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番外編

09

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セックスしながらふっと思い出した事を考えては急に笑いが込み上げる

「 ふふっ..... 」

「 はぁっ、なんだよ、急に.... 」

腰を揺らしていた颯に、俺は脚を曲げさせらば上半身を起こし繋げたまま座り直し抱き合う

「 んー、可愛いなって、改めて思ったんだよ 」 

横髪へと口付けを落とし鼻いっぱいに颯の匂いを嗅いでは、彼の腕が俺の背中へと周り軽く抱き締めては動くのに疲れたように、肩口へと顎を乗せる感覚感じては笑みを浮かべる

「 ....組織に俺と関わるなって言われてたのに、俺を連れ回したり、命令やしたり.... 」

汗の滲む髪を撫でて俺より体温が高くなってる颯の身体を反対の手でぎゅっと抱きながら髪に鼻を押し当て、直ぐに頬を当てては揺りかごのようにゆっくりと前後に揺れ言葉を続ける

「 なんやかんやで俺の傍にいる....本当、俺が好きだよね....颯 」

それに合わせて態勢整えて、もう一度ベッドへと、今度は颯を押し倒すようにすれば
彼の膝は俺の腰を挟み、背中へと当てていた手を滑らせ密着してくる

「 あぁ、好きだな....死ぬときは御前に殺されるか、御前の前で死のうと思ってるぐらいには.... 」

ぬるぬるの中を擦るよう腰を引き打ち付ければ、浅く小刻みに腰を動かせば顔の横で彼は吐息を漏らす

「 そう、言ってくれるのは嬉しいけど....君の死ぬのは見たくないし、ボロボロになるのはやだな....俺の事が好きなら、もっと自分を大切にして? 」

顔を上げて腰を支えては深く挿入して、奥を当てるよう押し上げては引いてを繰り返し膝の位置等を調整して言葉を告げ、視線を重ねれば颯は、その瞳を向け誤魔化すように唇を重ねてきた

「 ん.... 」

「 はっ....それは、御前にも....言えることだ、拓海.... 」

「 ふふっ、もっと名前呼んで....颯 」

「 はっ、っ....拓海っ.... 」

君の死にたがりな部分は俺には理解できない
俺にとって殺すことも事も任務さえ
特に何も思わない位なのに颯が関わると酷く取り乱していた

でもね、君の血を被った姿だけは悲しそうな顔とは裏腹に狂気にも見えるそのギャップはどんな時よりも好きなんだよ

「 はぁっ、あっ!!っ....! 」 

「 くっ..... 」

颯が達した瞬間に締め付ける内部を堪えて引き抜けば、陰部を掴み腹へと射精し軽く擦って最後まで垂らす

「 なんで、中に....っ.... 」

「 たまには、赤色以外を見たくてね.... 」

「 ばかっ、んなもん....擦り付けんな.... 」

手の平で精子を腹の上へと擦り付けてそのまま颯の陰部を持ち擦れば、彼の中へと挿入し孔の柔らかさと時より締める感覚に休みを与えず続けてていく 

「 ふっ、いいじゃん....精子臭い、颯も....好きだよ 」

「 おれは、すかないっ....んぅっ、はっ.... 」

頬へと口付ければ嫌がるようにそっぽを向いても、腕は背中を抱き締めて肉壁は俺のを咥え込んでは離そうとはしない

そうされると、もっと興奮するんだけどな....

「 ふぁ、またっ....でかく、しやがって....ぁっ! 」

「 ンッ、次は中に、種付けしてあげる.... 」

赤くなる耳へと噛み付いて、ねっとりと舌を当て舐めては首筋やら胸元へと顔を寄せキスマークを落としす

肉壁の中は俺の熱が伝わり溶け合うほどに熱くて、達したばかりのなのに陰部を膨張させ小刻みに揺らしていた腰は素早く大きく打ち付けていく

「 ぅ、はっ、あっ、あっ、あっ、くっ!はっ、ンッ、ぁあっ....! 」 
 
掠れてきた颯の声は気持ちよさげに啼いて
奥に当てる度に合わせて声を出し、背中にある指は爪を立てないよう開いたまま力が入ってる

繋ぎめ部分だけ腰を上げて、後は胸板全て密着してるように抱いては前立腺とか気にする余裕無く会話すら消え、ひたすら中を攻め立てていく

「 ぁ、あっ!!あっ、あっ!ァア、くっ!!んぁっ、あっ!たくみっ、ぃ、なかにっ、くれっ、あ"ぁ、ン"ンッ!! 」 

「 っ....くっ....! 」

求められるように吐き出した精子は彼の中へと注ぎ込まれ、流石に直ぐに動く体力等無くて繋げたまま呼吸を整えていれば、颯は俺の髪に触れ目線が合えば口付けを交わす

「 はぁっ.... 」

「 んっ....ン... 」

どちらの唾液かも分からないほど舌を絡ませては擦り当てて、何気無く流れ落ちる唾液を颯は喉を鳴らし飲み込む

その行動に身体は震え貪るようにキスを堪能する

「 はあっ、続けていい? 」

「 歳、考えろっ....あっ! 」

「 いけそうね、颯.... 」

もう一度腰を動かし始めた時に、いくって言うのを気にせず只擦り付けて繋がる感覚を楽しむよう、キス重視で遊んでいく

骨盤が外れそう、なんて呟く颯に可笑しくなって笑えば睨まれる其すら愛らしい

「 したい、体位ある? 」

「 今日はむり.... 」

「 だめっ、まだ寝かせない.... 」  

ぐっと押し込んで突けば颯の引き腰を掴み、逃げないよう押さえ付けては肉壁へと精子と先走りをすり付けていく

「 あっ!くそっ、絶倫かよっ.... 」

「 颯みてると、興奮する....余裕っ... 」

「 いみ、わ、かんな、ん、あっ、もぅ、ばかっ...いぬっ!あっ! 」

なんて可愛い言い方なの、って思うと膨張する俺の息子は相当有能だよね

「 飢えた暴食のブタさんの、お腹にたっぷり、ご飯を上げてるの....欲して? 」

「 はぁあっ!ほしいっ、あっ! 」

「 いいこ、好きだよ、颯..... 」

可愛いね、嫌々と首を振っても身体は何度も反応して
喘ぐ声に最後まで恥じらったように時より押さえたりして....

それでも、口付けや精子を欲するなんて厭らしいね....だから何度も答えて上げたくなる

「 気付いてる....?君の方が、俺を欲しがってるんだよ.... 」

「 知るかっ....ぁあ! 」

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