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【完結】2億4000万の男【寸止め/洗脳?】
11*
「俺に何かしてほしい時はなんて言えばいいか、もうわかる?」
神宮寺さんが耳元で囁いた。
その間も尻の縁は熱いような冷たいような痒さに苛まれていて神宮寺さんの指を求めている。
なんて言えばいいかわかる?
わかってる。一度言ってしまったんだ。二度も三度も同じだ。
「じ、神宮寺さん、好きっ」
脳に刷り込まれた言葉を吐いて、自分から擦りつけるように腰をひくひくと揺らした。
ついでに媚びるように涙目で見上げる。
「うん、よくできたね」
ほんの少しだけ入ってきた指が浅い所を引っかいた。
そんなんじゃ足りない…!もっと奥まで。リップが入ってた所全部…!!
「でも、好きだから、なに?」
この人は、そんなに俺に意地悪したいのか。
媚びていた目線でキッと睨みつけても、その視線は涼し気な笑顔に躱されてしまった。
「好き」と言うのはもう諦めたし慣れた。しかしそれ以上、「して」と言うのは憚られる。メンソールの疼きも徐々に収まってきた。
考えあぐねていると、ちゅっ、と指が出て行って、再びリップクリームが差し込まれた。
「ちょっ、…!」
再びぶり返すむず痒さ。無意識に腰を捩ってしまった。
擦り付けるように前後に抜き差しされてもどかしい熱が再発する。
「や、やめっ抜いてくださ…!」
神宮寺さんの手を両手で遮ると、予想に反してそれはすんなりと出て行った。
そしてまたあの感覚が戻ってくる。
「今度は、どうして欲しいか言えるようになるまで続けようかな」
俺にとっては絶望的な言葉だった。それをうっすら笑みを浮かべた楽し気な声で言う。
またつぷりと指が入り込んできて浅い所をくちくちと虐め始めた。
そうされると奥が余計に疼いて、きゅん、と中が収縮する。その収縮がまた疼きに変わって…。悪循環が産まれていた。
少し耐えればメンソールの疼きはわりかしすぐ収まる。
収まるのに、少し痒みが落ち着いたころになってまたリップクリームが潜り込んできて再び中をくちゅくちゅと擦って出ていく。
「あ、うぅ…」
もどかしくて腰を捩る。熱くて、冷たくて、むずむずして、堪らず自分で縁を引っかいた。
「それ、やらしくていいね」
リップクリームで縁をくるくると撫でながら神宮寺さんが嬉し気に言った。
つぷつぷとリップクリームが出入りして、出て行ったら神宮寺さんの指が入ってきて浅い所だけを刺激する。
奥の疼きはもう耐え難いものになっていた。
痒すぎて、もどかしくて、目尻に涙が浮かぶ。
もう限界だった。
「…して…、神宮寺さん…お願いします…っ」
視界を遮ればなかったことになると言わんばかりに、目をぎゅっと閉じる。
「うん、何を?」
再び潜り込んできたリップクリーム。それで中をくるくると虐めながら神宮寺さんが言う。
理性とプライドはすでに溶かされた。
ここにきて、羞恥心まで溶かされようとしている。
でも、一度口から零してしまうと、もう奥が期待して一層疼きを意識するようになってしまった。
「…っ、指で、中、奥まで…っ、掻いて、ください…っ」
神宮寺さんが耳元で囁いた。
その間も尻の縁は熱いような冷たいような痒さに苛まれていて神宮寺さんの指を求めている。
なんて言えばいいかわかる?
わかってる。一度言ってしまったんだ。二度も三度も同じだ。
「じ、神宮寺さん、好きっ」
脳に刷り込まれた言葉を吐いて、自分から擦りつけるように腰をひくひくと揺らした。
ついでに媚びるように涙目で見上げる。
「うん、よくできたね」
ほんの少しだけ入ってきた指が浅い所を引っかいた。
そんなんじゃ足りない…!もっと奥まで。リップが入ってた所全部…!!
「でも、好きだから、なに?」
この人は、そんなに俺に意地悪したいのか。
媚びていた目線でキッと睨みつけても、その視線は涼し気な笑顔に躱されてしまった。
「好き」と言うのはもう諦めたし慣れた。しかしそれ以上、「して」と言うのは憚られる。メンソールの疼きも徐々に収まってきた。
考えあぐねていると、ちゅっ、と指が出て行って、再びリップクリームが差し込まれた。
「ちょっ、…!」
再びぶり返すむず痒さ。無意識に腰を捩ってしまった。
擦り付けるように前後に抜き差しされてもどかしい熱が再発する。
「や、やめっ抜いてくださ…!」
神宮寺さんの手を両手で遮ると、予想に反してそれはすんなりと出て行った。
そしてまたあの感覚が戻ってくる。
「今度は、どうして欲しいか言えるようになるまで続けようかな」
俺にとっては絶望的な言葉だった。それをうっすら笑みを浮かべた楽し気な声で言う。
またつぷりと指が入り込んできて浅い所をくちくちと虐め始めた。
そうされると奥が余計に疼いて、きゅん、と中が収縮する。その収縮がまた疼きに変わって…。悪循環が産まれていた。
少し耐えればメンソールの疼きはわりかしすぐ収まる。
収まるのに、少し痒みが落ち着いたころになってまたリップクリームが潜り込んできて再び中をくちゅくちゅと擦って出ていく。
「あ、うぅ…」
もどかしくて腰を捩る。熱くて、冷たくて、むずむずして、堪らず自分で縁を引っかいた。
「それ、やらしくていいね」
リップクリームで縁をくるくると撫でながら神宮寺さんが嬉し気に言った。
つぷつぷとリップクリームが出入りして、出て行ったら神宮寺さんの指が入ってきて浅い所だけを刺激する。
奥の疼きはもう耐え難いものになっていた。
痒すぎて、もどかしくて、目尻に涙が浮かぶ。
もう限界だった。
「…して…、神宮寺さん…お願いします…っ」
視界を遮ればなかったことになると言わんばかりに、目をぎゅっと閉じる。
「うん、何を?」
再び潜り込んできたリップクリーム。それで中をくるくると虐めながら神宮寺さんが言う。
理性とプライドはすでに溶かされた。
ここにきて、羞恥心まで溶かされようとしている。
でも、一度口から零してしまうと、もう奥が期待して一層疼きを意識するようになってしまった。
「…っ、指で、中、奥まで…っ、掻いて、ください…っ」
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