第三帝国興亡記

第四次世界対戦 下準備

堕鳥ノとき

ゲッペルス「まさかここまで被害が大きいとは、もう少しゲルマニアにも耳をたてるべきだった。」
「報告します。死者52名負傷者100名近く、ハイネ殿も見つかりません。」
ゲッペルス「了解。あとは秘密警察に任せよう。」
「緊急連絡です。」
ゲッペルス「なんだこの忙しいときに」
「旧ロシアで反乱が発生しました。さらにイギリス王国でも革命が発生。また、各地で反乱の兆しがあります。」
ゲッペルス「まずい！各大臣に緊急連絡を、国防軍元帥は諜報部へ集めろ！」
「はっ」
ゲッペルス「くそ、このテロは陽動か？もしくはウクライーネでの反乱もか。」
諜報部
ゲッペルス「緊急事態だ。各地で反乱の兆しがあり、軍を動かさねばならん。陸軍元帥、今動かせる部隊は？」
ドゥ「第八機甲師団は、ウクライーネ近辺に待機中のため旧ロシアには移動できます。イギリス王国の革命は駐屯軍の第二師団を派遣可能。それ以外はどの地域で起こるかわかりませんが、アフリカに11師団、東方生存圏に7師団、バルカン半島に1師団､そして本国に3師団となります。」
シェルナー「陸軍参謀長から申しますと何万人の反乱軍でも相手しましょう」
オ「海軍もいつでも出陣可能です。可能な限りの支援をします。」
国防軍空軍元帥クロッシード「空軍も同様に」
国防軍空軍参謀長ヒストリック「ひとつ私から意見が、今優先すべきはイギリスの革命です。よってロシアは放置しあとで片付けましょう」
ゲッペルス「しかしそれでは」？「構わぬ」
ゲッペルス「なぜでしょうか？ヒムラー殿」
国防軍最高司令官ヒムラー「イギリスは戦略的にも重要地点。よって狂信者どもに渡すわけにはいかん。そしてロシアは一度崩壊し長い間統合して来なかった。よって団結して我が国には立ち向かっては来ないだろう。むしろ内乱をしてくれるかもな」
ゲッペルス「なるほど納得しました」
ヒムラー「いいか国防軍の最重要目標は千年帝国の防衛だ。それだけは忘れるなよ。」
「ゲルマニアから鷲が堕ちるのだけは避けろ」