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ステータスプレート
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あれから部屋にいる人が増えた。
この部屋には優斗と学という二十代前半ぐらいの男たち、中学生ぐらいの少年、そして小太りの男。
そしてもう一人新たに来たのは十代半ばぐらいの可愛い感じの女の子。
俺を入れて合計6人になった。
そして俺たちは全員は同じような、麻で出来たような粗目の生地の服を着ていた。映画とかでみた囚人や奴隷が着るような服によく似ていた。
それもシャツとズボンだけ、下着も何もつけていない。
優斗と学は二人で話している。
小太りの男は、誰とも目を合わせずステータスプレートを見ながらニヤニヤしている。
女子高生ぐらいな子は、部屋の隅で警戒している。
「なあいいか?」
俺が話しかけてビクッとした中学生ぐらいの男の子。
泣いていたのか、少し目が赤い。
「はい」
「俺は竹中雄馬、君の名は?」
「佐藤翔です」
「なら翔君よろしくな、俺も突然ここにいてわけがわかっていない。会社に行っている途中の電車に乗って、気づいたらさっきのところにいた。なにか知っていることや気づいたことあるかな?」
「ぼ、僕は学校の部活している途中で気づいたらここに……。ここはどこですか?」
泣きそうな顔になっている。
「俺もさっぱりわからない、ただ状況はあまりよくない。……ちょっと確認したい。その持っている赤い板見せてくれないか?」
翔は俺を少し見つめてから黙って俺に渡す。
名前 元 佐藤 翔
年齢 13
レベル 1/99
クラス 奴隷勇者
生命 31
魔力 53
能力 言語能力
持物
肉体強化
属性 火属性1
能力が多いな。
持物ってなんだ?
「ありがとう」
俺は翔にプレートを返す。
「これからどうなるのですか?」
怯えて俺に聞いてくるが俺にもさっぱりだ。
「とりあえず今は大人しくしているしかない。まあよろしくな」
俺は坊主頭をポンポンと撫でる。
大人の俺が話しかけたことで少しは元気になったみたいだ。
さて他のメンバーにも聞いてみるか。
「ちょっといいかな」
俺がニヤニヤしていた小太りの男と男に話しかける。
「なっなんだ」
男は焦ってそういう。
なんか気持ち悪いな。
「俺は竹中と言う。気づいたらここにいた、そっちは何かわかる事あるか?ここに来る前はどこにいたかわかる?」
男はキョロキョロしながらも、俺と目線を合わせようとしない。
「おっれは家でネトゲーをしていた。きっとこれはゲームの世界に入ったに間違いない!ついに俺は異世界転移したんだ!チート能力で俺は勇者になったぞ」
よくわからないが、あいつらとの話を聞くとそんな感じかもな。
でも本当に勇者なら、こんな扱いはしないと思うけどな。大体魔人なんかと戦ったりできるもんか!
それなのに興奮気味に話す小太りの男。
「良かったらその赤い板見せてくれない?」
「誰が見せるか!ステータスプレートは他人に見せたらダメなんだぞ!」
なんだよそれ、めんどくさい奴。
「情報を集めたいだけだ、なら俺の見てもいいぞ」
「グフフッそう簡単には見せない。俺の方が強いのがわかるはず、俺の能力を知って妬むつもりだろう!」
あーめんどくさい奴だ。
俺はその男から離れた。あれはまともに話さない方がいい。
「いいかな?」
部屋の隅にいる女子高生ぐらいの子に話しかける、涙を流していた。
「……」
「俺は竹中雄馬と言うしがないサラリーマンだよ、ちょっと話を聞きたいけどいい?」
女の子は頷く。
「ここはどこがわかる?」
女の子は首を振る。まあそうだろうな。
「なら来る前はどこにいたかわかる?」
「外を歩いていたら突然周りが真っ白になって……」
言われてみたらそんな感じだったような……俺は満員電車の中だったから必死につり革掴んでいたからな。
「同じような感じか……」
「ねえっ私たち誘拐されたの?」
そう聞いてきた。
「もしかしたら誘拐されたかもしれない。だが日本の警察は優秀だから安心して助かるよ」
きっと誘拐とかではない。……誘拐にしてはおかしすぎる。
でもパニックになりかけている女の子の言っていることを、頭ごなしに否定する気もなかった。
「どうしよう」
顔を伏せる女の子。
「ねえ、その板見せてくれる?」
「えっこれ?渡されたけど変な字が書いてあるの?わかるの?」
えっ変な字?俺の持っているのとはちがうのか?
女の子に渡されたプレートを見る。
名前 元 鈴木 玲奈
年齢 16
レベル 1/99
クラス 奴隷勇者
生命 22/28
魔力 75
能力 誘惑
淫乱
属性 火属性1
風属性1
文字は読めるが、魅惑と淫乱ってなんだこれ……。
「君は鈴木玲奈って名前だよね?」
俺がプレートを見ながら聞く。
「なんでわかるの?」
驚いた顔をする玲奈。
「なんでってここに書いてあるから読めない?」
文字を指差しながら、プレートを見せる。
「全然わからない?外国語?私英語も駄目だから」
「いや日本語で書いてあるぞ?」
「えっなにか変な記号にしか見えない」
読めない。
もしかしたら……。
「ここに連れてきた男たちの言葉はわかった?」
「……聞いたことのない外国語だったわ」
やっぱり、ここに書いてある能力と言うのは本当に使えている。
つまりは俺のは言語能力とやらで、このステータスプレートの文字を読めている。
だが、その能力がない玲奈は、言葉や文字が理解できていないんだろう。
「竹中さんはわかるの?」
「ああ、ここに君の事が書いているよ、名前とか年齢とかそれと能力とかね。鈴木さんは歳が16で属性が火と風と書いているよ。俺たちは多分属性別に分けられている。つまりは君は火と風の属性だからここで何かを教えられたらそのあと風の属性がある部屋に連れて行かされる可能性はある」
俺はステータスプレートに書かれている事を説明したが、淫乱と誘惑の事はあえて言わなかった。
「そんな……」
落胆をした表情をする。
「俺は属性が全部らしいから、次に風の属性の部屋にはつれていかされる可能性は高い、どうされるのかは、全然わからないけどね」
「そうなんだ……。」
俺が付いていく可能性で、少し安堵する玲奈。
「きっとこのプレートは大事なものになる、決して無くしたり人に渡さない方がいい、ごめん俺は見ちゃったけどね」
俺が微笑むと玲奈も笑う。
「うん」
「じゃあよろしくな、仲良くしようぜ」
「はい」
俺は手を出し握手をする。
「ほら、翔君も挨拶しな」
俺の後ろに隠れるようにしていた翔を前に出す。
「……佐藤翔ですよろしくお願いします」
「私は鈴木玲奈よ、よろしくね」
玲奈も俺が話しかけたことで、一人で怯えることが無くなって安心したみたいだ。
さて残りはあの男たちにも聞くか?
少しでも情報が得たい。
特に生き返った方に興味がある。
この部屋には優斗と学という二十代前半ぐらいの男たち、中学生ぐらいの少年、そして小太りの男。
そしてもう一人新たに来たのは十代半ばぐらいの可愛い感じの女の子。
俺を入れて合計6人になった。
そして俺たちは全員は同じような、麻で出来たような粗目の生地の服を着ていた。映画とかでみた囚人や奴隷が着るような服によく似ていた。
それもシャツとズボンだけ、下着も何もつけていない。
優斗と学は二人で話している。
小太りの男は、誰とも目を合わせずステータスプレートを見ながらニヤニヤしている。
女子高生ぐらいな子は、部屋の隅で警戒している。
「なあいいか?」
俺が話しかけてビクッとした中学生ぐらいの男の子。
泣いていたのか、少し目が赤い。
「はい」
「俺は竹中雄馬、君の名は?」
「佐藤翔です」
「なら翔君よろしくな、俺も突然ここにいてわけがわかっていない。会社に行っている途中の電車に乗って、気づいたらさっきのところにいた。なにか知っていることや気づいたことあるかな?」
「ぼ、僕は学校の部活している途中で気づいたらここに……。ここはどこですか?」
泣きそうな顔になっている。
「俺もさっぱりわからない、ただ状況はあまりよくない。……ちょっと確認したい。その持っている赤い板見せてくれないか?」
翔は俺を少し見つめてから黙って俺に渡す。
名前 元 佐藤 翔
年齢 13
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生命 31
魔力 53
能力 言語能力
持物
肉体強化
属性 火属性1
能力が多いな。
持物ってなんだ?
「ありがとう」
俺は翔にプレートを返す。
「これからどうなるのですか?」
怯えて俺に聞いてくるが俺にもさっぱりだ。
「とりあえず今は大人しくしているしかない。まあよろしくな」
俺は坊主頭をポンポンと撫でる。
大人の俺が話しかけたことで少しは元気になったみたいだ。
さて他のメンバーにも聞いてみるか。
「ちょっといいかな」
俺がニヤニヤしていた小太りの男と男に話しかける。
「なっなんだ」
男は焦ってそういう。
なんか気持ち悪いな。
「俺は竹中と言う。気づいたらここにいた、そっちは何かわかる事あるか?ここに来る前はどこにいたかわかる?」
男はキョロキョロしながらも、俺と目線を合わせようとしない。
「おっれは家でネトゲーをしていた。きっとこれはゲームの世界に入ったに間違いない!ついに俺は異世界転移したんだ!チート能力で俺は勇者になったぞ」
よくわからないが、あいつらとの話を聞くとそんな感じかもな。
でも本当に勇者なら、こんな扱いはしないと思うけどな。大体魔人なんかと戦ったりできるもんか!
それなのに興奮気味に話す小太りの男。
「良かったらその赤い板見せてくれない?」
「誰が見せるか!ステータスプレートは他人に見せたらダメなんだぞ!」
なんだよそれ、めんどくさい奴。
「情報を集めたいだけだ、なら俺の見てもいいぞ」
「グフフッそう簡単には見せない。俺の方が強いのがわかるはず、俺の能力を知って妬むつもりだろう!」
あーめんどくさい奴だ。
俺はその男から離れた。あれはまともに話さない方がいい。
「いいかな?」
部屋の隅にいる女子高生ぐらいの子に話しかける、涙を流していた。
「……」
「俺は竹中雄馬と言うしがないサラリーマンだよ、ちょっと話を聞きたいけどいい?」
女の子は頷く。
「ここはどこがわかる?」
女の子は首を振る。まあそうだろうな。
「なら来る前はどこにいたかわかる?」
「外を歩いていたら突然周りが真っ白になって……」
言われてみたらそんな感じだったような……俺は満員電車の中だったから必死につり革掴んでいたからな。
「同じような感じか……」
「ねえっ私たち誘拐されたの?」
そう聞いてきた。
「もしかしたら誘拐されたかもしれない。だが日本の警察は優秀だから安心して助かるよ」
きっと誘拐とかではない。……誘拐にしてはおかしすぎる。
でもパニックになりかけている女の子の言っていることを、頭ごなしに否定する気もなかった。
「どうしよう」
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「ねえ、その板見せてくれる?」
「えっこれ?渡されたけど変な字が書いてあるの?わかるの?」
えっ変な字?俺の持っているのとはちがうのか?
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名前 元 鈴木 玲奈
年齢 16
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淫乱
属性 火属性1
風属性1
文字は読めるが、魅惑と淫乱ってなんだこれ……。
「君は鈴木玲奈って名前だよね?」
俺がプレートを見ながら聞く。
「なんでわかるの?」
驚いた顔をする玲奈。
「なんでってここに書いてあるから読めない?」
文字を指差しながら、プレートを見せる。
「全然わからない?外国語?私英語も駄目だから」
「いや日本語で書いてあるぞ?」
「えっなにか変な記号にしか見えない」
読めない。
もしかしたら……。
「ここに連れてきた男たちの言葉はわかった?」
「……聞いたことのない外国語だったわ」
やっぱり、ここに書いてある能力と言うのは本当に使えている。
つまりは俺のは言語能力とやらで、このステータスプレートの文字を読めている。
だが、その能力がない玲奈は、言葉や文字が理解できていないんだろう。
「竹中さんはわかるの?」
「ああ、ここに君の事が書いているよ、名前とか年齢とかそれと能力とかね。鈴木さんは歳が16で属性が火と風と書いているよ。俺たちは多分属性別に分けられている。つまりは君は火と風の属性だからここで何かを教えられたらそのあと風の属性がある部屋に連れて行かされる可能性はある」
俺はステータスプレートに書かれている事を説明したが、淫乱と誘惑の事はあえて言わなかった。
「そんな……」
落胆をした表情をする。
「俺は属性が全部らしいから、次に風の属性の部屋にはつれていかされる可能性は高い、どうされるのかは、全然わからないけどね」
「そうなんだ……。」
俺が付いていく可能性で、少し安堵する玲奈。
「きっとこのプレートは大事なものになる、決して無くしたり人に渡さない方がいい、ごめん俺は見ちゃったけどね」
俺が微笑むと玲奈も笑う。
「うん」
「じゃあよろしくな、仲良くしようぜ」
「はい」
俺は手を出し握手をする。
「ほら、翔君も挨拶しな」
俺の後ろに隠れるようにしていた翔を前に出す。
「……佐藤翔ですよろしくお願いします」
「私は鈴木玲奈よ、よろしくね」
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