悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

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番外編

116ビィゼトの珠玉⑧

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 レクピドはツツツーと水面に指先で円を描いた。
 小さな波がくるりと流れ、すぐに消えてしまう。その様子にレクピドは何度も水面に円を描いては考え込んでいた。

「うーん……。」

「まだ考えていたのか?」

 今レクピドはマッサージ台の上に足を下ろして座っている。手には洗面器を持ち、水を入れてくるくると指を浸けて回してはウンウン唸っていた。
 裸にバスローブのみという姿でも、この部屋は暖かい。
 オリュガの水の剣に早く付与魔法を施したいのに、なかなか呪文が繋がらない。どうやったら必要分の視界だけを使用者に送れるようになるんだろう?最近そればかり考えていた。

 あれからダリュノージュの義理の母と姉は、違法売買と競売所運営の罪で投獄された。
 知らなかったでは済まされない。
 後から分かったことだが、あのトーレロイ伯爵家の屋敷を競売所として使った理由が、実はレクピドを連れ去り奴隷として売る予定になっていたらしい。
 トーレロイ伯爵家本邸に泊まったレクピドは、密かに連れ去られる予定だったと聞かされて、何でそこまでする必要があるのかと驚いた。
 ビィゼト様の愛が欲しい。そう思うなら違う方法がいいと、鈍いレクピドでも理解出来るのに。
 ナリシュ王太子殿下の計らいでダリュノージュは罪に問われないのだと聞いて、レクピドはホッと安心した。
 あそこにいた人間はほぼ法で裁かれると聞いている。そして奴隷になって売られようとしていた人達は、全員これまで保護された人達同様収容所に連れて行かれた。
 
 ダリュノージュさんは可哀想だな…。あ、でも実のお母さんをお屋敷に呼んで一緒に住めるようになったんだよね。ということは、良かったのかな…??貴族の家族事情ってよく分かんないんだよね。
 だいたい番の奥さんがいるのに、外に別の番の奥さんを作るのが当たり前っぽかったし……。そこについては誰も何も言わないし。
 洗面器の水を回してチャプチャプと遊びながら、さっきまで考えていた術式が飛んでしまった。

 今日はマッサージをする日だ。
 細長い台の上には寒くないようにと薄い毛布が敷かれている。

「考えはまとまったのか?」

 膝に乗せた洗面器に指を掛けて、ビィゼト様が話し掛けてきた。
 レクピドはぱちぱちと瞬きをする。

「…………ご、ごめんなさいっ!待たせちゃいましたか!?」

 洗面器の水に集中していてビィゼト様が待っているのに気付かなかったらしい。マッサージするための香油を調合してくると言って離れてからどのくらい経ったのだろう?
 慌ててレクピドが洗面器を膝から下ろそうとすると、ビィゼト様はその洗面器を止めた。

「いい、まとまるまで待とう。」

 レクピドはギュウと洗面器の縁を握った。
 ビィゼト様はいつも優しい。他人には冷たく厳しいのに、何故かレクピドにはとても優しかった。
 そんなビィゼト様が喜ぶことを、恩返しをしたいといつも思っているのに、気付けば迷惑ばかりかけている。
 今日は助言をもらってきた。
 自分の思い付きは自信がないけど、ノアトゥナの助言なら自信ありだ!
 レクピドは洗面器を一旦横に置いて自分も台から降りる。それから邪魔になる洗面器を下に置き直した。
 その様子さえビィゼト様は笑って見ているので、何が楽しいのだろうと動揺する。

「………あの、ですね。今日は俺がビィゼト様をマッサージしてあげたいです。」

 台に座っているビィゼト様の前に立ち、手の指をモジモジと合わせて、ビィゼト様の様子を窺った。ビィゼト様はマッサージしてあげるのが好きだと言うから、俺にはされたくないと思うかな?
 少し目を見開いて固まるビィゼト様の様子に不安になってきた。
 ビィゼト様の手がレクピドの頬に伸びてきて、スルリと撫でながら微笑んだ。

「ではお願いしようか。」

「!……はいっ!」

 良かった!了解してくれた!

「さて、どんなマッサージをしてくれるんだ?」

 そう、レクピドはマッサージはされてもしたことはない。アルファの身体は骨格が逞しく筋肉があり、非力なオメガでは力が足らないかもとノアトゥナに言われて、じゃあ体重が使えそうなものにしようという話をした。

「ええっと、台に寝て欲しいんですけど………。」

「うつ伏せか?」

 コクリと頷く。笑いながらレクピドと同じように着ていたバスローブを脱ぐと、うつ伏せに寝転んでくれた。着ていたバスローブはお尻から下に自分でかけて見えないようにしてくれた。あっさりと全裸で寝られたらレクピドが恥ずかしくて動けなくなったかもしれない。毎日一緒にお風呂に入ってはいても、いつも背後から抱き締められていることが多いので、じっくり観察したことがない為、全身全裸を見てしまうとマッサージどころではなくなりそうだった。
 ビィゼト様が寝るとこの台も普通サイズだった。レクピドが寝るとちょっと大きく縦も横も余りがある。
 
「えっと………香油?」

 ビィゼト様が持ってきた香油でいいのかな?いつもとても良い匂いのする香油を作ってくれる。これで身体を揉まれるとポカポカするのだ。

「これはレクピド用だから、私のはアレでいい。」

 ビィゼト様は壁際にある棚を指差した。その先には薄い黄緑色の液体が入った瓶があった。

「これ?」

「そうだ。」

 棚に近寄り指差して尋ねると、それでいいと言われる。落とさないように手に取って、寝転んだビィゼト様の隣に立った。
 瓶の蓋はガラス製で、カポッと外すと爽やかな香りが溢れた。
 わぁ……、これ、ビィゼト様の匂いに似てる。

「オリュガとノアトゥナに尋ねて香りを近付けてみたものだ。どうだ?」

「あ、はいっ、凄くいい香りです。」

「手のひらに乗せて香油を温めるんだ。…………そう、そして、そうだな、背中をやってもらおうか。」
 
 頷いて自分がマッサージしてもらう時どうやってたかなと思い出す。言われた通り手のひらに香油を伸ばし、ビィゼト様の頭の方に回った。
 …………台が高かった。えーと、これで背中に香油を伸ばしていた気がするんだけど…。と、届かないかも?
 レクピドは悩んだ挙句に、うんしょうんしょと台によじ登った。ちょっとビィゼト様の頭の上を跨いでしまったが、腰は上げておくので許して欲しい。

「んしょ……。うう、思ったり広い。」
 
 ビィゼト様の背中が予想より広かった。ビィゼト様の腰に香油をたっぷり乗せた手のひらを置いて、少しだけ力を入れて香油を拡げていく。
 もう少し香油いる?もっとドロドロがいい?
 香油瓶は?と探して、ビィゼト様の腰の横に置きっぱなしになっている香油瓶を見つける。自分で置いておいて、緊張しすぎて置いた場所を忘れていた。
 手を伸ばして瓶を取り、香油を手のひらに乗せてまた温める。
 なかなか大変。
 腰から肩の方に流す、んだっけ?腕も手のひらで包んで流していく。左側から右側に、半分ずつ。
 うーんと、こんな感じ……?
 レクピドはえーとえーとと呟きながら、マッサージを完遂させることに一生懸命で気付いていなかった。



 さてどうやってマッサージをしてくれるのだろうと興味が引かれて頷いた。される側になったことはない。
 ビィゼト自身してあげるのが好きな所為で、反対の立場に立つことがあるとは思っていなかった。
 レクピド用の香油はレクピドのフェロモンの匂いに近付けている。少しずつ油の成分を変えて調整し、今はとろみが多い油に香り付けの精油を混ぜて作っている。フェロモンの匂いに近付けるのは、本人が持つ香りを妨げないようにだ。
 最近は良い匂いだと評判がついた香水が好まれ、アルファもオメガもこぞってそれをつける為、自身が放つ匂いと混ざって不快に感じる時がある。
 フェロモンを持たないベータなら兎も角、アルファやオメガは香水をつける時は考えた方がいい。
 自分の香りを変えたいと言うのなら止めないが、香りで相性をはかりたいのなら香水はつけるべきではない。
 マッサージに香り付けした香油を使うのは、リラクゼーションの為であって、レクピドの香りを壊したくないから本人の香りに近付けているだけだ。後はビィゼトがレクピドの香りを楽しみたいので、付ける香りもごく少量に抑えている。
 レクピドが香油と言ったので、以前試しに作った香油を思い出し、それを使うよう伝えた。
 凄く良い香りがすると言って、頬を染めて嗅いでいる。
 背中をお願いすると、えーとえーとと言いながら言われた通りに手のひらに香油を垂らして温めだした。
 そしてビィゼトの頭の方に回って来た。
 どうやらビィゼトが普段していることを思い出しながら真似をするつもりらしい。
 暫くウロウロしていたが、ビィゼトの顔の横に膝を乗せて、台の上に乗り上げてきた。
 そうきたか……。

「んしょ……。うう、思ったり広い。」

 レクピドは小柄なので手が届かないだろうとは思っていたが、ビィゼトの頭の上に跨って、せっせと背中に香油を伸ばしだした。
 最近のレクピドはオメガの香りが強くなっている。腰は上がってはいるが、顔のすぐ近くに股があることになる。しかもビィゼトの頭の両側にレクピドの膝が置かれているので、レクピドの香りに包まれている。

「…………………。」

 これは拷問だろうか?
 レクピドはビィゼトが普段やる手順で香油を流している。本人は一生懸命なので、この体勢の危険性に気付いていないだろう。
 それにしてもレクピドはやはり小さい。
 念の為にと腰から下にバスローブをかけて正解だった。少し反応するとかいう程度ではない。
 
「あの、力はもっと入れた方がいいですか?」

 レクピドの握力では撫でているようなものだが、あまり力を入れさせて疲れさせても困る。

「ふふ、こうやって優しく撫でられるのも気持ちがいい。」

 猫の足踏みのようなものだが、力を入れてやることでもないのでちょうど良い。そう伝えると安心したように喜んでいる。
 一通り終わり、疲れたのか息を吐きながら座り込んだ。この部屋は暖かくしている。動いてかいた汗がレクピドの香りを強くしていた。
 ここにきて漸くレクピドは気付いたようだ。
 ぺたんとお尻をつけて座り込んで、両腿の間にビィゼトの頭があることに。
 横を向いていたビィゼトの視線と、レクピドの見下ろす視線がパチっと合った。

「…………………くくっ。」

「……………っ!わぁ、わあぁぁ、ごめんなさい!」
 
 レクピドは慌てて腰を浮かした。台の上に手をついて降りようとして、香油でツルリと滑り身体が傾く。

「レクピドっ!」

 慌てて起きた上がり、腕を掴み引き寄せた。おかげでレクピドは台から転げ落ちずに済んだが、全裸のビィゼトにしがみつく形になった。
 香油の瓶が転げ落ち、ガツン、ゴロゴロ………と音を鳴らす。
 暖かな室内に広がるお互いのフェロモンの香りに、二人は固まった。



 落ちそうになってレクピドはビィゼト様に助けられた。
 座り込んで漸くビィゼト様を跨いでいたのだと気付いて、レクピドはドキンッと心臓が鳴る思いがした。
 ヒェッ!ビィゼト様の上にずっと、俺の股があった!?その事実に恥ずかしいやら恐怖するやらで、慌てて降りようと手をついた。
 その手は香油塗れてズルッと滑る。
 あ、やばい…っ!
 落ちるかと思ったのに、ビィゼト様に引っ張られた。
 逞しい胸に抱き止められ、レクピドは息を止めてしがみついてしまった。
 いつもはこの胸も背中にあるから、見えていないから慣れてきた。でも今ビィゼト様の胸が目の前にある。
 ビィゼト様から香る匂いは香油のものなのか、フェロモンの香りなのか………。
 思わずうっとりとその胸に額を擦り付け目を潤ませてしまった。
 そしてしっかり見てしまった。

「……………………っ!…お、おおお、おっきい……!?」

 なにそれ!?
 思わず本音が出てしまった。アルファのソコは大きいのだと聞いてはいたが、勿論見るのは初めて。だってビィゼト様はいつもそれとなくそこを隠していたし、ちょっとだけ気にはなっていたけど、レクピドも正面から見るのが恥ずかしくて見れなかったのだ。

「…………怖いか?」

 下ばかりに注目して、上から落ちてきた質問にレクピドは顔を上げた。見すぎてしまったと反省する。
 視線が合うと、そこにはいつもの優しい緋色の瞳とは違う、ちょっと怖いけど艶のある視線が真っ直ぐにレクピドを見下ろしていた。

「え?」

「どう思う?」

 どう、思う………?

「………立派でびっくり?」

 ビィゼト様は黙ってしまった。
 レクピドの腰を支えていた手にグイッと力が込められる。実はレクピドも少し反応していた。勃ち上がってはいないけど、芯を持ち始めている。
 レクピドの下腹部にビィゼト様の立派な陰茎がゴリッと押しつけられた。

「レクピドの腹の中に入るとこれくらいまで入る。」

 ……これくらいまで入る?
 レクピドの頭は思考停止していた。
 え?入るかな?とは思う。思うけど、怖いとかはない。何故かちゃんと入るのかなという心配をしてしまっていた。
 でもそれを言う?自分はなんで入れる気でいるんだろう?

「………………はいる、かな?」

 そう尋ねたレクピドに、ビィゼト様は綻ぶように微笑んだ。











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