7 / 8
転生枕 4
しおりを挟む
「ね、ねぇ……冒険者なんか雇ってどうするのさ。 村の周りにゴブリンがたくさんいるって本当なの!?」
イングリッドが雇った冒険者を引き連れてギルドから出ると、その後ろでずっと会話を聞いていたクラウディオがすかさず質問の雨を降らしてきた。
気持ちはわかるけど、答えるだけ無駄である。
根本的に六歳児に話したところでついて行ける話ではない。
だが、このまま無視していても、彼は諦めずに何度もしつこく聞いてくるだろう。
――あぁ、面倒くさい。
イングリッドは溜息とともに立ち止まると、徹底してクラウディオを無視するための言い訳を作ることにした。
「説明する気はないけど、一応教えてあげる。
そもそも、領主が村の周りに冒険者の立ち入りを禁止している時点でおかしいのよ。
騎士団に警備を任せているというけど、そんなものは見たことも無いし。
そもそも、あの村に騎士団を差し向ける価値なんて無いのよ。
自分のところの兵士を動かすとそれだけで金が飛んで行くのに、村の自治体が自分勝手に冒険者を雇って問題を解決しようとするのを止めるのはなぜ?」
そこでイングリッドはその指先をびしりとクラウディオの鼻先に突きつける。
「……ごめん、何を言っているのかすらさっぱりわからないよ。 どういう事なの?」
案の定、クラウディオは悲しそうな顔でそう呟いた。
そもそも、彼が質問を重ねる半分以上の理由が、単にかまってほしいからであると言うことに、悲しいかなイングリッドは気づかない。
もはや呆然とするしかないクラウディオをさしおいて、イングリッドは自らの考えをペラペラとしゃべりだす。
それは自分の考えをまとめるためであり、雇った冒険者たちへの事情説明をかねたものだ。
「つまり、あの村には冒険者を立ち寄らせたくない何かがあると考えるのが普通だわ。 こうも露骨だと、隠す気がないとしか思えない。
たぶん、私たちや冒険者に知られると都合の悪いことがあるからよ」
そして、領主がおかしなことをかけたその村が、ゴブリンに襲われて壊滅する。
偶然にしては少々出来すぎだ。
「ねぇ、イングリッド。 それ、もしかして独り言? ねぇ、お願いだからわかるようにちゃんと話をしてよ!」
「無理。 それに最初に言ったでしょ? 説明する気は無いって。
恨むなら、自分の頭のお粗末さだけにしておいてちょうだい」
傍から見ても、とても六歳児が同じ六歳児に告げているとは思えない言葉である。
そのあまりの口の悪さにクラウディオが哀れになったのか、冒険者たちの代表がおずおずと声をかけてきた。
「なぁ、いくらなんでもその扱いは可愛そうだろお嬢ちゃん。 おまえさん、本当に六歳か?」
「あら? 私が大人にでも見えるというなら、残念だけど雇う人間を間違えたようね」
口元だけは笑っているが、目は氷のように冷え切っている。
相手が反論しづらい言葉をしっかりと選んでいるあたり明らかに子供らしくないのだが、それが妙に似合っているからさらにおかしい。
「うわ、予想以上に言葉がキツっ!? 目を閉じていたら子供には絶対に見えんぞ」
「あら、ありがとう。 でも、褒め言葉はもうちょっと正しい使い方を勉強してからにしたほうがよろしくてよ?」
護衛の冒険者たちを台詞一つで撃沈すると、彼女は先頭に立って下町の中でも特に治安の悪いところに入っていった。
「おいおいおい、こんなところに入ったらさらわれちまうぞ」
「そ、そうだよ……やめようよ、イングリッド」
あわてて引きとめようとする一同だが、イングリッドは冷たい笑みとともに鼻で笑う。
「そのための護衛よ。 しっかり働いて頂戴」
仕事だといわれれば引き下がるしかなく、縋るような目を向けてくるクラウディオに、冒険者たちはただ黙って首を横に振った。
そして彼女は迷うことなく迷路のような下町を進むと、やがて一軒の酒場の扉を開いた。
客が五人も入ったら一杯になってしまうような、カウンター席しかない狭い店である。
とても六歳の少女が入る場所とは思えない。
「……ここは?」
「情報屋よ。 さすがに私たちが聞き込みをしてすぐに何が起きているかわかるとは思えないもの」
いぶかしげな声を上げる冒険者たちに、イングリッドは極めて事務的な声で答えた。
「こういうのは、専門家に任せるに限るわ」
そう告げると、彼女はなれた足取りでカウンターの一つに腰をかける。
「なんだ、お嬢ちゃん。 ここはアンタの来るようなところじゃないぜ」
「シルフの声を聞きたいわ」
「……意味がわかっているのか?」
「えぇ、情報を買いたいの」
「あんたに売るような者は何も無い」
「ドケチな領主がとある村に冒険者を立ち寄せらないようにしているんだけど、どういう風の吹き回しかしら?」
そう告げながら金貨を投げる。
店主はしばらくその金貨を凝視した後、忌々しげな顔でそれをつまみあげた。
「さぁな。 ここ数年、なにやら王宮勤めの魔術師共の出入りが激しい。
だが、何をやっているかまでは誰もしらん」
そう言って、店主は何枚かの銀貨をイングリッドに返す。
この程度の情報では金貨の価値は無いという事だろう。
だが、イングリッドは銀貨を受け取らずにさらに質問を重ねた。
「出入りしている魔術師の名前は?」
「悪いがそこまでは知らない」
――嘘だ。 この男がそれを知らぬはずも無い。
だが、それ以上を話す気は無いのだろう。
この辺が潮時か。
「……ま、今の信用じゃこんなものか。 情報屋としては正しいけど、ツレない話ね」
そう言いながらイングリッドは突っ返された銀貨を拾って巾着に仕舞う。
「次はちゃんとしたツテを通してくれ。 誰に聞いたかは知らないが、迷惑だ」
「あらあら、私のことがわからないだなんてヤキが回ったんじゃない?」
「とっとと帰ってくれ。 お前のそのしゃべり方を聞いていると、忌々しい"美しさは罪"を思い出す」
「あら、光栄だわ」
「……ケッ。 とんでもないガキが来ちまった」
「お前、なんで情報屋なんか知ってるんだよ。 しかも、慣れすぎだろ!」
「余計な詮索はプロの仕事らしくないわよ」
魔物の群れをコントロールするための実験であることを知る。
承
姿隠しの魔術を使って侵入。
指令書を手に入れる。
その証拠を手に入れ、領主に届けようとする。
立ちはだかる悪徳冒険者。
転
自分が囮になるので、少年が証拠を届けるように言う。
ギリギリのタイミングで領主の配下の騎士がやつてきて、証拠を届けることには成功するが、少女は精霊を呼び出した代償で死ぬ。
結
そして元の世界で目覚める。
気がつくと、枕がなくなっている。
結
やがて、その夢の中に出てきた幼馴染の少年の成長した姿である騎士の青年と出会う。
不思議なことに、人間への嫌悪が消えている。
イングリッドが雇った冒険者を引き連れてギルドから出ると、その後ろでずっと会話を聞いていたクラウディオがすかさず質問の雨を降らしてきた。
気持ちはわかるけど、答えるだけ無駄である。
根本的に六歳児に話したところでついて行ける話ではない。
だが、このまま無視していても、彼は諦めずに何度もしつこく聞いてくるだろう。
――あぁ、面倒くさい。
イングリッドは溜息とともに立ち止まると、徹底してクラウディオを無視するための言い訳を作ることにした。
「説明する気はないけど、一応教えてあげる。
そもそも、領主が村の周りに冒険者の立ち入りを禁止している時点でおかしいのよ。
騎士団に警備を任せているというけど、そんなものは見たことも無いし。
そもそも、あの村に騎士団を差し向ける価値なんて無いのよ。
自分のところの兵士を動かすとそれだけで金が飛んで行くのに、村の自治体が自分勝手に冒険者を雇って問題を解決しようとするのを止めるのはなぜ?」
そこでイングリッドはその指先をびしりとクラウディオの鼻先に突きつける。
「……ごめん、何を言っているのかすらさっぱりわからないよ。 どういう事なの?」
案の定、クラウディオは悲しそうな顔でそう呟いた。
そもそも、彼が質問を重ねる半分以上の理由が、単にかまってほしいからであると言うことに、悲しいかなイングリッドは気づかない。
もはや呆然とするしかないクラウディオをさしおいて、イングリッドは自らの考えをペラペラとしゃべりだす。
それは自分の考えをまとめるためであり、雇った冒険者たちへの事情説明をかねたものだ。
「つまり、あの村には冒険者を立ち寄らせたくない何かがあると考えるのが普通だわ。 こうも露骨だと、隠す気がないとしか思えない。
たぶん、私たちや冒険者に知られると都合の悪いことがあるからよ」
そして、領主がおかしなことをかけたその村が、ゴブリンに襲われて壊滅する。
偶然にしては少々出来すぎだ。
「ねぇ、イングリッド。 それ、もしかして独り言? ねぇ、お願いだからわかるようにちゃんと話をしてよ!」
「無理。 それに最初に言ったでしょ? 説明する気は無いって。
恨むなら、自分の頭のお粗末さだけにしておいてちょうだい」
傍から見ても、とても六歳児が同じ六歳児に告げているとは思えない言葉である。
そのあまりの口の悪さにクラウディオが哀れになったのか、冒険者たちの代表がおずおずと声をかけてきた。
「なぁ、いくらなんでもその扱いは可愛そうだろお嬢ちゃん。 おまえさん、本当に六歳か?」
「あら? 私が大人にでも見えるというなら、残念だけど雇う人間を間違えたようね」
口元だけは笑っているが、目は氷のように冷え切っている。
相手が反論しづらい言葉をしっかりと選んでいるあたり明らかに子供らしくないのだが、それが妙に似合っているからさらにおかしい。
「うわ、予想以上に言葉がキツっ!? 目を閉じていたら子供には絶対に見えんぞ」
「あら、ありがとう。 でも、褒め言葉はもうちょっと正しい使い方を勉強してからにしたほうがよろしくてよ?」
護衛の冒険者たちを台詞一つで撃沈すると、彼女は先頭に立って下町の中でも特に治安の悪いところに入っていった。
「おいおいおい、こんなところに入ったらさらわれちまうぞ」
「そ、そうだよ……やめようよ、イングリッド」
あわてて引きとめようとする一同だが、イングリッドは冷たい笑みとともに鼻で笑う。
「そのための護衛よ。 しっかり働いて頂戴」
仕事だといわれれば引き下がるしかなく、縋るような目を向けてくるクラウディオに、冒険者たちはただ黙って首を横に振った。
そして彼女は迷うことなく迷路のような下町を進むと、やがて一軒の酒場の扉を開いた。
客が五人も入ったら一杯になってしまうような、カウンター席しかない狭い店である。
とても六歳の少女が入る場所とは思えない。
「……ここは?」
「情報屋よ。 さすがに私たちが聞き込みをしてすぐに何が起きているかわかるとは思えないもの」
いぶかしげな声を上げる冒険者たちに、イングリッドは極めて事務的な声で答えた。
「こういうのは、専門家に任せるに限るわ」
そう告げると、彼女はなれた足取りでカウンターの一つに腰をかける。
「なんだ、お嬢ちゃん。 ここはアンタの来るようなところじゃないぜ」
「シルフの声を聞きたいわ」
「……意味がわかっているのか?」
「えぇ、情報を買いたいの」
「あんたに売るような者は何も無い」
「ドケチな領主がとある村に冒険者を立ち寄せらないようにしているんだけど、どういう風の吹き回しかしら?」
そう告げながら金貨を投げる。
店主はしばらくその金貨を凝視した後、忌々しげな顔でそれをつまみあげた。
「さぁな。 ここ数年、なにやら王宮勤めの魔術師共の出入りが激しい。
だが、何をやっているかまでは誰もしらん」
そう言って、店主は何枚かの銀貨をイングリッドに返す。
この程度の情報では金貨の価値は無いという事だろう。
だが、イングリッドは銀貨を受け取らずにさらに質問を重ねた。
「出入りしている魔術師の名前は?」
「悪いがそこまでは知らない」
――嘘だ。 この男がそれを知らぬはずも無い。
だが、それ以上を話す気は無いのだろう。
この辺が潮時か。
「……ま、今の信用じゃこんなものか。 情報屋としては正しいけど、ツレない話ね」
そう言いながらイングリッドは突っ返された銀貨を拾って巾着に仕舞う。
「次はちゃんとしたツテを通してくれ。 誰に聞いたかは知らないが、迷惑だ」
「あらあら、私のことがわからないだなんてヤキが回ったんじゃない?」
「とっとと帰ってくれ。 お前のそのしゃべり方を聞いていると、忌々しい"美しさは罪"を思い出す」
「あら、光栄だわ」
「……ケッ。 とんでもないガキが来ちまった」
「お前、なんで情報屋なんか知ってるんだよ。 しかも、慣れすぎだろ!」
「余計な詮索はプロの仕事らしくないわよ」
魔物の群れをコントロールするための実験であることを知る。
承
姿隠しの魔術を使って侵入。
指令書を手に入れる。
その証拠を手に入れ、領主に届けようとする。
立ちはだかる悪徳冒険者。
転
自分が囮になるので、少年が証拠を届けるように言う。
ギリギリのタイミングで領主の配下の騎士がやつてきて、証拠を届けることには成功するが、少女は精霊を呼び出した代償で死ぬ。
結
そして元の世界で目覚める。
気がつくと、枕がなくなっている。
結
やがて、その夢の中に出てきた幼馴染の少年の成長した姿である騎士の青年と出会う。
不思議なことに、人間への嫌悪が消えている。
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる