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1.今回のドラマ化の今(3/6)時点での感想
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よしなが大奥はフジテレビの奴の3代編以外は一応見ていたんですよねー。
で、今回NHKが何処までできるかな、と思いながらだったんですがね。
いや、正直テレビ見ないんで受信料払いたくないんですが、受像機撤去しないと+コミュファ光回線の関係で無視できなくなりましてな。
パソの光回線にしても、古い家で線自体を時々出てくるかもしれない何かに切られたりする環境だし、何かそろそろ考えなくちゃな、とは思うんですが。
実際回線+スマホのデータ無制限ってのはでかいわな。旅に出るとかランダムダイスやパズル系で長時間やってしまう身としてはデータは多い方がいいんで、後者は必要なんだけど。前者がだんだんなあ……
閑話休題。
枠が「ドラマ10」というあたりで、まあ予算は大して使えないだろなー、と思っておりました(笑)。
ただ脚本が森下佳子なんでどうやってくれるかなあ、とは思ったけど。
↑ごちそうさんと直虎は評価してるんだワシ。
◎良いかな、という点
・フジテレビの時の様に有功と右衛門佐を同じ役者にさせるということはしなかったこと。
そもそもこの二人はよしながふみの「色男/イケメン」の一つの典型例でして。
幕末編における天璋院と瀧山もそうなんだよな。
だから同じ顔がやるってのはなあ、と思っていたわけですわ。
・家光と有功の描写
というか家光のキャラが合っていた。そう、まだ少女なんだよ、当初は!
・綱吉編で柳沢との関係に関しての変更が無かったこと
右衛門佐とのあたりで大幅改変していたのに対し、こっちはそのまんまだったのが良き。
主従関係+女同士の共闘もよしなが大奥の一つのポイントなんだから、そこは曲げないでいてよかった。
曲げるのが面倒だった、としてもだ(笑)。
◎これは予算が無かったんだろなーと思うしかなかった点
・家光編の髪型
この時代のポイントは「髪を上げる女」という意識の変遷もあったんだよな。
だから女髷にしてもその中間な感じを出してくれると良かったんだよね。
並行して描かれて(そして絶対無視される)神崎さとの家で、若くして好きな人とは結ばれないで子供作らず亡くなるさとが髪を下ろしたままで、生き続けて子供を何人でも産むと言った妹が髪を結っているのに象徴されてるようにさ。
だけどそれやってるとモブまでそれやらないとあかん。
正直女将軍として立つ宣言の時に下げ髪だったのはがっくりだったんだけどさー。
・有功の最初の流水紋の裃
これに背板が入っていないのがね!
がっくり。原作ではお楽/捨蔵が既にその後ろ姿を見て絶賛しているわけだけど、あのだらんとした背はあかんなーと思った。
・場所が本当に限られている
これがやっぱり予算の~の一番だと思うざんすよ。
同じ場所で庭を見る構図の繰り返しで「この将軍は同じ場所でもこう思うのか」なんだとは思うけど、やっぱり広さとかなー……
◎改変関係
・いつもの通りの脇キャラストーリーのカット
神崎さと(農村の変化)とか秋本(しれっとしていながら実は大奥に入った事情が闇)とか、それだけでも結構なものがあるんだけどね!
伝兵衛が五の丸に行ってから全く用無しになったのも残念。ずっと子供のことを本当に思い続けている父親という図は、時代の変化もあるだろーけど、自分の望みで徳子を可愛い可愛いと言い続けている桂昌院との対比になるんだけどねえ。
老いてからあくまで両親として再び手を合わすという図は良かったんだけどなあ。
・有功に女を覚えさすのと家光が一度出産・死産であったことの省略
……まあこれは、なあ。尺の関係もあるし。
その場面作るとそれだけでエピに時間食うし。
家光の妊娠出産死産はカットしたのは惜しい。より家光の辛さも倍増されるというものだし。狂気的に笑う姿はそこからくるんだけどなあ。
・右衛門佐の性格と毒親だと言い切ってしまう点
あのふてぶてしさが無くなってしまったのがきつい……
よしながふみのこのタイプの色男の場合、瀧山もそうなんだけど、何処かいけずなとこがあるのが良いのだけど、どうも今回の右衛門佐は綱吉に対して弱すぎると思うのだよな。
毒親/桂昌院が自分のために綱吉を利用している、それは本当の愛情ではない、という意味のことをわざわざ告げるのは。
……でないとわからないのかなあ。
・桂昌院が何で娘が妊娠しないのかわからない件
原作では既に正気ではない→正気とわかって笑うしかなかった綱吉、というのが実に胸に迫ったんだよな。
あえて年齢を曖昧にしていた+童顔系のこの綱吉編だからこそ驚きだったんだけど。
だけどそれを綱吉自身の口から言って、それでも意味が分かっていないという桂昌院、というなら余計に「若い頃から大奥に居て女の身体のことなど知らなかった可哀想な父上」というのは入れて欲しかった。
・吉宗がいつまでも水野に未練がありそうなとこ+性格の微妙なウェット感
正直これが一番納得いかねえ!
つかそもそも、ドラマになると常にカップリングで言われるのも納得いかねえ。
「家光編」「綱吉編」「吉宗編」でいいでしょーが!
そんで「私には情が無いのだろうか」だけど、もともとは「心の細かな襞というものがわからぬようだ」なんだよな。そんでそこに杉下が「そこを補うのが自分達」ということでまたしゃきしゃきとする。それが良いのだけど。
まあ一巻と七巻での吉宗のキャラづけが変わってきたんじゃないか、というのもあると言えばあるんだよな。
一巻をもとにすれば、気持ちが残っていたとしてもあり。
だけど、五巻の綱吉の前で「美しい男には興味がない」というキャラになったわけだよ。
そんでその場面は重要だからドラマでも出している。そこはいい。だがそれだと「格好いい」水野にこだわる理由がぶれるんだよな。
吉宗編はあと娘達をどうするのか、の件では改変無しにしてほしい……
父親代わりに杉下を使う辺りで、奴にも気があるというのなぞ絶対につけて欲しくない。
というかそもそもドラマに恋愛必須なのが苛立つんだよなー。
・赤面疱瘡対策
次回予告で猿の肝がどうのと出ていたけど、そういうことでおさめてしまうのか?
まあな、そもそもワクチン作りに熊が必要、そもそもが熊の病気というのを変えないことにはドラマ的に無理なんだろさ。
さすがに熊は出せないだろうし。
とはいえなー、そこでまだある程度若い水野に赤面対策の薬草探しを任せるのはちょっとまずいのではないかいな。女の手の者を放つ方が病気にもかからないわけだし。
10~12巻あたりで旅に出るのは、女な平賀源内とか、おっさんになってる黒木だから良いのであってなあ。
……とはいえ、尺とドラマ10枠との兼ね合いでまとめるというのは根性が要るだろうな、とは思うのですよまったく。
ということで次項からドラマ化が難しいあたりについてつらつら語るざんす。
で、今回NHKが何処までできるかな、と思いながらだったんですがね。
いや、正直テレビ見ないんで受信料払いたくないんですが、受像機撤去しないと+コミュファ光回線の関係で無視できなくなりましてな。
パソの光回線にしても、古い家で線自体を時々出てくるかもしれない何かに切られたりする環境だし、何かそろそろ考えなくちゃな、とは思うんですが。
実際回線+スマホのデータ無制限ってのはでかいわな。旅に出るとかランダムダイスやパズル系で長時間やってしまう身としてはデータは多い方がいいんで、後者は必要なんだけど。前者がだんだんなあ……
閑話休題。
枠が「ドラマ10」というあたりで、まあ予算は大して使えないだろなー、と思っておりました(笑)。
ただ脚本が森下佳子なんでどうやってくれるかなあ、とは思ったけど。
↑ごちそうさんと直虎は評価してるんだワシ。
◎良いかな、という点
・フジテレビの時の様に有功と右衛門佐を同じ役者にさせるということはしなかったこと。
そもそもこの二人はよしながふみの「色男/イケメン」の一つの典型例でして。
幕末編における天璋院と瀧山もそうなんだよな。
だから同じ顔がやるってのはなあ、と思っていたわけですわ。
・家光と有功の描写
というか家光のキャラが合っていた。そう、まだ少女なんだよ、当初は!
・綱吉編で柳沢との関係に関しての変更が無かったこと
右衛門佐とのあたりで大幅改変していたのに対し、こっちはそのまんまだったのが良き。
主従関係+女同士の共闘もよしなが大奥の一つのポイントなんだから、そこは曲げないでいてよかった。
曲げるのが面倒だった、としてもだ(笑)。
◎これは予算が無かったんだろなーと思うしかなかった点
・家光編の髪型
この時代のポイントは「髪を上げる女」という意識の変遷もあったんだよな。
だから女髷にしてもその中間な感じを出してくれると良かったんだよね。
並行して描かれて(そして絶対無視される)神崎さとの家で、若くして好きな人とは結ばれないで子供作らず亡くなるさとが髪を下ろしたままで、生き続けて子供を何人でも産むと言った妹が髪を結っているのに象徴されてるようにさ。
だけどそれやってるとモブまでそれやらないとあかん。
正直女将軍として立つ宣言の時に下げ髪だったのはがっくりだったんだけどさー。
・有功の最初の流水紋の裃
これに背板が入っていないのがね!
がっくり。原作ではお楽/捨蔵が既にその後ろ姿を見て絶賛しているわけだけど、あのだらんとした背はあかんなーと思った。
・場所が本当に限られている
これがやっぱり予算の~の一番だと思うざんすよ。
同じ場所で庭を見る構図の繰り返しで「この将軍は同じ場所でもこう思うのか」なんだとは思うけど、やっぱり広さとかなー……
◎改変関係
・いつもの通りの脇キャラストーリーのカット
神崎さと(農村の変化)とか秋本(しれっとしていながら実は大奥に入った事情が闇)とか、それだけでも結構なものがあるんだけどね!
伝兵衛が五の丸に行ってから全く用無しになったのも残念。ずっと子供のことを本当に思い続けている父親という図は、時代の変化もあるだろーけど、自分の望みで徳子を可愛い可愛いと言い続けている桂昌院との対比になるんだけどねえ。
老いてからあくまで両親として再び手を合わすという図は良かったんだけどなあ。
・有功に女を覚えさすのと家光が一度出産・死産であったことの省略
……まあこれは、なあ。尺の関係もあるし。
その場面作るとそれだけでエピに時間食うし。
家光の妊娠出産死産はカットしたのは惜しい。より家光の辛さも倍増されるというものだし。狂気的に笑う姿はそこからくるんだけどなあ。
・右衛門佐の性格と毒親だと言い切ってしまう点
あのふてぶてしさが無くなってしまったのがきつい……
よしながふみのこのタイプの色男の場合、瀧山もそうなんだけど、何処かいけずなとこがあるのが良いのだけど、どうも今回の右衛門佐は綱吉に対して弱すぎると思うのだよな。
毒親/桂昌院が自分のために綱吉を利用している、それは本当の愛情ではない、という意味のことをわざわざ告げるのは。
……でないとわからないのかなあ。
・桂昌院が何で娘が妊娠しないのかわからない件
原作では既に正気ではない→正気とわかって笑うしかなかった綱吉、というのが実に胸に迫ったんだよな。
あえて年齢を曖昧にしていた+童顔系のこの綱吉編だからこそ驚きだったんだけど。
だけどそれを綱吉自身の口から言って、それでも意味が分かっていないという桂昌院、というなら余計に「若い頃から大奥に居て女の身体のことなど知らなかった可哀想な父上」というのは入れて欲しかった。
・吉宗がいつまでも水野に未練がありそうなとこ+性格の微妙なウェット感
正直これが一番納得いかねえ!
つかそもそも、ドラマになると常にカップリングで言われるのも納得いかねえ。
「家光編」「綱吉編」「吉宗編」でいいでしょーが!
そんで「私には情が無いのだろうか」だけど、もともとは「心の細かな襞というものがわからぬようだ」なんだよな。そんでそこに杉下が「そこを補うのが自分達」ということでまたしゃきしゃきとする。それが良いのだけど。
まあ一巻と七巻での吉宗のキャラづけが変わってきたんじゃないか、というのもあると言えばあるんだよな。
一巻をもとにすれば、気持ちが残っていたとしてもあり。
だけど、五巻の綱吉の前で「美しい男には興味がない」というキャラになったわけだよ。
そんでその場面は重要だからドラマでも出している。そこはいい。だがそれだと「格好いい」水野にこだわる理由がぶれるんだよな。
吉宗編はあと娘達をどうするのか、の件では改変無しにしてほしい……
父親代わりに杉下を使う辺りで、奴にも気があるというのなぞ絶対につけて欲しくない。
というかそもそもドラマに恋愛必須なのが苛立つんだよなー。
・赤面疱瘡対策
次回予告で猿の肝がどうのと出ていたけど、そういうことでおさめてしまうのか?
まあな、そもそもワクチン作りに熊が必要、そもそもが熊の病気というのを変えないことにはドラマ的に無理なんだろさ。
さすがに熊は出せないだろうし。
とはいえなー、そこでまだある程度若い水野に赤面対策の薬草探しを任せるのはちょっとまずいのではないかいな。女の手の者を放つ方が病気にもかからないわけだし。
10~12巻あたりで旅に出るのは、女な平賀源内とか、おっさんになってる黒木だから良いのであってなあ。
……とはいえ、尺とドラマ10枠との兼ね合いでまとめるというのは根性が要るだろうな、とは思うのですよまったく。
ということで次項からドラマ化が難しいあたりについてつらつら語るざんす。
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