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花嫁は、竜の舌と尾に蕩かされる〜愛しの貴方の正体は!? 8つの舌で全身愛撫はやり過ぎです〜

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 しばらくしていると、別の二つの舌が、私の両耳をぺろりぺろりとなめ始めた。
 白無垢の綿帽子が、後ろにぱさりと落ち、射干玉の長い黒髪が背に流れていく。

「あっ……んんっ……」

 そうこうしていると、着物の中に、別の舌が侵入してくる。一つは袂から侵入して乳房をレロレロとなめまわし、もう一つは裾の方から入り込んで、つま先から太ももまでをぴちゃりぴちゃりと舐め上げる。
 綺麗に整えられていた着物は、オロチの舌によって乱されていき、かろうじて帯がとどまっている状態になった。

「あっ……あ……」

 別の舌が花弁の隙間をぬるぬると動きはじめる。
舌が、的確に膨れ上がった芽を弄りだした。別の舌が、ひくつく狭穴をネロネロとほぐしはじめた。 また、別の舌がぬちゃぬちゃと赤い蕾をいじくりだす。全ての穴から、淫らな蜜がとろとろと流れだす。
 全身を生まれて初めて感じる快感が、波のように走り続けて引いてはくれない。

「ひっ……あっ……ああっ……!」

 同時に、両耳、口、乳房、脚、淫核、狭穴、肛門を、八つの舌でじゅぶじゅぶに犯され、喘ぐことしかできなくなった。
 次第に頭がちかちかしてくる。八つの舌の動きが激しくなって、粘膜同士が擦れ合い、ぐちゅぐちゅと音を鳴らす。

 そうして――。

「ひゃあああんっ――!」

 身体中を雷でも落ちたかのような快感が貫いてきた。

(何かしら、いったい……)

「はあ、はあ……」

「非常に気持ちが良さそうだったな、鶴姫」

 満足げにヤマタノオロチは語りだす。
 彼の八つの舌に犯された全身は、竜の出す唾液と花蜜でぐっしょりと濡れてしまっていた。

「だいぶほぐれたようだ。私の猛りを受け入れておくれ」

 竜の下腹部には、屹立した巨大な猛りがあったのだった。

(あんなに大きいものが入るの……?)

 実物を見ると、怖くて震えが走る。

「大丈夫だよ。大事に扱うから……優しく触って痛みを分からなくしてあげよう」

 そうしてまた、彼の八本の舌が、全身の敏感な部分を弄り始める。

 ぬるぬるぬるぬる、ぬるぬるぬるぬる……

 今度は八本の尾までが、肌の上を這い始めた。

「ひあああっ……!」

 全身が性感帯になったかのように、身体をびくびくと震わせる。

「じゃあ、そろそろ挿入しよう」

 巨大な先端が、秘孔を一気に貫き、ぬるぬるとした内壁を伝い始めた。

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