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第29話 異世界の勝利の宴
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その夜、街の近くの広場を魔王軍の野営地に指定した。
俺はノラリス軍から巻き上げた食料を惜しみなく出すことにした。二万の兵の遠征分だから、かなりの量がある。
そして、酒は俺たちから差し入れした。
「大丈夫なんですか? あなた」
「ああ、心配するな。ベレートさんは怒らせると怖いが、普通にしていれば大丈夫だ」
「いえ、そちらではなくて……」
そう言って、アイリーンは魔王軍の面々を見ていた。
リザードマン、ミノタウロス、ケンタウロスなどもともと、人間の敵。それが和気あいあいと食事をしているのだ。なんとも思わないはずがなかった。
「ああ、そっちも大丈夫だろう。さすがにベレートさんに逆らう人はいないだろう。何だったら、みんなも宴会に混ざったらどうだ? おーい、ベレートさん。俺たちも混ざって良いかい?」
「え!? あなた」
アイリーンが止めるのも聞かずに、俺はベレートに話しかける。
「はぁ!?」
ベレートは顔をしかめて俺をにらむ。
その姿にアイリーンはおびえて、俺の手を引っ張る。
「あ、あなた……やっぱり」
「何言っているんだよ。来ないつもりだったのか? 怒るよ! 待ってたんだからさ、さあ飲もうよ! なあ、みんな!」
そう言ってベレートはとっくに上機嫌で酒をあおっていた。
俺は酒を持ってベレートの側に行くと、ネーラがノアールとアイリーンの手を引っ張って、俺の後についてくる。
「支店長、紹介しますニャ。こちらが例の元闇の王女ノアールとあー、こっちは人のこと泥棒猫扱いする妄想娘のアイリーンですニャ」
そう言って、ノアールは得意顔で二人をベレートに紹介した。
「な! 何言っているんですか。この泥棒猫娘は、私はマモルさんの正妻のアイリーンです。ここアルパカ領の元領主の娘です。よろしくお願いします」
そう言って、アイリーンは先ほどまでおびえていたのが嘘のように、ベレートに話しかけていた。
「へー、マモルって奥さんいたんだ。いないんだったら、ボクがもらおうと思っていたのに、ざ~んねん。ネーラも大変だね」
「え! あなたは男性じゃないのですか?」
ベレートの言葉にアイリーンは驚きの声を上がる。
そう言えば、ベレートってどっちなんだろう。中性的な容姿をしている。ネーラ、サラマンディーネと女性と立て続けに会っていたので、何の根拠もなく、女性だと思っていたのだが、アイリーンには男性に見えているようだった。
「そう言えば、支店長ってどっちなのかニャ?」
「ん~、どっちでもあるし、どっちでもないんだよね。正確に言うと、どっちも持っているかな?」
つまり、ベレートは両性有具。つまりは女性の物も男性の物も持っていると言うことか。
そもそもベレートって何者なんだろう。ネーラのような猫獣人ではないと思うのだが。思い切って聞いてみよう。
「ベレートさんて、種族は何ですか? ネーラとは姿は似ていますが、明らかに別種族ですよね」
「あれ? 言ってなかったっけ? ケット・シーだよ」
「ケット・シーって?」
「マモルはケット・シー様も知らないニャ? 仕方ないニャ」
ネーラは説明し始めた。
ケット・シー。妖精猫にして、妖精王。
獣人とは根本的に成り立ちが違う。神と人間を含む動物の中間。半神半獣。
そりゃ、強いはずだ。猫獣人(ワーキャット)のネーラとはそもそも格が違いすぎる。
それが、俺の隣で、ケラケラと楽しそうに笑っていた。
「ベレート様。ノアールと申します。お願いがあります」
それまでおとなしく話を聞いていたノアールは、ネーラの話を聞いて思わず口を出した。
「わたくしの母の首輪を取っていただけないでしょうか? わたくしの母はアイスマンなのですが、人間に捕まって、魔力封じの首輪を付けられています。ケット・シーのあなたならば、外せるのではないですか?」
そうだった。メイの首輪も外さなければならなかった。サラマンディーネには相談していたのだが、それなりに対価が必要だと言われていたので、申し訳ないが後回しにしていたのだった。
その、ノアールのお願いを聞いて、ベレートは首をかしげた。
「なんで?」
「母は魔力が使えず、困っています!」
「いや、そうじゃなくて。なんでボクが、そんなことをしなくちゃなんないの?」
ベレートは、ただ純粋に不思議でしょうがないと言った顔をしていた。
「母はあなたと同じ魔族ではないですか! 同胞を助けてはいただけないのですか?」
「ボクの話を聞いていた? ボクはケット・シー、精霊だよ。おもしろそうだから魔王軍に居るけど、純粋な意味では魔族じゃないよ。話は終わった? そんなことより、マモル、一緒に飲もうよ」
そう言って、ベレートは美味しそうに熱々の焼き魚を頬張って、お酒を飲んでいた。
それをノアールは悲しそうに見ていた。
あまり感情を表に表さないノアールだが、メイのことになると話は別だった。
生まれたときからあの城で二人っきりで生きてきた。魔族の母を持つと言うことで、疎まれながら生きていた唯一の味方。ノアールにはメイが、メイにはノアールが生きる糧だったのだろう。
しかし、子供のノアールに出来ることは多く無かったことは安易に想像できる。
今にも静かに泣き出しそうなノアールの顔を見ていると、さすがの俺も感じるものがある。
「安心しろ、俺がどうにかしてやる」
俺はそう言って、ノアールの頭を撫でてやる。
ノアールはその幼い顔に涙を浮かべて俺を見た。
「とりあえず、ベレートさん、そして魔王軍の皆さん、お疲れ様でした! そしてアルパカ騎士団のみんなもご苦労様。今晩は食べて、飲んでゆっくりしてくれ!」
俺たちの姿を見て、魔王軍の宴会に交ざったアルパカ騎士団にも俺は声をかけた。
そして俺は自分のコップを掲げて、一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだね。さすが、マモル。気に入った! 今晩は飲み明かすよ!」
「いいですよ。ちなみにディーネさんは来ないんですか?」
「サラマンディーネは諜報部だから荒事が起こる前までが、彼女の仕事だよ。マモルが知っている奴だったら、バララムがいるよ。おーい、バララム!」
ベレートが名前を呼ぶと、ただでさえ大きな牛の獣人族ミノタウロスの中でも一回り以上大きなバララムがこちらにやってきた。
胸当てだけをしているため、その筋肉質な身体が強調されて見える。
魔王軍を訪れたとき手前に座っていた四人のうちの一人だった。あのときは黙って、じっと聞いていただけで、どんな人物かさっぱり予想がつかなかった。
「何かご用でしょうか? 支店長」
「マモルが、なんか用があるみたいなんだけど、聞いてあげてくれるかな?」
「分かりました。それで、ご用と言うことは何でしょうか?」
バララムはその見た目に反して、優しい口調と、柔らかな物腰で俺に話しかけてきた。
「サラマンディーネさんにはお願いしていたのですが、彼女の母親の首輪を外すために、設備保全課の方に取り次いでいただきたいのです。以前は支払える報酬がなかったため、話だけさせていただきましたが、今回は正式に依頼したのです」
「マモル……」
俺の側で下を向いてじっと話を聞いていたノアールが、顔を上げる。
バララムは、俺の話を聞いて、ベレートの顔を見た。ベレートはすでに興味を無くしているように、けらけら笑いながら酒を飲んでいた。
その姿は、全ての判断はバララムに任せる。そう言っているようだった。
サラマンディーネと俺が約束をしていたとしても、バララムはサラマンディーネよりも上の役職だろうから、断る事も出来る。
バララムはしばらく考えて、ゆっくりと口を開いた。
「分かりました。それで、その方は魔王城まで来られますか? それとも技術員の出張対応が必要でしょうか?」
よし! これで、メイさんの問題は一歩前進した。
出張対応にすると、コストが高くなるだろう。それに時間もかかるかもしれない。
「魔王城まで連れて行きます。よろしくお願いします」
「分かりました。……そうですね。一週間後を目処に魔王城へ来ていただけますか? 来られましたら設備保全課のマバスをおたずねください。話を通しておきます。代価については私も分かりかねますので、マバスと相談してていただけますか?」
バララムはミノタウロスのため、その頭は雄牛そのものなのだが、非常に優しそうな顔をしているように感じた。牛ってこんなに優しい目をしているんだな。
「ありがとうございます。助かります」
「ありがとうございます……よかった」
俺に続いてノアールもお礼を言った。
これでメイさんの問題はなんとかなるだろう。
「おーい、めんどくさい話は終わったかい? さあ、飲もうよ!」
ベレートの呼びかけで俺は再度、宴会に加わった。徹夜の宴会に。
俺はノラリス軍から巻き上げた食料を惜しみなく出すことにした。二万の兵の遠征分だから、かなりの量がある。
そして、酒は俺たちから差し入れした。
「大丈夫なんですか? あなた」
「ああ、心配するな。ベレートさんは怒らせると怖いが、普通にしていれば大丈夫だ」
「いえ、そちらではなくて……」
そう言って、アイリーンは魔王軍の面々を見ていた。
リザードマン、ミノタウロス、ケンタウロスなどもともと、人間の敵。それが和気あいあいと食事をしているのだ。なんとも思わないはずがなかった。
「ああ、そっちも大丈夫だろう。さすがにベレートさんに逆らう人はいないだろう。何だったら、みんなも宴会に混ざったらどうだ? おーい、ベレートさん。俺たちも混ざって良いかい?」
「え!? あなた」
アイリーンが止めるのも聞かずに、俺はベレートに話しかける。
「はぁ!?」
ベレートは顔をしかめて俺をにらむ。
その姿にアイリーンはおびえて、俺の手を引っ張る。
「あ、あなた……やっぱり」
「何言っているんだよ。来ないつもりだったのか? 怒るよ! 待ってたんだからさ、さあ飲もうよ! なあ、みんな!」
そう言ってベレートはとっくに上機嫌で酒をあおっていた。
俺は酒を持ってベレートの側に行くと、ネーラがノアールとアイリーンの手を引っ張って、俺の後についてくる。
「支店長、紹介しますニャ。こちらが例の元闇の王女ノアールとあー、こっちは人のこと泥棒猫扱いする妄想娘のアイリーンですニャ」
そう言って、ノアールは得意顔で二人をベレートに紹介した。
「な! 何言っているんですか。この泥棒猫娘は、私はマモルさんの正妻のアイリーンです。ここアルパカ領の元領主の娘です。よろしくお願いします」
そう言って、アイリーンは先ほどまでおびえていたのが嘘のように、ベレートに話しかけていた。
「へー、マモルって奥さんいたんだ。いないんだったら、ボクがもらおうと思っていたのに、ざ~んねん。ネーラも大変だね」
「え! あなたは男性じゃないのですか?」
ベレートの言葉にアイリーンは驚きの声を上がる。
そう言えば、ベレートってどっちなんだろう。中性的な容姿をしている。ネーラ、サラマンディーネと女性と立て続けに会っていたので、何の根拠もなく、女性だと思っていたのだが、アイリーンには男性に見えているようだった。
「そう言えば、支店長ってどっちなのかニャ?」
「ん~、どっちでもあるし、どっちでもないんだよね。正確に言うと、どっちも持っているかな?」
つまり、ベレートは両性有具。つまりは女性の物も男性の物も持っていると言うことか。
そもそもベレートって何者なんだろう。ネーラのような猫獣人ではないと思うのだが。思い切って聞いてみよう。
「ベレートさんて、種族は何ですか? ネーラとは姿は似ていますが、明らかに別種族ですよね」
「あれ? 言ってなかったっけ? ケット・シーだよ」
「ケット・シーって?」
「マモルはケット・シー様も知らないニャ? 仕方ないニャ」
ネーラは説明し始めた。
ケット・シー。妖精猫にして、妖精王。
獣人とは根本的に成り立ちが違う。神と人間を含む動物の中間。半神半獣。
そりゃ、強いはずだ。猫獣人(ワーキャット)のネーラとはそもそも格が違いすぎる。
それが、俺の隣で、ケラケラと楽しそうに笑っていた。
「ベレート様。ノアールと申します。お願いがあります」
それまでおとなしく話を聞いていたノアールは、ネーラの話を聞いて思わず口を出した。
「わたくしの母の首輪を取っていただけないでしょうか? わたくしの母はアイスマンなのですが、人間に捕まって、魔力封じの首輪を付けられています。ケット・シーのあなたならば、外せるのではないですか?」
そうだった。メイの首輪も外さなければならなかった。サラマンディーネには相談していたのだが、それなりに対価が必要だと言われていたので、申し訳ないが後回しにしていたのだった。
その、ノアールのお願いを聞いて、ベレートは首をかしげた。
「なんで?」
「母は魔力が使えず、困っています!」
「いや、そうじゃなくて。なんでボクが、そんなことをしなくちゃなんないの?」
ベレートは、ただ純粋に不思議でしょうがないと言った顔をしていた。
「母はあなたと同じ魔族ではないですか! 同胞を助けてはいただけないのですか?」
「ボクの話を聞いていた? ボクはケット・シー、精霊だよ。おもしろそうだから魔王軍に居るけど、純粋な意味では魔族じゃないよ。話は終わった? そんなことより、マモル、一緒に飲もうよ」
そう言って、ベレートは美味しそうに熱々の焼き魚を頬張って、お酒を飲んでいた。
それをノアールは悲しそうに見ていた。
あまり感情を表に表さないノアールだが、メイのことになると話は別だった。
生まれたときからあの城で二人っきりで生きてきた。魔族の母を持つと言うことで、疎まれながら生きていた唯一の味方。ノアールにはメイが、メイにはノアールが生きる糧だったのだろう。
しかし、子供のノアールに出来ることは多く無かったことは安易に想像できる。
今にも静かに泣き出しそうなノアールの顔を見ていると、さすがの俺も感じるものがある。
「安心しろ、俺がどうにかしてやる」
俺はそう言って、ノアールの頭を撫でてやる。
ノアールはその幼い顔に涙を浮かべて俺を見た。
「とりあえず、ベレートさん、そして魔王軍の皆さん、お疲れ様でした! そしてアルパカ騎士団のみんなもご苦労様。今晩は食べて、飲んでゆっくりしてくれ!」
俺たちの姿を見て、魔王軍の宴会に交ざったアルパカ騎士団にも俺は声をかけた。
そして俺は自分のコップを掲げて、一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだね。さすが、マモル。気に入った! 今晩は飲み明かすよ!」
「いいですよ。ちなみにディーネさんは来ないんですか?」
「サラマンディーネは諜報部だから荒事が起こる前までが、彼女の仕事だよ。マモルが知っている奴だったら、バララムがいるよ。おーい、バララム!」
ベレートが名前を呼ぶと、ただでさえ大きな牛の獣人族ミノタウロスの中でも一回り以上大きなバララムがこちらにやってきた。
胸当てだけをしているため、その筋肉質な身体が強調されて見える。
魔王軍を訪れたとき手前に座っていた四人のうちの一人だった。あのときは黙って、じっと聞いていただけで、どんな人物かさっぱり予想がつかなかった。
「何かご用でしょうか? 支店長」
「マモルが、なんか用があるみたいなんだけど、聞いてあげてくれるかな?」
「分かりました。それで、ご用と言うことは何でしょうか?」
バララムはその見た目に反して、優しい口調と、柔らかな物腰で俺に話しかけてきた。
「サラマンディーネさんにはお願いしていたのですが、彼女の母親の首輪を外すために、設備保全課の方に取り次いでいただきたいのです。以前は支払える報酬がなかったため、話だけさせていただきましたが、今回は正式に依頼したのです」
「マモル……」
俺の側で下を向いてじっと話を聞いていたノアールが、顔を上げる。
バララムは、俺の話を聞いて、ベレートの顔を見た。ベレートはすでに興味を無くしているように、けらけら笑いながら酒を飲んでいた。
その姿は、全ての判断はバララムに任せる。そう言っているようだった。
サラマンディーネと俺が約束をしていたとしても、バララムはサラマンディーネよりも上の役職だろうから、断る事も出来る。
バララムはしばらく考えて、ゆっくりと口を開いた。
「分かりました。それで、その方は魔王城まで来られますか? それとも技術員の出張対応が必要でしょうか?」
よし! これで、メイさんの問題は一歩前進した。
出張対応にすると、コストが高くなるだろう。それに時間もかかるかもしれない。
「魔王城まで連れて行きます。よろしくお願いします」
「分かりました。……そうですね。一週間後を目処に魔王城へ来ていただけますか? 来られましたら設備保全課のマバスをおたずねください。話を通しておきます。代価については私も分かりかねますので、マバスと相談してていただけますか?」
バララムはミノタウロスのため、その頭は雄牛そのものなのだが、非常に優しそうな顔をしているように感じた。牛ってこんなに優しい目をしているんだな。
「ありがとうございます。助かります」
「ありがとうございます……よかった」
俺に続いてノアールもお礼を言った。
これでメイさんの問題はなんとかなるだろう。
「おーい、めんどくさい話は終わったかい? さあ、飲もうよ!」
ベレートの呼びかけで俺は再度、宴会に加わった。徹夜の宴会に。
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