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終焉の王都と食いしん坊聖女の決断。
王都がやばいらしいけど、聖女は今日も平常運転
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「あぁ……ここに入るのは、何度経験しても慣れないな。」
扉の前で、イザークは大きく息を吐くと、ひと呼吸置き、覚悟を決めて静かに扉を押し開いた。
――瞬間、淀んだ空気が流れ出す。
薄暗い王室の奥。
足元には空の酒瓶、破れた書簡が散乱し、玉座にはエルネストがもたれかかり、荒い息を吐いている。
(……またか)
むせ返るほど濃い“瘴気”。
その上に甘い香水の匂いが重なり、空気そのものが重たくよどんでいた。
――そして、玉座の足元には深く抉れた“爪痕”がいくつも残っていた。
最近ついたばかりのように木片がまだ散らばっている。
(……ここまで進んでいるのか…)
エルネストの隣には、白いドレスをまとったレリアが凭れ掛かっている。
ドレスの裾にはかすかな破れ。手首には、まるで“何かを外したあとの跡”のように赤い痕が残っていた。
幽閉されていた時間を物語るように肌はまだ青白い。
妖艶な笑みを浮かべ、エルネストの肩に指先を滑らせながら。
そして――
二人の頭には、かつて存在しなかった“角”が生えていた。
エルネストの角は太く、根元には黒い筋のような文様が脈動している。
レリアの角はエルネストのものより細く、小さく、形もまだ不完全だ。
(魔人化の進行……エルネストのほうが圧倒的に早いな)
男は、その角を直視しないよう視線を逸らしつつ声をかける。
「エルネスト様。」
「……なンだ、イザーく。お前モ……俺のジャマを……スル気か……?」
エルネストの声は、誰か別の者の声と重なるように二重に響き、イザークの耳奥をぞわりと震わせた。
声とともに、玉座の影がほんの一瞬だけ“別の形”に歪んだ気がした。
(これは…もう人とは言えないな。)
「いえ。厄災のアンネリーゼが、プロセルピナ神殿に戻ってきているようです。」
イザークはラファリエール公爵領から送り込まれている密偵の一人。
アンネリーゼがいなくなった二年間、王都の真実を唯一知る存在だった。
エルネストはびくりと肩を震わせ、ぎこちなく顔を上げる。
その口元が、不気味に歪んだ。
「ソ、ソうカ…ハ……ハハ……つイニ……こノ時ガ……来たカ……」
喜びか、恐怖か。その表情は、とても“王”のものとは思えない。
エルネストの声につられるように、レリアがゆっくりと顔を上げると、口角が、かすかに吊り上がった。
彼女の瞳はまだ人の形を保っているが、その奥に宿る光は、長い幽閉の中で育った怨念のようにどろりと濁っていた。
「ふフ……あノ女ガ……帰ッてきタのネ……?」
その囁きは甘やかであるはずなのに、耳の奥をざらりと撫でるような、異質な気味悪さを残す。
レリアの指先がエルネストの袖を滑ると、長い爪が――カリッ、と布をひっかいた。
それはもう、人間の爪とは思えない。
光の加減で、刃物のようにぎらりと光った。
喉を断つことも、頭を砕くことも容易にできそうなその“爪”に――
イザークは思わず背筋を伸ばした。
***
「シャワーは毎日浴びられるし、寝床もふかふか…それに何より…清子さんの作った野菜が食べ放題!!シルクトレーテの中って、ちょっと反則よねぇ」
アンネリーゼがバッと振り返れば、大樹の巨体は日差しを浴びて穏やかに揺れ、「スー……スー……」と規則正しい寝息が聞こえてくる。
「ふふ…祠でしか話すことができないのに、寝息は鼻から聞こえるって…本当に面白いわ!」
ケルネリウスが目を細める。
「お前、あいつのことになると妙に楽しそうだな」
「だって可愛いじゃない?それに…動物の背中に乗って旅するってなかなかできない体験だしね!」
アンネリーゼは笑ってシルクトレーテの頭をぽんと叩いた。
その瞬間――
ぱちり。
大樹に覆われた瞳が唐突に開く。
普段はのんびり屋の彼が、まるで獲物を探す獣のように、目だけをきょろきょろと動かした。
「おじいちゃん、何かあった?」
問いかけるや否や、シルクトレーテはアンネリーゼとケルネリウスをぱくりと咥えると、
そのまま――ぽ~んっ!
と空に向かって投げられた。
「きゃ~~~!!おもしろ~い!まるでジェットコースターみた~い!」
「な、なんだ!? 何が起きたんだ……!」
大きな弧を描いて放物線を飛び、二人は祠の前にふわりと着地すると、普段さわさわと穏やかに揺れている木々がいつもより荒々しく揺れていた。
その揺れ具合に、アンネリーゼとケルネリウスも何かあったのではないかと眉をひそめる。
「急に呼び出してすまなかったな…。」
「…ううん。おじいちゃんが呼び出すくらいだもの…。きっと何かあったってことでしょ?」
先ほどまでのお遊びムードは完全に消え、アンネリーゼもケルネリウスも緊張したまま祠の奥へ視線を向ける。
シルクトレーテは枝葉を大きく揺らし、
その震えがまるで――ただならぬ“警告”のようだった。
「……気配、二つ。いや……三つか?」
ケルネリウスが低い声で呟き、剣を構える。
ただ事ではないと感じ取ったアンネリーゼも同じようにペティナイフを手に取った。
「でも、この感じ……魔物じゃない。人……?」
そのとき――
祠の石段の向こうから、ゆっくりと複数の気配が近づいてくる音がした。
ざっ……ざっ……ざっ……
落ち着いているのに、どこか切迫した足取り。
木漏れ日の向こう、影が二つ。
そして――
「アンネリーゼ。」
聞きなれた声がアンネリーゼの耳に届く。
「お、お父様…に、イアンお兄様!?」
まさかの二人の登場に、アンネリーゼたちも持っていた武器をしまい、ほっと息を吐いた。
「もう~ビックリしたじゃない…おじいちゃんも…敵でも来たんじゃないかって心配したんだから…ってどうしたの…二人とも…そんな顔して。」
アンネリーゼは首を傾げる。
それも無理はない。
いつもなら真っ先に抱きついてくるダミアンとイアンが――まるで別人のように険しい表情で立っていた。
アンネリーゼは思わず息を呑む。
胸の奥が、きゅっと縮むように鳴った。
風の音すら止んだような静けさが、四人を包んだ。
十秒にも満たない沈黙が、やけに長く感じる。
そして――
その沈黙を破るように、ダミアンがようやく口を開いた。
「……久しぶりだな、アンネリーゼ」
その声はどこか重く、迷いを帯びていた。
(お父様がアンネリーゼなんて呼ぶなんて…何かあったのかしら。)
ダミアンは一度視線を落とし、言葉を選んでからゆっくり顔を上げた。
「話がある。……王都のことだ」
「…はぁ…王都ですか?」
アンネリーゼは目をぱちぱちさせ、首をこてんと傾けると――
「まだ“あった”んですね。王都って」
さらっと放ったその一言が、風より速く周囲を凍らせた。
「お、お前…仮にも王都だぞ!?」
ケルネリウスが思わず声を裏返らせる。
「知ってるわよ。私だって二年前までは住んでたんだもの」
アンネリーゼは肩をすくめながらも淡々と続ける。
「でも……ほら。あの感じなら、もう崩れてても違和感ないと思ってたのよねぇ」
「おま、ま……“あの感じ”とは……?」
ダミアンとイアンの顔が真っ青になる。
アンネリーゼは、まるで天気を説明するかのように軽い調子で王都の方を指した。
「だってほら。王都の上…… リースにも見えてるわよね?」
そこには――
王都上空に、黒い靄がゆらりと立ち上っているのが見える。
陰鬱で重く、ただならぬ気配。
「まぁな……」
ケルネリウスは渋い顔でうなずいた。
だがアンネリーゼは、ただの“街の天気”を見るくらいのテンション。
ダミアンとイアンは完全に置いてけぼりだ。
「ちょ、ちょっと待ってくれ……な、なんだこの温度差は……!? 黒い靄って……僕たちにもわかるように話をしてくれ……!」
「そ、そうだな……い、一から説明してくれないか……?」
二人は半ば迫るようにアンネリーゼへズンズン近づいていくとアンネリーゼはにこっと笑った。
「いいわよ? どこから説明すればいい?」
――先ほどまで張りつめていた空気が、
“アンネリーゼのマイペースな空気”に完全に支配されていた。
扉の前で、イザークは大きく息を吐くと、ひと呼吸置き、覚悟を決めて静かに扉を押し開いた。
――瞬間、淀んだ空気が流れ出す。
薄暗い王室の奥。
足元には空の酒瓶、破れた書簡が散乱し、玉座にはエルネストがもたれかかり、荒い息を吐いている。
(……またか)
むせ返るほど濃い“瘴気”。
その上に甘い香水の匂いが重なり、空気そのものが重たくよどんでいた。
――そして、玉座の足元には深く抉れた“爪痕”がいくつも残っていた。
最近ついたばかりのように木片がまだ散らばっている。
(……ここまで進んでいるのか…)
エルネストの隣には、白いドレスをまとったレリアが凭れ掛かっている。
ドレスの裾にはかすかな破れ。手首には、まるで“何かを外したあとの跡”のように赤い痕が残っていた。
幽閉されていた時間を物語るように肌はまだ青白い。
妖艶な笑みを浮かべ、エルネストの肩に指先を滑らせながら。
そして――
二人の頭には、かつて存在しなかった“角”が生えていた。
エルネストの角は太く、根元には黒い筋のような文様が脈動している。
レリアの角はエルネストのものより細く、小さく、形もまだ不完全だ。
(魔人化の進行……エルネストのほうが圧倒的に早いな)
男は、その角を直視しないよう視線を逸らしつつ声をかける。
「エルネスト様。」
「……なンだ、イザーく。お前モ……俺のジャマを……スル気か……?」
エルネストの声は、誰か別の者の声と重なるように二重に響き、イザークの耳奥をぞわりと震わせた。
声とともに、玉座の影がほんの一瞬だけ“別の形”に歪んだ気がした。
(これは…もう人とは言えないな。)
「いえ。厄災のアンネリーゼが、プロセルピナ神殿に戻ってきているようです。」
イザークはラファリエール公爵領から送り込まれている密偵の一人。
アンネリーゼがいなくなった二年間、王都の真実を唯一知る存在だった。
エルネストはびくりと肩を震わせ、ぎこちなく顔を上げる。
その口元が、不気味に歪んだ。
「ソ、ソうカ…ハ……ハハ……つイニ……こノ時ガ……来たカ……」
喜びか、恐怖か。その表情は、とても“王”のものとは思えない。
エルネストの声につられるように、レリアがゆっくりと顔を上げると、口角が、かすかに吊り上がった。
彼女の瞳はまだ人の形を保っているが、その奥に宿る光は、長い幽閉の中で育った怨念のようにどろりと濁っていた。
「ふフ……あノ女ガ……帰ッてきタのネ……?」
その囁きは甘やかであるはずなのに、耳の奥をざらりと撫でるような、異質な気味悪さを残す。
レリアの指先がエルネストの袖を滑ると、長い爪が――カリッ、と布をひっかいた。
それはもう、人間の爪とは思えない。
光の加減で、刃物のようにぎらりと光った。
喉を断つことも、頭を砕くことも容易にできそうなその“爪”に――
イザークは思わず背筋を伸ばした。
***
「シャワーは毎日浴びられるし、寝床もふかふか…それに何より…清子さんの作った野菜が食べ放題!!シルクトレーテの中って、ちょっと反則よねぇ」
アンネリーゼがバッと振り返れば、大樹の巨体は日差しを浴びて穏やかに揺れ、「スー……スー……」と規則正しい寝息が聞こえてくる。
「ふふ…祠でしか話すことができないのに、寝息は鼻から聞こえるって…本当に面白いわ!」
ケルネリウスが目を細める。
「お前、あいつのことになると妙に楽しそうだな」
「だって可愛いじゃない?それに…動物の背中に乗って旅するってなかなかできない体験だしね!」
アンネリーゼは笑ってシルクトレーテの頭をぽんと叩いた。
その瞬間――
ぱちり。
大樹に覆われた瞳が唐突に開く。
普段はのんびり屋の彼が、まるで獲物を探す獣のように、目だけをきょろきょろと動かした。
「おじいちゃん、何かあった?」
問いかけるや否や、シルクトレーテはアンネリーゼとケルネリウスをぱくりと咥えると、
そのまま――ぽ~んっ!
と空に向かって投げられた。
「きゃ~~~!!おもしろ~い!まるでジェットコースターみた~い!」
「な、なんだ!? 何が起きたんだ……!」
大きな弧を描いて放物線を飛び、二人は祠の前にふわりと着地すると、普段さわさわと穏やかに揺れている木々がいつもより荒々しく揺れていた。
その揺れ具合に、アンネリーゼとケルネリウスも何かあったのではないかと眉をひそめる。
「急に呼び出してすまなかったな…。」
「…ううん。おじいちゃんが呼び出すくらいだもの…。きっと何かあったってことでしょ?」
先ほどまでのお遊びムードは完全に消え、アンネリーゼもケルネリウスも緊張したまま祠の奥へ視線を向ける。
シルクトレーテは枝葉を大きく揺らし、
その震えがまるで――ただならぬ“警告”のようだった。
「……気配、二つ。いや……三つか?」
ケルネリウスが低い声で呟き、剣を構える。
ただ事ではないと感じ取ったアンネリーゼも同じようにペティナイフを手に取った。
「でも、この感じ……魔物じゃない。人……?」
そのとき――
祠の石段の向こうから、ゆっくりと複数の気配が近づいてくる音がした。
ざっ……ざっ……ざっ……
落ち着いているのに、どこか切迫した足取り。
木漏れ日の向こう、影が二つ。
そして――
「アンネリーゼ。」
聞きなれた声がアンネリーゼの耳に届く。
「お、お父様…に、イアンお兄様!?」
まさかの二人の登場に、アンネリーゼたちも持っていた武器をしまい、ほっと息を吐いた。
「もう~ビックリしたじゃない…おじいちゃんも…敵でも来たんじゃないかって心配したんだから…ってどうしたの…二人とも…そんな顔して。」
アンネリーゼは首を傾げる。
それも無理はない。
いつもなら真っ先に抱きついてくるダミアンとイアンが――まるで別人のように険しい表情で立っていた。
アンネリーゼは思わず息を呑む。
胸の奥が、きゅっと縮むように鳴った。
風の音すら止んだような静けさが、四人を包んだ。
十秒にも満たない沈黙が、やけに長く感じる。
そして――
その沈黙を破るように、ダミアンがようやく口を開いた。
「……久しぶりだな、アンネリーゼ」
その声はどこか重く、迷いを帯びていた。
(お父様がアンネリーゼなんて呼ぶなんて…何かあったのかしら。)
ダミアンは一度視線を落とし、言葉を選んでからゆっくり顔を上げた。
「話がある。……王都のことだ」
「…はぁ…王都ですか?」
アンネリーゼは目をぱちぱちさせ、首をこてんと傾けると――
「まだ“あった”んですね。王都って」
さらっと放ったその一言が、風より速く周囲を凍らせた。
「お、お前…仮にも王都だぞ!?」
ケルネリウスが思わず声を裏返らせる。
「知ってるわよ。私だって二年前までは住んでたんだもの」
アンネリーゼは肩をすくめながらも淡々と続ける。
「でも……ほら。あの感じなら、もう崩れてても違和感ないと思ってたのよねぇ」
「おま、ま……“あの感じ”とは……?」
ダミアンとイアンの顔が真っ青になる。
アンネリーゼは、まるで天気を説明するかのように軽い調子で王都の方を指した。
「だってほら。王都の上…… リースにも見えてるわよね?」
そこには――
王都上空に、黒い靄がゆらりと立ち上っているのが見える。
陰鬱で重く、ただならぬ気配。
「まぁな……」
ケルネリウスは渋い顔でうなずいた。
だがアンネリーゼは、ただの“街の天気”を見るくらいのテンション。
ダミアンとイアンは完全に置いてけぼりだ。
「ちょ、ちょっと待ってくれ……な、なんだこの温度差は……!? 黒い靄って……僕たちにもわかるように話をしてくれ……!」
「そ、そうだな……い、一から説明してくれないか……?」
二人は半ば迫るようにアンネリーゼへズンズン近づいていくとアンネリーゼはにこっと笑った。
「いいわよ? どこから説明すればいい?」
――先ほどまで張りつめていた空気が、
“アンネリーゼのマイペースな空気”に完全に支配されていた。
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