転生して何故か聖女なった私は、婚約破棄されたうえに、聖女を解任される。「え?」 婚約者様。勝手に聖女を解任して大丈夫? 後は知りませんよ

幸之丞

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エウゲン王子が居なくなった。

彼は一体何しに来たのだろうとみんなが考えていて、微妙な空気感だったのですが、エリーゼが パンパンパンと手を叩き、部屋の空気を入れ替えました。

そして、エリーゼ達は、会頭室(オーナー室)薬師ギルドの自室に階段を昇り自分の脚で移動しました。
そこで、ギルド長のミラ 副ギルド長のバナンに今後の方針を伝えました。

エリーゼは聖女のでなくなったため、今後は午前中でも執務が出来る。
そのため、旅に出て、ポーションや化粧品に使えそうな素材を探しに旅に出ようと考えている。
現在ポーションや化粧品を作っている所の場所の拡大をする。
薬草の栽培を増やす
エリーゼとアンナの住む場所を商業ギルドに探してもらっている。
今後もミラとバナンに日常的なギルドの運営を任せる。
今後は、ポーションや化粧品だけでなく、他の錬金を行えるように、人材と錬金する場所を二人に探して欲しい。
等を二人に話をしました。

「それでは、私は7日くらい旅にでますので、その間の運営をお願いします」
とエリーゼが言っているところに
アンナが通話の魔道具をバナンに渡しました。

「1日2日経っても大丈夫な報告は、お祖父様に伝えてください。
緊急時のみ、この魔道具を使用してください。
使い方はお二人とも知っていますよね?」

ミラとバナンは首肯しました。

「オーナー(会頭)。何故、聖女を解任されたのでしょうか?」
バナンは解任された経緯を聞いた。
それを、アンナが説明しました。

「じゃエウゲン殿下がここにいらしたのは、婚約破棄されたオーナーに
迫りあわよくば、婚約や結婚を狙っているのですね?」
とミラが聞きました。

「私も、アンナもそう思っていたんですけども・・・
今朝、湖で殿下に対して冷たくあしらったんですけども、
それを心地よく感じたみたいですよね・・・」
「はい、その通りですね・・・ 
変な性癖が開花したようです」
アンナは身を震わせて声をだしてエリーゼの意見に同意しました。

「まあ、変態王子はおいといて、
これからも薬師ギルドと商業ギルトの連携を強くして
エリーゼ様やこの大陸の為に頑張って行きましょう!」
とレナードが言ってギルド長のミラに右手を差し出した。
しかし、その右手には、副ギルド長のバナンがしっかりと右手を握り返して握手しました。

それを見てエリーゼ
(おやおやおや・・・。あらあらあら 
バナンはミラのこと、好きなのね。
ふふふ それは結構ね。今度から揶揄っちゃおう!)
とエリーゼは悪巧みをして悪い笑顔をしています。

悪い顔をしている、エリーゼを見て
「オーナー何か考えているようですが、
そんなことはありませんよ」
とアワアワと慌てて、ミラが言いました
その顔は少し紅くなっているように見えます。

(全くわかりやすいな、薬師ギルドの二人は、
まあ、二人は独身同士だし、仲良くすればいいさ)
と心の中で考えるレナードであったが、握手を断られたみたいで
少し凹んでいます。

その状態を見て
「さあ、エリーゼ様
辺境伯様の館に向かいましょう」
とアンナが言いましたが、

「その前に馬車を忘れないでください」
とレナードが、二人に言った。

エリーゼとアンナは
「「あ!」」と声をあげた。

それは、馬車を商業ギルドの前に、駐めていたことをすっかり忘れていたのでした。

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