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第十九章
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「今日、登城したと聞いた。何用で?」
晩餐の席でルクスに聞かれて、サフィリアは答えに困った。公にしてよい話なのだろうか。王太子妃の専属護衛に関わる縁談だなんて、そんな話題。
サフィリアが躊躇するのをルクスは見逃さなかった。
「ん?サフィリアどうした。真逆、言えないことなのか?」
こういう時のルクスはしつこい。ルクスは大らかな人柄だが、秘密事を酷く嫌う。
だがそれはサフィリアに関することだけであるのを、サフィリア自身は知らない。
「ん?サフィリアどうした。言えないのか?」
真横からルクスが覗き込んでくる。いい加減、この席の並びをどうにかしてほしい。広い食卓で、端っこに二人並んで座る席の可怪しさ。
「その……繊細なお話なのです。明かせる時がきたなら必ず旦那様にお話し致しますわ」
「君。私に秘密を持つんだ」
「え?そんなのでは……」
途端に哀しみのオーラを纏いはじめたルクスに、バーバリーもダンヒルも、サマンサもタバサも、ラルフもローレンも哀しい表情を向けてくる。
「わ、わかりました。旦那様だけにお話しします。ですが、ここではちょっと……」
「わかった。さあ、では早速寝室へ行こうか」
こうしてサフィリアは、忽ち魔の巣窟へ連れ込まれた。
結局、縁談話を打ち明けたのは、一回戦が終わってからだった。二回戦に持ち込もうとする夫の背中をタップして、待ったを掛けた。
毎度毎度、ルクスは愛し合った後には必ずサフィリアを清めてくれる。それは夫の大切な務めなのだと言って、毎回丁寧に拭き清めてくれる。
今も熱い湯で湿らせた布でサフィリアを清めながら、
「ふうん。そんな話が禁書庫に残されていたんだ」
と話に耳を傾けている。
「それで、君、タバサを?」
「ええ。タバサは聖女の末裔ですもの」
「時を超えた恋か」
「ええ?まだ恋になってはおりませんわ。タバサの好みもありますし。先ずは彼に会わせてから、それからタバサの気持ちを確かめてみようと」
「だが、クラウディア妃は君を頼みにしたのだろう?」
「ええ、まあ」
「なら何も問題なかろう。君の選択はいつだって正しい」
そう言って、ルクスはサフィリアを背後から抱き寄せた。素肌にルクスの熱が伝わる。こんな自分を信頼してくれる、なんて奇特な夫だろう。
サフィリアは、胸の奥が温かくなる。心の奥底から消せない思いが湧き起こる。
旦那様、旦那様、大好きです。
こんな素敵な男性だもの。神様はきっと旦那様に相応しい女性を既にお考えだったはず。それを横入りのように奪った挙句、二年も居座ってしまった私とは、なんて罪深い存在なのかしら。
どうしよう。今すぐ懺悔したくなった。
今すぐあの教会に行って告解したい。司祭様、まだ起きてるかしら、もう寝ちゃった?
こんなことなら一層のこと、教会に住みたい。部屋はあの告解室が良いわ。
背中から夫にぎゅうぎゅう抱き締められて、サフィリアはモーレツな悔恨に襲われていた。
結果から言うなら、「案ずるより産むが易し」であった。
「タバサ。後悔は無いのね?」
「はい奥様。時を超えた愛を感じました」
それはつい先日夫が言った言葉と同じだった。
聖女の末裔と護衛騎士の末裔。
今は滅亡した古の王国の血を引く、嘗ての想い人の末裔。
二人は、ひと目会うなり行き成り駆け寄り、互いに伸ばした手をガシリと両手で握りあった。
それはまるで、長い時を経て漸く巡り会えた恋人と再会した姿だった。
「貴方だれ?私はタバサよ」
「タバサ、僕の運命。僕はアランだ」
と出会った瞬間、自己紹介した。
その場には、当人たちの他には、サフィリアとクラウディア、そうして王太子とルクスがいた。
王太子とルクスについては、妻たちが密かに行動するのに耐えきれず、頼んでもいないのに無理矢理同席しただけだった。
「えーそのー、君たち良いのだな。この話を受けるのだな?」
目の前で手を繋ぐ妃の護衛と部下ん家の侍女に、王太子は戸惑いとともに問いかけた。
「「運命です」」
二人の声が重なって、聖なるハーモニーを奏でた。それはまるで亡国に生を受けた聖女と勇者が再び出会い、それを天空が祝福するかのようであった。
え?それほどか?
訝しむ王太子の横でルクスが頷く。
「え?お前は納得しているのか?」
「は?殿下は納得しないのですか?」
背の高いルクスに見下され、もとい、見下ろされながら、それにはすっかり慣れている王太子は、再び目の前の二人に視線を戻した。
戸惑う王太子を余所に、クラウディアが侍従に合図する。直ぐ様、脚の長い卓が用意されて、卓上にはインクとペン、それから婚約誓約書が乗っていた。
代わる代わるサインを記す二人の背中を、サフィリアは不安と共に見つめていた。
「本当に良かったのでしょうか」
「何を今更。貴女の選別眼と引き寄せ力を信じた私を疑うの?それに貴女には確かな信頼と実績があるじゃない」
「実績?」
クラウディアの言葉に思い当たるのは、姉と第二王子の婚約者。どちらも釣書をトランプに見立てたカードゲームでサフィリアが引き抜いた。
「偶々ですわ。偶々、姉と第二王子殿下を……」
「あら貴女。それだけではなくてよ。忘れたの?貴女の姉より先に私とゲームしたじゃない」
「え?」
サフィリアの背中に冷たい汗が流れ落ちる。
「最初は私。私と殿下よ」
サフィリアはその言葉に過去へと引き戻された。
そういえば遠いあの日、あの夜、まだ少女だった頃。
クラウディアが泊まり掛けで遊びに来て、パジャマパーティをしたあの夜に、大きなカードでゲームをした。
『サフィリアはそれを選ぶのね』
クラウディアの言葉が蘇る。サフィリアが最後に引いた大きなカード。あれってもしや……。
サフィリアは瞬間、王太子へと振り向いた。王太子もまた呆然とした表情でサフィリアを見ていた。
「そうよ。殿下の。貴女が引いたジョーカー、あれは殿下よ」
「クラウディア……君、私をカードゲームで選んだのか?」
「そうよ、それが何か?大正解だったでしょう?最高よね?」
「大正解……い、いや……そうか、そうか最高か……」
王太子は忽ち頬を染めて俯いた。口元は漏れてしまう笑みを噛み殺すようにむにむにしている。
こうして稀有な選別眼と引き寄せ力を誇るサフィリアは、嘗ての聖女と護衛騎士の恋を結実させた。
本人は離縁ばかりを考える薄幸脳であるのに、王城で密かに縁結びの権化とされた。
晩餐の席でルクスに聞かれて、サフィリアは答えに困った。公にしてよい話なのだろうか。王太子妃の専属護衛に関わる縁談だなんて、そんな話題。
サフィリアが躊躇するのをルクスは見逃さなかった。
「ん?サフィリアどうした。真逆、言えないことなのか?」
こういう時のルクスはしつこい。ルクスは大らかな人柄だが、秘密事を酷く嫌う。
だがそれはサフィリアに関することだけであるのを、サフィリア自身は知らない。
「ん?サフィリアどうした。言えないのか?」
真横からルクスが覗き込んでくる。いい加減、この席の並びをどうにかしてほしい。広い食卓で、端っこに二人並んで座る席の可怪しさ。
「その……繊細なお話なのです。明かせる時がきたなら必ず旦那様にお話し致しますわ」
「君。私に秘密を持つんだ」
「え?そんなのでは……」
途端に哀しみのオーラを纏いはじめたルクスに、バーバリーもダンヒルも、サマンサもタバサも、ラルフもローレンも哀しい表情を向けてくる。
「わ、わかりました。旦那様だけにお話しします。ですが、ここではちょっと……」
「わかった。さあ、では早速寝室へ行こうか」
こうしてサフィリアは、忽ち魔の巣窟へ連れ込まれた。
結局、縁談話を打ち明けたのは、一回戦が終わってからだった。二回戦に持ち込もうとする夫の背中をタップして、待ったを掛けた。
毎度毎度、ルクスは愛し合った後には必ずサフィリアを清めてくれる。それは夫の大切な務めなのだと言って、毎回丁寧に拭き清めてくれる。
今も熱い湯で湿らせた布でサフィリアを清めながら、
「ふうん。そんな話が禁書庫に残されていたんだ」
と話に耳を傾けている。
「それで、君、タバサを?」
「ええ。タバサは聖女の末裔ですもの」
「時を超えた恋か」
「ええ?まだ恋になってはおりませんわ。タバサの好みもありますし。先ずは彼に会わせてから、それからタバサの気持ちを確かめてみようと」
「だが、クラウディア妃は君を頼みにしたのだろう?」
「ええ、まあ」
「なら何も問題なかろう。君の選択はいつだって正しい」
そう言って、ルクスはサフィリアを背後から抱き寄せた。素肌にルクスの熱が伝わる。こんな自分を信頼してくれる、なんて奇特な夫だろう。
サフィリアは、胸の奥が温かくなる。心の奥底から消せない思いが湧き起こる。
旦那様、旦那様、大好きです。
こんな素敵な男性だもの。神様はきっと旦那様に相応しい女性を既にお考えだったはず。それを横入りのように奪った挙句、二年も居座ってしまった私とは、なんて罪深い存在なのかしら。
どうしよう。今すぐ懺悔したくなった。
今すぐあの教会に行って告解したい。司祭様、まだ起きてるかしら、もう寝ちゃった?
こんなことなら一層のこと、教会に住みたい。部屋はあの告解室が良いわ。
背中から夫にぎゅうぎゅう抱き締められて、サフィリアはモーレツな悔恨に襲われていた。
結果から言うなら、「案ずるより産むが易し」であった。
「タバサ。後悔は無いのね?」
「はい奥様。時を超えた愛を感じました」
それはつい先日夫が言った言葉と同じだった。
聖女の末裔と護衛騎士の末裔。
今は滅亡した古の王国の血を引く、嘗ての想い人の末裔。
二人は、ひと目会うなり行き成り駆け寄り、互いに伸ばした手をガシリと両手で握りあった。
それはまるで、長い時を経て漸く巡り会えた恋人と再会した姿だった。
「貴方だれ?私はタバサよ」
「タバサ、僕の運命。僕はアランだ」
と出会った瞬間、自己紹介した。
その場には、当人たちの他には、サフィリアとクラウディア、そうして王太子とルクスがいた。
王太子とルクスについては、妻たちが密かに行動するのに耐えきれず、頼んでもいないのに無理矢理同席しただけだった。
「えーそのー、君たち良いのだな。この話を受けるのだな?」
目の前で手を繋ぐ妃の護衛と部下ん家の侍女に、王太子は戸惑いとともに問いかけた。
「「運命です」」
二人の声が重なって、聖なるハーモニーを奏でた。それはまるで亡国に生を受けた聖女と勇者が再び出会い、それを天空が祝福するかのようであった。
え?それほどか?
訝しむ王太子の横でルクスが頷く。
「え?お前は納得しているのか?」
「は?殿下は納得しないのですか?」
背の高いルクスに見下され、もとい、見下ろされながら、それにはすっかり慣れている王太子は、再び目の前の二人に視線を戻した。
戸惑う王太子を余所に、クラウディアが侍従に合図する。直ぐ様、脚の長い卓が用意されて、卓上にはインクとペン、それから婚約誓約書が乗っていた。
代わる代わるサインを記す二人の背中を、サフィリアは不安と共に見つめていた。
「本当に良かったのでしょうか」
「何を今更。貴女の選別眼と引き寄せ力を信じた私を疑うの?それに貴女には確かな信頼と実績があるじゃない」
「実績?」
クラウディアの言葉に思い当たるのは、姉と第二王子の婚約者。どちらも釣書をトランプに見立てたカードゲームでサフィリアが引き抜いた。
「偶々ですわ。偶々、姉と第二王子殿下を……」
「あら貴女。それだけではなくてよ。忘れたの?貴女の姉より先に私とゲームしたじゃない」
「え?」
サフィリアの背中に冷たい汗が流れ落ちる。
「最初は私。私と殿下よ」
サフィリアはその言葉に過去へと引き戻された。
そういえば遠いあの日、あの夜、まだ少女だった頃。
クラウディアが泊まり掛けで遊びに来て、パジャマパーティをしたあの夜に、大きなカードでゲームをした。
『サフィリアはそれを選ぶのね』
クラウディアの言葉が蘇る。サフィリアが最後に引いた大きなカード。あれってもしや……。
サフィリアは瞬間、王太子へと振り向いた。王太子もまた呆然とした表情でサフィリアを見ていた。
「そうよ。殿下の。貴女が引いたジョーカー、あれは殿下よ」
「クラウディア……君、私をカードゲームで選んだのか?」
「そうよ、それが何か?大正解だったでしょう?最高よね?」
「大正解……い、いや……そうか、そうか最高か……」
王太子は忽ち頬を染めて俯いた。口元は漏れてしまう笑みを噛み殺すようにむにむにしている。
こうして稀有な選別眼と引き寄せ力を誇るサフィリアは、嘗ての聖女と護衛騎士の恋を結実させた。
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