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ExtraPart.Episode of Arres
第三話「撃退手段」
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翌日 アレス放課後 フィートの研究所前
フィート:・・・・・・・ーーーーーー~~~~~~~~~~~~~遅い・・ぃっ!!! なーにしてんのよあいつ・・・ ・・・・・・・・ハァ もういいわ 先に行きましょう・・
フィート 痺れを切らして 助手達とともにプレア撃退装置を備えてプレアの探索に向かう
しばらくして フィート達一行 プレアを発見 撃退装置を構える
フィート:よし 見つけたわね みんな いつも通り確実に落ち着いて頼むわよ
アレス:・・・・なんだそのデカブツは・・・ それが・・・プレアの撃退装置ってやつか・・・
フィート:!?・・・アレス! あんた来たの!?何してたのよ全く!!
アレス:ボクにも色々都合がある 遅れることを伝えようにも天下のフィート博士の連絡先を聞く訳にもいかないからな とにかくまだプレア退治はしていないのだろ? 間に合ったって事でいいだろう
フィート:・・・ったくこんな美人とのデートの約束をそんな言い訳で凌ぐわけぇ? あんた顔がそこそこいいからって随分ひどい男なのね
アレス:余計なお世話だ 呑気に話してないで早く見せてくれ
フィート達 プレアに狙いを定めて撃退装置を撃ち出す
フィート:行くわよ・・・ ハァっ!!!
装置から出て来た鋼鉄のネットに捕えられ圧迫されるプレア 粉々に四散 飛び散って消え去る
アレス:・・!!!
フィート:・・・・どう?プレアはきちんと倒せるのよ
アレス:・・・驚いた その装置はそれだけなのか
フィート:ええ・・ 特殊な部品をたくさん使っているからね・・・ まだまだ量産する目処が立たないわ
アレス:・・・・。
フィート:さぁまだまだ行くわよ!夕方からはもう20体は狩るわよ!
順調にプレア退治が続き 再び新たなプレアを発見
アレス:・・・いたな
フィート:これで17体目・・ ・・・・・??・・・何あのプレア・・・
アレス:・・・こっちに来ない ・・・・逆にどんどん離れて行ってないか?
フィート:・・・・いけないっ
フィート慌てた様子で 撃退装置を収め始める
アレス:・・・・!!?
突如 豪雨が振り出す
フィート:今日は全く予報には無かったのに・・早く装置にカバーを・・!!
アレス:ゲリラ豪雨・・・ ・・・プレアは雨を予兆も出来るのか・・・
フィート:・・・・っ!!?
フィートが装置の防水カバーを取ろうとした所に落雷 カバーが粉々になる
アレス:なっ・・・!!
フィート:・・・そんな くっ・・・急いで戻るわよ・・・っ・・・
フィートの研究所へ帰還 雨水に晒されたプレア撃退装置を眺めるびしょ濡れのフィートとアレス
フィート:・・・・・・・・はぁ ・・・・あんた 雨男だったりする?
アレス:濡れ衣を着せるな ・・・・・シャレじゃない
フィート:・・・もう おしまいだわ・・・ プレアを撃退する術が無くなったわ・・
アレス:・・・あんたらしくもない また作り直せばいいだろう
フィートが撃退装置の内部を開けてある機械を取り出す
フィート:簡単に言ってくれるわね・・・ これだから・・・っ!!
フィート その機械をゴミ箱に投げ捨てる
アレス:・・・今のは?
フィート:・・・撃退装置から出す 鉄のネットを生成する装置よ・・・「鉄分増幅装置」・・・これの心臓部だわ・・・ もう雨水に晒されて使い物にならないけど・・・
アレス:・・・・・??
フィート:・・・!?
ゴミ箱が膨らみだして中身が弾け出てくる
アレス:・・・なんだ・・・ そのゴミ箱の中に何を入れてた・・・
フィート:鉄なんて捨ててないわよ・・・
弾け出たゴミが散乱している
アレス:・・・・さっきのプレアを倒したネット・・ 凄いな・・自動で生成されるのか・・・
フィート:ようやくアタシの凄さがわかったかしら ・・・はぁ またこんな散らかしてる所ナツレに見られたら怒られちゃうわね・・
アレス:ナツレ?
フィート:妹よ さっき一緒にいたでしょ 金髪の・・アタシと同じ目の色をした
アレス:・・あの子 あんたの娘じゃないのか?
フィート:・・・あんたアタシがいくつに見えてんのよ・・・ ナツレはあんたより年上の20歳よ
アレス:(・・・・・・・・・妹・・・だと・・・・信じられん)・・・あんたにも妹がいるのか
フィート:もう一人いるんだけどね あんたと同じまだ高校生だけど ・・・・にしても・・・一体何に反応したのかしら・・・
フィート 昨日アレスの手当てをした際の脱脂綿を見つける
フィート:・・・・まさか・・
アレス:・・・なんだ?
フィート:昨日あんたの手当てをした時に使った脱脂綿・・ これについてた血に反応した・・?
アレス:血の鉄分・・・ なるほどな・・そんな量でそこまでの反応をするとはな・・
フィート:・・・・・もしかしたら 出来るかもしれない・・・ 撃退装置に変わる武器が・・・
アレス:血を使うのか・・・だが増幅装置はダメになったのだろう? いや・・充分機能していると思うが・・
フィート:ダメよ プレアを包み込める程の大きさにもなってないし形もメチャクチャだわ・・
アレス:・・・・・。
フィート:・・・・・アレス あなたの連絡先を教えて また何かあればアタシから連絡するわ
アレス:っ・・・ 助手になるのは断ると言ったぞ それにボクに何が出来るっていうんだ 何をさせようっていうんだ・・
フィート:でも ・・・来てくれるでしょ? あなたならきっと
アレス:・・・・。
フィート:・・・・・・・ーーーーーー~~~~~~~~~~~~~遅い・・ぃっ!!! なーにしてんのよあいつ・・・ ・・・・・・・・ハァ もういいわ 先に行きましょう・・
フィート 痺れを切らして 助手達とともにプレア撃退装置を備えてプレアの探索に向かう
しばらくして フィート達一行 プレアを発見 撃退装置を構える
フィート:よし 見つけたわね みんな いつも通り確実に落ち着いて頼むわよ
アレス:・・・・なんだそのデカブツは・・・ それが・・・プレアの撃退装置ってやつか・・・
フィート:!?・・・アレス! あんた来たの!?何してたのよ全く!!
アレス:ボクにも色々都合がある 遅れることを伝えようにも天下のフィート博士の連絡先を聞く訳にもいかないからな とにかくまだプレア退治はしていないのだろ? 間に合ったって事でいいだろう
フィート:・・・ったくこんな美人とのデートの約束をそんな言い訳で凌ぐわけぇ? あんた顔がそこそこいいからって随分ひどい男なのね
アレス:余計なお世話だ 呑気に話してないで早く見せてくれ
フィート達 プレアに狙いを定めて撃退装置を撃ち出す
フィート:行くわよ・・・ ハァっ!!!
装置から出て来た鋼鉄のネットに捕えられ圧迫されるプレア 粉々に四散 飛び散って消え去る
アレス:・・!!!
フィート:・・・・どう?プレアはきちんと倒せるのよ
アレス:・・・驚いた その装置はそれだけなのか
フィート:ええ・・ 特殊な部品をたくさん使っているからね・・・ まだまだ量産する目処が立たないわ
アレス:・・・・。
フィート:さぁまだまだ行くわよ!夕方からはもう20体は狩るわよ!
順調にプレア退治が続き 再び新たなプレアを発見
アレス:・・・いたな
フィート:これで17体目・・ ・・・・・??・・・何あのプレア・・・
アレス:・・・こっちに来ない ・・・・逆にどんどん離れて行ってないか?
フィート:・・・・いけないっ
フィート慌てた様子で 撃退装置を収め始める
アレス:・・・・!!?
突如 豪雨が振り出す
フィート:今日は全く予報には無かったのに・・早く装置にカバーを・・!!
アレス:ゲリラ豪雨・・・ ・・・プレアは雨を予兆も出来るのか・・・
フィート:・・・・っ!!?
フィートが装置の防水カバーを取ろうとした所に落雷 カバーが粉々になる
アレス:なっ・・・!!
フィート:・・・そんな くっ・・・急いで戻るわよ・・・っ・・・
フィートの研究所へ帰還 雨水に晒されたプレア撃退装置を眺めるびしょ濡れのフィートとアレス
フィート:・・・・・・・・はぁ ・・・・あんた 雨男だったりする?
アレス:濡れ衣を着せるな ・・・・・シャレじゃない
フィート:・・・もう おしまいだわ・・・ プレアを撃退する術が無くなったわ・・
アレス:・・・あんたらしくもない また作り直せばいいだろう
フィートが撃退装置の内部を開けてある機械を取り出す
フィート:簡単に言ってくれるわね・・・ これだから・・・っ!!
フィート その機械をゴミ箱に投げ捨てる
アレス:・・・今のは?
フィート:・・・撃退装置から出す 鉄のネットを生成する装置よ・・・「鉄分増幅装置」・・・これの心臓部だわ・・・ もう雨水に晒されて使い物にならないけど・・・
アレス:・・・・・??
フィート:・・・!?
ゴミ箱が膨らみだして中身が弾け出てくる
アレス:・・・なんだ・・・ そのゴミ箱の中に何を入れてた・・・
フィート:鉄なんて捨ててないわよ・・・
弾け出たゴミが散乱している
アレス:・・・・さっきのプレアを倒したネット・・ 凄いな・・自動で生成されるのか・・・
フィート:ようやくアタシの凄さがわかったかしら ・・・はぁ またこんな散らかしてる所ナツレに見られたら怒られちゃうわね・・
アレス:ナツレ?
フィート:妹よ さっき一緒にいたでしょ 金髪の・・アタシと同じ目の色をした
アレス:・・あの子 あんたの娘じゃないのか?
フィート:・・・あんたアタシがいくつに見えてんのよ・・・ ナツレはあんたより年上の20歳よ
アレス:(・・・・・・・・・妹・・・だと・・・・信じられん)・・・あんたにも妹がいるのか
フィート:もう一人いるんだけどね あんたと同じまだ高校生だけど ・・・・にしても・・・一体何に反応したのかしら・・・
フィート 昨日アレスの手当てをした際の脱脂綿を見つける
フィート:・・・・まさか・・
アレス:・・・なんだ?
フィート:昨日あんたの手当てをした時に使った脱脂綿・・ これについてた血に反応した・・?
アレス:血の鉄分・・・ なるほどな・・そんな量でそこまでの反応をするとはな・・
フィート:・・・・・もしかしたら 出来るかもしれない・・・ 撃退装置に変わる武器が・・・
アレス:血を使うのか・・・だが増幅装置はダメになったのだろう? いや・・充分機能していると思うが・・
フィート:ダメよ プレアを包み込める程の大きさにもなってないし形もメチャクチャだわ・・
アレス:・・・・・。
フィート:・・・・・アレス あなたの連絡先を教えて また何かあればアタシから連絡するわ
アレス:っ・・・ 助手になるのは断ると言ったぞ それにボクに何が出来るっていうんだ 何をさせようっていうんだ・・
フィート:でも ・・・来てくれるでしょ? あなたならきっと
アレス:・・・・。
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