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第9章 洗脳の刑
第57話 凶行の協力者
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『姉妹の結合』から三日が経過した。
狂気の果て、茜の心は完全に破壊された。僕が与える痛みにすら反応を示さず、ただ痴呆の様に呻き声を喉から発し、糞尿を垂れ流すだけの肉塊と化したのだ。
一方、葵は覚醒剤の効力が切れ、徐々に禁断症状が表れ始めていた。覚醒剤の快楽により失われていた痛覚や理性も徐々に回 復活し始め、耐え難い程の地獄の痛みに喘ぐと同時に、自らが姉に行った残酷な所業の詳細を僕に聞かされ、半狂乱の状態に陥った。
『うそ……うそうそうそうそ……うそ、わたしが……っ、おねえちゃんを……こんな……っ……え、え……? しらない、しらな……ぃ……』
『覚えていないのかい? 君のその縫い付けられた歪な乳房を見れば分かるだろう、君がお姉さんに……何をしたのか』
『なにも、しらないッ! しらない、しらないッ! しらないッ! いやぁぁぁぁッ!』
泣き喚く葵を鬱陶しく感じた僕は、自宅の監禁部屋に再び葵を閉じ込めた。
葵の事などどうでも良い。問題は『茜の心』についてだ。
茜の肉体に、新たな心を植え付けなければならない。僕の思い描く理想の聖処女に相応しい心を。
そして、その為の手段をこの三日間ずっと僕は考え込んでいた。どのようにして壊れた人間へと新たな人格と理性を植え付けるか……手段はいくつか挙げられたが、どれも現実的では無い。
金銭的な問題に加え、設備や規模の問題……僕一人で実行できる手段となると、なかなか有効な手段が見つからないというのが現状だ。
「壊すのは容易いが、それをまた組み立てるのは難しい。さて……ここからどうやって君を僕好みに仕上げようか……」
外的な変化は容易い。だが、内的な変化は慎重に行わなければならない。今までの様に肉体の破壊を繰り返し、苦痛を与え続けているだけでは茜に心を植え付ける事などできない。
僕は悩んだ。今までは壊す事だけを目指し、思うがままに茜と葵を狂わせ、破壊した。
だが、今後はそれだけでは意味が無い。計画は次の段階へと進もうとしているのだから。
そして、僕は決意する。新たな可能性を模索する為、新たに変化をもたらす事を。
「君を変える前に、まずは僕が変わらなければね。視野が広がれば、可能性も広がる」
濁った茜の目を真っ直ぐと見つめ、僕は茜に誓うかのように囁きかける。
茜からの返答は無い。ただ、喉から空気が漏れ出す音が微かに聞き取れるだけ。
しかし、僕の誓いは揺るがない。茜の為ならば、僕はどこまででも狂い、壊れる。利用できるのなら全てを利用し、殺す必要があるのなら全てを殺す。
「やれやれ、この聖域には極力、余所者は入れたくないんだけれどね。招き入れる事にしようか……『協力者』を」
そして、僕は決意したのだ。
利用できる協力者を自ら募る事を。
狂気の果て、茜の心は完全に破壊された。僕が与える痛みにすら反応を示さず、ただ痴呆の様に呻き声を喉から発し、糞尿を垂れ流すだけの肉塊と化したのだ。
一方、葵は覚醒剤の効力が切れ、徐々に禁断症状が表れ始めていた。覚醒剤の快楽により失われていた痛覚や理性も徐々に回 復活し始め、耐え難い程の地獄の痛みに喘ぐと同時に、自らが姉に行った残酷な所業の詳細を僕に聞かされ、半狂乱の状態に陥った。
『うそ……うそうそうそうそ……うそ、わたしが……っ、おねえちゃんを……こんな……っ……え、え……? しらない、しらな……ぃ……』
『覚えていないのかい? 君のその縫い付けられた歪な乳房を見れば分かるだろう、君がお姉さんに……何をしたのか』
『なにも、しらないッ! しらない、しらないッ! しらないッ! いやぁぁぁぁッ!』
泣き喚く葵を鬱陶しく感じた僕は、自宅の監禁部屋に再び葵を閉じ込めた。
葵の事などどうでも良い。問題は『茜の心』についてだ。
茜の肉体に、新たな心を植え付けなければならない。僕の思い描く理想の聖処女に相応しい心を。
そして、その為の手段をこの三日間ずっと僕は考え込んでいた。どのようにして壊れた人間へと新たな人格と理性を植え付けるか……手段はいくつか挙げられたが、どれも現実的では無い。
金銭的な問題に加え、設備や規模の問題……僕一人で実行できる手段となると、なかなか有効な手段が見つからないというのが現状だ。
「壊すのは容易いが、それをまた組み立てるのは難しい。さて……ここからどうやって君を僕好みに仕上げようか……」
外的な変化は容易い。だが、内的な変化は慎重に行わなければならない。今までの様に肉体の破壊を繰り返し、苦痛を与え続けているだけでは茜に心を植え付ける事などできない。
僕は悩んだ。今までは壊す事だけを目指し、思うがままに茜と葵を狂わせ、破壊した。
だが、今後はそれだけでは意味が無い。計画は次の段階へと進もうとしているのだから。
そして、僕は決意する。新たな可能性を模索する為、新たに変化をもたらす事を。
「君を変える前に、まずは僕が変わらなければね。視野が広がれば、可能性も広がる」
濁った茜の目を真っ直ぐと見つめ、僕は茜に誓うかのように囁きかける。
茜からの返答は無い。ただ、喉から空気が漏れ出す音が微かに聞き取れるだけ。
しかし、僕の誓いは揺るがない。茜の為ならば、僕はどこまででも狂い、壊れる。利用できるのなら全てを利用し、殺す必要があるのなら全てを殺す。
「やれやれ、この聖域には極力、余所者は入れたくないんだけれどね。招き入れる事にしようか……『協力者』を」
そして、僕は決意したのだ。
利用できる協力者を自ら募る事を。
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