4 / 5
4
しおりを挟む
今日も僕は、いつものベンチに座っていた。今日の天気はくもり。予報では雨は降らないらしいが、昨日までずっと晴れ模様が続いていたために、少し憂鬱な気分を誘う。
ベンチに来てから10分ほど経過したが、茉由は来ない。いつもなら、僕よりも早く来て待っており、僕が来ることに気づくと笑顔で手を振ってくれるのだ。今日、ベンチに来た時に茉由の姿がなかった時は、こういう日もあるだろう程度にしか思ってなかった。
さらに10分が経過した。流石にここまで待っていたら、茉由に何かあったのではと心配になってきた。取り敢えずそのまま座って待っていられなくなり、茉由の病室に行こうと思い松葉杖をついて立ち上がる。
「あ、そういえば病室どこかきいてなかったな…」
思いたったまでは良かったが、肝心の病室を知らないのでは意味がない。そこで、病院の受付まで足を運ぶことにした。
「あの、峰月茉由さんの病室ってどこですか?」
受付にいた看護婦さんは峰月と聞くと、途端に申し訳なさそうな表情になった。
「峰月さんは只今、面会することができません」
「…え?なんでですか」
「詳しくは言えないのですが、昨日の夜中、急に体調を崩してしまったようです」
「そ、そんな!大丈夫なんですか!?」
「命に別状はありません。ですが、最近、具合を悪くすることが多かったようなので、容体が良くなるまで要検査となりますので面会はどうかお控えください」
想像もしてなかった。確かに峰月は色白で体もガリガリとまでは言わないが細かった。明らかに病弱という程ではないにしても、彼女を健康と表現するには無理があるように感じた。
しかし、最後に茉由と会った昨日の昼過ぎでは、いつも通り明るく元気な姿を見せていた。そんな茉由があの後、体調を崩したって…。
「そう、ですか…。すみません、ありがとうございました…」
このまま受付にいるわけにもいかない。重くなった体を引きずるかのようにゆっくりと自分の病室に戻ることにした。
ベットの上に寝っ転がり、音楽プレイヤーで好きな曲を聴いていても気が少しも晴れる気がしない。
落ち着いてから考え直してみれば、茉由が体調を崩したのは自分に原因があったのかもしれない。夏の炎天下の中、木によって出来る日陰にあるベンチにいたとしても、蒸し暑い炎天下の中、1時間も2時間も話しっぱなしでいたら体力に自信があっても気分を悪くする可能性だってある。
茉由はとても体力に自信があるようには見えない。理由はわからないが車椅子生活をしており、少なからず僕よりも病院生活が長い。そんな彼女と少し前までは現役で部活のサッカーに打ち込んでいた僕とでは、体力の差なんて歴然としてるし、暑さへの慣れも違かっただろう。
そう考えると僕に原因があったとしか思えないようになっていた。看護婦さんは
「最近、具合を悪くすることが多かった」と言っていた。僕と茉由があのベンチで話すようになったのはつい1週間前。辻づまが合う。
「お兄ちゃん?」
不意に聞こえた声にハッとして顔を上げると郡が心配そうに顔を覗き込んでいた。考え事に集中しすぎて周りが全然見えてなかった。
「どうしたの?具合悪い?」
「あ、いや。大丈夫」
「…そう。じゃあ、何かあったの?」
「それは…」
僕は口籠もった。郡はこういう場面になると察しが良いというか鋭いところがある。
「何かあったなら教えて。私、お兄ちゃんの力になりたいよ」
ベットの端に座って、僕と同じ視線の高さにする郡。その表情は心配さと真剣さを混ぜたような表情だった。僕はその郡の表情を見て悲しくなった。また、心配をかけてしまったんだな、と。
「実は、最近毎日会ってた友達がさ、急に具合悪くしちゃったみたいなんだ。その原因が僕にあるんじゃないかって思って…」
「なんでそう思うの?」
「僕と毎日毎日、外で何時間も話してたから、熱中症にでもかかって、もともとの病気が悪化したんじゃないかって…」
僕は思ってたことを郡に素直に話した。思ってたことを口にすると余計辛くなった。
その時、そっと僕の手を郡が包み込むように優しく握る。
「お兄ちゃんのせいじゃないよ」
そう優しく言って微笑む。
「それでも、お兄ちゃんが責任を感じるのなら、お友達の容体が良くなるように心の中で応援してあげて。お兄ちゃんが悲しんでたら、その友達さんもきっと悲しくなっちゃうよ」
妹の握る手が暖かい。それは体温的な暖かさとは別に優しさというか思いやりというか、何というかそう言った感じの暖かさを手を通して感じた。
「…そっか、ありがとな郡」
自然とそう言っていた。まだ、自分が…と思ってしまう。だけど、郡のおかげでだいぶ肩の荷が下りたような気がした。
だから、その時の僕はこう思えた。
「僕、彼女の容体が良くなるまであのベンチのいつもの時間で待つことにするよ」
「うん、それがいいと思う」
いつの間にか手にあった暖かさが僕と郡の周りの空間にまで広がったような感じがした。だけど、そう感じたのは少しだけ。さっきまでの微笑みから少し目を細め問い詰め気味に妹が口を開く。
「んで、彼女ってどういうこと?友達のこと?」
あ、まずった…。茉由のことは、いつも友達って伝えてたから郡にはそれ以上のことは伝えてなかった。郡はなぜか僕の女友達のことを目の敵にしてるような節がある。
「そっかそっか、お兄ちゃんは郡のことをそっちのけで女の子といる方が楽しかったんだね」
微妙に女の子という部分を強調してる気がした。
「いや、僕は郡といる時間も楽しいっていうか安心するっていうか…」
「そうだよね、その友達と会ってからだもんねお兄ちゃんが変わったのは。私よりいるよりも楽しいのは当たり前だよね」
慌てて否定しようとしたけど、聞く耳すら持たない郡。もうこうなったら1週間は口を聞いてくれないかも…。
「ごめんね、お兄ちゃん。楽しい楽しい時間を邪魔しちゃって」
声が冷たい。明らかに不満を隠すことなくじとーとした目で睨みつけてくる郡はそのままくるっと向き直って病室の出口へと歩き出す。
「じゃあねお兄ちゃん」
ぴしっ!
少し強めに扉が閉められた。同室している2人の患者さんも怪訝そうな目で扉と俺の方を見向きしている。
「…えっと、騒がしくしてしまってすみません」
とりあえずそう言ったが、2人の患者さんは何事もなかったかのようにスルーした。
…その日はずっと空気の重い状態が続いたのだった。
なんで、あんなに怒るのだろうか?そうずっと考えてみたが、答えが出ることはなかった。だから、理由はわからないが次会った時は謝ろうと決めた。…次会うのが退院後になるかもしれないけど。
ベンチに来てから10分ほど経過したが、茉由は来ない。いつもなら、僕よりも早く来て待っており、僕が来ることに気づくと笑顔で手を振ってくれるのだ。今日、ベンチに来た時に茉由の姿がなかった時は、こういう日もあるだろう程度にしか思ってなかった。
さらに10分が経過した。流石にここまで待っていたら、茉由に何かあったのではと心配になってきた。取り敢えずそのまま座って待っていられなくなり、茉由の病室に行こうと思い松葉杖をついて立ち上がる。
「あ、そういえば病室どこかきいてなかったな…」
思いたったまでは良かったが、肝心の病室を知らないのでは意味がない。そこで、病院の受付まで足を運ぶことにした。
「あの、峰月茉由さんの病室ってどこですか?」
受付にいた看護婦さんは峰月と聞くと、途端に申し訳なさそうな表情になった。
「峰月さんは只今、面会することができません」
「…え?なんでですか」
「詳しくは言えないのですが、昨日の夜中、急に体調を崩してしまったようです」
「そ、そんな!大丈夫なんですか!?」
「命に別状はありません。ですが、最近、具合を悪くすることが多かったようなので、容体が良くなるまで要検査となりますので面会はどうかお控えください」
想像もしてなかった。確かに峰月は色白で体もガリガリとまでは言わないが細かった。明らかに病弱という程ではないにしても、彼女を健康と表現するには無理があるように感じた。
しかし、最後に茉由と会った昨日の昼過ぎでは、いつも通り明るく元気な姿を見せていた。そんな茉由があの後、体調を崩したって…。
「そう、ですか…。すみません、ありがとうございました…」
このまま受付にいるわけにもいかない。重くなった体を引きずるかのようにゆっくりと自分の病室に戻ることにした。
ベットの上に寝っ転がり、音楽プレイヤーで好きな曲を聴いていても気が少しも晴れる気がしない。
落ち着いてから考え直してみれば、茉由が体調を崩したのは自分に原因があったのかもしれない。夏の炎天下の中、木によって出来る日陰にあるベンチにいたとしても、蒸し暑い炎天下の中、1時間も2時間も話しっぱなしでいたら体力に自信があっても気分を悪くする可能性だってある。
茉由はとても体力に自信があるようには見えない。理由はわからないが車椅子生活をしており、少なからず僕よりも病院生活が長い。そんな彼女と少し前までは現役で部活のサッカーに打ち込んでいた僕とでは、体力の差なんて歴然としてるし、暑さへの慣れも違かっただろう。
そう考えると僕に原因があったとしか思えないようになっていた。看護婦さんは
「最近、具合を悪くすることが多かった」と言っていた。僕と茉由があのベンチで話すようになったのはつい1週間前。辻づまが合う。
「お兄ちゃん?」
不意に聞こえた声にハッとして顔を上げると郡が心配そうに顔を覗き込んでいた。考え事に集中しすぎて周りが全然見えてなかった。
「どうしたの?具合悪い?」
「あ、いや。大丈夫」
「…そう。じゃあ、何かあったの?」
「それは…」
僕は口籠もった。郡はこういう場面になると察しが良いというか鋭いところがある。
「何かあったなら教えて。私、お兄ちゃんの力になりたいよ」
ベットの端に座って、僕と同じ視線の高さにする郡。その表情は心配さと真剣さを混ぜたような表情だった。僕はその郡の表情を見て悲しくなった。また、心配をかけてしまったんだな、と。
「実は、最近毎日会ってた友達がさ、急に具合悪くしちゃったみたいなんだ。その原因が僕にあるんじゃないかって思って…」
「なんでそう思うの?」
「僕と毎日毎日、外で何時間も話してたから、熱中症にでもかかって、もともとの病気が悪化したんじゃないかって…」
僕は思ってたことを郡に素直に話した。思ってたことを口にすると余計辛くなった。
その時、そっと僕の手を郡が包み込むように優しく握る。
「お兄ちゃんのせいじゃないよ」
そう優しく言って微笑む。
「それでも、お兄ちゃんが責任を感じるのなら、お友達の容体が良くなるように心の中で応援してあげて。お兄ちゃんが悲しんでたら、その友達さんもきっと悲しくなっちゃうよ」
妹の握る手が暖かい。それは体温的な暖かさとは別に優しさというか思いやりというか、何というかそう言った感じの暖かさを手を通して感じた。
「…そっか、ありがとな郡」
自然とそう言っていた。まだ、自分が…と思ってしまう。だけど、郡のおかげでだいぶ肩の荷が下りたような気がした。
だから、その時の僕はこう思えた。
「僕、彼女の容体が良くなるまであのベンチのいつもの時間で待つことにするよ」
「うん、それがいいと思う」
いつの間にか手にあった暖かさが僕と郡の周りの空間にまで広がったような感じがした。だけど、そう感じたのは少しだけ。さっきまでの微笑みから少し目を細め問い詰め気味に妹が口を開く。
「んで、彼女ってどういうこと?友達のこと?」
あ、まずった…。茉由のことは、いつも友達って伝えてたから郡にはそれ以上のことは伝えてなかった。郡はなぜか僕の女友達のことを目の敵にしてるような節がある。
「そっかそっか、お兄ちゃんは郡のことをそっちのけで女の子といる方が楽しかったんだね」
微妙に女の子という部分を強調してる気がした。
「いや、僕は郡といる時間も楽しいっていうか安心するっていうか…」
「そうだよね、その友達と会ってからだもんねお兄ちゃんが変わったのは。私よりいるよりも楽しいのは当たり前だよね」
慌てて否定しようとしたけど、聞く耳すら持たない郡。もうこうなったら1週間は口を聞いてくれないかも…。
「ごめんね、お兄ちゃん。楽しい楽しい時間を邪魔しちゃって」
声が冷たい。明らかに不満を隠すことなくじとーとした目で睨みつけてくる郡はそのままくるっと向き直って病室の出口へと歩き出す。
「じゃあねお兄ちゃん」
ぴしっ!
少し強めに扉が閉められた。同室している2人の患者さんも怪訝そうな目で扉と俺の方を見向きしている。
「…えっと、騒がしくしてしまってすみません」
とりあえずそう言ったが、2人の患者さんは何事もなかったかのようにスルーした。
…その日はずっと空気の重い状態が続いたのだった。
なんで、あんなに怒るのだろうか?そうずっと考えてみたが、答えが出ることはなかった。だから、理由はわからないが次会った時は謝ろうと決めた。…次会うのが退院後になるかもしれないけど。
0
あなたにおすすめの小説
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる