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7月15日(水)
〜本丸からのご褒美〜
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時を止め忍び込んだ真夜中の恋人の家。そこで数え切れないほどの射精を繰り返し、さすがに疲れた僕が翌朝目を覚ますと、時計の針は10:30を指していた。
今日もしっかりと遅刻確定。最初から真面目に登校する気などなかったが。
クロックの残り時間は、昨日の帰り道分もあり[91:40]。
適当に朝の支度を済ませ、家を出ようとした時、ポストの中に見慣れない茶封筒が入っているのを見つけた。
直感的に官能研究所からだと察し、乱暴にそれを取り出すと踵を返して自室に戻った。破くように開封し中から三つ折りされた1枚の手紙を取り出す。
「お世話になっております。この度、モニター様のアイテム使用が我々官能研究所にもたらす情報利益に関しまして、当初の想定よりも遥かに大きいということが分かりました。
それにつきまして、感謝の意を込めて、官能研究所所員から直接の御礼がございます。
本日の正午ちょうどにモニター様が通学されてます高等学校の物理室にお越しください。」
御礼か…。遂に官能研究所の人間と直接接触する。冷静になって考えれば、学校の中に集合場所を設けている時点で明らか怪しい上に違法性まで感じるが、そこは官能研究所、大丈夫なのだろう。
破り捨てた封筒には小さく官能研究所と書かれていた。それ諸共手紙を鞄に詰めると、時計を確認する。
11:00を回ったところ。約束の時間まであと1時間。
学校までは自転車で10分なので焦る必要はない。それでもこれから訪れる未来に思いを馳せると、股間に血が巡り心拍数と共に期待感が上がっていく。
家を飛び出し、自転車を立ち漕ぎで飛ばす。一点が持ち上がったままの制服のズボンを通行人に見られないように最低限気を配りながら、集合時間の40分前には集合場所の扉の前に立っていた。
先日、美桜と激しく身体を交えた物理室。その扉に手をかけると、やはりと言うべきは開錠されており、中へ入ることができた。
今、校内は3限の真っ最中。出なければいけない授業など放ったらかしで、中に足を踏み入れた。
カーテンが閉め切られているのか、ぼんやりと薄暗い室内に違和感を覚えながら、電気のスイッチを押し込んだ。
すぐに違和感の正体と直面する。
以前まであった机に椅子、さらには棚やホワイトボードまで全て、無いのだ。
代わりに部屋の中央に、校内で1番よく見かける座面と背もたれが新緑のパイプ椅子がひとつと、体育館で見かけたことのある硬質のマットがひとつ敷かれていた。
おそるおそるパイプ椅子に近付くと、その座面に二つ折りにされた1枚の紙が置かれていた。
手に取り、中を確認する。
「お越しいただきありがとうございます。モニター様がよろしければ正午を迎えてなくても、御礼を始めさせていただきます。準備がよろしければ、衣類を全てお脱ぎになってパイプ椅子に腰掛けてください。」
読み終わるやいなや、すぐさま制服とパンツを脱ぎ捨てパイプ椅子に腰掛ける。
ガチガチに勃起した肉棒が快感を求めて空を向く。
深く腰掛けてから5秒ほど経つと、視界の中央にある扉がゆっくりと開く。その向こうから身長差のある女性が並んで2人入ってきた。
脇にバインダーのような物を挟んだ長身の女性は見た感じ170cmはありそうなスタイルの良さ、細身ながら出るところは出ており、バシッと決まったパンツタイプのネイビーワンカラーのスーツも気持ちキツそうに見える。キリッとした表情で肉棒に一瞥くれると、私の正面に立ち深々とお辞儀をした。
その様子を食い入るように見ていた僕は遅れて入ってきたもう1人の女性に目を移し思わず目を見開いた。
下着しか着けていないのだ。しかも最低限の布しかない極小のもの。
乳首と秘部を隠す布以外は紐で構成され、薄い色素の乳輪に関しては半分以上が顔を覗かせ、股下の秘部も角度次第では丸見えになるだろう。
大きな黒一色のスーツケースを引く150cmあるかないかくらいの小柄な彼女は、その身長に見合わない爆乳を揺らし軽く口角を上げながら僕の目の前に立った。吸い込まれるような大きな瞳にもっちりとした唇、そんな彼女が僕の耳元に顔を寄せ囁いた。
「萌絵と申します。それでは…いただきますね♪」
声質からしても同級生でもおかしくない若さを感じる。萌絵と名乗った彼女はそのまま跪き、僕の肉棒をパクッと咥えた。
「うわぁ…」
予想できなかったわけではないが、この不意打ちに情けない声を漏らしてしまう。
「はじめまして、官能研究所の涼林と申します。今フェラチオのサービスをさせていただいているのが伊識と申します。早速ですが本題に入らせていただいてよろしいですか?」
締まった表情で僕の目を見て淡々と話す涼林を名乗る彼女は、目の前で口淫に励む同僚の存在をまるで認識してないかのような冷静さだ。
しかしその雰囲気に勝る快感が股間に広がっていることで集中できない。
腰の後ろに手を回され、根元から亀頭までを速過ぎず遅過ぎずのペースで上下される。その中では萌絵さんの舌が絶え間なく肉棒を舐め回し、隙のない快感が提供されている。
「お…お願いします…」
いきり勃った肉棒が初対面の女性の口内で蕩けている。
なんとか絞り出した返答に涼林さんが応じる。
「それでは…。この度は我々官能研究所が開発しました様々なアイテムのモニターを務めていただき深く感謝いたします。あなた様のアイテム使用実績は逐一当研究所にあらゆるデータとして送られ、新しいアイテムの開発等に役立てさせていただいております。」
何やら堅苦しい言葉を並べているのが聞こえるが、3割ほどしか内容が頭に入ってこない。
激しくしゃぶられ続ける股間から“射精したい"と脳へ信号が送られている。
ジュボジュボと唾液と我慢汁が立てる卑猥な音に、時折萌絵さんの吐息や小さな喘ぎ声が混ざる。
「あなた様から戴いた情報利益の大きさを鑑みて、我々から御礼が3つございます。」
涼林さんが続ける。その時だった。萌絵さんの舌先が亀頭の先を執拗に強く舐め回した。
「うわぁ…で…でる…」
急激に高まった射精感に思わず漏れる情けない声。しかしその声とは裏腹に想像した大量発射には至らなかった。
まさに出るというその瞬間に萌絵さんが離れたのだ。身体だけがビクビクと痙攣する。
「まだいっちゃダメですよ。あなた様の射精タイミングはほぼ完璧に把握できているので、このような完璧な寸止めも自由自在です♪」
萌絵さんがそのまま正座して笑いかける。
「射精しちゃったら説明が耳に残らないかもです。ここからは説明が終わるまでギリギリで焦らさせて頂きますね♪」
舌先が再び亀頭に触れる。今度はゆっくりゆっくり舐め回される。寸止めを喰らい思考が停止しかけていたが、肉棒の元気と共に再び興奮状態に入った。
「御礼について1つずつ説明させていただきます。1つ目はそちらの伊識萌絵を本日より一週間、7月21日火曜日まで好きなタイミングで好きなようにお使いください。後ほど専用の端末をお渡ししますので、そちらで連絡していただくと3分以内に伊識本人が運転する車でお迎えに上がります。そこからはお好きに指示してください。そのまま車内で性交していただいても、あなた様の家へ向かいそこでまったりセックスしていただいても、クロックで時を止め授業中の教室で立ちバックで中出ししていただいても、野外でバレないように激しく変態えっちしていただいても構いません。」
真面目な口調から飛び出す夢のような話と下品なフレーズ。それによって高まる射精感に合わせて舌が離れたりするものだからもどかしい。
「今出そうになりましたね♪バレバレですよ~♪これから一週間、よろしくお願いしますね♪」
「伊識はモニターとして送られてきた情報を基に、あなた様のタイプに合わせて選ばれております。ご不満でしたら、チェンジも可能ですが、いかがなさいますか?」
「大丈夫です!萌絵さんがいいです!」
反射的に大声で返事をする。もうほぼ好きになりかけている。
「分かりました。では2つ目の説明です。2つ目の御礼はあなた様に【全国性風俗店フリーパスカード】を発行いたします。これは口外厳禁でお願いしますが、この国の性風俗店は全て、官能研究所の認可の下営業がなされています。さっきほどの端末に、受付で提示するだけでサービスを無料でお受けいただける特別なカードを発行させていただきます。詳しい使用方法に関しましては端末をお渡しする際にご説明いたします。」
「わっ…分かりましたぁ…」
変態にとって途轍もなく魅力的な内容だったと思うが、人体が感じられる性的快感を限界ギリギリまで与えられては、そこで寸止めを繰り返されているせいで、思考が「気持ち良過ぎる・射精したい」一色だ。
いや一色は返事ができているので言い過ぎか。
ちなみに今はガチガチで震える肉棒から溢れた我慢汁だけを舌先で舐めとられている。
「それでは最後の御礼についての説明です。本日より一週間、7月21日火曜日まで毎晩洗体・マッサージサービスを複数の女性スタッフにより施術させていただきます。具体的に申しますと、期間中21:00以降に端末から連絡していただきますとお迎えに上がり、この学校の好きな場所にてサービスさせていただきます。担当スタッフは2~10人まで端末の中のプロフィールからご指名いただけます。この学校は夜間無人となり警備システムが導入されておりますが、そのあたりはご心配なさらずとも大丈夫です。詳しくはまた後ほどご説明いたします。」
「以上になりますが、ご不明な点はございますか?」
「いっ…いいえ……」
「もし後からご不明な点がございましたら端末よりご連絡下さい。それではこちらがその端末となります。」
スローフェラを受ける僕の横に敷かれたマットの上に持っているスマホと同じサイズの端末が置かれる。
「あとこちら…」
そう言うと涼林さんは僕の真横に立ち屈んで耳元で「こちらをお向き下さい」と囁いた。
全身の感度が死ぬほど上がっているため、吐息がかかるだけで震えてしまうがなんとか涼林さんの方を向くと、彼女のしなやかな両手に両頬を優しく包まれそのまま唇を奪われた。
舌が強引に入ってくると、こちらも無意識に絡ませ合う。その絡み合う舌の中で一粒の錠剤が溶けていく。
それが溶けきったタイミングで涼林さんが離れた。
「"まんたんのくすり"、ひとつサービスです。それでは私はこれで失礼します。これから一週間、何卒よろしくお願いしますね。」
そう言って涼林さんは部屋から出ていった。扉が閉まる音を聞いた萌絵さんが僕の肉棒から離れ立ち上がる。
「やっぱり同僚の前だとまだまだ慣れないです…さて…やっと2人きりになれましたし…いっぱい搾り取ってあげる♪」
そのまま抱きつかれるとパンティをずらして腰を落とされる。とめどなく漏れ続ける我慢汁を携えた肉棒が、勢いよく肉壺を掻き分ける。あまりに抵抗なくスムーズに入ったことから、彼女の秘部も愛液に溢れていたのかもしれない。
「うわぁ…全部入っちゃった…。モニター様のおっきい…。ほら、ちゅーしましょ…」
矛が完全に鞘に収まった状態で激しく舌を絡め合う。ジュルジュルと唾液同士が音を立てる。中ではち切れそうな愚息はあと少しでも刺激を受ければ間違いなく暴発する。
無我夢中で舌を絡ませていると萌絵さんが顔を引く。
「ちょっとでも動いたら出ちゃいますよね…?知ってるんですよ…?でもレムさんも堅苦しいですよね。官能研究所って平たく言えばスケベなこと調べてるだけなのに、堅苦しい人多いんです。ギャップってやつですかね、私はもっとフランクに楽しみたいです。えへへっ。」
呼吸を乱しながら茫然と話を聞いていると、いよいよその時がやってきた。
「それじゃそろそろ…出たい出たいっ!って言ってるせーしさんを…私の中にぜーーんぶ、ぴゅっぴゅっしゃいましょっか♪」
首を縦に振ると同時にタンタンとリズミカルに、肌と肌がぶつかる音が響き出す。ガバっと抱きつかれ深く唇同士を重ねる。この上ない密着の中で今までになかった速さかつ的確に気持ちいい部分を外さない、それでいて容赦のない完璧なピストンが、この対面座位で行われているのが本当に凄い。
感覚は完全に騎乗位なのだが、上体が起きているだけで、全く新しい新鮮な刺激をも感じられる。
絡ませる舌の隙間から漏れる萌絵さんの微かな喘ぎ、僕の胸で潰されている柔らかで大きな感触、肩から太ももまでぴったりと密着する肌同士の面積の広さに、激しく犯され続ける愚息は遂に音を上げた。
「あっ…きもちぃ…もう限界ですね…?私の中に…ぜーんぶ、くださいっ!」
ドピュッ!ドピュッ!!ドピュッ!!!
萌絵さんの身体をぎゅっと抱きしめ、強制我慢の末、辿り着いた最高の快感を全身を震わせて堪能する。
射精が始まってからは、ゆっくりとしたピストンで最後の最後まで丁寧に搾り取られた。
「すごいっ…!成人男性の5倍くらいの量が出てる感覚ですっ…!」
咄嗟にデータが出てくるあたり、この人もれっきとした官能研究所職員だ。
ゆっくりと立ち上がった萌絵さんの股下から大量の精液が床に直接落ちた後、その残りが太ももを伝って重力に従う。
「これは凄い量です!本当に5倍近くあるんじゃないですか?」
薬のおかげもあると返すと、口角を上げて「ありがとうございます」と返事をしてきた。本当に可愛らしい。
「おちんちんさん、綺麗にしますね♪」
咥え込まれることはなく、舌全体を使って丁寧舐め回される。薬の影響で簡単に勃起状態を取り戻し、視覚から得られる「自身のシンボルが可愛い女の子に舐め回されている」という情報を脳内で冷静に処理すると、次の精液が簡単に上がってきたのだった。
顔が白濁液に塗れた萌絵さんは嬉しそうに僕に言った。
「さて、薬の効果はあと4時間以上あります。もっともっと…一緒に気持ちよくなりましょ?♪」
今日もしっかりと遅刻確定。最初から真面目に登校する気などなかったが。
クロックの残り時間は、昨日の帰り道分もあり[91:40]。
適当に朝の支度を済ませ、家を出ようとした時、ポストの中に見慣れない茶封筒が入っているのを見つけた。
直感的に官能研究所からだと察し、乱暴にそれを取り出すと踵を返して自室に戻った。破くように開封し中から三つ折りされた1枚の手紙を取り出す。
「お世話になっております。この度、モニター様のアイテム使用が我々官能研究所にもたらす情報利益に関しまして、当初の想定よりも遥かに大きいということが分かりました。
それにつきまして、感謝の意を込めて、官能研究所所員から直接の御礼がございます。
本日の正午ちょうどにモニター様が通学されてます高等学校の物理室にお越しください。」
御礼か…。遂に官能研究所の人間と直接接触する。冷静になって考えれば、学校の中に集合場所を設けている時点で明らか怪しい上に違法性まで感じるが、そこは官能研究所、大丈夫なのだろう。
破り捨てた封筒には小さく官能研究所と書かれていた。それ諸共手紙を鞄に詰めると、時計を確認する。
11:00を回ったところ。約束の時間まであと1時間。
学校までは自転車で10分なので焦る必要はない。それでもこれから訪れる未来に思いを馳せると、股間に血が巡り心拍数と共に期待感が上がっていく。
家を飛び出し、自転車を立ち漕ぎで飛ばす。一点が持ち上がったままの制服のズボンを通行人に見られないように最低限気を配りながら、集合時間の40分前には集合場所の扉の前に立っていた。
先日、美桜と激しく身体を交えた物理室。その扉に手をかけると、やはりと言うべきは開錠されており、中へ入ることができた。
今、校内は3限の真っ最中。出なければいけない授業など放ったらかしで、中に足を踏み入れた。
カーテンが閉め切られているのか、ぼんやりと薄暗い室内に違和感を覚えながら、電気のスイッチを押し込んだ。
すぐに違和感の正体と直面する。
以前まであった机に椅子、さらには棚やホワイトボードまで全て、無いのだ。
代わりに部屋の中央に、校内で1番よく見かける座面と背もたれが新緑のパイプ椅子がひとつと、体育館で見かけたことのある硬質のマットがひとつ敷かれていた。
おそるおそるパイプ椅子に近付くと、その座面に二つ折りにされた1枚の紙が置かれていた。
手に取り、中を確認する。
「お越しいただきありがとうございます。モニター様がよろしければ正午を迎えてなくても、御礼を始めさせていただきます。準備がよろしければ、衣類を全てお脱ぎになってパイプ椅子に腰掛けてください。」
読み終わるやいなや、すぐさま制服とパンツを脱ぎ捨てパイプ椅子に腰掛ける。
ガチガチに勃起した肉棒が快感を求めて空を向く。
深く腰掛けてから5秒ほど経つと、視界の中央にある扉がゆっくりと開く。その向こうから身長差のある女性が並んで2人入ってきた。
脇にバインダーのような物を挟んだ長身の女性は見た感じ170cmはありそうなスタイルの良さ、細身ながら出るところは出ており、バシッと決まったパンツタイプのネイビーワンカラーのスーツも気持ちキツそうに見える。キリッとした表情で肉棒に一瞥くれると、私の正面に立ち深々とお辞儀をした。
その様子を食い入るように見ていた僕は遅れて入ってきたもう1人の女性に目を移し思わず目を見開いた。
下着しか着けていないのだ。しかも最低限の布しかない極小のもの。
乳首と秘部を隠す布以外は紐で構成され、薄い色素の乳輪に関しては半分以上が顔を覗かせ、股下の秘部も角度次第では丸見えになるだろう。
大きな黒一色のスーツケースを引く150cmあるかないかくらいの小柄な彼女は、その身長に見合わない爆乳を揺らし軽く口角を上げながら僕の目の前に立った。吸い込まれるような大きな瞳にもっちりとした唇、そんな彼女が僕の耳元に顔を寄せ囁いた。
「萌絵と申します。それでは…いただきますね♪」
声質からしても同級生でもおかしくない若さを感じる。萌絵と名乗った彼女はそのまま跪き、僕の肉棒をパクッと咥えた。
「うわぁ…」
予想できなかったわけではないが、この不意打ちに情けない声を漏らしてしまう。
「はじめまして、官能研究所の涼林と申します。今フェラチオのサービスをさせていただいているのが伊識と申します。早速ですが本題に入らせていただいてよろしいですか?」
締まった表情で僕の目を見て淡々と話す涼林を名乗る彼女は、目の前で口淫に励む同僚の存在をまるで認識してないかのような冷静さだ。
しかしその雰囲気に勝る快感が股間に広がっていることで集中できない。
腰の後ろに手を回され、根元から亀頭までを速過ぎず遅過ぎずのペースで上下される。その中では萌絵さんの舌が絶え間なく肉棒を舐め回し、隙のない快感が提供されている。
「お…お願いします…」
いきり勃った肉棒が初対面の女性の口内で蕩けている。
なんとか絞り出した返答に涼林さんが応じる。
「それでは…。この度は我々官能研究所が開発しました様々なアイテムのモニターを務めていただき深く感謝いたします。あなた様のアイテム使用実績は逐一当研究所にあらゆるデータとして送られ、新しいアイテムの開発等に役立てさせていただいております。」
何やら堅苦しい言葉を並べているのが聞こえるが、3割ほどしか内容が頭に入ってこない。
激しくしゃぶられ続ける股間から“射精したい"と脳へ信号が送られている。
ジュボジュボと唾液と我慢汁が立てる卑猥な音に、時折萌絵さんの吐息や小さな喘ぎ声が混ざる。
「あなた様から戴いた情報利益の大きさを鑑みて、我々から御礼が3つございます。」
涼林さんが続ける。その時だった。萌絵さんの舌先が亀頭の先を執拗に強く舐め回した。
「うわぁ…で…でる…」
急激に高まった射精感に思わず漏れる情けない声。しかしその声とは裏腹に想像した大量発射には至らなかった。
まさに出るというその瞬間に萌絵さんが離れたのだ。身体だけがビクビクと痙攣する。
「まだいっちゃダメですよ。あなた様の射精タイミングはほぼ完璧に把握できているので、このような完璧な寸止めも自由自在です♪」
萌絵さんがそのまま正座して笑いかける。
「射精しちゃったら説明が耳に残らないかもです。ここからは説明が終わるまでギリギリで焦らさせて頂きますね♪」
舌先が再び亀頭に触れる。今度はゆっくりゆっくり舐め回される。寸止めを喰らい思考が停止しかけていたが、肉棒の元気と共に再び興奮状態に入った。
「御礼について1つずつ説明させていただきます。1つ目はそちらの伊識萌絵を本日より一週間、7月21日火曜日まで好きなタイミングで好きなようにお使いください。後ほど専用の端末をお渡ししますので、そちらで連絡していただくと3分以内に伊識本人が運転する車でお迎えに上がります。そこからはお好きに指示してください。そのまま車内で性交していただいても、あなた様の家へ向かいそこでまったりセックスしていただいても、クロックで時を止め授業中の教室で立ちバックで中出ししていただいても、野外でバレないように激しく変態えっちしていただいても構いません。」
真面目な口調から飛び出す夢のような話と下品なフレーズ。それによって高まる射精感に合わせて舌が離れたりするものだからもどかしい。
「今出そうになりましたね♪バレバレですよ~♪これから一週間、よろしくお願いしますね♪」
「伊識はモニターとして送られてきた情報を基に、あなた様のタイプに合わせて選ばれております。ご不満でしたら、チェンジも可能ですが、いかがなさいますか?」
「大丈夫です!萌絵さんがいいです!」
反射的に大声で返事をする。もうほぼ好きになりかけている。
「分かりました。では2つ目の説明です。2つ目の御礼はあなた様に【全国性風俗店フリーパスカード】を発行いたします。これは口外厳禁でお願いしますが、この国の性風俗店は全て、官能研究所の認可の下営業がなされています。さっきほどの端末に、受付で提示するだけでサービスを無料でお受けいただける特別なカードを発行させていただきます。詳しい使用方法に関しましては端末をお渡しする際にご説明いたします。」
「わっ…分かりましたぁ…」
変態にとって途轍もなく魅力的な内容だったと思うが、人体が感じられる性的快感を限界ギリギリまで与えられては、そこで寸止めを繰り返されているせいで、思考が「気持ち良過ぎる・射精したい」一色だ。
いや一色は返事ができているので言い過ぎか。
ちなみに今はガチガチで震える肉棒から溢れた我慢汁だけを舌先で舐めとられている。
「それでは最後の御礼についての説明です。本日より一週間、7月21日火曜日まで毎晩洗体・マッサージサービスを複数の女性スタッフにより施術させていただきます。具体的に申しますと、期間中21:00以降に端末から連絡していただきますとお迎えに上がり、この学校の好きな場所にてサービスさせていただきます。担当スタッフは2~10人まで端末の中のプロフィールからご指名いただけます。この学校は夜間無人となり警備システムが導入されておりますが、そのあたりはご心配なさらずとも大丈夫です。詳しくはまた後ほどご説明いたします。」
「以上になりますが、ご不明な点はございますか?」
「いっ…いいえ……」
「もし後からご不明な点がございましたら端末よりご連絡下さい。それではこちらがその端末となります。」
スローフェラを受ける僕の横に敷かれたマットの上に持っているスマホと同じサイズの端末が置かれる。
「あとこちら…」
そう言うと涼林さんは僕の真横に立ち屈んで耳元で「こちらをお向き下さい」と囁いた。
全身の感度が死ぬほど上がっているため、吐息がかかるだけで震えてしまうがなんとか涼林さんの方を向くと、彼女のしなやかな両手に両頬を優しく包まれそのまま唇を奪われた。
舌が強引に入ってくると、こちらも無意識に絡ませ合う。その絡み合う舌の中で一粒の錠剤が溶けていく。
それが溶けきったタイミングで涼林さんが離れた。
「"まんたんのくすり"、ひとつサービスです。それでは私はこれで失礼します。これから一週間、何卒よろしくお願いしますね。」
そう言って涼林さんは部屋から出ていった。扉が閉まる音を聞いた萌絵さんが僕の肉棒から離れ立ち上がる。
「やっぱり同僚の前だとまだまだ慣れないです…さて…やっと2人きりになれましたし…いっぱい搾り取ってあげる♪」
そのまま抱きつかれるとパンティをずらして腰を落とされる。とめどなく漏れ続ける我慢汁を携えた肉棒が、勢いよく肉壺を掻き分ける。あまりに抵抗なくスムーズに入ったことから、彼女の秘部も愛液に溢れていたのかもしれない。
「うわぁ…全部入っちゃった…。モニター様のおっきい…。ほら、ちゅーしましょ…」
矛が完全に鞘に収まった状態で激しく舌を絡め合う。ジュルジュルと唾液同士が音を立てる。中ではち切れそうな愚息はあと少しでも刺激を受ければ間違いなく暴発する。
無我夢中で舌を絡ませていると萌絵さんが顔を引く。
「ちょっとでも動いたら出ちゃいますよね…?知ってるんですよ…?でもレムさんも堅苦しいですよね。官能研究所って平たく言えばスケベなこと調べてるだけなのに、堅苦しい人多いんです。ギャップってやつですかね、私はもっとフランクに楽しみたいです。えへへっ。」
呼吸を乱しながら茫然と話を聞いていると、いよいよその時がやってきた。
「それじゃそろそろ…出たい出たいっ!って言ってるせーしさんを…私の中にぜーーんぶ、ぴゅっぴゅっしゃいましょっか♪」
首を縦に振ると同時にタンタンとリズミカルに、肌と肌がぶつかる音が響き出す。ガバっと抱きつかれ深く唇同士を重ねる。この上ない密着の中で今までになかった速さかつ的確に気持ちいい部分を外さない、それでいて容赦のない完璧なピストンが、この対面座位で行われているのが本当に凄い。
感覚は完全に騎乗位なのだが、上体が起きているだけで、全く新しい新鮮な刺激をも感じられる。
絡ませる舌の隙間から漏れる萌絵さんの微かな喘ぎ、僕の胸で潰されている柔らかで大きな感触、肩から太ももまでぴったりと密着する肌同士の面積の広さに、激しく犯され続ける愚息は遂に音を上げた。
「あっ…きもちぃ…もう限界ですね…?私の中に…ぜーんぶ、くださいっ!」
ドピュッ!ドピュッ!!ドピュッ!!!
萌絵さんの身体をぎゅっと抱きしめ、強制我慢の末、辿り着いた最高の快感を全身を震わせて堪能する。
射精が始まってからは、ゆっくりとしたピストンで最後の最後まで丁寧に搾り取られた。
「すごいっ…!成人男性の5倍くらいの量が出てる感覚ですっ…!」
咄嗟にデータが出てくるあたり、この人もれっきとした官能研究所職員だ。
ゆっくりと立ち上がった萌絵さんの股下から大量の精液が床に直接落ちた後、その残りが太ももを伝って重力に従う。
「これは凄い量です!本当に5倍近くあるんじゃないですか?」
薬のおかげもあると返すと、口角を上げて「ありがとうございます」と返事をしてきた。本当に可愛らしい。
「おちんちんさん、綺麗にしますね♪」
咥え込まれることはなく、舌全体を使って丁寧舐め回される。薬の影響で簡単に勃起状態を取り戻し、視覚から得られる「自身のシンボルが可愛い女の子に舐め回されている」という情報を脳内で冷静に処理すると、次の精液が簡単に上がってきたのだった。
顔が白濁液に塗れた萌絵さんは嬉しそうに僕に言った。
「さて、薬の効果はあと4時間以上あります。もっともっと…一緒に気持ちよくなりましょ?♪」
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