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ラブソング
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いつかの放課後、夕暮れと校舎の屋上。
今日はあまり、風が強くない。
ギターを弾きやすいようにブレザーは脱ぐ。
軽く畳んで、スクールバッグへ添えるように置いた。
「さーて。今日も弾きますか」
ギターケースからアコースティックギターを取り出す。
ずっと前におじいちゃんが買ってくれたギター。
あたしがずっと大事にしている相棒。
音楽という生き甲斐とあたしを繋いでくれる魔法。
家族の中でおじいちゃんだけが、あたしの夢を応援してくれる。
だから、あたしはいつもその優しさに甘えてしまっていて。
両親の声を聞き入れられないのはあたしの弱さ。
だから、ここで歌っているんじゃなくて、ここでしか歌えないだけ。
あたしの不可侵領域は狭く小さく脆いから。
家に帰りたくない言い訳に大好きな音楽を使っていた。
ちょうどいい台に腰を下ろしてギターを弾き始める。
チューニングはめんどくさかったから今日は割愛。
こういう適当なところだって、音楽の自由で表現の範疇だから。
多分、ちょっとくらいズレている方が味になる。
ほら、みんな一定の精度を超えると違いがわからなくなるじゃん。
こういう歪みもひとつの正解なんだよ、きっと。
ギターの奏でる音に合わせて言葉という音を乗せる。
ピックで弦を弾いて、肺が吐くように歌う。
昔から好きな女性シンガーの代表曲。
まだオリジナルは持っていないから、好きなアーティストのカバー。
必ず最初に歌うあたしの十八番。
これを歌うことで今日のコンディションだってわかる。
高音出てないな、とか。
今日のビブラートは上手くいってるな、とか。
そんなことをぼんやりと考えながら歌っていく。
明日の小テストがだるい、とか。
体育の持久走は最悪だな、とかそういう杞憂も追加して。
「やっぱり。今日もいたんですか、先輩」
「お、オサムくんじゃん。やっほー」
「や、やっほ」
慣れない口振りだけど、ちゃんとやっほ、って返してくれる。
ひとつ年下、後輩の男の子。
君ももう帰るだけみたいで、スクールバッグを背負っていた。
「まぁね。君は帰らないの?」
「帰るつもりだったんですけど、廊下歩いてたらなんとなく屋上の方から先輩の声がギターと一緒に聞こえた気がして。せっかくならって」
「へー、そうだったんだ。なに、もしかしてそんなに好きなの?」
「もちろん。好きにきまってるじゃないですか」
「え?」
冗談のつもりだったのに。
「僕は先輩の歌、好きですけどね」
「あ、あぁ、ありがとね? …………まぁ、そりゃそっちだよね」
「先輩? どうかしました?」
「いいや? 別にー」
無自覚って度を超えるとずるいを通り越して許せない。
なんでそうも変な期待させるのかな、君は。
「迷惑じゃなかったら、今日もここで聞いてていいですか?」
「いいよいいよ。……にしても君は物好きだよね。あたしの歌う曲なんて君が普段聞かないようなものばっかりだと思うんだけどな。それに、そんなにいつも聞いてて飽きないの?」
「え、飽きませんよ? 先輩の歌、好きなんで。先輩が毎日ここで歌うって言うんだったら、僕も毎日聞きに来ますよ」
「やっぱり物好きだね、君は。 …………ふーん」
……ほんと、君ってやつは、本当に。
なんでそんな飄々と言えちゃうのかな。
普通逆じゃない?
なんで「やっほ」が覚束なくて「好き」は簡単に言えちゃうの。
しかもそれが無自覚っていうのが一層許せない。
今だってそう。
なんでそんな純粋そうな目をしてるの。
私ばっかり勘繰ってさ、ばかみたいじゃん。
……あぁ、そっか。君の言葉には下心も他意も全くないんだね。
単純に、あたしの歌を好きでいてくれているんだね。
だから今も聞きに来てくれているんだもんね。
なんだろう。嬉しいけどどこか悔しく思えてしまうのはなんで?
君が見かけによらず、ずるい男の子だからかな。
あたし、なんだか負けた気がするよ。
だからきっとあたしは悔しいんだろうね。
あたしばかりが掻き乱されているみたいで。
だって君は気づいていないんだろうな。
あたしが君の前で歌う時、わざと曲を変えていること。
君の前ではラブソングばっかり歌ってしまうこと。
それも、失恋とかは抜いた片思いの曲オンリー。
流行り廃りを度外視したラブソング。
それを君は、一体どんな気持ちで聞いているんだろう。
伝わってほしいような、伝わってほしくないようなアンビバレント。
それこそ気づかれてしまうのは恥ずかしい。
なんなら、負けた気すらしてしまうから。
あたしにはあたしなりに先輩としてのメンツがある。
君があたしの恋心に気づく前に、恋に落ちてくれたらいいのに。
そして、あわよくばその思いを言葉にしてくれたらいいのに。
なーんでこういう時、あたしの方から踏み出せないんだろう。
そんな人並みの片思いを、あたしは拗らせている。
「……先輩は、歌手になりたいんでしたっけ」
「んー、まぁ、そんな感じかな」
「あれ、違うんですか?」
「んーん、あってるよ。でも、最近は一人で歌うって形にこだわらなくてもいいのかなーってね。バンドを組んで、ギターボーカルになるのも悪くないかもなぁって」
「たしかに、そういう選択肢もありますよね」
三十分程、片思いをしたためた頃。
君がぽつりと呟いた。
口の中は甘くなっていたから、ちょうどいい頃合い。
ペットボトルのミネラルウォーターで喉を潤す。
あたしは将来、音楽を生業にしたい。
ステージに立って、あたしの思う音楽を貫きたい。
かつて、あたしの心を音楽が揺さぶってくれたように。
次はあたしが誰かの心を揺さぶる存在になりたかった。
「……もしかすると、来年は東京にいるかもね」
「かっこいい…」
「そう? 結局売れずにボロボロになって帰ってくるだけかもよ?」
「でも、そうやって追いかけたい夢があるっていうのはかっこいいと思います。……だって、僕は追いかけたいほどの夢なんて持っていないから」
少しだけ、君の顔に暗い陰が差した。
あたしも知っている、君のコンプレックス。
余計なことを言ってしまったかな、とすら思った。
君のそんな顔は、あたしもあんまり見たくないから。
ちくりと痛む、心臓のある左胸。
「僕の友人に小説を書いてる奴がいるんです。ずっと書き続けていて、努力していて、苦しそうな顔する時もあるのに、でも最終的にはとても楽しそうで充実して見える。僕にはそれが眩しいくらいに羨ましくて。ぼくにできないことをやってのける人っていうのは、どんな結果になったとしても、本当にかっこいいと思います」
「お、大袈裟だなぁ」
「大袈裟なんかじゃないですよ」
「……大袈裟だよ。君はきっと思い詰めすぎ、考えすぎているんだよ。もっと気楽に生きても大丈夫。いつかきっと、追いかけたいものがいつの間にか見つかっているよ。それはどんな形、どんなものであるとしてもね、きっと見つかる。だから、ゆっくりでも大丈夫だよ」
君にはまだ時間も選択肢もある。
未定ってことは、可能性があるってことなんだから。
……あたしとは、違って。
でも、自由に選択肢があるっていうのも、それはそれで難しいのかな。
最初から道が決まっている方が楽なのかな。
性格との兼ね合いがあるのかもしれない。
んー、あたしにはちょっと難しすぎてわかんないよ。
この答えを出すってことは、誰かを否定するってことで。
その誰かっていうのは、あたしか両親のどちらか。
どっちが正しいとか、そういうことはもう考えたくないよ。
だって、正しいなんて考え方じゃずっと息苦しいだけ。
あたしはもっと気楽に生きていたいよ、もっと。
「……そろそろ帰ろっか。寒くなってきたし」
「そ、そうですね。先輩、今日もお疲れ様です」
「ありがと。……あ、そーだ。途中まで今日は一緒に帰ろうよ。せっかくだし、コンビニで肉まんでもはんぶんこしない?」
「いいですね。この時期の肉まんはあったかくてしみるんですよ」
「わかるわかる、癖になるよねー」
日が落ちて悴みだした手のひらに息を吹きかける。
すぐそこまで、季節は移ろうとしていた。
体を冷やさぬように畳んでいたブレザーを羽織る。
「あ、でもあれだね。帰り道に肉まんをはんぶんことか、ベタなラブコメみたいだよね」
君の友達が小説を書いていることがふと浮かんだから、だろうか。
ぽろっと口からユーモアがこぼれた。
いつものなんでもない話、さりげないジョーク。
だからきっと君も笑って反応してくれる。
……そんなつもりだったのに。
「……そ、そうかも、ですね」
君は顔を赤らめると隠せないほどにどもっていた。
舌っ足らずのように、言葉の輪郭がぼやついている。
……なんで今更そんな反応しちゃうの、ばか。
なんでそんな期待させるような反応しちゃうの。
さっきまでは飄々と「好き」を口にしていたくせに。
もう君のことなんてよくわかんなくなっちゃうよ。
あたしの顔まで熱を帯びていくのが嫌でもわかってしまう。
「……もう。ほら、行くよ、……早く」
あたしはさっさとスクールバッグを背負って君を置いていく。
慌てた君の声と乱れた足音が近づいてくる。
さっきから耳に入ってくるのはあたしのうるさい心臓の鼓動。
結局、肉まんはひとり一個ずつ食べることにした。
あたしの奢りね、って言ったのが今日の限界、最大限の強がり。
あたしのばか、なんて反省したのは素直になれないもどかしさだった。
今日はあまり、風が強くない。
ギターを弾きやすいようにブレザーは脱ぐ。
軽く畳んで、スクールバッグへ添えるように置いた。
「さーて。今日も弾きますか」
ギターケースからアコースティックギターを取り出す。
ずっと前におじいちゃんが買ってくれたギター。
あたしがずっと大事にしている相棒。
音楽という生き甲斐とあたしを繋いでくれる魔法。
家族の中でおじいちゃんだけが、あたしの夢を応援してくれる。
だから、あたしはいつもその優しさに甘えてしまっていて。
両親の声を聞き入れられないのはあたしの弱さ。
だから、ここで歌っているんじゃなくて、ここでしか歌えないだけ。
あたしの不可侵領域は狭く小さく脆いから。
家に帰りたくない言い訳に大好きな音楽を使っていた。
ちょうどいい台に腰を下ろしてギターを弾き始める。
チューニングはめんどくさかったから今日は割愛。
こういう適当なところだって、音楽の自由で表現の範疇だから。
多分、ちょっとくらいズレている方が味になる。
ほら、みんな一定の精度を超えると違いがわからなくなるじゃん。
こういう歪みもひとつの正解なんだよ、きっと。
ギターの奏でる音に合わせて言葉という音を乗せる。
ピックで弦を弾いて、肺が吐くように歌う。
昔から好きな女性シンガーの代表曲。
まだオリジナルは持っていないから、好きなアーティストのカバー。
必ず最初に歌うあたしの十八番。
これを歌うことで今日のコンディションだってわかる。
高音出てないな、とか。
今日のビブラートは上手くいってるな、とか。
そんなことをぼんやりと考えながら歌っていく。
明日の小テストがだるい、とか。
体育の持久走は最悪だな、とかそういう杞憂も追加して。
「やっぱり。今日もいたんですか、先輩」
「お、オサムくんじゃん。やっほー」
「や、やっほ」
慣れない口振りだけど、ちゃんとやっほ、って返してくれる。
ひとつ年下、後輩の男の子。
君ももう帰るだけみたいで、スクールバッグを背負っていた。
「まぁね。君は帰らないの?」
「帰るつもりだったんですけど、廊下歩いてたらなんとなく屋上の方から先輩の声がギターと一緒に聞こえた気がして。せっかくならって」
「へー、そうだったんだ。なに、もしかしてそんなに好きなの?」
「もちろん。好きにきまってるじゃないですか」
「え?」
冗談のつもりだったのに。
「僕は先輩の歌、好きですけどね」
「あ、あぁ、ありがとね? …………まぁ、そりゃそっちだよね」
「先輩? どうかしました?」
「いいや? 別にー」
無自覚って度を超えるとずるいを通り越して許せない。
なんでそうも変な期待させるのかな、君は。
「迷惑じゃなかったら、今日もここで聞いてていいですか?」
「いいよいいよ。……にしても君は物好きだよね。あたしの歌う曲なんて君が普段聞かないようなものばっかりだと思うんだけどな。それに、そんなにいつも聞いてて飽きないの?」
「え、飽きませんよ? 先輩の歌、好きなんで。先輩が毎日ここで歌うって言うんだったら、僕も毎日聞きに来ますよ」
「やっぱり物好きだね、君は。 …………ふーん」
……ほんと、君ってやつは、本当に。
なんでそんな飄々と言えちゃうのかな。
普通逆じゃない?
なんで「やっほ」が覚束なくて「好き」は簡単に言えちゃうの。
しかもそれが無自覚っていうのが一層許せない。
今だってそう。
なんでそんな純粋そうな目をしてるの。
私ばっかり勘繰ってさ、ばかみたいじゃん。
……あぁ、そっか。君の言葉には下心も他意も全くないんだね。
単純に、あたしの歌を好きでいてくれているんだね。
だから今も聞きに来てくれているんだもんね。
なんだろう。嬉しいけどどこか悔しく思えてしまうのはなんで?
君が見かけによらず、ずるい男の子だからかな。
あたし、なんだか負けた気がするよ。
だからきっとあたしは悔しいんだろうね。
あたしばかりが掻き乱されているみたいで。
だって君は気づいていないんだろうな。
あたしが君の前で歌う時、わざと曲を変えていること。
君の前ではラブソングばっかり歌ってしまうこと。
それも、失恋とかは抜いた片思いの曲オンリー。
流行り廃りを度外視したラブソング。
それを君は、一体どんな気持ちで聞いているんだろう。
伝わってほしいような、伝わってほしくないようなアンビバレント。
それこそ気づかれてしまうのは恥ずかしい。
なんなら、負けた気すらしてしまうから。
あたしにはあたしなりに先輩としてのメンツがある。
君があたしの恋心に気づく前に、恋に落ちてくれたらいいのに。
そして、あわよくばその思いを言葉にしてくれたらいいのに。
なーんでこういう時、あたしの方から踏み出せないんだろう。
そんな人並みの片思いを、あたしは拗らせている。
「……先輩は、歌手になりたいんでしたっけ」
「んー、まぁ、そんな感じかな」
「あれ、違うんですか?」
「んーん、あってるよ。でも、最近は一人で歌うって形にこだわらなくてもいいのかなーってね。バンドを組んで、ギターボーカルになるのも悪くないかもなぁって」
「たしかに、そういう選択肢もありますよね」
三十分程、片思いをしたためた頃。
君がぽつりと呟いた。
口の中は甘くなっていたから、ちょうどいい頃合い。
ペットボトルのミネラルウォーターで喉を潤す。
あたしは将来、音楽を生業にしたい。
ステージに立って、あたしの思う音楽を貫きたい。
かつて、あたしの心を音楽が揺さぶってくれたように。
次はあたしが誰かの心を揺さぶる存在になりたかった。
「……もしかすると、来年は東京にいるかもね」
「かっこいい…」
「そう? 結局売れずにボロボロになって帰ってくるだけかもよ?」
「でも、そうやって追いかけたい夢があるっていうのはかっこいいと思います。……だって、僕は追いかけたいほどの夢なんて持っていないから」
少しだけ、君の顔に暗い陰が差した。
あたしも知っている、君のコンプレックス。
余計なことを言ってしまったかな、とすら思った。
君のそんな顔は、あたしもあんまり見たくないから。
ちくりと痛む、心臓のある左胸。
「僕の友人に小説を書いてる奴がいるんです。ずっと書き続けていて、努力していて、苦しそうな顔する時もあるのに、でも最終的にはとても楽しそうで充実して見える。僕にはそれが眩しいくらいに羨ましくて。ぼくにできないことをやってのける人っていうのは、どんな結果になったとしても、本当にかっこいいと思います」
「お、大袈裟だなぁ」
「大袈裟なんかじゃないですよ」
「……大袈裟だよ。君はきっと思い詰めすぎ、考えすぎているんだよ。もっと気楽に生きても大丈夫。いつかきっと、追いかけたいものがいつの間にか見つかっているよ。それはどんな形、どんなものであるとしてもね、きっと見つかる。だから、ゆっくりでも大丈夫だよ」
君にはまだ時間も選択肢もある。
未定ってことは、可能性があるってことなんだから。
……あたしとは、違って。
でも、自由に選択肢があるっていうのも、それはそれで難しいのかな。
最初から道が決まっている方が楽なのかな。
性格との兼ね合いがあるのかもしれない。
んー、あたしにはちょっと難しすぎてわかんないよ。
この答えを出すってことは、誰かを否定するってことで。
その誰かっていうのは、あたしか両親のどちらか。
どっちが正しいとか、そういうことはもう考えたくないよ。
だって、正しいなんて考え方じゃずっと息苦しいだけ。
あたしはもっと気楽に生きていたいよ、もっと。
「……そろそろ帰ろっか。寒くなってきたし」
「そ、そうですね。先輩、今日もお疲れ様です」
「ありがと。……あ、そーだ。途中まで今日は一緒に帰ろうよ。せっかくだし、コンビニで肉まんでもはんぶんこしない?」
「いいですね。この時期の肉まんはあったかくてしみるんですよ」
「わかるわかる、癖になるよねー」
日が落ちて悴みだした手のひらに息を吹きかける。
すぐそこまで、季節は移ろうとしていた。
体を冷やさぬように畳んでいたブレザーを羽織る。
「あ、でもあれだね。帰り道に肉まんをはんぶんことか、ベタなラブコメみたいだよね」
君の友達が小説を書いていることがふと浮かんだから、だろうか。
ぽろっと口からユーモアがこぼれた。
いつものなんでもない話、さりげないジョーク。
だからきっと君も笑って反応してくれる。
……そんなつもりだったのに。
「……そ、そうかも、ですね」
君は顔を赤らめると隠せないほどにどもっていた。
舌っ足らずのように、言葉の輪郭がぼやついている。
……なんで今更そんな反応しちゃうの、ばか。
なんでそんな期待させるような反応しちゃうの。
さっきまでは飄々と「好き」を口にしていたくせに。
もう君のことなんてよくわかんなくなっちゃうよ。
あたしの顔まで熱を帯びていくのが嫌でもわかってしまう。
「……もう。ほら、行くよ、……早く」
あたしはさっさとスクールバッグを背負って君を置いていく。
慌てた君の声と乱れた足音が近づいてくる。
さっきから耳に入ってくるのはあたしのうるさい心臓の鼓動。
結局、肉まんはひとり一個ずつ食べることにした。
あたしの奢りね、って言ったのが今日の限界、最大限の強がり。
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