この夏が終わっても

☆リサーナ☆

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番外編 〜未来side〜

1-13

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「なに、って。今日はホワイトデーでしょ?バレンタインデーにチョコ貰ったお返しだよ!」

「っ……ええーーッ?!」

ホ、ホワイトデー?!
バレンタインデーのお返し?!
そんな事はすっかり頭から飛んでいた私は、廊下に響き渡る程の叫び声をあげてしまった。

しかし、この状況を理解すると次第に鼓動がドキドキと高鳴ってくる。
だって、こんなの初めてだ。父や兄、身内からお返しを貰った事はあるが……。こんな漫画やドラマで観たような、学校でお返しを貰える日がくるなんて……。

「お、驚きすぎ!
そ、そのっ……チョコ、すごく美味しかったから……。義理だって分かってても、美味しかったから……そのっ……」

顔を真っ赤にしながら言葉を紡いでくれる鮫島君。

ーー信じられない。
お返しなんて、全く期待してなかった。そんな「美味しかった」なんて言葉も、聞けるなんて思ってなかった。

……でも。
素直に嬉しくて、私は思わず涙ぐんで笑った。
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