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第14章(2)マオside
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しおりを挟む「だって、嬉しくて……。マオ様が『会いたい』なんてメッセージ下さるの初めてですもの。
メッセージを見た瞬間から嬉しくて嬉しくて、ずっとニヤけてしまいましたわ!」
「ッ……」
可愛い少女のような笑顔でそう言われて、苦しくなる。
ミネアさんの顔を見ている事も、上手く言葉を返す事も出来なさそうだった僕は、彼女を抱き締めて誤魔化す事しか出来なかった。
この三年間、どんな僕を見ても好きで居てくれた。ずっと傍に居てくれた。
そんなミネアさんだけを見つめていようと決めたのに、何かある度に迷う弱い自分が許せなくて……。"ごめんなさい"と気持ちを込めてギュッと強く抱き締めていた。
ロビーで抱き締められたミネアさんは最初驚いた様子だったけど、すぐ嬉しそうに抱き締め返してくれて言った。
「ふふっ、毎日マオ様と一緒に居られる日が早く来たらいいのに」
こんな僕との未来を、嬉しそうに、楽しそうに願ってくれたんだ。
……
…………。
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