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【完結】探偵物語【甘め】
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普通はもっと、キツかったり、切れそうだったりするんじゃないだろうか。想像なんだけど。
3本も指を入れられてるのに僕のお尻は絶好調だ。のびのびしてる。
広げられてぞくんと痺れて、捏ねられてひくんと収縮して、気持ちいい所を押されてきゅうっと締め付ける。
与えられるのは快感ばかりで、最初に感じていた不安感は全くなくなっていた。
「あ、ふ、…きもちい…」
思わず漏れた声に先生が息を詰める。
ぐちゅ、と少しだけ強く中を抉られて腰が跳ねた。それからゆっくりと指が出て行く。
名残惜し気に締め付けてしまったのが分かった。だって、気持ちいい。もうちょっとしてくれてもいいのに。
「…可愛い。好き。…るい君、ぼく、もう我慢できない」
困ったような顔で先生が僕の身体を抱きしめた。いつもの飄飄とした調子の声じゃなくて、余裕なさげな、熱っぽい吐息と一緒に吐き出される声にぞくんと腰が痺れた。
あぁ、そうだった。これが最後じゃなかった。むしろこれからだった。
先生のズボンの前は張り詰めていて、その中にどんな凶悪な魔物が潜んでいるか想像に難くない。
…あんなにしてるのに僕の準備ができるまで待ってくれてたのか。
そう思うと胸がきゅんきゅんした。
「…も、いいです、よ…」
先生がしてくれたみたいに、僕を抱きしめる先生のこめかみにキスをする。それに応えるように首筋にキスされて、そこからまたぞくっと痺れが走った。
一度身体を離して、先生が服を脱ぐ。
そういえば初めて見る裸の上半身は鍛えられていて、すっきりとした筋肉が浮き出ている。
下半身は…。
思わず目を逸らした。
それは、無理じゃないかなぁ。指3本で絶好調とか調子に乗ってた自分を殴りたい。
今更怖気づいたなんて言えないし、先生ももう辛いだろうし…。
思案していると、先生が僕の腰を軽く捩った。
「後ろ向ける?その方が怖くないし、楽なはずだから」
…結構Sのくせに。こんな時まで僕を気遣ういじらしさに胸が熱くなった。
なんて可愛い人なんだ。僕のことそんなに好きなのか。
でも、僕にも譲れないことがある。
「…初めての時は、顔、見てたいです」
今まであれよあれよという間に奪われてきた初めてたちを弔うためにも、これだけは譲れない。
僕的にはキッと音を立てるくらい目力を強めて先生の目を見つめると、先生はあっけなく目を逸らして俯いた。
「…くそ、全部録音しとけばよかった…」
物騒なことを言いながら先生の腕が僕の腰を抱える。
さっきまで指でとろとろに解されていたそこに、先生の張り詰めた性器が押し当てられた。
「…まさか好きな子とセックスできるなんて」
囁きと共に縁が押し広げられて、ぐぷ、と先生が入ってくる。
圧迫感に息が詰まって力が入るのを、優しいキスで解される。唇を舐めて、噛んで、舌が入り込んできて、それに合わせてゆっくりと性器が奥に進んでくる。
「ふぁ、あっ、せんせ…っ」
キスの合間に喘ぐように声を漏らす。その吐息すら全部飲み込むみたいな、情熱的なキスをされて頭がぼぅっとしてきた。
「…るい君、るい君…。可愛い。ね、名前、呼んで?」
そんな、名前なんて呼んだら、先生に向いてるこの気持ちにも名前がついてしまう。
一瞬だけそんな考えがよぎったけど、我慢できなかった。
「あっ、せんせ…っ、かなで、さん…っ」
「っ…!」
中に入り込んだ性器がひくんと震えて、一気に奥まで貫かれた。
3本も指を入れられてるのに僕のお尻は絶好調だ。のびのびしてる。
広げられてぞくんと痺れて、捏ねられてひくんと収縮して、気持ちいい所を押されてきゅうっと締め付ける。
与えられるのは快感ばかりで、最初に感じていた不安感は全くなくなっていた。
「あ、ふ、…きもちい…」
思わず漏れた声に先生が息を詰める。
ぐちゅ、と少しだけ強く中を抉られて腰が跳ねた。それからゆっくりと指が出て行く。
名残惜し気に締め付けてしまったのが分かった。だって、気持ちいい。もうちょっとしてくれてもいいのに。
「…可愛い。好き。…るい君、ぼく、もう我慢できない」
困ったような顔で先生が僕の身体を抱きしめた。いつもの飄飄とした調子の声じゃなくて、余裕なさげな、熱っぽい吐息と一緒に吐き出される声にぞくんと腰が痺れた。
あぁ、そうだった。これが最後じゃなかった。むしろこれからだった。
先生のズボンの前は張り詰めていて、その中にどんな凶悪な魔物が潜んでいるか想像に難くない。
…あんなにしてるのに僕の準備ができるまで待ってくれてたのか。
そう思うと胸がきゅんきゅんした。
「…も、いいです、よ…」
先生がしてくれたみたいに、僕を抱きしめる先生のこめかみにキスをする。それに応えるように首筋にキスされて、そこからまたぞくっと痺れが走った。
一度身体を離して、先生が服を脱ぐ。
そういえば初めて見る裸の上半身は鍛えられていて、すっきりとした筋肉が浮き出ている。
下半身は…。
思わず目を逸らした。
それは、無理じゃないかなぁ。指3本で絶好調とか調子に乗ってた自分を殴りたい。
今更怖気づいたなんて言えないし、先生ももう辛いだろうし…。
思案していると、先生が僕の腰を軽く捩った。
「後ろ向ける?その方が怖くないし、楽なはずだから」
…結構Sのくせに。こんな時まで僕を気遣ういじらしさに胸が熱くなった。
なんて可愛い人なんだ。僕のことそんなに好きなのか。
でも、僕にも譲れないことがある。
「…初めての時は、顔、見てたいです」
今まであれよあれよという間に奪われてきた初めてたちを弔うためにも、これだけは譲れない。
僕的にはキッと音を立てるくらい目力を強めて先生の目を見つめると、先生はあっけなく目を逸らして俯いた。
「…くそ、全部録音しとけばよかった…」
物騒なことを言いながら先生の腕が僕の腰を抱える。
さっきまで指でとろとろに解されていたそこに、先生の張り詰めた性器が押し当てられた。
「…まさか好きな子とセックスできるなんて」
囁きと共に縁が押し広げられて、ぐぷ、と先生が入ってくる。
圧迫感に息が詰まって力が入るのを、優しいキスで解される。唇を舐めて、噛んで、舌が入り込んできて、それに合わせてゆっくりと性器が奥に進んでくる。
「ふぁ、あっ、せんせ…っ」
キスの合間に喘ぐように声を漏らす。その吐息すら全部飲み込むみたいな、情熱的なキスをされて頭がぼぅっとしてきた。
「…るい君、るい君…。可愛い。ね、名前、呼んで?」
そんな、名前なんて呼んだら、先生に向いてるこの気持ちにも名前がついてしまう。
一瞬だけそんな考えがよぎったけど、我慢できなかった。
「あっ、せんせ…っ、かなで、さん…っ」
「っ…!」
中に入り込んだ性器がひくんと震えて、一気に奥まで貫かれた。
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