35 / 52
第35話 異世界のサキュバスは魅力的だった
しおりを挟む
「お母様!」
ノアールは首輪が取れて唖然としているメイに抱きついた。
止まっていた時が動き始めた。
黙って抱き合う親子。
これで、心配事が一つ片付いたと、俺が二人を見ているとなんとも言えない気持ちになってきた。
メイは元々、俺の好みストライクである。
しかし、今はそれだけではない、なんとも言えず妖艶で扇情的なように俺の目に映る。
今すぐにでもノアールを押しのけて、唇を奪い、抱きしめたい気持ちを無理矢理に抑えつけている。
『マモル、どうかしましたか? 心拍数が急上昇しています。それに伴って体温も上がっていますが』
常時、俺の体をモニタリングしてくれているナビちゃんが警告する。
「いや、大丈夫だ」
俺はナビちゃんにそう、答えたが、全く大丈夫ではなかった。
今日は魔王城の近くで一泊する予定なので、宿を取っていた。早くメイを宿に行かせて、俺の視界から遠ざけなければ、欲望に飲み込まれそうだった。そうならないように、俺は二人に話しかけた。
「二人とも、今日はもう、宿に戻って帰りな」
「はい!」
いつもより明るいノアールの返事だった。
ノアールとメイは一足先に宿に戻ったあと、落ち着いた俺はサラマンディーネに挨拶をした後、宿に戻った。
サラマンディーネは俺とネーラの無事を喜んでくれた。やはりあの詫び尻尾はノラリス将軍の侵攻を俺に知らせるためだったようだ。
そしてネーラはサラマンディーネに捕まり、徹夜で報告書の作成を命じられていた。
嫌がるネーラを魔王城に置き去りにして、俺も宿へと引き上げた。
戦闘以上に心が疲れた俺は、早々に眠ってしまおうと、ベッドに潜り込んだとき、俺の部屋のドアがノックされた。
「だれだ?」
「メイです」
そこにはいつものメイド姿のメイが一人で立っていた。
俺はその姿を見ただけで、胸が高鳴りを覚えた。しかしそんなことはおくびにも出さずに、メイの来訪の目的を聞く。
「どうかしましたか?」
俺はメイを部屋に招き入れると、メイは深々と俺に頭を下げた。
「このたびは本当にありがとうございました」
「いえいえ、当然のことをしたまでですよ」
「……それで、実はひとつお話をしておかなければいけないことがあります」
メイは少し、言いにくそうな顔で俺に告げた。
もしかして、メイが王国軍と内通しているという俺の懸念が本当だったのだろうか? 俺の心拍数がワンランク上がった。
「実は私はスノーマンではありません。サキュバスなのです。その能力は首輪によって封印されていました。それで……」
「それで?」
「こんなことをマモル様に言うのも失礼かもしれませんが、私のサキュバスの能力で……その、マモル様が、私に変な感情を抱いてしまっていないか。心配で……」
ああ、首輪が外れてから、これまで以上にメイが性的な意味で魅力的に感じたのはサキュバスの能力のせいだったのか。メイの言葉にあのときの俺の感情に納得がいった。
「確かに、首輪を外れた後のメイさんはすごく魅力的に感じました」
「や、やっぱり……でも、それはサキュバスの能力ですから、勘違いなのです」
「でも、俺は首輪が外れる前から……いや、初めて見たときから俺はメイさんが好きです!」
潤んだ目で俺を見ている美しい女性を見た俺は、感情を抑えきれなくなっていた。
俺は告白と同時に思わず、その柔らかな肢体を抱きしめていた。
「だ、だめです。マモル様は娘の思い人。こんなおばさんではなく、娘を、ノアールを愛してあげてください」
今の俺は15歳の体である。しかし、転生する前は四十歳のおっさんだ。三十代過ぎのメイは俺にとっては美しく魅力的な女性にしか思っていなかった。
しかし、メイからすると俺は娘と同世代。自分をおばさんという気持ちもわかる。
「メイ、貴方は自分が思うよりもずっと魅力的な女性だ。さっきも言ったように俺のこの気持ちはサキュバスの能力のせいなんかじゃない。自信を持ってくれ」
「でも、でも」
そう言ってメイは俺の抱擁を振りほどくようにいやいやとする。しかし、そこには力がこもっておらず、本気で振るほどく気が無いのは明白だった。
「メイ、愛している。キミもノアールも等しく幸せにするから、俺に任せてくれ」
「ああ、マモル……」
メイは黙って瞳を閉じた。
俺はメイの唇にキスをすると、そのまま、優しくベッドに押し倒した。
されるがままのメイ。
メイの服を脱がそうとしたときだった。
『警告、警告』
ナビちゃんが俺に警告を発した。
「何だよ、良いところで」
『緊急事態につき、脳内速度一万倍にて連絡します。このまま、マモルが童貞を卒業した場合、コンバットスーツおよびナビシステムは使用不可能になります』
「へ!? どういうことだ? 何で俺の童貞喪失とコンバットスーツの使用に関係が?」
俺はメイを見ていると、メイはピクリとも動いていなかった。そうやら現実の時間の一万倍のスピードで俺とナビちゃんはやりとりをしているようだ。
『マモルは四十年間童貞を貫いたため、大魔法使いになり、コンバットスーツシステムが使えるようになりました。その条件がリセットされると、マモルは大魔法使いではなく、ただの一般人になります。そのため、コンバットスーツシステムが使用不可能になります』
「ちょっと待ってくれ、コンバットスーツは亀仙人を助けたから、俺が使えるようになったんじゃないのか?」
『違います。亀仙人を助けた報酬はこの世界の転生、肉体変化、言語理解力になります』
「じゃあ、何かコンバットスーツを使いたければ、俺は一生童貞のままでいなかればならないってことか? 最悪じゃないか、それって!」
『童貞を喪失してもコンバットスーツシステムが使える方法はあります』
「なんだよ。脅かすなよ、ナビ公」
『殺すぞ! くそ童貞!』
「ひっ! ごめんない、ナビちゃん。それで、その方法を教えていただけないでしょうか?」
『ごっほん、マモルは今、童貞のまま四十歳を迎えて、大魔法使いになりました。しかしながら転生後のこの世界では15歳です。この世界でもう一度、童貞のまま三十歳を迎えると、二度魔法使いになる条件を得て、今と同じ大魔法使いになります。そうなれば、童貞を喪失してもコンバットスーツシステムは使用することは可能です』
「……あと15年も我慢しなきゃならないのか?」
『もしくはコンバットスーツが不要な状況を作れば、いいのではないでしょうか?』
「コンバットスーツを使わなくても、平和に暮らせる世界か。15年待つよりはそっちが早いかもな。わかったよ、ナビちゃん」
そうしてナビちゃんの緊急モードは解除された。
「どうかしましたか? マモル様」
「俺がキミを愛していることは本当だ。しかし、ここでキミを抱いてしまうと、サキュバスの能力に負けて抱いてしまったと思われても仕方が無い。まだ王国を倒して、ノアールを女王にして、平和な世界を手に入れた暁にはキミを本当の意味で俺の物にしたい」
そう言って俺はメイをベッドから立ち上がらせた。自分で押し倒しておきながら。
俺はこの詭弁をメイがどう受け止めるか、黙ってメイの言葉を待つ。
「マモル様、やはり貴方はノアールが選んだ真の勇者なのですね。いままで、このサキュバスの能力のせいで、男はみんな欲望に負けて私を抱こうとしました。貴方のような素敵な人は初めてです。早く、幸せな生活が出来るように、これからもマモル様にお仕えします」
メイは目をキラキラさせながら、自分の部屋に戻った。ひとつお休みのキスをして。
「くっそう! 何だ! この生殺しは!」
俺はメイが部屋を出て十分な時間を待て、悪態をついたのだった。
ノアールは首輪が取れて唖然としているメイに抱きついた。
止まっていた時が動き始めた。
黙って抱き合う親子。
これで、心配事が一つ片付いたと、俺が二人を見ているとなんとも言えない気持ちになってきた。
メイは元々、俺の好みストライクである。
しかし、今はそれだけではない、なんとも言えず妖艶で扇情的なように俺の目に映る。
今すぐにでもノアールを押しのけて、唇を奪い、抱きしめたい気持ちを無理矢理に抑えつけている。
『マモル、どうかしましたか? 心拍数が急上昇しています。それに伴って体温も上がっていますが』
常時、俺の体をモニタリングしてくれているナビちゃんが警告する。
「いや、大丈夫だ」
俺はナビちゃんにそう、答えたが、全く大丈夫ではなかった。
今日は魔王城の近くで一泊する予定なので、宿を取っていた。早くメイを宿に行かせて、俺の視界から遠ざけなければ、欲望に飲み込まれそうだった。そうならないように、俺は二人に話しかけた。
「二人とも、今日はもう、宿に戻って帰りな」
「はい!」
いつもより明るいノアールの返事だった。
ノアールとメイは一足先に宿に戻ったあと、落ち着いた俺はサラマンディーネに挨拶をした後、宿に戻った。
サラマンディーネは俺とネーラの無事を喜んでくれた。やはりあの詫び尻尾はノラリス将軍の侵攻を俺に知らせるためだったようだ。
そしてネーラはサラマンディーネに捕まり、徹夜で報告書の作成を命じられていた。
嫌がるネーラを魔王城に置き去りにして、俺も宿へと引き上げた。
戦闘以上に心が疲れた俺は、早々に眠ってしまおうと、ベッドに潜り込んだとき、俺の部屋のドアがノックされた。
「だれだ?」
「メイです」
そこにはいつものメイド姿のメイが一人で立っていた。
俺はその姿を見ただけで、胸が高鳴りを覚えた。しかしそんなことはおくびにも出さずに、メイの来訪の目的を聞く。
「どうかしましたか?」
俺はメイを部屋に招き入れると、メイは深々と俺に頭を下げた。
「このたびは本当にありがとうございました」
「いえいえ、当然のことをしたまでですよ」
「……それで、実はひとつお話をしておかなければいけないことがあります」
メイは少し、言いにくそうな顔で俺に告げた。
もしかして、メイが王国軍と内通しているという俺の懸念が本当だったのだろうか? 俺の心拍数がワンランク上がった。
「実は私はスノーマンではありません。サキュバスなのです。その能力は首輪によって封印されていました。それで……」
「それで?」
「こんなことをマモル様に言うのも失礼かもしれませんが、私のサキュバスの能力で……その、マモル様が、私に変な感情を抱いてしまっていないか。心配で……」
ああ、首輪が外れてから、これまで以上にメイが性的な意味で魅力的に感じたのはサキュバスの能力のせいだったのか。メイの言葉にあのときの俺の感情に納得がいった。
「確かに、首輪を外れた後のメイさんはすごく魅力的に感じました」
「や、やっぱり……でも、それはサキュバスの能力ですから、勘違いなのです」
「でも、俺は首輪が外れる前から……いや、初めて見たときから俺はメイさんが好きです!」
潤んだ目で俺を見ている美しい女性を見た俺は、感情を抑えきれなくなっていた。
俺は告白と同時に思わず、その柔らかな肢体を抱きしめていた。
「だ、だめです。マモル様は娘の思い人。こんなおばさんではなく、娘を、ノアールを愛してあげてください」
今の俺は15歳の体である。しかし、転生する前は四十歳のおっさんだ。三十代過ぎのメイは俺にとっては美しく魅力的な女性にしか思っていなかった。
しかし、メイからすると俺は娘と同世代。自分をおばさんという気持ちもわかる。
「メイ、貴方は自分が思うよりもずっと魅力的な女性だ。さっきも言ったように俺のこの気持ちはサキュバスの能力のせいなんかじゃない。自信を持ってくれ」
「でも、でも」
そう言ってメイは俺の抱擁を振りほどくようにいやいやとする。しかし、そこには力がこもっておらず、本気で振るほどく気が無いのは明白だった。
「メイ、愛している。キミもノアールも等しく幸せにするから、俺に任せてくれ」
「ああ、マモル……」
メイは黙って瞳を閉じた。
俺はメイの唇にキスをすると、そのまま、優しくベッドに押し倒した。
されるがままのメイ。
メイの服を脱がそうとしたときだった。
『警告、警告』
ナビちゃんが俺に警告を発した。
「何だよ、良いところで」
『緊急事態につき、脳内速度一万倍にて連絡します。このまま、マモルが童貞を卒業した場合、コンバットスーツおよびナビシステムは使用不可能になります』
「へ!? どういうことだ? 何で俺の童貞喪失とコンバットスーツの使用に関係が?」
俺はメイを見ていると、メイはピクリとも動いていなかった。そうやら現実の時間の一万倍のスピードで俺とナビちゃんはやりとりをしているようだ。
『マモルは四十年間童貞を貫いたため、大魔法使いになり、コンバットスーツシステムが使えるようになりました。その条件がリセットされると、マモルは大魔法使いではなく、ただの一般人になります。そのため、コンバットスーツシステムが使用不可能になります』
「ちょっと待ってくれ、コンバットスーツは亀仙人を助けたから、俺が使えるようになったんじゃないのか?」
『違います。亀仙人を助けた報酬はこの世界の転生、肉体変化、言語理解力になります』
「じゃあ、何かコンバットスーツを使いたければ、俺は一生童貞のままでいなかればならないってことか? 最悪じゃないか、それって!」
『童貞を喪失してもコンバットスーツシステムが使える方法はあります』
「なんだよ。脅かすなよ、ナビ公」
『殺すぞ! くそ童貞!』
「ひっ! ごめんない、ナビちゃん。それで、その方法を教えていただけないでしょうか?」
『ごっほん、マモルは今、童貞のまま四十歳を迎えて、大魔法使いになりました。しかしながら転生後のこの世界では15歳です。この世界でもう一度、童貞のまま三十歳を迎えると、二度魔法使いになる条件を得て、今と同じ大魔法使いになります。そうなれば、童貞を喪失してもコンバットスーツシステムは使用することは可能です』
「……あと15年も我慢しなきゃならないのか?」
『もしくはコンバットスーツが不要な状況を作れば、いいのではないでしょうか?』
「コンバットスーツを使わなくても、平和に暮らせる世界か。15年待つよりはそっちが早いかもな。わかったよ、ナビちゃん」
そうしてナビちゃんの緊急モードは解除された。
「どうかしましたか? マモル様」
「俺がキミを愛していることは本当だ。しかし、ここでキミを抱いてしまうと、サキュバスの能力に負けて抱いてしまったと思われても仕方が無い。まだ王国を倒して、ノアールを女王にして、平和な世界を手に入れた暁にはキミを本当の意味で俺の物にしたい」
そう言って俺はメイをベッドから立ち上がらせた。自分で押し倒しておきながら。
俺はこの詭弁をメイがどう受け止めるか、黙ってメイの言葉を待つ。
「マモル様、やはり貴方はノアールが選んだ真の勇者なのですね。いままで、このサキュバスの能力のせいで、男はみんな欲望に負けて私を抱こうとしました。貴方のような素敵な人は初めてです。早く、幸せな生活が出来るように、これからもマモル様にお仕えします」
メイは目をキラキラさせながら、自分の部屋に戻った。ひとつお休みのキスをして。
「くっそう! 何だ! この生殺しは!」
俺はメイが部屋を出て十分な時間を待て、悪態をついたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる