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【完結】頭が痛いと言ってくれ!【閲覧注意/催眠】
10*
その想像だけで、ぞくぞくっ!と背筋に電流が走り抜けた。
無意識に顎が上がって、開いた口からとろとろと溢れた涎が頬を伝って喉に滴る感触に、頭の中で脳みそがぬるぬるになる。
「さぁ、始めようか。…10…」
下腹部がびくっと強張った。
いま、きもちいいのつめこまれた…っ
「…9、8…」
俺の混乱を他所に、佐倉さんの声はどんどんと数を減らして行ってしまう。
その度に下半身からじりじりと熱が込み上げてきて、もどかしさと一緒にどんどん腹の中に溜まってくる。
「は…ッ、はぅ…ッ、ふ…っ」
「7…ふふ、気持ちいいのが上がってきたね…。6…」
まるでその言葉に従うかのように、睾丸がきゅぅうっと疼いて、性器がぴくぴくと跳ねた。
とぷっ、とぷっ、と先走りが溢れてワイシャツの腹を汚す。
あ、イきそ・・・っ
「…5…、でも、イけないよ?まだ、4だから…」
「あう!?…ゔぅ゛…!!」
射精に向けて腰がヒクンっと何度も跳ねて強張るのに、解放されない。快感がどろどろと腹の中に詰め込まれて今にも溢れそうなのに、性器からは先走りだけがとぷとぷと溢れるばかりで、堰き止められているかのように一向に射精ができない。
睾丸がきゅんきゅん疼いて射精欲が込み上げてくる。
「あ…ッ、あっ…ッ!!は…ッあ…!!」
甘ったるく湿った自分の声に煽られて余計にもどかしさが募った。
もうとっくに放出していてもおかしくないほどの熱を詰め込まれているのに、身体が射精しようと強張ると、ほんのあと少しの所でひゅっとかすめ取られるように絶頂が遠のいてしまう。
こんなの、おかしくなる…っ
「…3…。ふふ、泣きそうな顔、かわいい…。2…」
それでも、着実に解放の時は近付いている。
もどかしさの向こうに期待と不安がちらちらときらめいている。
「はやく…っ、は、ッ…!ひ…、はやく…!」
俺の身体のはずなのに、俺の意志に反して一向に解放されない熱に性器の内側がじりじりと焼かれて、気が狂いそうだった。
「…1…、もう少しだね…」
期待ともどかしさと快感が混ざり合った電流が渦を巻いて全身を這いずり回っている。
はやく…ッ!
「も、…おねが…ッ!」
「そういえば、清音は6時に迎えに来ると言っていたかな」
びくんっと全身が強張った。
何が起きたのか、情報の処理が追い付かない。
急に滑り込んできた大きな数字に、限界までせり上がってきていた射精感がひゅっと遠ざかった。
「はひ…!?な、あ…ッ?…ッ!!」
途端に襲い掛かってくる焦燥感。
もう少しだったのに!あと少しでイけたのに!
「あ…、あぁア…!」
あまりの焦れったさに全身がわなわなと震えて、涙が溢れた。
「まだ時間はあるから、一杯気持ちよくなろうね?」
くすくすと楽し気な笑い声がする。
俺はと言うと、ぼろぼろと涙を零しながら絶頂を求めてひくひくと腹を波打たせていた。
性器からはだくだくと先走りが溢れて筋を作っている。射精の時と同じようにびくんっと強く脈打っているのに、薄い液が飛ぶばかり。
「はひっ…、ひ、はうぅ゙…!!」
ぶるりと肩が震えて、ぞくぞくと快感が全身を這い回っている。どんどんもどかしさが募るのに、イきたくてイきたくて仕方ないのに、目の前にぶら下がったご褒美は手を伸ばしたら風に揺れる柳のように逃げて行ってしまう。
「…さ、続けよう」
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