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第8話 異世界の部長は恋愛脳だった
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「ネーラをうちに出向させてほしい。先ほど言ったように俺は先日、この世界に召喚されたばかりの者だ。あんたたち魔王軍と協力するにしても、そちらの事情が分かった者がいたほうが、やりやすいだろう」
人間側の話はノアールに聞けばいい。しかしこのままネーラがサラマンディーネといなくなれば、魔王軍側の状況が分からない。部長のサラマンディーネが俺たちと一緒に行動してくれるとは思えない。そうすれば、選択肢としてネーラに残ってもらうのが一番なのだが。
サラマンディーネは少し驚いた様子で、ネーラと俺の顔を交互に見て、ネーラの手を取った。
「おめでとう、ネーラ。結婚式のスピーチは、私がしっかりやってあげるからね」
「ちょっと、まった! なに誤解しているんですか!! そう言う意味じゃないです。何、勘ちがいしているんだ、この恋愛脳が!」
「そ、そうですニャ。あたいたち、まだ何もしてないニャ! まだニャ」
「ちょい待て! まだってなんだ? まだって?」
「え? あたい、ワンチャンないニャ?」
「いや、そういう話してないだろう? な、おちつけ。今は仕事の話をしているんだ。ちょっと混在しないで、冷静に話をしような?」
「あなたたち、もう痴話げんか? まあ、結婚前に色々ぶっちゃけといたほうが、楽だからいいけど」
「ディーネ! おまえ、少し黙っていろ! 話がややこしくなる」
「あら、私を呼び捨てって、ちょっと魔力を分けたくらいでもう恋人気分? 私はそれでもいいけど、愛人はいやよ?」
「マモル、どういうことニャ? あたいの方が遊びったていうことニャ? やっぱりマモルも部長みたいなできる女が良いって言うことニャ? でも、マモルが良ければ、あたいは愛人でもいいニャ……」
『マモル、モテモテですね。ワタシのことも忘れないで、フフフ』
ナビちゃんまでうるさい!
頭が痛くなってきたぞ。
「だから、魔王軍との仲介役にネーラをうちに出向させてもらえないかという話だ。それ以上でも以下でもない」
「それはいいのだけど、この子で良いの? それともこの子が良いの?」
仲介役ならば、もっと優秀な部下を俺につけると言ってきているのだ。
おそらく、今の魔王軍において目下の問題は、勇者召喚というイレギュラーだろう。情報も実力も未知数。それにより戦況の変化がどうなるのか、今後の見通しが立たなくなる。その勇者の一人が魔法軍に協力してもいいと言ってきている。
現段階での最重要事項。
それに俺から提案したとは言え、うだつの上がらない、ほぼ平社員のネーラで良いのかと言ってきている。それと俺にとってネーラがどういう存在なのかと探りを入れてきているのだ。
先ほどサラマンディーネは茶化して言ったように、俺たちが恋愛関係にあれば、魔王軍としては願ったりかなったりだろう。婚姻による同盟の強化は古今東西、どこでも行われている。
そうでなければ、俺がネーラを特別扱いしている理由があるはずだと、探りを入れてきているのだ。
俺はネーラを見ると、それこそ捨てられそうな猫のような顔でこちらを見ていた。猫獣人なだけに。
「とりあえず、ネーラがいい。こいつは信頼に値する。何の得にもならない、この二人の救出を手助けしてくれたんだ。まあ、今後状況に合わせて、お宅に人材派遣をお願いするかもしれないが」
「……わかりました。ネーラはいいですか?」
「はい! 頑張ります!」
とりあえず、話がまとまってホッとする。
「それでは、ビジネスの話に入りましょうか? 勇者の情報の代価としてあなたは何をお望みで?」
「魔王軍側の領地に土地と家が欲しい。王女たち二人は王国から逃げてきた。俺も住むところすらない。なので、拠点となる家と土地が欲しい」
「……わかりました。それでは希望場所はありますか?」
「戦渦に巻き込まれそうにない。程よい田舎がいいな。農作物が豊富な土地。家は大きくなくていいが、畑があったほうが良いな。お勧めはあるか?」
「それだとマリーヌ地方が良いですが、マモルさん。あなたスローライフ楽しむつもりですか? 仕事するつもりありますか?」
ギクッ
スローライフが今、流行りじゃないのか? ほらキャンプとか、畑作りとか。メイはノアール助けたときに何でもしてくれるって言っていたから、のんびりウハウハ生活したって。
「きょ、拠点がないと仕事できないだろう。メイさんやノアールを危険にさらすわけにもいかないし」
「マモル様、ありがとうございます。しかし、わたくしも王家の血を引くものとして、このままローヤル王国が滅亡するのを見るのは心苦しいのです。どうにかできないでしょうか?」
「それはこれから考えるよ。とりあえずいろいろあったから少し休みたいな」
「ちょうどマリーヌ地方に諜報部の保養所があります。そこであれば私の裁量でお譲りできますが、いかがですか?」
「ネーラはそこに行ったことがあるか?」
「一度だけ、新年会で泊まったニャ。すごく良いところだニャ。湖畔に建てられた別荘地で、料理も美味しかったニャ」
十年働いて、一回しか新年会に呼ばれていないってどういうことだ?
俺がサラマンディーネを見ると、目をそらしやがった。
本当にネーラで良かったのかな? 今更ながら心配になる。
「わかった。そこで良い。じゃあ、俺が知っている勇者のことを全部話すよ」
俺が召喚されてからの一部始終を話した。土の勇者を殴りつけたこと、水の勇者と手合わせしたこと、おそらく風の勇者からの一撃なども包み隠さずに話した。
「悪いが、俺についてはディーネさんが知っている情報のみで良いですかね」
「分かりました。それは仕方ないですよね」
こうして、俺たちの住み処は確保されたのだった。
人間側の話はノアールに聞けばいい。しかしこのままネーラがサラマンディーネといなくなれば、魔王軍側の状況が分からない。部長のサラマンディーネが俺たちと一緒に行動してくれるとは思えない。そうすれば、選択肢としてネーラに残ってもらうのが一番なのだが。
サラマンディーネは少し驚いた様子で、ネーラと俺の顔を交互に見て、ネーラの手を取った。
「おめでとう、ネーラ。結婚式のスピーチは、私がしっかりやってあげるからね」
「ちょっと、まった! なに誤解しているんですか!! そう言う意味じゃないです。何、勘ちがいしているんだ、この恋愛脳が!」
「そ、そうですニャ。あたいたち、まだ何もしてないニャ! まだニャ」
「ちょい待て! まだってなんだ? まだって?」
「え? あたい、ワンチャンないニャ?」
「いや、そういう話してないだろう? な、おちつけ。今は仕事の話をしているんだ。ちょっと混在しないで、冷静に話をしような?」
「あなたたち、もう痴話げんか? まあ、結婚前に色々ぶっちゃけといたほうが、楽だからいいけど」
「ディーネ! おまえ、少し黙っていろ! 話がややこしくなる」
「あら、私を呼び捨てって、ちょっと魔力を分けたくらいでもう恋人気分? 私はそれでもいいけど、愛人はいやよ?」
「マモル、どういうことニャ? あたいの方が遊びったていうことニャ? やっぱりマモルも部長みたいなできる女が良いって言うことニャ? でも、マモルが良ければ、あたいは愛人でもいいニャ……」
『マモル、モテモテですね。ワタシのことも忘れないで、フフフ』
ナビちゃんまでうるさい!
頭が痛くなってきたぞ。
「だから、魔王軍との仲介役にネーラをうちに出向させてもらえないかという話だ。それ以上でも以下でもない」
「それはいいのだけど、この子で良いの? それともこの子が良いの?」
仲介役ならば、もっと優秀な部下を俺につけると言ってきているのだ。
おそらく、今の魔王軍において目下の問題は、勇者召喚というイレギュラーだろう。情報も実力も未知数。それにより戦況の変化がどうなるのか、今後の見通しが立たなくなる。その勇者の一人が魔法軍に協力してもいいと言ってきている。
現段階での最重要事項。
それに俺から提案したとは言え、うだつの上がらない、ほぼ平社員のネーラで良いのかと言ってきている。それと俺にとってネーラがどういう存在なのかと探りを入れてきているのだ。
先ほどサラマンディーネは茶化して言ったように、俺たちが恋愛関係にあれば、魔王軍としては願ったりかなったりだろう。婚姻による同盟の強化は古今東西、どこでも行われている。
そうでなければ、俺がネーラを特別扱いしている理由があるはずだと、探りを入れてきているのだ。
俺はネーラを見ると、それこそ捨てられそうな猫のような顔でこちらを見ていた。猫獣人なだけに。
「とりあえず、ネーラがいい。こいつは信頼に値する。何の得にもならない、この二人の救出を手助けしてくれたんだ。まあ、今後状況に合わせて、お宅に人材派遣をお願いするかもしれないが」
「……わかりました。ネーラはいいですか?」
「はい! 頑張ります!」
とりあえず、話がまとまってホッとする。
「それでは、ビジネスの話に入りましょうか? 勇者の情報の代価としてあなたは何をお望みで?」
「魔王軍側の領地に土地と家が欲しい。王女たち二人は王国から逃げてきた。俺も住むところすらない。なので、拠点となる家と土地が欲しい」
「……わかりました。それでは希望場所はありますか?」
「戦渦に巻き込まれそうにない。程よい田舎がいいな。農作物が豊富な土地。家は大きくなくていいが、畑があったほうが良いな。お勧めはあるか?」
「それだとマリーヌ地方が良いですが、マモルさん。あなたスローライフ楽しむつもりですか? 仕事するつもりありますか?」
ギクッ
スローライフが今、流行りじゃないのか? ほらキャンプとか、畑作りとか。メイはノアール助けたときに何でもしてくれるって言っていたから、のんびりウハウハ生活したって。
「きょ、拠点がないと仕事できないだろう。メイさんやノアールを危険にさらすわけにもいかないし」
「マモル様、ありがとうございます。しかし、わたくしも王家の血を引くものとして、このままローヤル王国が滅亡するのを見るのは心苦しいのです。どうにかできないでしょうか?」
「それはこれから考えるよ。とりあえずいろいろあったから少し休みたいな」
「ちょうどマリーヌ地方に諜報部の保養所があります。そこであれば私の裁量でお譲りできますが、いかがですか?」
「ネーラはそこに行ったことがあるか?」
「一度だけ、新年会で泊まったニャ。すごく良いところだニャ。湖畔に建てられた別荘地で、料理も美味しかったニャ」
十年働いて、一回しか新年会に呼ばれていないってどういうことだ?
俺がサラマンディーネを見ると、目をそらしやがった。
本当にネーラで良かったのかな? 今更ながら心配になる。
「わかった。そこで良い。じゃあ、俺が知っている勇者のことを全部話すよ」
俺が召喚されてからの一部始終を話した。土の勇者を殴りつけたこと、水の勇者と手合わせしたこと、おそらく風の勇者からの一撃なども包み隠さずに話した。
「悪いが、俺についてはディーネさんが知っている情報のみで良いですかね」
「分かりました。それは仕方ないですよね」
こうして、俺たちの住み処は確保されたのだった。
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