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食いしん坊聖女は婚約破棄される。
ホーンラビットの照り焼き。
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「いいじゃない。それにね…ケルネリウス。貴方だって人のことは言えないはずよ?白かった団服が真っ黒になっているじゃない。一体何したらそうなるのよ。」
黒くなっている所を指差して問い詰めればケルネリウスは少し目線を反らしてから持っていたカゴを調理台の上に置いた。
「あぁ~…これはだなぁ…まぁ、いいじゃないか!うまいものが食べられるんだし…」
ケルネリウスが持つカゴの中を見ればトマトやレタス、それにほうれん草など採れたての野菜が沢山入っている。
どうやら野菜を採りにいっていて汚れたようだ。
「へぇ~…そうね。まぁ、美味しいものが食べられるなら仕方がないわよねぇ…(私のことばかり言うけど、人のこと言えないじゃない!!)」
アンネリーゼの目線が突き刺さるのが嫌だったのか、ケルネリウスはアンネリーゼから視線をそらし新人神官にカゴの中の野菜を洗うように指示を出した。
アンネリーゼが食いしん坊聖女と言われるだけあるのか、その周りにいる人達もまた変わった者が多い。
その中を代表するのが、アンネリーゼの護衛騎士兼相棒でもあるケルネリウス・アスデウス。
アスデウス侯爵家の三男で、土いじりや研究が好き。暇さえあれば畑や森に行っている。今は瘴気で汚染された土をどうしたら改善できるかという研究にハマっていて、2週間くらい部屋から出てこないことしばしば…。
そんなことが度々続いたものだから、引きこもり具合に痺れを切らした家族が、ケルネリウスを無理矢理騎士団に入団させた。
初めは仕方なく王宮騎士団に入ったケルネリウスだったが、家にいるより自由な時間が出来たと喜び、数年間そのまま居座り続ける。しかも実力はあるのに一兵卒としてだ…。
誰かが上に上がるように言おうとしたものなら、話を聞かずに「いえ、俺にそんな力はありません。」と言って自分の部屋に帰るという問題児っぷり。
それを見かねたアスデウス侯爵が縁談を持ってきたのだが「知らない女と結婚させられるくらいならそのまま神殿入りした方がマシだ。」と断り、親の反対を押し切って神殿に入った。
また文句言われるのは困ると、神殿に入った後はそそくさと上り詰めた変わり者だ。
大神官にもなれる器なのだが、仕事が増えると自分の時間が持てないからという理由で神官騎士で納まっている程である。
「ふん。研究のおかげでこんなにうまそうな野菜が手に入ったんだからいいだろうが。それに最近ではアンナが、欲しがっていた調味料も増えているだろう?俺の研究が役に立っている証拠じゃないか!!」
綺麗に洗った野菜を再度調理台の上に置くとグイッとアンネリーゼの顔の前に近づけると、何も言い返せないのかごくりと言葉を飲み込んだ。
「ええ…まぁ、そうね。(ほうれん草のサラダも美味しいけど、今日はほうれん草の胡麻和えにしようかしら…どっちも捨て難いわ。)」
「それよりも照り焼きのタレを作るんだろ?俺が黄金比のうまーい調味料を配合してやるから、ホーンラビットが焦げないように気をつけるんだな。」
新人達は何が起きたんだとあたふたしてなんとか二人の言い合いを止めなければと考えていたが、この光景が日常茶飯事であることを知っている聖女や神官たちは止めることなく自分たちの仕事を終わらせていく。
何故なら2人の作る料理は絶品だからだ。
ジュージューパチパチとフライパンの中から聞こえるお肉と油の奏でるハーモニー。
お肉とタレがこんにちはした訳では無いが、お肉の焼ける匂いだけで食欲がそそる。
(ん~…この匂い…最高だわ!!)
いい具合にお肉に焼け目を付けたら、ケルネリウスが作った照り焼きのタレをフライパンの中に投入する。
その瞬間、先程のハーモニーにタレの声がプラスされ、さらに美味しそうな音楽が鳴り響く。
と、同時にお醤油の匂いが調理場の中に充満した。
「「「「(これは…絶対美味しいやつだわ!!)」」」」
食欲を刺激された人達のお腹がフライパンの中の音楽に合わせてぐぅ~ぐぅ~と大合唱をはじめた。
これぞまさに調和である。
そして2人の料理を食べたものたちは皆口を揃えて同じことを言う。
もう他のところでご飯は食べられないと…。
正直言って、ルシフェール国の食事が美味しいかと言われると美味しいとは言えない。
硬いパンに、クタクタに煮すぎた野菜のスープ。サラダはドレッシングなどがないため、生野菜を食べているだけ。しかも土があまり良くないのか、美味しいとはいえず取りあえず栄養を摂るだけの物と化している。
だが、アウローラ大神殿で食べる料理だけは他と違う。
何故なら…アンネリーゼたちが料理をしているからである。
「ふぅ~いい感じね!あとは盛り付けて、完成よ!!」
ホーンラビットの照り焼きにレタスとトマトを添える。小皿には副菜に作ったほうれん草の胡麻和えを入れ、それとは別にスープとパンを用意する。
(まだ海産物は手に入らないのよね。あとはお米も欲しいところだけど…今はこれが限界ね。)
「さっ、冷めないうちに食べましょ~。皆食堂に持っていって~!!」
さっきまで笑顔で包丁をドンドン叩いていた人とは思えない程穏やかな口調で話すアンネリーゼ。
固まっていた新人達もアンネリーゼの声を皮切りに料理を運んでいく。
ホーンラビットを運ぶ度に喉をごくりと鳴らす姿を見てアンネリーゼは笑っていた。
「やっぱり美味しいって正義よね~。」
料理を運び終え、食事を始めるための祈りを捧げる。
「昼の女神エメラール様。今日という日が無事に終えられたことに感謝いたします。夜を守護する女神ノクスーレ様。皆が新しい朝を迎えることができますようお守りください。豊穣の女神ケレスティナ様に感謝を。」
その間もぐぅ~ぐぅ~とお腹の大合唱は止まらない。
「さぁ、頂きましょうか。」
大聖女であるアンネリーゼの言葉が食堂に響き渡り、それぞれが照り焼きにフォークを刺した瞬間…
それを邪魔するように食堂の扉がバンっと勢いよく開いた。
黒くなっている所を指差して問い詰めればケルネリウスは少し目線を反らしてから持っていたカゴを調理台の上に置いた。
「あぁ~…これはだなぁ…まぁ、いいじゃないか!うまいものが食べられるんだし…」
ケルネリウスが持つカゴの中を見ればトマトやレタス、それにほうれん草など採れたての野菜が沢山入っている。
どうやら野菜を採りにいっていて汚れたようだ。
「へぇ~…そうね。まぁ、美味しいものが食べられるなら仕方がないわよねぇ…(私のことばかり言うけど、人のこと言えないじゃない!!)」
アンネリーゼの目線が突き刺さるのが嫌だったのか、ケルネリウスはアンネリーゼから視線をそらし新人神官にカゴの中の野菜を洗うように指示を出した。
アンネリーゼが食いしん坊聖女と言われるだけあるのか、その周りにいる人達もまた変わった者が多い。
その中を代表するのが、アンネリーゼの護衛騎士兼相棒でもあるケルネリウス・アスデウス。
アスデウス侯爵家の三男で、土いじりや研究が好き。暇さえあれば畑や森に行っている。今は瘴気で汚染された土をどうしたら改善できるかという研究にハマっていて、2週間くらい部屋から出てこないことしばしば…。
そんなことが度々続いたものだから、引きこもり具合に痺れを切らした家族が、ケルネリウスを無理矢理騎士団に入団させた。
初めは仕方なく王宮騎士団に入ったケルネリウスだったが、家にいるより自由な時間が出来たと喜び、数年間そのまま居座り続ける。しかも実力はあるのに一兵卒としてだ…。
誰かが上に上がるように言おうとしたものなら、話を聞かずに「いえ、俺にそんな力はありません。」と言って自分の部屋に帰るという問題児っぷり。
それを見かねたアスデウス侯爵が縁談を持ってきたのだが「知らない女と結婚させられるくらいならそのまま神殿入りした方がマシだ。」と断り、親の反対を押し切って神殿に入った。
また文句言われるのは困ると、神殿に入った後はそそくさと上り詰めた変わり者だ。
大神官にもなれる器なのだが、仕事が増えると自分の時間が持てないからという理由で神官騎士で納まっている程である。
「ふん。研究のおかげでこんなにうまそうな野菜が手に入ったんだからいいだろうが。それに最近ではアンナが、欲しがっていた調味料も増えているだろう?俺の研究が役に立っている証拠じゃないか!!」
綺麗に洗った野菜を再度調理台の上に置くとグイッとアンネリーゼの顔の前に近づけると、何も言い返せないのかごくりと言葉を飲み込んだ。
「ええ…まぁ、そうね。(ほうれん草のサラダも美味しいけど、今日はほうれん草の胡麻和えにしようかしら…どっちも捨て難いわ。)」
「それよりも照り焼きのタレを作るんだろ?俺が黄金比のうまーい調味料を配合してやるから、ホーンラビットが焦げないように気をつけるんだな。」
新人達は何が起きたんだとあたふたしてなんとか二人の言い合いを止めなければと考えていたが、この光景が日常茶飯事であることを知っている聖女や神官たちは止めることなく自分たちの仕事を終わらせていく。
何故なら2人の作る料理は絶品だからだ。
ジュージューパチパチとフライパンの中から聞こえるお肉と油の奏でるハーモニー。
お肉とタレがこんにちはした訳では無いが、お肉の焼ける匂いだけで食欲がそそる。
(ん~…この匂い…最高だわ!!)
いい具合にお肉に焼け目を付けたら、ケルネリウスが作った照り焼きのタレをフライパンの中に投入する。
その瞬間、先程のハーモニーにタレの声がプラスされ、さらに美味しそうな音楽が鳴り響く。
と、同時にお醤油の匂いが調理場の中に充満した。
「「「「(これは…絶対美味しいやつだわ!!)」」」」
食欲を刺激された人達のお腹がフライパンの中の音楽に合わせてぐぅ~ぐぅ~と大合唱をはじめた。
これぞまさに調和である。
そして2人の料理を食べたものたちは皆口を揃えて同じことを言う。
もう他のところでご飯は食べられないと…。
正直言って、ルシフェール国の食事が美味しいかと言われると美味しいとは言えない。
硬いパンに、クタクタに煮すぎた野菜のスープ。サラダはドレッシングなどがないため、生野菜を食べているだけ。しかも土があまり良くないのか、美味しいとはいえず取りあえず栄養を摂るだけの物と化している。
だが、アウローラ大神殿で食べる料理だけは他と違う。
何故なら…アンネリーゼたちが料理をしているからである。
「ふぅ~いい感じね!あとは盛り付けて、完成よ!!」
ホーンラビットの照り焼きにレタスとトマトを添える。小皿には副菜に作ったほうれん草の胡麻和えを入れ、それとは別にスープとパンを用意する。
(まだ海産物は手に入らないのよね。あとはお米も欲しいところだけど…今はこれが限界ね。)
「さっ、冷めないうちに食べましょ~。皆食堂に持っていって~!!」
さっきまで笑顔で包丁をドンドン叩いていた人とは思えない程穏やかな口調で話すアンネリーゼ。
固まっていた新人達もアンネリーゼの声を皮切りに料理を運んでいく。
ホーンラビットを運ぶ度に喉をごくりと鳴らす姿を見てアンネリーゼは笑っていた。
「やっぱり美味しいって正義よね~。」
料理を運び終え、食事を始めるための祈りを捧げる。
「昼の女神エメラール様。今日という日が無事に終えられたことに感謝いたします。夜を守護する女神ノクスーレ様。皆が新しい朝を迎えることができますようお守りください。豊穣の女神ケレスティナ様に感謝を。」
その間もぐぅ~ぐぅ~とお腹の大合唱は止まらない。
「さぁ、頂きましょうか。」
大聖女であるアンネリーゼの言葉が食堂に響き渡り、それぞれが照り焼きにフォークを刺した瞬間…
それを邪魔するように食堂の扉がバンっと勢いよく開いた。
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