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しおりを挟む気づけば、彼が私の腹部ぐらいに手を掲げ、呪文を唱えはじめる。
なんだろうかと思っていると、急に下腹部が疼き、熱を帯びはじめた。
ちょうど子宮の辺りに、怪しげなハートの形がぼんやり浮かんでいる。
「ひゃんっ……いったい何が……ああっ……」
恍惚とした声が自身の口から出たことに驚きを隠せない。
その時、まとっていた騎士団の私の衣服を、彼の手が丁寧に脱がせはじめた。
「きゃあっ、何をなさるんですか!? 痛くないかどうか確かめるんじゃなかったんですか!?」
「そうそう。痛くないかどうかを見るんだよ? 他の男達よりも、すごぉく気持ち良くさせてあげるからね?」
女性にしては鍛えた脚――単純に立ち仕事が多いから象のように浮腫んでいるのかもしれない――の上から足首まで、下着と衣服が一緒に滑り落ちていった。
「ひゃあっ……! ちょっとこれは! 痛みと関係ないような!? さすがに恋人でもなんでもないのにっ……! ああっ……」
異性に下半身を見せたのは初めてだったので、恥ずかしくて頭がおかしくなりそうだ。
すっと、相手の長くて繊細な指が、脚の間にぐちゅりと沈み込んできたかと思うと抜き差しをはじめた。
「ああ、ちゃんと呪文が効いて、綺麗に濡れているね……指の出し入れをしたらどんどん蜜が溢れてくる。ああ、こっちの芽もすごぉく硬くなってるね。感度が良いんだね」
「ああんっ……そんな、身体がおかしいんですっ……ああっ、そんなっ、しないでっ……」
しばらくの間、こりこり、じゅぶじゅぶ弄られていると、びりびりと雷の魔術でも撃たれたかのような快楽が全身を駆け抜けていく。
「ひゃああんっ……!」
脚ががくがくしたけれど、吊るされているので倒れることはなかった。
「サンディ、ほら? 他の男よりも気持ち良いでしょう?」
「え、あ、あの。痛いどころか、すごく気持ちよくって……って。あっ、でも、ダメっ……ああっ……!」
「もう僕から離れられないようにしてあげるから……ね?」
ちょっと相手の目が怖い。
「ひゃああっ、今度はいったい何を……って、えええっ!?」
今度は跪いた彼が、まるで犬のようにぺろぺろ秘所を舐めてくるではないか。
「ひゃああっ、恥ずかしいっ……やあっ……ああっ……」
「反応がすごく可愛くて、想像以上だなっ……感度がすごく良いんだね。可愛い……だけど、僕以外を見るのは許せない。ずっとここに閉じ込めておこうかな?」
言いながら、彼が執拗に陰核を舌で責め立ててくる。
「ふあっ、ああっ、ああっ、ああんっ……」
魔法が効いているのか、またびりびり全身に快感が走った。
自分でも驚くほどに蜜が溢れて止まらない。
すっくと相手が立ち上がった。
「じゃあ、最後に僕のね……」
相手が取り出してきた一物に思わず目を奪われてしまった。
天使のような笑顔からは想像もつかない巨大な何かを見てしまって驚きを隠せない。
しかも、その巨大な物体を、濡れてしまった蜜池にぬるりと宛がってくるではないか。
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