42 / 51
東方編
42話 旅立ち
しおりを挟む
「ところで、大蛇ってどこにいるの?」
会いに行くと決めたものの、どこへ行けば良いのか細目見当もつかない。サクヤに聞いてみたが、居場所は分からないという。こうなれば、闇社会の力を借りるしかない。
「お久しぶりです。ミドウさん、そしてアマツ。夜叉のお力添えのおかげで、飛空船の改造もほぼ終わりました。感謝の言葉もございません」
私は、ミドウとアマツの元に来ていた。夜叉は裏の力を利用して、得られた資金を復興に回しているらしい。あまり綺麗な方法ではないが、こういうやり方というのも必要なのかも知れない。
「久しぶりだね~~イーナ!元気してた~~?」
アマツがふらふらーと何処かつかみ所のない足取りで近づいてきた。意外と懐かれているのか、腕にくっついたと思ったら離れない。
「久しいな!あれからどうだ!順調にやっているか!」
「はい、ただ一つどうしても必要なモノが出てきてしまって……それについてお聞き出来ないかなと」
私はミドウとアマツにこれまでのいきさつ、そして大蛇を探しているということを伝えた。すると、ミドウは少し困ったような表情を浮かべ、口を開いた。
「大蛇の場所自体は知っているのだがな……奴らはなかなかに癖が強いから、上手く行くかはわからんぞ」
「でも、大蛇の力が必要なんです。やってみるしかない」
「ふむ、幸運にも、大蛇の王、蛟ミズチはタルキス王国に近い場所におる。タルキス王国を抜けた先、アレナ聖教国の外れにある死海と呼ばれる場所の近くだ。ただ、行くのもなかなか大変だぞ!人里離れた山の奥、通称迷いの森という場所を抜けなければならない。」
「イ~ナ~、私も大蛇のことなら知ってるから、案内してあげてもいいよ~~」
ずっとくっついていたアマツが提案をしてきた。
「良いのアマツ?」
「だって~~イーナについて行った方が面白そうだし~~それにちょっとした用事もあるからね~~」
ミドウの方に視線をちらっと送る。ミドウは厳つい笑みを浮かべながら、大きな声で言った。
「イーナ!娘の事頼んだぞ!」
なんか言い方がちょっと引っかかったがまあ良い。心強い仲間が得られた。
そしていよいよ、タルキスへ向かう時がやってきた。
「よし、じゃあ行こうか!」
準備は万端である。病院も新たに仲間に加わった4人に託したし、ルートやシナツ、それにシータもフリスディカに残ってくれるという。まあ何とかなるだろう。
ただ一つ問題があるとしたら……
「ねえ!イーナ様!どうしてルカも連れて行ってくれないの!!」
ルカが泣きじゃくっているということだ。病気が蔓延してるって分かってるのに、ルカを連れて行く訳にはいかない、わかってくれ……ルカ。
「ルカも行きたい!ルカも行きたい!」
「駄目!ただでさえ治安が悪いって言われてるのに、しかも病気が流行ってるんだよ!死んじゃうかも知れないんだよ!」
「それならイーナ様も一緒じゃん」
痛いところをつかれた。
「ルカちゃん!イーナちゃんはルカちゃんを危険な目に合わせないように心を鬼にして言ってるんだよ!」
ナーシェがここでフォローを入れてくれる。今回、タルキスに行くのは私とナーシェ、そして飛空船の運転を頼んだテオ、そしてアマツである。
「むーーー」
ルカはむくれてしまったようだ。それでも仕方が無い。
「出来るだけ早く帰ってくるからね!ごめんねルカ!」
ルカは拗ねて何処かへ行ってしまった。
そんなやりとりをしつつ、シータやルートにも荷物を飛空船に載せるのを手伝ってもらって、いよいよ準備は整った。長い旅になるかも知れない。備えは重要である。
こうして、私達はタルキスに向かって出発したのである。
タルキスに向けて出発してからしばらくしたのち船内で、ナーシェがワクチンについて聞いてきた。
「そういえば、ワクチンについて詳しい話を聞いていませんでしたね!イーナちゃんに教えてもらいたいです!」
「ワクチンとは大きく分けると基本的に2種類あるんだ。病原性を弱めた「生ワクチン」、そして 薬品とかで感染性を消失させた「不活化ワクチン」。ワクチンを打てば、病気に対する抗体ができる。そうして徐々に身体に慣らしていくんだ。これからの最初の目標は、細胞を使って、ウイルスを増やすこと、そして、ウイルスの性質を変化させることだよ」
「ウイルスの性質?どうやって変化させるんですか?」
「例えば人に病気を引き起こすウイルスだったとしたら、他の種類の動物の細胞で増やして、また感染させてを繰り返すんだ。そうしてれば、そのうち性質が変わってくる。要はその細胞に合わせた性質に特化していくって言えば良いのかな……」
「人為的に病気を変化させられるなんて……」
まあ、私自身もウイルス専門でもないし、ましてやワクチンを作ったことなんてない。大学の講義で少し習ったくらいである。自信は全くないが、やってみるしかない。なせばなる精神だ。
「すごいねイーナ様!神様みたい!」
聞き覚えのある声に驚いた。幻聴??いや、確かに目の前にはあの愛くるしい姿がある。
「ルカ!?」
「隠れてついてきちゃった……!ごめんなさい!」
拗ねていなくなったと思っていたが、ルカは荷物の中に紛れて、こっそりとついてきたようだ。あれだけ言ったのに。
――む、どうするのじゃイーナ
サクヤも少し心配そうである。
きてしまったものは仕方無い……今更戻るというのもあれだし……どちらにせよ、病気が存在している以上、フリスディカも安全というわけではないし、同じか。それならむしろ近くにいたほうが対処のしようがある。
「ルカ、絶対言うことは聞いてね。本当に危ないから」
「こうなったら、イーナちゃんがルカちゃんを絶対守ってあげなきゃ駄目ですね!」
ナーシェは嬉しそうな表情を浮かべて言った。人の気も知らないで……全く。
4人+1匹、新たな病気の治療法を見つける旅が今はじまった。
会いに行くと決めたものの、どこへ行けば良いのか細目見当もつかない。サクヤに聞いてみたが、居場所は分からないという。こうなれば、闇社会の力を借りるしかない。
「お久しぶりです。ミドウさん、そしてアマツ。夜叉のお力添えのおかげで、飛空船の改造もほぼ終わりました。感謝の言葉もございません」
私は、ミドウとアマツの元に来ていた。夜叉は裏の力を利用して、得られた資金を復興に回しているらしい。あまり綺麗な方法ではないが、こういうやり方というのも必要なのかも知れない。
「久しぶりだね~~イーナ!元気してた~~?」
アマツがふらふらーと何処かつかみ所のない足取りで近づいてきた。意外と懐かれているのか、腕にくっついたと思ったら離れない。
「久しいな!あれからどうだ!順調にやっているか!」
「はい、ただ一つどうしても必要なモノが出てきてしまって……それについてお聞き出来ないかなと」
私はミドウとアマツにこれまでのいきさつ、そして大蛇を探しているということを伝えた。すると、ミドウは少し困ったような表情を浮かべ、口を開いた。
「大蛇の場所自体は知っているのだがな……奴らはなかなかに癖が強いから、上手く行くかはわからんぞ」
「でも、大蛇の力が必要なんです。やってみるしかない」
「ふむ、幸運にも、大蛇の王、蛟ミズチはタルキス王国に近い場所におる。タルキス王国を抜けた先、アレナ聖教国の外れにある死海と呼ばれる場所の近くだ。ただ、行くのもなかなか大変だぞ!人里離れた山の奥、通称迷いの森という場所を抜けなければならない。」
「イ~ナ~、私も大蛇のことなら知ってるから、案内してあげてもいいよ~~」
ずっとくっついていたアマツが提案をしてきた。
「良いのアマツ?」
「だって~~イーナについて行った方が面白そうだし~~それにちょっとした用事もあるからね~~」
ミドウの方に視線をちらっと送る。ミドウは厳つい笑みを浮かべながら、大きな声で言った。
「イーナ!娘の事頼んだぞ!」
なんか言い方がちょっと引っかかったがまあ良い。心強い仲間が得られた。
そしていよいよ、タルキスへ向かう時がやってきた。
「よし、じゃあ行こうか!」
準備は万端である。病院も新たに仲間に加わった4人に託したし、ルートやシナツ、それにシータもフリスディカに残ってくれるという。まあ何とかなるだろう。
ただ一つ問題があるとしたら……
「ねえ!イーナ様!どうしてルカも連れて行ってくれないの!!」
ルカが泣きじゃくっているということだ。病気が蔓延してるって分かってるのに、ルカを連れて行く訳にはいかない、わかってくれ……ルカ。
「ルカも行きたい!ルカも行きたい!」
「駄目!ただでさえ治安が悪いって言われてるのに、しかも病気が流行ってるんだよ!死んじゃうかも知れないんだよ!」
「それならイーナ様も一緒じゃん」
痛いところをつかれた。
「ルカちゃん!イーナちゃんはルカちゃんを危険な目に合わせないように心を鬼にして言ってるんだよ!」
ナーシェがここでフォローを入れてくれる。今回、タルキスに行くのは私とナーシェ、そして飛空船の運転を頼んだテオ、そしてアマツである。
「むーーー」
ルカはむくれてしまったようだ。それでも仕方が無い。
「出来るだけ早く帰ってくるからね!ごめんねルカ!」
ルカは拗ねて何処かへ行ってしまった。
そんなやりとりをしつつ、シータやルートにも荷物を飛空船に載せるのを手伝ってもらって、いよいよ準備は整った。長い旅になるかも知れない。備えは重要である。
こうして、私達はタルキスに向かって出発したのである。
タルキスに向けて出発してからしばらくしたのち船内で、ナーシェがワクチンについて聞いてきた。
「そういえば、ワクチンについて詳しい話を聞いていませんでしたね!イーナちゃんに教えてもらいたいです!」
「ワクチンとは大きく分けると基本的に2種類あるんだ。病原性を弱めた「生ワクチン」、そして 薬品とかで感染性を消失させた「不活化ワクチン」。ワクチンを打てば、病気に対する抗体ができる。そうして徐々に身体に慣らしていくんだ。これからの最初の目標は、細胞を使って、ウイルスを増やすこと、そして、ウイルスの性質を変化させることだよ」
「ウイルスの性質?どうやって変化させるんですか?」
「例えば人に病気を引き起こすウイルスだったとしたら、他の種類の動物の細胞で増やして、また感染させてを繰り返すんだ。そうしてれば、そのうち性質が変わってくる。要はその細胞に合わせた性質に特化していくって言えば良いのかな……」
「人為的に病気を変化させられるなんて……」
まあ、私自身もウイルス専門でもないし、ましてやワクチンを作ったことなんてない。大学の講義で少し習ったくらいである。自信は全くないが、やってみるしかない。なせばなる精神だ。
「すごいねイーナ様!神様みたい!」
聞き覚えのある声に驚いた。幻聴??いや、確かに目の前にはあの愛くるしい姿がある。
「ルカ!?」
「隠れてついてきちゃった……!ごめんなさい!」
拗ねていなくなったと思っていたが、ルカは荷物の中に紛れて、こっそりとついてきたようだ。あれだけ言ったのに。
――む、どうするのじゃイーナ
サクヤも少し心配そうである。
きてしまったものは仕方無い……今更戻るというのもあれだし……どちらにせよ、病気が存在している以上、フリスディカも安全というわけではないし、同じか。それならむしろ近くにいたほうが対処のしようがある。
「ルカ、絶対言うことは聞いてね。本当に危ないから」
「こうなったら、イーナちゃんがルカちゃんを絶対守ってあげなきゃ駄目ですね!」
ナーシェは嬉しそうな表情を浮かべて言った。人の気も知らないで……全く。
4人+1匹、新たな病気の治療法を見つける旅が今はじまった。
0
あなたにおすすめの小説
転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる
初
ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。
レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。
これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる