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第27話 異世界の青旗もやっぱりジャムじゃないのか?
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ノラリス軍が進軍してくる平野の街道。その先には森を切り開いた道があった。渓谷のように険しい要所ではないが、この道を封鎖してしまえば二キロほどある森を大軍が抜けるには時間がかかる。
アイリーンは森の入口と出口に高さ三メートルほどの簡易的な砦を大急ぎで作ったのだった。
そして森の中にも小隊をいくつにも分けて、伏兵として配置した。まともには戦わない。あくまで時間稼ぎ。戦っては引き、戦っては引きを繰り返す作戦だ。
彼らは森の中で陣をはるとは考えにくい。一日持ちこたえれば、戦線は元に戻されるはずだ。
砦の指揮はアイリーンが行い、ネーラはワイバーンで上空よりノラリス軍の動向を探っていた。
俺はその入口砦のさらに数百メートルの場所に一人で立っていた。脇には大きな青旗を携えて、友好の証のジャムまで準備して。
そしてその前方にノラリス軍が見えてきた。二万人と言えば、東京ドームの観客数の約半分だ。それが長い列となってこちらに向かってくる。
先頭が俺に気がついたようで、進軍を止めた。
俺は交渉の使者が来るのを待つ。
空は雲一つ無く、太陽の光が容赦なく地上に降り注ぐ。そんな中、立ち尽くす俺の額には汗がにじんできた。時折吹く風が、俺の額をなでる。
待つ時間とはどうしてこんなに長いんだろうか。
俺はじっと待っていると、ノラリス軍に動きがあった。
それは俺の予想に反した行動だった。
大きな盾を構えた歩兵が列になって進んでくる、その後ろには二頭立ての戦車が数台。
二頭立ての戦車とは馬二頭で引く荷馬車のようで、車輪は二つしか無い。荷馬車ほど人も荷物も乗せられないが、その分機動力が高い。御者の前には盾も装備されていて、弓矢などで、御者を射貫くのは難しいだろう。
「止まれ! この旗が見えないのか!?」
やっぱり停戦は青旗じゃなくて白旗じゃないのか?
そんな疑惑を胸に旗とジャムを振って見せる。
しかし兵士達は止まる気配無く、俺に向かってくる。いや、俺など眼中にないようだ。向かっているのはアイリーン達がいる入口砦の方向だった。
「マモル、危ないニャ!」
目前に来た兵士は、槍を俺に突き立てようとしたのだった。ネーラはワイバーンに乗って俺をすくい上げてくれたおかげで、事なきを得た。
「なに、ボーとしているニャ。戦争中ニャ」
「しかし、俺は停戦旗を持っていたんだぞ」
「相手はその意思がなかっただけだニャ。ほら見るニャ……」
弓矢が届かない高さまで上昇したネーラは、砦の方を指さした。
先ほどの戦車は積んでいた樽をいくつも砦の方に転がす。
そこに向かって、火矢や炎の魔法を放つ。木で出来た砦は簡単に燃え上がり、周りの森にも火が付く。樽の中身は油のようだった。
こいつらは、少数の俺たちが仕掛けてくるならば、ここだと考えて用意していたようだった。
森の中からは矢で飛び出し、応戦しようとするも大盾に阻まれてしまう。
そして、逆に森の中へと大量の弓矢が降り注がれる。
響き合う怒声と悲鳴。
「アイリーンは無事か?」
「なんとか兵を撤退させようと奮闘しているニャ。あ!」
ネーラがそう言った瞬間、一本の矢がアイリーンの胸に当たった。
アイリーンはうずくまり、副団長の手で森の奥へと連れて行かれた。
「アイリーン!! くっそう! ふざけやがって!」
俺の血が沸騰するほどの怒りが沸き上がってきた。
「ネーラ! ノラリスの野郎を見つけろ!」
「良いけど、どうする気ニャ?」
「ぶち殺す!」
ネーラはワイバーンを操り、ノラリス軍の後方へ移動する。
上空から見ると良くわかる。しっかり訓練された兵が陣形をとり、俺たちに襲いかかっていた。少数だからと油断していない。そして、降伏も話し合いもする気も無い。
ただ、踏み潰すのみ。
そんな明確な意思が見て取れた。
「いた! あそこニャ」
そこには全身真っ赤な鎧を身にまとい、その兜の額の部分には一本角が生えていた。
「あれか! 通常の兵士より三倍速いつもりか!? ナビちゃん、リミター解除! エネルギー消費量200%! マモルバスター・ギガマックス!!!!!!」
「マモル、だめニャ!」
俺はネーラが止めるのも聞かずに両手をノラリスに向けて、マモルバスター・ギガマックスを放つ。
爆音を響かせながら放たれるエネルギー波。ヤマタノオロチを一撃で葬り、山の形を変えたマモルバスターのリミッター解除版。これで奴も跡形もなく消し飛ぶはずだ。
アイリーンを傷つけた罰だ! 死ね!
しかし、俺のマモルバスターはノラリスに届く前に空中で魔法障壁にぶつかる。
丸い魔方陣のような盾。
「そんな物で俺の怒りが止められるか!!!!!!」
速攻で魔法障壁を突破する。
するとすぐに、二枚目にぶち当たる。それも破り、三枚、四枚。次々と魔法障壁を破っていくマモルバスター・ギガマックス。
「す、すごいニャ!」
それを見たネーラが驚きの声を上げる。
十枚目を破るとノラリス将軍の目の前にマモルバスターが迫る。
「ふん! 儂を誰だと思っている! 慎重将軍と言われた男だ! これしきのこと」
将軍は両手でマモルバスターを受け止めると、そう叫んだ。
「マモル! あの鎧は耐魔法能力がすごく高いニャ。気をつけるニャ!」
ネーラが悲鳴のように声を上げる。
「詰めが甘かったな! 反乱軍よ。儂はこの魔法の鎧をいつも身につけ、なおかつ予備を一式、予備の予備を一式、持っているのだ!」
マモルバスターを受け止めながら、ノラリス将軍は叫んだ。
どこかで見たような格好に、どこかで聞いたような台詞を吐きやがって! なめるな!
「ナビちゃん、マモルバスター・二重の極み!」
『OK、マモル』
マモルバスター・ギガマックを放ちながら、俺はマモルバスター・二重(ふたえ)の極みを放った。
二重(にじゅう)に放たれたマモルバスター。
「な、なんだとーーーーーーー!!!! トレーニングをしてリベン……」
ノラリス将軍は最後まで言い終える間もなく爆音とともに、この世から消滅してしまった。数千人の兵士とともに。
「今のは、なんなのニャ!?」
ネーラはその爆風でワイバーンが墜落しないように操りながら、俺に問いかけた。
「あいつの鎧の防御力はマモルバスター・ギガマックスで伸びきった状態になっていたんだよ。そこにもう一つマモルバスターを放ってやれば鎧の防御力なんて無いも同然だ。すべてはチリのようになってしまうってわけだ」
俺は漫画で得た知識を自慢げにネーラに説明する。
「へー、あたい馬鹿だからよくわかんないけど、すごいんだニャ」
「よし、敵の大将は倒した、アイリーン達を助けに行くぞ」
『緊急連絡、緊急連絡。コンバットスーツ、オーバーヒート。緊急解除を行います』
コンバットスーツが強制的に解除されて、レベル1のただのマモルになってしまった。
「どういうことだ、ナビちゃん」
『リミッター解除の影響です。クールダウンに約一時間を要します』
一時間はコンバットスーツが使えないと言うことか!?
ノラリス将軍を倒したとは言え、残り一万人以上の兵士が残っている。砦も壊されて、アイリーンも負傷している。
まずい! まずいぞ!
ノラリス軍の後方から土煙が上がっていた。ノラリス軍の援軍か!?
万事休す!
アイリーンは森の入口と出口に高さ三メートルほどの簡易的な砦を大急ぎで作ったのだった。
そして森の中にも小隊をいくつにも分けて、伏兵として配置した。まともには戦わない。あくまで時間稼ぎ。戦っては引き、戦っては引きを繰り返す作戦だ。
彼らは森の中で陣をはるとは考えにくい。一日持ちこたえれば、戦線は元に戻されるはずだ。
砦の指揮はアイリーンが行い、ネーラはワイバーンで上空よりノラリス軍の動向を探っていた。
俺はその入口砦のさらに数百メートルの場所に一人で立っていた。脇には大きな青旗を携えて、友好の証のジャムまで準備して。
そしてその前方にノラリス軍が見えてきた。二万人と言えば、東京ドームの観客数の約半分だ。それが長い列となってこちらに向かってくる。
先頭が俺に気がついたようで、進軍を止めた。
俺は交渉の使者が来るのを待つ。
空は雲一つ無く、太陽の光が容赦なく地上に降り注ぐ。そんな中、立ち尽くす俺の額には汗がにじんできた。時折吹く風が、俺の額をなでる。
待つ時間とはどうしてこんなに長いんだろうか。
俺はじっと待っていると、ノラリス軍に動きがあった。
それは俺の予想に反した行動だった。
大きな盾を構えた歩兵が列になって進んでくる、その後ろには二頭立ての戦車が数台。
二頭立ての戦車とは馬二頭で引く荷馬車のようで、車輪は二つしか無い。荷馬車ほど人も荷物も乗せられないが、その分機動力が高い。御者の前には盾も装備されていて、弓矢などで、御者を射貫くのは難しいだろう。
「止まれ! この旗が見えないのか!?」
やっぱり停戦は青旗じゃなくて白旗じゃないのか?
そんな疑惑を胸に旗とジャムを振って見せる。
しかし兵士達は止まる気配無く、俺に向かってくる。いや、俺など眼中にないようだ。向かっているのはアイリーン達がいる入口砦の方向だった。
「マモル、危ないニャ!」
目前に来た兵士は、槍を俺に突き立てようとしたのだった。ネーラはワイバーンに乗って俺をすくい上げてくれたおかげで、事なきを得た。
「なに、ボーとしているニャ。戦争中ニャ」
「しかし、俺は停戦旗を持っていたんだぞ」
「相手はその意思がなかっただけだニャ。ほら見るニャ……」
弓矢が届かない高さまで上昇したネーラは、砦の方を指さした。
先ほどの戦車は積んでいた樽をいくつも砦の方に転がす。
そこに向かって、火矢や炎の魔法を放つ。木で出来た砦は簡単に燃え上がり、周りの森にも火が付く。樽の中身は油のようだった。
こいつらは、少数の俺たちが仕掛けてくるならば、ここだと考えて用意していたようだった。
森の中からは矢で飛び出し、応戦しようとするも大盾に阻まれてしまう。
そして、逆に森の中へと大量の弓矢が降り注がれる。
響き合う怒声と悲鳴。
「アイリーンは無事か?」
「なんとか兵を撤退させようと奮闘しているニャ。あ!」
ネーラがそう言った瞬間、一本の矢がアイリーンの胸に当たった。
アイリーンはうずくまり、副団長の手で森の奥へと連れて行かれた。
「アイリーン!! くっそう! ふざけやがって!」
俺の血が沸騰するほどの怒りが沸き上がってきた。
「ネーラ! ノラリスの野郎を見つけろ!」
「良いけど、どうする気ニャ?」
「ぶち殺す!」
ネーラはワイバーンを操り、ノラリス軍の後方へ移動する。
上空から見ると良くわかる。しっかり訓練された兵が陣形をとり、俺たちに襲いかかっていた。少数だからと油断していない。そして、降伏も話し合いもする気も無い。
ただ、踏み潰すのみ。
そんな明確な意思が見て取れた。
「いた! あそこニャ」
そこには全身真っ赤な鎧を身にまとい、その兜の額の部分には一本角が生えていた。
「あれか! 通常の兵士より三倍速いつもりか!? ナビちゃん、リミター解除! エネルギー消費量200%! マモルバスター・ギガマックス!!!!!!」
「マモル、だめニャ!」
俺はネーラが止めるのも聞かずに両手をノラリスに向けて、マモルバスター・ギガマックスを放つ。
爆音を響かせながら放たれるエネルギー波。ヤマタノオロチを一撃で葬り、山の形を変えたマモルバスターのリミッター解除版。これで奴も跡形もなく消し飛ぶはずだ。
アイリーンを傷つけた罰だ! 死ね!
しかし、俺のマモルバスターはノラリスに届く前に空中で魔法障壁にぶつかる。
丸い魔方陣のような盾。
「そんな物で俺の怒りが止められるか!!!!!!」
速攻で魔法障壁を突破する。
するとすぐに、二枚目にぶち当たる。それも破り、三枚、四枚。次々と魔法障壁を破っていくマモルバスター・ギガマックス。
「す、すごいニャ!」
それを見たネーラが驚きの声を上げる。
十枚目を破るとノラリス将軍の目の前にマモルバスターが迫る。
「ふん! 儂を誰だと思っている! 慎重将軍と言われた男だ! これしきのこと」
将軍は両手でマモルバスターを受け止めると、そう叫んだ。
「マモル! あの鎧は耐魔法能力がすごく高いニャ。気をつけるニャ!」
ネーラが悲鳴のように声を上げる。
「詰めが甘かったな! 反乱軍よ。儂はこの魔法の鎧をいつも身につけ、なおかつ予備を一式、予備の予備を一式、持っているのだ!」
マモルバスターを受け止めながら、ノラリス将軍は叫んだ。
どこかで見たような格好に、どこかで聞いたような台詞を吐きやがって! なめるな!
「ナビちゃん、マモルバスター・二重の極み!」
『OK、マモル』
マモルバスター・ギガマックを放ちながら、俺はマモルバスター・二重(ふたえ)の極みを放った。
二重(にじゅう)に放たれたマモルバスター。
「な、なんだとーーーーーーー!!!! トレーニングをしてリベン……」
ノラリス将軍は最後まで言い終える間もなく爆音とともに、この世から消滅してしまった。数千人の兵士とともに。
「今のは、なんなのニャ!?」
ネーラはその爆風でワイバーンが墜落しないように操りながら、俺に問いかけた。
「あいつの鎧の防御力はマモルバスター・ギガマックスで伸びきった状態になっていたんだよ。そこにもう一つマモルバスターを放ってやれば鎧の防御力なんて無いも同然だ。すべてはチリのようになってしまうってわけだ」
俺は漫画で得た知識を自慢げにネーラに説明する。
「へー、あたい馬鹿だからよくわかんないけど、すごいんだニャ」
「よし、敵の大将は倒した、アイリーン達を助けに行くぞ」
『緊急連絡、緊急連絡。コンバットスーツ、オーバーヒート。緊急解除を行います』
コンバットスーツが強制的に解除されて、レベル1のただのマモルになってしまった。
「どういうことだ、ナビちゃん」
『リミッター解除の影響です。クールダウンに約一時間を要します』
一時間はコンバットスーツが使えないと言うことか!?
ノラリス将軍を倒したとは言え、残り一万人以上の兵士が残っている。砦も壊されて、アイリーンも負傷している。
まずい! まずいぞ!
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