初は触れるだけだった口付けが段々と深さを増していく。
舌で舐められ、閉じていた唇をこじ開けられるとロス王子の舌が侵入してくる。
口の中で吸われ、噛まれ、弱い部分を撫でられ。俺の咥内を彼の舌が蹂躙する。
「ん、う……ううっ、は」
「はぁっ、ん」
口元から溢れる水音が羞恥を煽る。
俺はロス王子の服に縋り付いた。
ロス王子の熱を帯びた視線が俺を焦がす。
「あははっ、すごい。夢みたいだ」
彼はつかず外れずに乳輪をなぞり、肌を滑る。
「ねぇ、エディここも気持ちいい?」
「は、ああ、あっ、あ」
自身の股をロス王子の指が滑る。
「……うっ」
「ここもいいの?君ならそれも、許してくるよね」
「あっ……いっ、いいでっ、ああっ」
彼からの質問に答えるやいなや温かな潤滑油と共に彼の指が俺のナカを探るように沈みこませた。彼の細くて、長い嫋かな指が俺の柔らかい部分を探る。
「……ふぅん」
彼は、俺のソコが昨夜の柔軟性が残っていると気づいたのか、荒々しい指先が少しずつ動きを増していった。縁を撫で付ける仕草はいつの間にか、俺の気持ちいい所を叩くようになっていった。俺は無意識に体を跳ねさせ、快楽を積み重ねる。
そして、彼は俺を蹂躙していく。
「あ、あっ……」
ロス王子が俺の引きつけを起こす後穴を見て、優しげに微笑んだ。
「もう柔らかい。直ぐにでも入りそうだ。……君は、ずっといつでも可愛いね」
「かわっ……!」
俺だけに囁く声と甘やかな吐息に、既に疼く腹の底が燃えるように熱くなる。
それに、可愛いだなんて。親にすら言われたことない言葉だ。こんなに、顔中が体液で汚れた醜くて、騎士としては情けない姿を晒しているのに俺を褒めてくれるのか。
「い、いえ、そんなことは、ひっ……」
抜かれた彼の濡れた手がおでこに張り付いた髪を分けてくる。
「君は自分を可愛いとは思わないのかもしれないけれど、僕は君がそういう一面を持っているのを知っているよ。強がって、隠さなくてもいい。それに、ひとりでスるの、好きなんだよね。大丈夫だよ。それを僕がかき消すだけだから。今は僕だけを感じててね」
瞬間、ロスの陰茎が蜜口に入り込んだ。
衝撃に息が詰まる。
「ん、んんっ、ふ、ぐっ」
手で抑えて必死に声を隠した 。
見苦しい。汚い。見せられない。
「もう、エディ。手で塞がないの。その溶けるような声を聞かせて。我慢しないでいいよ」
ロス王子は、手を1本1本剥がしていく。
後孔を弄る片手はそのままに。
「あぁっ!」
両手を抑えられ、彼の手に頭を撫でられる。
可愛いと、好きだと、愛してると囁く声が、頭を充満していく。
「おうじっ、やさしくしないで。なぶって、殴って、痛めつけてください。お願いします!やだ、いやだ!慣れたくない。甘やかさないで……」
震える体でベッドに置かれた枕に縋る。
「大丈夫。大丈夫だよ、怖がらなくていい。エディーは甘え方を知らないんだね。僕に安心して甘えて良いからね」
ぎゅうぎゅうと必死にしがみついていた腕を背面に寄せる。
「だめ!だめ、だめ、だめ……」
俺たちの限界は遠い。
気絶など出来ず、とめどない快楽が自身の身体を満たしていった。
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