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16章 魔法少女と四神集結

504話 魔法少女と未来話(前後編)

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「私の生活は単純だった。大切なものを両手に抱えながら、冒険者として名を上げて金を得て、楽しく生活していた。他人に迷惑もかけてない。」
言い出しは簡素なものだった。どこから始まったのも分からない。

「そっちの私のまま、私は死ぬまで生活するもんだと思ってた。でも、違った。」
ティーカップをソーサーに置いた。椅子から立ち上がり、何もない空間を歩いた。

「全ては創滅神せいだッ!あんな人も種族も世界も使い捨てのおもちゃとしか思っていないッ!何もかもを奪われたッ!」
私は空を殴った。空気を裂くのではなく、叩いて轟音を響かせた。この世の全てを恨むような顔で頭を手で押さえる。

 そして私はゆっくり語った。

 今の私がこのまま進んだ未来があの私だと。その時に何が起こったかを。ありのままに。

 このままいけば、四神は集って帝国を滅ぼすことは可能だと。帝国を崩壊する。が、1番厄介なのは神国だと。
 帝国を滅ぼし満身創痍となった王国と合衆国は撤退し、そこを見計らって創滅神は動いた。

 創滅神は本当に世界をゴミのように思っているらしい。世界をもう1度創る。でも、ただ壊すのは勿体無い。だから、戦争ゲームで世界を壊そう。創滅神は、神国を軸に神託を下ろし、力を与え、虐殺させた。

 そう、これがかの有名な(私にとっては無関係だけど)第一次神国虐殺。それほど、圧倒的だった。

 合衆国は王国を盾にして他大陸へ逃げ延び、王国は一方的な侵略を受けた。もちろん、パズールも。

「王都も竹林もティランもドリスも、どこも全てが燃えた。燃やされた。私は許さない。殺した今でなお、あの女を私は許さない。」
目には虚無が浮いていた。

「私にも見せよう。絶望を知れ。そして防げ。」
「どうやって……?私は未来から来た。干渉すれば私の存在が消えるのは分かるけど……」
「言ったはずだよ。私は無数にある未来のひとつ。別の可能性も必ずある。現在なら。」
パチンと指を鳴らすと、映像が映し出される。

「これから私の3年間を見せる。ここは私の魔法で時間停止している。年もとらなければ感覚も麻痺する。存分に見ろ。もちろん、省く部分は省き説明を加える。」
「ちょ……っ……!」
「これが本当の未来話。」
私の意識は、強制的にそこへ没入させられた。

—————————

「百合乃!トートルーナさんとクルミルさんを……っ!っ!」
私は心の底から、肺から空気を叩き出すように叫んだ。

「やってます!もう、どうにもならないくらいやってるんです!」
百合乃は泣きそうな目で刀を握りしめる。

 あたりは完全に燃えている。冒険者ギルドも、丘も、畑も花も私の家も。紅蓮の豪華で燃え尽きている。私はなんとか神炎耐性で耐えているが、ツララはもうぐったり。

「主……アタシの、氷……」
「あれは神の炎。だから、じっとしてて……」
私は魔力喰らいで必死に魔力を消し去る。でも、魔力が圧倒的に足りていない。やばいやばいやばいやばい、心で連呼する。

「トートルーナっ!」
「クルミルさん!ダメですっ!ダメ——ッ!」
「クルミル様……わたしの代わりに生きてください…………」
苦しそうな笑みで突き放す。トートルーナは、一瞬にして黒焦げとなった。突き放した際に引火した服を見て、クルミルさんは自嘲げに呻いた。

「はは…………私は、従者を、友人1人も救えない……花畑すら守れずに、何も、守れずに……」
頽れた。泣いた。

「早くっ!早くしないと死んじゃいますよ!」
「もう、楽にさせてください。」
百合乃は目を見開いた。それは、とても生のある人間の目とは思えなかった。全てを諦め、死を望む目。

「もう死なせてください…………お願いです。」
腕が燃えて朽ちた。そのまま全身に炎が広がり、姿は見えなくなる。

「クルミルさああああああんっ!」
「百合乃、もう無理だ!避難者なんてもういない!早く逃げようもう家も何もかも守れない!」
「いやです!わたしと空の愛の巣をっ!わたしたちの生きる証を!こんな、こんなところでぇ!奪われてたまるかッ!」
「やめろ百合乃!」
私は逸る百合乃の腕を引いて頬を叩いた。

「行こう。」
時間すら朽ちさせる再生の効かぬ炎を、転移石を投げて空中歩行をすることで回避した。私の知る生き残りは、百合乃とツララ。

 もう、心は死んでいた。

「……これから、どうするんですか。」
魔物の子1匹すらいない。神国の信仰が進んでいる証だ。

「どうするって、逃げるしかないでしょ。」
「逃げるんです?どうして!家も壊されて!街も壊されて!空の守りたいと言った大切すら砕かれたのに!どうして空はそんなふうに割り切るんです?!」
ツララがビクッとした。

「黙って。」
「……すみません。」
火魔法の火が揺らめく。

「私だって、許せないよ。でも、無理なんだよ。あんなの勝てない。勝てるわけない。人神だって死んだんだよ?」
回想する。

 回想で回想というのも変だが、今の私にはそんな思考も制限されている。ただ静観する。


 神国が進軍し、呪い殺すような顔で出ていった人神。

「人間が来るな!ここは人の子が超えていいラインを越している!」
人神は今まで見たことのない本気を見せて、神国を止めようとした。しかし、止められた。

 いたのは、ネイファ。キャスケット帽はない。

「こいつは、ヤバイ……!」
震えた声で、人神が言った。

「これは、本当の神に近い。余のような見せかけの神じゃない!」


「ネイファは、神になった。この世界で創滅神を除いた、ただ1柱の神に。」
「でも、今までの空ならなんとかするって。かっこいい空でいてくれるじゃないですか……なんで、なんで今じゃないんですか……?」
「無理なんだよそんなこと!」
今度は百合乃の方が跳ねた。

「私は主人公じゃないし、ましてやヒーローでもない。私だって頑張ってるんだよ!でもできないんだよ!何も思わないわけないだろ!」
私の目には大粒の涙がボロボロと浮かび上がり、右手を爪が食い込むほど強く握った。

 私の中には人神がいる。あの日からずっと。踏み越えてはいけない一線を超えてしまい、もう私は無関係でいられなくなった。

 映像が入れ替わる。

「わたしが行きます。空はツララちゃんと、行ってください。」
ネイファに1人挑む百合乃がいた。

「やめて、やめて百合乃ぉぉぉぉ!」

 手を伸ばしても届かない。目の前で大切が1つまた1つと、泡沫のように消えていく。
 人は必死に生きようとしてるのに、世界はそれを許さない。逆流しようとする私達をめざとく見つけて潰してくる。
 生きるのがここまで難しいなんて、正直思っていなかった。大切すら、両手に抱えた大事なものすらこぼれ落ちていく。

 残ったのは、1本の腕にツララが1人。

「泣かないでくださいよ。わたしは空の笑った顔が好きなんです。」
刀を振るう。影に貫かれながら、百合乃はきっちりとこう言った。

「断絶。」
運命すら断ち切るその刃が、ネイファを斬り落とした。

 2人は同時に膝を折り、その場に血溜まりを作った。

 映像が切り替わる。

「あの理不尽には勝てない。もう思い知ったさ。けれど、ボクはやらなきゃいけない。それが魔神としての責務だ。」
創滅神が顕現し、目の前で嘲笑う。

 私は知ってしまった。あの時の龍神があんな私に頼った理由を。
 誰に頼ろうが、勝てるわけがないんだ。なら、少しでも可能性のある異分子を取り入れた方がマシなんだ。

 私はてっきり龍が私達の手によって殺され数が減ったからかと勘違いしていた。けど、その先を見ていた。龍神は。その先の、この光景を知って過去に戻った。ほとんど全ての魔力を、私にすら負けるほどの魔力を費やしてでも。

「避難所に行け。そこには龍神がいる。まだ心許ない、それでもいないよりかマシさ。」
魔神はいつものクソダサTシャツではなく、正装。

「足掻いてやるよ、クソ神が。」
現実逃避をするように、王国の避難民のいる避難所まで駆け抜けた。

 目の前で神が2人散る。もう、戦意なんてない。

 だというのに、この世界は滅ぶまでこの戦いが終わらない。私はどうすればいいんだよ。

 避難所に着くと、少しだけ安泰が待っていた。魔物から襲われることもあるが、私や冒険者崩れの傭兵によって退治される。
 私ほどの冒険者がいるなら心強い、とまとめ役の人間から太鼓判をもらった。私の心は凪いでいた。

 何が心強いだ。私にネイファを倒すことはできなかったし、創滅神が来れば手も足も出ない。逃げるしかないんだ。

 ツララのために、淡々と働いた。ツララはこんな時も可愛かった。

 1、2週間経っただろうか。
 初めてルーアと会った。

「久しいの、人間の子よ。」
「空だよ。」
「酷い顔をしているな。まるで親でも死んだみたいかの。」
「親なんてとっくに死んでるよ。父親は知らないけど。」
自嘲するように笑った。笑うしかないじゃないか。

「そんな、酷い?」
「ああもちろん。とてつもなく酷い。見ていられん。これでは、主の連れの獣人も報われなかろう。」
かつてのルーアから幼さが抜けた感じがする。そりゃ、こんな大事件が起こってるんだから。

 どうやら、ここは元龍神の技術を模倣した完全空間であり創滅神が観測できないようになってるという。

「主の怒りの種が増幅している。」
「知ってる。」
「それが暴発すれば、どうなるか分かるか?」
「知ってる。」
私は小さな頷きで返す。

「完璧に制御できればあるいは。いや、なんでもない。して、生存者の有無についてはしっているかの?」
「いや、知らないけど……」
「残酷な話になるが、よいか?」
「うん。」
風で吹き飛びそうなほどの声。

 そりゃそうだ。あんな火災で、生きてる方がおかしい。でも、私も異世界に慣れてきた。人が死ぬくらい、もう……

「ブリスレイ一家は全員死んだ。」
「………ッ!?」
さっきとは一転、驚きと困惑とで混じり合った感情を乗せた視線。首がもげるくらい下がった首を正面に向けた。

「え……ネルも?フィリオも?」
「そうだ。全員。フェロールは外交中に何も知らぬまま通りがかりの神国軍に殺され、フェルネールは学園にて他生徒を守って死亡した。フィリオはそのまま。我がこの目で確認した。」
龍眼を開いた。その目は、全てを見通すという。

「人の死は慣れたのではなかったのかの?」
「そんな……ネルが?どうして?なんで……」
「都合よくそんなことがあるわけがなかろうて。今の主の頭は、豆腐でできているのか?」
ピシャリと冷水を浴びせられたように頭が覚める。

 そうだ。どうしてそんな都合の良すぎる答えを信じていたんだ。心労でそんな答えに縋ることしかできなかったんだ。

 奪われた。また奪われた。何もかもが。

「もう、この世界は終わりかの。」
そんなこと言うなよ。言いたかったが、口を噤んだ。

 この世界は理不尽だ。絶望しかない。希望はない。私から全てを奪い去っていく。抵抗なんてできない。世界が流れるままに、私はどこかへ連れて行かれる。

 どん底の心境で心を彷徨う。そこではたと気づく。

「そうか。」
口が動いていた。

「全部、全部創滅神のせいだ。あのクソみたいな神が私達の世界を、私達だけの世界を汚しているんだ。」
「どうした……?」
龍神が控えめに声をかけた。私に一切聴こえていない。

「そうか。世界が理不尽なのは創滅神が理不尽だからだ。そうだ。抗えない相手じゃない。相手は生物。神と言えど生物!何もできずに流れることなんてない。ないんだ。……………殺す……殺す。絶対に殺してやる。」
魔力が漏れ出る。私という器からあぶれた、絶望の魔力。代わりに注がれるのは、復讐心。

「絶対に許してやる。地獄の業火に燃やされて、永遠とも思える苦しい時を与えた挙句に殺してやる。あいつの大事なものを、全てを粉々に砕いてやる。野望も、目的も、何もかもを……!」
私の暴走する力が内から放たれようとした。しかし、寸前で止められた。私の復讐という思いが、全てを包み込んで蓄えた。どんな力も逃さない。

「主……………」
恐ろしいものでも見ているのか?アーレの目が震えていた。

「本当に、人間か……?」

 その日、私は人神に就任した。

 瞳には溢れ出した憎悪と憤怒が刻まれ、黒々とした光が差していた。

「シュアリーキル。」

 映像が切り替わる。

 龍神が死んだ。結界を見破られ、民はほとんど死滅した。

「ぼさっとするなと言うておろう!そこの獣人と早く逃げろ、ソラ!」
ルーアはツララをこちらに投げ飛ばした。しかし、一歩遅れて炎が遮った。

「ツララ……ツララあああああああああああ!」
私は炎が燃え盛る中気にせずに手を伸ばした。魔法少女服越しに、熱いと感じる。もっと肌面積を増やしてくれよと文句を吐き捨てた。水の中をもがくように、必死に手を伸ばして先に。

「主、大好き。」
「———!」
諦めたように笑って、これだけはと言わんばかりの言葉だけが弱々しくも私の聴覚細胞に届いた。

 切り替わる。

 霊神が死んだ。

 精霊の森が解かれた。この頃には、炎に対する唯一の神の氷が効かなくなっており、逆にこちらを凍らせてくる。霊神は、精霊を守るために戦い命を落とした。原素のない空間だ。保有原素だけで勝てようはずもない。

 切り替わる、切り替わる、切り替わる。

 知り合いが1人ずつ死んで、大切が一つずつ砕けていく。絶望はさらに深まり、憎悪だけがその根を深く深く伸ばしていった。

 怒りだけは一丁前に膨れていくくせに強さは変わらない。自分自身に憤る。
 私は下着一丁になるのも気にせずに魔法少女服を脱ぎ捨てた。

「クソックソックソッ!」
何度も殴りつけた。手が痛い。手の甲の皮が捲れ、赤く血が滲む。痛い。でも、何度も殴る。

 今の私には、重力魔法以外の何もない。

「重力世界!」
ブワッと広がる、その空間。地面が軋み、揺れる。

「こんな服、私の成長の阻害にしかならない。重く、重く、重く……世界の重力を書き換えるような。」
私はゆっくり、憎悪で蓋された怒りの塊を取り出すべく、糸を解くように隙間を開ける。それは、濁流のように押し流れ力を生んだ。

 私の怒りは呪いと同種らしく、呪力なんてものが身についた。その全ては、暴走はすれど暴発などせず、魔法少女服や私自身に吸い込まれていく。まるで、スポンジに吸い込まれていくように。

「はは、はははッ!」
黒く濁った目は見開かれた。

「そうか、そうか!『能力掌握』『開花掌握』。私の手に堕ちろ!」
ひとつずつ、理が私のものになる。私が失うものなんてもうない。既に奪われたのだから。

 2人目の創滅神が生まれた。

 切り替わる。切り替わる。切り替わる。

 何度切り替わったか分からない。もう分からない。最後に理解できたのが、私が創滅神を降して世界の全てを手中に収めたと言うこと。

 しかしその私の目は今でも……いや、今はただ暗い。光が薄くなり、瑠璃色が寂しさを際立たせる。
 そこに残ったのは、全ての怒りと憎悪を無くした虚無。体だけ残った空っぽな、私。

 もう、永遠に終わらせたい。この世界を。

 ロアが頭に浮かんだ。

「ソラさん。」

 ネルが頭に浮かんだ。

「ソラさん!」

「空っ!」「ソラ」「主」「おい、主」「魔法少女よ」「キミ、聞いてる?」「ソラよ」「まったく、お前は」

 永遠と死んでいった人達の声が脳内に響き続ける。

 そうだ。今、創滅神と同じようなことをしようと……

「世界を、見て回ろう。」
死んでいった全ての人達の分、私は全てを見て回って生きる。それが私が生きていられる、唯一の目的となった。補足心許ない、一本の心の命綱。

—————————

 気づいたら、私の目からたくさんの涙がこぼれ落ちていた。まるで私のことのように、いや。これは私のことだ。これから私が経験するはずだった、私の気持ち。だから、私がこの気持ちを受け継がないといけない。

「この気持ちがあれば、私は変えられるんだよね。」
「…………存外、私も話が分かるな。」
私はとても辛そうな顔のまま俯いて言った。啜る紅茶がまるで、悲しみを覆い隠すベールのように思えた。

 わざわざ映像で見せたのは、そう言うことか。
 これは、反省。私が果たせなかった未来を、私は託した。私は託された。

 この経験を、私は一生忘れない。私が体験してくれた絶望を、憤怒を、悲しみを、何もかもを忘れない。全て私が持っていく。

「あれから約2年間、世界を見て回った。私はこれからも、死んでいった全て人々の分を生きていく。だから、私の望む未来は私が叶えて。私は、私のするべきことをする。現実を、歩んでいく。現在を、踏み締める。」
「分かった。2度はない。私は確かに託されたよ。」
黒い光は白い光へ。私の目には、確かに希望の光が宿った。

「ありがとう。」
「え、なに?」
カタン。カップのソーサーだけがそこに1枚、落下した。

「ありがとうはこっちだよ。」
そのソーサーを、ボロボロのポケットへ突っ込んだ。

———————————————————————

 最近の技術って凄いですよね。
 私cover、無料アプリを使ってAIイラストを作ってみました。もちろん空さんのイメージで。すると、3割くらいのイメージのが完成し、修正した後4割、5割と上がってそこそこの物が出来上がりました。しかし全ての要素をつぎはぎすればそれっぽく?
 と、いうことで私が下手ながら絵を描いてみました。手袋?ステッキ?何それ美味しいの?

 ま、まぁ?これのようななにか、という認識でお願いします。デジタル絵とかほんとに描けないんですよ。
 今更ですけど……こんな格好で街中歩かせるとか鬼畜すぎですね……

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