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【完結】皇帝ペンギン【甘め/微ハーレム】
11*
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先生はソファの横に纏められていたベビーオイルを迷わず手に取った。先生が纏めてくれたんだから当然だ。
それを手のひらにとろりと垂らして馴染ませるようにぐーぱーと手を開閉させる。
何をされるのか、多分わかった。
「先生、それは…」
流石に俺も抵抗がある。あるんだけど、快感の余韻で力が入らないし、先生に阻まれていることで足を閉じることができない。それに信じがたいことに身体の方はちょっと期待してしまっている。そういう世界があるのは知ってるから。
「大丈夫ですよ。怖いことなんてないですからね」
先生は穏やかな声で言いながら俺の尻に手を伸ばした。
そこにもオイルが垂らされて、縁をぬるぬると擦られる。ちょっと擽ったくてそこがひくひく収縮したのがわかった。
つぷ、とほんの少しだけ指が入ってきて身体に緊張が走る。やっぱり未知の体験は怖い。
「ゆっくり息吐いてください。そう、上手」
言われた通り息を吐くと、緊張が解けてまた少し指が潜り込んできた。浅い所を揉むみたいにくるくると指で掻き回されて、ぞわ、と背筋が痺れる。違和感が半端ない。なんか、気持ち悪いような、気持ちいいような。
縁の周りで滞っている痺れが時折ぞくんと背筋まで駆け上ってくる。
「っ…んっ」
少し息が詰まって、反動で息を吐くと、ぬるっ、と一気に根元まで指が潜り込んできた。
「ぁぅっ」
深い所まで入り込んできた異物感に思わず細い悲鳴が漏れる。奥に指があるのも感じるし、そこを自分がひくひくと締め付けてしまっているのも感じる。
意識してしまうと、きゅうんと下腹が疼いて腰が跳ねた。
「…痛く、ないですか?」
上から心配そうに先生が言うのが聞こえてふるふると首を振る。
痛くは、ない。入れられた指は一本だけで、十分オイルを纏っていて摩擦もほとんどない。
ただ
「はずかし、です…」
自分だけ曝け出すような格好で股を開いてソファに横たわり、されるがままに後ろの穴を探られて身を捩っている。
自分の置かれている状況を再認識してまた頬に熱が集まった。居た堪れなくなって腕で顔を隠す。
そんな俺を見て朝日奈先生は「ふふ」と嬉し気な声で笑った。
「可愛いですよ。もう少し、くちゅくちゅしましょうね」
言葉と同時に中に潜り込んだ指がぬくぬくと前後し始めた。馴染んで薄らぎ始めていた異物感が蘇ってきて、意識がそこに引き戻されてしまう。
指が縁を前後に擦って、時折引っかくように曲げた指の腹で内壁を刺激される。
先生の言葉じゃないけど、オイルで滑ったそこからは、くちゅ、とか、ちゅぷ、と濡れた音がした。
「っぅ、ふ…っ、…んっ」
そのうち、縁を擦られる度にぞわぞわと背筋に痺れが走るようになってきた。その痺れは絶えず下から込み上げてきて、身体の中を好き勝手走り回って、徐々に性器へと集ってくる。
既に2度も抜かれてくたりとしていたはずの性器が、少しずつ芯を取り戻してくるのを感じた。
「ぁ、…せんせ、い。そこ、へん…で、す…」
首筋の辺りで滞っている痺れを散らそうと身を捩ると、すぐに腰からぞくんっと強い痺れが駆け上がってきて全身に鳥肌が立つ。
指を咥え込んだ縁はすっかり馴染んでしまって、痺れが走る度に身体が強張っても締め付けることなくふんわりと包み込むようにひくひくと収縮していた。
「大丈夫、変じゃないですよ。くちゅくちゅ気持ちいいですね」
縁を少し引っ張られて、とろりとまたベビーオイルが垂らされる。
それを纏いながら、2本目の指が潜り込んできた。
「もっと、気持ちよくなりましょうね」
それを手のひらにとろりと垂らして馴染ませるようにぐーぱーと手を開閉させる。
何をされるのか、多分わかった。
「先生、それは…」
流石に俺も抵抗がある。あるんだけど、快感の余韻で力が入らないし、先生に阻まれていることで足を閉じることができない。それに信じがたいことに身体の方はちょっと期待してしまっている。そういう世界があるのは知ってるから。
「大丈夫ですよ。怖いことなんてないですからね」
先生は穏やかな声で言いながら俺の尻に手を伸ばした。
そこにもオイルが垂らされて、縁をぬるぬると擦られる。ちょっと擽ったくてそこがひくひく収縮したのがわかった。
つぷ、とほんの少しだけ指が入ってきて身体に緊張が走る。やっぱり未知の体験は怖い。
「ゆっくり息吐いてください。そう、上手」
言われた通り息を吐くと、緊張が解けてまた少し指が潜り込んできた。浅い所を揉むみたいにくるくると指で掻き回されて、ぞわ、と背筋が痺れる。違和感が半端ない。なんか、気持ち悪いような、気持ちいいような。
縁の周りで滞っている痺れが時折ぞくんと背筋まで駆け上ってくる。
「っ…んっ」
少し息が詰まって、反動で息を吐くと、ぬるっ、と一気に根元まで指が潜り込んできた。
「ぁぅっ」
深い所まで入り込んできた異物感に思わず細い悲鳴が漏れる。奥に指があるのも感じるし、そこを自分がひくひくと締め付けてしまっているのも感じる。
意識してしまうと、きゅうんと下腹が疼いて腰が跳ねた。
「…痛く、ないですか?」
上から心配そうに先生が言うのが聞こえてふるふると首を振る。
痛くは、ない。入れられた指は一本だけで、十分オイルを纏っていて摩擦もほとんどない。
ただ
「はずかし、です…」
自分だけ曝け出すような格好で股を開いてソファに横たわり、されるがままに後ろの穴を探られて身を捩っている。
自分の置かれている状況を再認識してまた頬に熱が集まった。居た堪れなくなって腕で顔を隠す。
そんな俺を見て朝日奈先生は「ふふ」と嬉し気な声で笑った。
「可愛いですよ。もう少し、くちゅくちゅしましょうね」
言葉と同時に中に潜り込んだ指がぬくぬくと前後し始めた。馴染んで薄らぎ始めていた異物感が蘇ってきて、意識がそこに引き戻されてしまう。
指が縁を前後に擦って、時折引っかくように曲げた指の腹で内壁を刺激される。
先生の言葉じゃないけど、オイルで滑ったそこからは、くちゅ、とか、ちゅぷ、と濡れた音がした。
「っぅ、ふ…っ、…んっ」
そのうち、縁を擦られる度にぞわぞわと背筋に痺れが走るようになってきた。その痺れは絶えず下から込み上げてきて、身体の中を好き勝手走り回って、徐々に性器へと集ってくる。
既に2度も抜かれてくたりとしていたはずの性器が、少しずつ芯を取り戻してくるのを感じた。
「ぁ、…せんせ、い。そこ、へん…で、す…」
首筋の辺りで滞っている痺れを散らそうと身を捩ると、すぐに腰からぞくんっと強い痺れが駆け上がってきて全身に鳥肌が立つ。
指を咥え込んだ縁はすっかり馴染んでしまって、痺れが走る度に身体が強張っても締め付けることなくふんわりと包み込むようにひくひくと収縮していた。
「大丈夫、変じゃないですよ。くちゅくちゅ気持ちいいですね」
縁を少し引っ張られて、とろりとまたベビーオイルが垂らされる。
それを纏いながら、2本目の指が潜り込んできた。
「もっと、気持ちよくなりましょうね」
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