じゃあっ!僕がお父様を幸せにします!

黄金 

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6 どういうことだ?

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 ヨフミィが言う通り、リウィーテルは西の離れを極秘で観察した。

「どういうことだ?」

 庭園にはカヅレン嬢がメイドに日傘を持たせて優雅に歩いていた。彼女も公爵家の家臣の一人であるカヅレン家の令嬢ではある。爵位のない家ではあるが、アクセミア公爵家の一員として何不自由ない生活を送ってきたオメガだ。
 特にアルファやオメガを輩出した家は特別に教育の為の優遇措置がある。アクセミア公爵家から支援があるし、その家への特別待遇もある。これはどこの貴族家でも同じことをしている。アルファやオメガは家門にとって重要な人材となるので、十歳の診断で判明したらすぐに特別待遇を取るのが普通だ。
 だから彼女もそれなりの教育を受けたのだろうし、貴族ほどとはいかなくても裕福な生活をしてきたはずだ。
 公爵夫人の侍女という仕事も、本当なら貴族家の子女が勤めるものをカヅレン嬢に任命したのもそういう特別待遇で決定したからだ。
 メイドに日傘を持たせて散歩してもいい。
 だが着ている服に疑問が湧く。
 それに身につけている宝石には見覚えがあった。公爵家所有の装飾品を惜しげもなく身につけている。夜会でもないし、誰か訪問者が来るわけでもない。
 たんなる散歩だろう?
 それにそのネックレスはジュヒィーに贈った物だ。愛はなくともちゃんと夫として努めるべきと思い、リウィーテル自身が物は選んでいる。
 身に余る贅沢と、身分を履き違えた行い。

 ヨフミィが言いたかったのはこれか?たんなる侍女が公爵家の一員のように振る舞っていると?

 ゴクリとリウィーテルは唾を飲み込んだ。今すぐに乗り込むか、信頼のおける者に調査をさせるか。
 ヨフミィは家令には内緒でと言った。それは家令は信用ならないと言っているも同然。

 リウィーテルは庭園から離れると裏口から外に出た。ここは使用人が行き来している門で見張りが立っていない。
 
「リウィーテル様。」
 
 護衛騎士のハーディリが馬の手綱を持って近付いてきた。一頭受け取りヒラリと飛び乗る。ハーディリも続けてもう一頭に乗り斜め後ろをついてきた。
 カヅレン嬢と家令は同じ派閥だ。だがハーディリはまた別。どちらかと言えば中立になる。

「少し調べて欲しいんだが、いいか?」

 ハーディリは一瞬考え頷いた。

「俺でよければ。しかし家令でなくてよろしいのですか?」

 その返答にリウィーテルはふと気付いた。
 なるほど、家令は騎士達にも影響を与えているのかと。家令はリウィーテルが産まれる前からアクセミア公爵家の屋敷を執り仕切るベテランだった。彼に任せておけばほぼ屋敷のことは大丈夫だと安心出来る存在だった。ジュヒィーが仕事をしなくても良かったのは、家令がいたからで、それは感謝すべきことと思っていたのだが……。

「真実を知る必要がある。」

「…承知しました。」

 その一言でハーディリは静かに頷いた。



 数日後、ハーディリの報告書を見てリウィーテルはギリ…と歯軋りした。

「ジュヒィーは違う屋敷にいるんだな?」

「はい。」

 ハーディリは西の離宮を見張っても公爵夫人の姿が全く見えないことに疑問が湧いたらしい。使用人の誰かに公爵夫人が何をしているのか聞き出そうと思ったが、よくよく観察すると西の離宮には家令の派閥で固められていた。
 聞けば探っていることを悟られる。そう判断し、仕方なく遠くから見守ること三日。全く夫人の気配はなかった。部屋で過ごす様子すら感じないし、主人の部屋にもいない。いるのはカヅレン嬢だけだ。しかも主人の部屋を使っているのがカヅレン嬢に見えるのだが気の所為だろうか。
 ハーディリは調査方法を変えることにした。家令の方を調べてみることにしたのだ。
 家令は基本本邸で執務を行い、数日置きに西の離宮に行く。管理監督の為かと思っていたが、なんとなく違うことに気付いた。
 まるで秘密のアジトのようだ。
 宝を貯め仲間と密会を繰り返す。本邸ではアクセミア公爵に腰を折り順従に従っているが、外では公爵の権威が自分のものであるかのように振る舞っている。
 アクセミア公爵家の騎士団は家令とは序列が違う為あまり関係がなかったが、刃向かえば面倒だという認識はあった。
 上司になるとかなり怖い人物だ。
 目をつけられれば公爵領にはいられなくなるかもしれない。
 そう感じてより慎重に家令の跡を追うようにした。
 そして森の捨てられた屋敷について話しているのを聞いた。
 備品を持って行きすぎだとか、食料を求めてきたら物乞いのように願わせ立場をわからせろとか。
 誰のことを言っている?
 指示された使用人が向かう先について行った。そして行き先は今にも崩れそうな木製の屋敷。
 それでもカーテンがかかり、中に人の気配がした。

「そこで出てこられたのが……。」
 
 ジュヒィー・アクセミア公爵夫人だった。

「あそこは取り壊すのも面倒でそのままになった屋敷だぞ?」

 数代前の公爵が趣味で使っていた屋敷で、本格的に滞在するような建物ではない。リウィーテルに至っては使うつもりもなく朽ち果ててもよいとしか思っていなかったので、まさか住んで使っているなんて夢にも思わなかった。

「本当に住んでいたのか?」

「はい、しかもご子息までいらっしゃいました。」

 なんとそこで仲良く二人で本を読んで過ごしていたらしい。

「………様子を見に行く。」

 リウィーテルがサッと立ち上がり部屋を出ると、ハーディリもついて行った。
 馬に乗って行く必要もないくらい近い場所ではあるが、本邸のすぐそばにある森の中に埋もれるように建っているので近付かなければ存在さえ気付かれない建物だ。


 近付いて行くと、風に乗って楽しげな声が聞こえてきた。
 ヨフミィの笑い声だ。

「…………。」

 笑っている?リウィーテルの前では愛想笑いしかしない大人びた子だと思っていた。勉強は捗らないと報告は上がっていたが、話せば理路整然とした話し方をする。五歳児にしては冷めているともいうが、アルファの子供ならそれで普通だ。この子はアルファなんだろうかと思っていたが、今目の前に見えるヨフミィは子供らしく楽しげに口を開けて笑っていた。
 その隣にはジュヒィーが椅子に座り本を広げて何か話をしている。読み聞かせているのか、説明してあげているのか。
 ジュヒィーはオメガだが努力家で頭がいい。幼い我が子に教えるなんて簡単にやれるだろう。
 そこにはオメガの親とその子供が仲良く過ごす風景があった。いないのはアルファの親だけだ。

「…………ここには他に誰か来るのか?」

「ご子息の家庭教師か出入りしています。それから家庭教師の奥様がどうやら世話をしているようです。」

「……そうか。」

 はぁ、とリウィーテルは溜息を吐いた。

「午後からでいい。家庭教師の フブラオ・バハルジィを私の執務室に呼んでくれ。」

 そう言ってリウィーテルは本邸の方へ戻って行った。



 夕方近くになり、呼び出したフブラオ・バハルジィがやって来た。

「お呼びと聞きましたが。」

 太々しいフブラオの表情に、リウィーテルは軽い頭痛を覚える。

「呼び出した理由に検討はつくだろうか。」

 フブラオはにっこりと笑った。

「森の屋敷に公爵様の専属騎士が来ましたのでなんとなく……。」

「経緯を尋ねたい。」

 フブラオは頭を下げて現状を伝えた。フブラオ自身は約二年前に公爵邸に公爵子息の家庭教師としてやって来たが、公爵夫人があんなところに押し込められていると知ったのはつい最近だ。
 見つけたのはヨフミィで、フブラオに助けを求めた為知ったと説明した。

「何故私に報告しなかった?」

 怒りを抑えながら言うと、フブラオは飄々と答えた。アルファの威圧を目の前で受けても動じないのはなかなかのものだ。

「公爵夫人が望まれませんでしたので。」

「なに……!?」

 望まなかった?何故?
 そんな不当な扱いを受けているのに、何故私に助けを求めなかったのだ?

「以前本邸の前で公爵を待ったそうですが、話が出来なかったので諦められたようです。」

 確かにそんなことがあった。玄関前で何故待っていたのだと思ったが……。

「まて、ジュヒィーはこの屋敷に入れるのか?」

 嫌な予感がする。

「いくら西の離宮で過ごしていると思われていたのだとしても、一度も本邸で五年以上も顔を合わすことがなかったという事実に疑問を持たれるべきではありませんか?」

「………そうか、そうだな……。」

 入れなかったのか。
 公爵夫人を追い出して、居場所と権力を奪って、何も言えないようにしたのか。
 ジュヒィーの生家はもうない。伯爵家だったが、ジュヒィーが婚約者として決定すると、伯爵夫妻は馬車の事故で亡くなってしまった。
 家門内の派閥争いだろうとは思ったが、どこの派閥が狙ったのか特定出来なかった。
 アクセミア公爵でありアルファである私の番という立場は、自分達の権力を強めるいい手札となる。その椅子を狙う家は多かった。ちょうど同年代のオメガをもつ家は勿論、オメガがいない家はオメガの養子をとってでも婚約者の椅子を狙っていた。
 両親を亡くしたジュヒィーには守ってくれる家が無くなってしまったが、私が守れば大丈夫だと思い、そのままジュヒィーを公爵家に迎え入れて婚約者に据え続けた。
 可哀想だからとか、好きだからとかではない。なんの後ろ盾もないジュヒィーなら、邪魔にならないと思ったからだ。
 私が王太子妃に恋慕を抱き続けた間も、何も言えないジュヒィーを婚約者の椅子に座らせ続けた。
 ジュヒィーは何も言わずに静かにそこに居続けていた。文句も言わず、ただただ静かに。
 王太子妃に求婚した者の中には、婚約者が暴走して罪に問われた者も何人かいる。
 ジュヒィーはまだ若く学生だったし、大人しかったので問題はなかったが、それでも当時は私の婚約者というだけで良くない噂が広がっていた。
 私もその噂に乗せられてしまっていたのだ。
 ジュヒィーが大人しいことを知っていたのに、家令の言葉を鵜呑みにしてしまったのは、どこかで噂を信じ、自分の愚かさを隠そうとしていたからだ。

「私はヨフミィ坊っちゃまに信頼されております。公爵とのやり取りをそのまま教えるつもりですが、今後どのように対応されるのかお尋ねしてもよろしいでしょうか?」

 ………私の方が雇い主であり主人なのだが、この家庭教師はヨフミィを主人かのように話している。だがそれだからこそ信頼できる気がした。

「首謀者とその一派は全て破門する。数が多いので調査が必要だ。少し時間が欲しい。」

 告げるとフブラオは無言で頷いた。
 
「………少しいいか?」

「なんなりと。」

「あの屋敷は住むには古すぎるのだが、大丈夫だろうか?」

 ふむ、とフブラオは思案する様子を見せる。

「正直にジュヒィー様とヨフミィ坊っちゃまの間に混ぜて欲しいと仰ってはいかがでしょうか。」

「ぐっ…!」

「実は私、別の部屋から公爵が覗き見しているのを拝見しておりました。羨ましそうにしておられて哀愁を感じてしまいました。」

「う…!」

「暫くは大丈夫かと。燃料が少ないので冬に入る前には安全な場所に移動させるかあの屋敷を補強して燃料を置くのがよろしいと思いますよ。では失礼致します。」

 言うだけ言って退室の許可は出していないのにフブラオは出て行ってしまった。
 …………会話するだけで大打撃を受けてしまった。
 いや、いいんだ。いい家庭教師をつけた自分の慧眼を褒めてやらねば。








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