【超リアル描写】香織30歳・欲求不満主婦の背徳記録。ワインボトル、玩具、二穴、――日常を凌辱し、会社やエレベーターで絶頂を晒す、堕落の全貌。

なまみ

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第6章

【堕落の休日】――満足できない自慰行為と招かれざる生贄

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 夫を送り出した後の静まり返った家で、香織は狂っていた。
 部長に教え込まれた通りの淫らな体勢で、鏡に取り付けたディルドに自らを打ち付ける。トイレの便座や床、柱…色んな場所に取り付け、自分で出し入れしたけれど、どれだけ激しく奥を突いても、腹の底を脈打つような部長の「雄の匂い」が足りない。

「……っ、あぁ! 違う、こんなのじゃ、全然物足りないっ!」

 絶頂の寸前で苛立ちが頂点に達した、その時。
 ピンポーン――。
 無機質な音が部屋に響く。香織はびくんと身体を跳ねさせ、スケスケ穴だらけのエロ下着の上からバスローブを羽織ると、ふらつく足どりで玄関のモニターを確認した。
 そこに立っていたのは、キャップを深く被って、荷物を抱えた若い宅配員だった。
(……若い男の人……)
 その瞬間、香織の脳裏に部長の言葉が蘇り、ゾクっとした。

『お前は、俺の種に飢えたただの器だ』

 香織はモニター越しの彼が欲しいと直感した。部長の圧倒的な支配から逃れるため、あるいは、その欲求不満を埋めるために。香織の指が、誘われるように解錠ボタンを押した。

「……お荷物です。こちらに受領印を……」

 扉が開く。そこには、バスローブの合わせ目から、スケスケの下着とまだ自慰で赤く染まった胸元を隠しきれていない香織が立っていた。
 若い宅配員が、息を呑むのが分かった。

「……重くて、持てないの。中まで運んでくださる?」

 香織は熱に浮かされたような瞳で彼を見つめる。
 部屋の奥まで彼を誘い込み、段ボールを置いた彼の背中に、香織はそっと、けれど逃がさない強さで抱きついた。

「……っ、お客さん!? 何を……」

 困惑する青年の背中に、香織は火照った身体を隙間なく押し当てた。バスローブの薄い布越しに、先ほどまで自慰に耽っていた香織の、熟れきった肉体の熱が伝わっていく。廊下にさっきまで使っていたディルドが無造作に転がっている。

「……ねえ、お願い。……もう、我慢できないの…お願い。挿れてちょうだい……っ」

 香織が彼の耳元で、部長に仕込まれた通りの淫らな吐息を吹きかける。青年の肩がびくんと跳ねた。理屈では「ヤバい客だ」と分かっていても、眼前に晒された、涙目で自分を誘う三十路の「女」の圧倒的な色香に、彼の野生が抗えなかった。
 彼は荒い息を吐くと、抱えていた荷物を床に投げ捨て、香織を玄関の冷たい大理石に押し倒した。

「……あんた、後悔すんなよ……っ!」

「……ぁっ、いいの……。もっと、汚して……っ早くちょうだい!」

 荒々しくバスローブが剥ぎ取られ、あちこち穴だらけのスケベ下着が露わに。夫以外の、部長以外の「雄」の荒削りな欲望が香織を襲う。青年の指は部長のように洗練されてはいないが、若さゆえの荒々しさで、香織の最奥を容赦なく掻き回した。
 部長に執拗な「肉刑」を与えられ、男の指一本で絶頂するように作り替えられた香織の身体は、瞬く間に蜜で溢れ、ひきつけを起こしたように震え出す。

「ひっ、ああああッ……! すご、い……っ!」

「っ、くそ……なんて身体してんだ……ッ!」

 青年もまた、香織の放つ退廃的な色気に理性を焼き切られていた。彼は香織の太ももを強引に割り、自身の猛りを、そのグッショリ濡れた蜜壺へ一気に叩きつけた。
 玄関のタイルに背中を打ち付けられながら、香織は野蛮な衝撃を享受する。
 
 やがて、青年は獣のような唸り声を上げ、香織の腹の上に、熱く、煮え立つような白濁を執拗に解き放った。
 ドクドクと脈打つ感触と共に、香織の肌を汚していく、若く青臭い精の匂い。

「ああっ…あああ…!」

香織はようやく満足していた。
 
「……はあ、はあ……っ」

 青年は我に返ると、パニックに近い表情で服を整え、逃げるように玄関を飛び出していった。バタン、と閉まるドアの音。静寂が戻った玄関で、香織は腹に広がる液体の熱を感じながら、鏡に向かって力なく微笑んだ。
(……ああ。少し、落ち着いた……)
 誰でもいい。男の欲望を浴びてさえいれば、部長の影に怯えずに済む。そんな歪んだ満足感が、空っぽだった香織の心を一時的に満たした。

 数時間後。
 玄関の汚れを完璧に拭き取り、シャワーで青年の匂いを洗い流した香織は、キッチンに立っていた。
 コトコトと煮える肉じゃがの湯気。夕食の準備を整えた頃、夫が「ただいま」と帰宅した。

「お帰りなさい、あなた。お仕事、お疲れ様」

 香織は、いつもの「良い妻」の笑顔で夫を迎える。
 食卓を囲み、夫の話に相づちを打ちながら、穏やかに箸を動かす。

「今日の肉じゃが、美味しい。やっぱり香織の料理が一番落ち着くよ。」

「うふふ、良かった。たくさん食べて。」
 夫の向ける、温かくて清潔な愛情。
 けれど、香織の意識は、ふとした瞬間に自分の「腹の奥」へと向く。
 そこには、数時間前に青年がぶちまけた熱の名残が……そして、そのさらに深い場所に、部長が刻み込んだ消えない刻印が、今もドロリと居座っている。
(……ごめんなさい、あなた。私、もう、あなたの知っている私じゃない)
 夫と談笑しながら、香織の脳裏には、先ほど玄関で自分を犯した青年の歪んだ顔と、それを冷酷に嘲笑う部長の瞳が浮かんでいた。
 平和な家庭。
 そのすべてを泥沼に沈めながら、香織は「裏切り」という名の最高のスパイスを隠し味に、夫との夕食をいつになく満足げに平らげるのだった。
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