35 / 427
最終決戦に現れる空気の読めない奴ら
もう全部あのキャラ1体でいいじゃないかな
しおりを挟む
「いくらステルス機でも姿を消す事はできなのね」
そこはなんとなくここ日本のパソコンで調べている時に察せた、多分平たいやつなんだろうな。
「もしかして一撃で終わらせた?」
「アレに時間使うのは勿体ないからね」
「アレは結局敵で良かったの?」
「あれは顔立ちがちがったし、私に気が付く前は地上にすっごい敵意むき出しだったし」
「じゃあやっぱり敵かぁ」
もっとも自分達はこの世界の日本の人間では無いので別に敵というわけではない。
「さっきので疲れたから、もっと食べる」
いったいどんな戦闘が起こっていたのか想像ができないが、とりあえず一番数字が大きいお金を1つ渡して好きに買ってこいと言っておく。
「おまたせ」
10分ほどたってようやく満面の笑みでトレーを二つ持ってきた、両方ともぎっちり料理が乗っかっている。
あれ、サヨって大食いとかの設定はした覚えがない。
「あんな動きをすれば誰だってお腹がすきますー」
本当にいったいどんな動きをしたのだろ…。
横から少しずつポテトをつまんでいたが、30分後にはサヨが全て平らげた。
「エネルギー重点完了」
「次からサヨだけ食事5倍の方がいい?」
「戦闘した時は欲しいけど普段はいらないよ、一応貯蔵タンクにも限界があるし」
そういって胸を寄せる、そこに溜めているのか…。
「そうか、じゃあ食費の心配はいらないな」
「別に私は電気だけでも生きていけるけど?」
「じゃあさっきコンビニにあった単三の乾電池はどれくらいかな」
「……うーんこれくらい?」
包み紙を三つ、ハンバーガー3つ分って燃費がいいのか悪いのか…。
なやんでいると存在を忘れていたスマホが振動が伝わってくる、ここの日本にはスマホは無かったのでトイレへ向かい、スマホを確認する。
メールが来ており、事務的な挨拶と任務が終了した事が書いてあった。
どうやらあの戦闘機を破壊を持って任務完了らしい、確かにこれはサヨがいないと出来ない。
トイレを出て席に戻ると、サヨが警察署のオジサンに絡まれていた。
「で、いったいどうやって見つけた?」
「だーかーらーレーダーです」
「あれは絶対にレーダーに映らないハズだろ」
「それはこの世界の水準が低いからです」
「はぁ、で、結局どうやって落としたんだ?」
「そこは魔法でドカンと」
「魔法がある訳ないだろ…、たくそっちの日本はどれだけ進んでいるんだ」
…すくなくてもファストフードでする会話では無いと思う。
「あれ、なんの用ですか?」
「あぁ、お前か…、あの戦闘機をどうした?」
「さあ、あ、でももう帰っていいそうなので帰ります」
「このまま返すと思うか?」
オジサンの目力がつよく、怯んでしまいそうだ。
「でも帰ります!」
睨む力が強いがユウキを振り絞ってスマホのアプリを起動させる。
目の前が一瞬光ったと思うと。
「あ、おかえりなさい」
帰ってこれたようだ。
「まさかこんなに早く終わるなんて…、さすがサヨちゃんだね」
「まぁ、そんな風に作られましたし…」
「さすがサヨだよ」
「えへへ…」
「さすがにそこまで対応が違うと傷つくなぁ」
「というかさっきの世界って何が正解なんですか?」
「あぁ、あれね、本当は戦地に行って欲しかったの?」
「……えっ」
「さっきあなた達が阻止した攻撃のおかげで人員がいるから必要無くなったのよ、しかも技術が盗まれる事も無かったしね」
「じゃあ最適解?」
「うーんあの戦闘機の奪取を阻止で最適解かな、なんにせよ多くの人を救えたのだからよしとしましょう」
「でも日本人だけですよね、さっきの世界…」
「そんな事ないよ、最新機の奪取が失敗したのだから、向こうは早々に白旗を上げているから、最終的に流れる血の量は少なくて済むのよ」
「じゃあ…良かった、のかな…」
どこか腑に落ちない気持ちながらも仕事のレポート纏める、いつもは数日たってからサヨに内容を思い出してもらい半場適当ながらまとめていたが、今回はなぜか書かなければいけない気がして早々に作業に入る。
「あれ、今回は早いですね、もしかしてお金が入用になったのですか、指輪系統なら最近は自作するのがはやりですよー」
落ち込んでる気分で提出したらからかわれたのでさらに気分が落ち込む。
「いや、まぁはい」
「あーもしかして人でも殺しました?」
「え!」
「その反応はニアピンかなぁ」
「そんな所ですよ」
「でもこの前銃撃戦してなかった?」
「その時は生きるのが必至で、今回はそんなのが無かったですからね、ここで一気に来た感じですよ」
「なるほどねー、でも慣れないとこの先やっていけないよ」
「そうですけど」
「自分の手で人の首を引きちぎらないといけない時も来るかもよ」
「なんですけその限定的な場面…」
「なんにせよ、慣れないと後から大変だよ、別に苦手ならそれはそれで仕事はあるけど…」
「その方がいいんですけどね…」
「君にはサヨちゃんがいるからね、そんな訳にもいかないよ」
「頑張ってなれますよ」
「まだ最初だからそこまでバイオレンスじゃないよ」
「助かります」
「さて次の仕事なんだけど…」
そこはなんとなくここ日本のパソコンで調べている時に察せた、多分平たいやつなんだろうな。
「もしかして一撃で終わらせた?」
「アレに時間使うのは勿体ないからね」
「アレは結局敵で良かったの?」
「あれは顔立ちがちがったし、私に気が付く前は地上にすっごい敵意むき出しだったし」
「じゃあやっぱり敵かぁ」
もっとも自分達はこの世界の日本の人間では無いので別に敵というわけではない。
「さっきので疲れたから、もっと食べる」
いったいどんな戦闘が起こっていたのか想像ができないが、とりあえず一番数字が大きいお金を1つ渡して好きに買ってこいと言っておく。
「おまたせ」
10分ほどたってようやく満面の笑みでトレーを二つ持ってきた、両方ともぎっちり料理が乗っかっている。
あれ、サヨって大食いとかの設定はした覚えがない。
「あんな動きをすれば誰だってお腹がすきますー」
本当にいったいどんな動きをしたのだろ…。
横から少しずつポテトをつまんでいたが、30分後にはサヨが全て平らげた。
「エネルギー重点完了」
「次からサヨだけ食事5倍の方がいい?」
「戦闘した時は欲しいけど普段はいらないよ、一応貯蔵タンクにも限界があるし」
そういって胸を寄せる、そこに溜めているのか…。
「そうか、じゃあ食費の心配はいらないな」
「別に私は電気だけでも生きていけるけど?」
「じゃあさっきコンビニにあった単三の乾電池はどれくらいかな」
「……うーんこれくらい?」
包み紙を三つ、ハンバーガー3つ分って燃費がいいのか悪いのか…。
なやんでいると存在を忘れていたスマホが振動が伝わってくる、ここの日本にはスマホは無かったのでトイレへ向かい、スマホを確認する。
メールが来ており、事務的な挨拶と任務が終了した事が書いてあった。
どうやらあの戦闘機を破壊を持って任務完了らしい、確かにこれはサヨがいないと出来ない。
トイレを出て席に戻ると、サヨが警察署のオジサンに絡まれていた。
「で、いったいどうやって見つけた?」
「だーかーらーレーダーです」
「あれは絶対にレーダーに映らないハズだろ」
「それはこの世界の水準が低いからです」
「はぁ、で、結局どうやって落としたんだ?」
「そこは魔法でドカンと」
「魔法がある訳ないだろ…、たくそっちの日本はどれだけ進んでいるんだ」
…すくなくてもファストフードでする会話では無いと思う。
「あれ、なんの用ですか?」
「あぁ、お前か…、あの戦闘機をどうした?」
「さあ、あ、でももう帰っていいそうなので帰ります」
「このまま返すと思うか?」
オジサンの目力がつよく、怯んでしまいそうだ。
「でも帰ります!」
睨む力が強いがユウキを振り絞ってスマホのアプリを起動させる。
目の前が一瞬光ったと思うと。
「あ、おかえりなさい」
帰ってこれたようだ。
「まさかこんなに早く終わるなんて…、さすがサヨちゃんだね」
「まぁ、そんな風に作られましたし…」
「さすがサヨだよ」
「えへへ…」
「さすがにそこまで対応が違うと傷つくなぁ」
「というかさっきの世界って何が正解なんですか?」
「あぁ、あれね、本当は戦地に行って欲しかったの?」
「……えっ」
「さっきあなた達が阻止した攻撃のおかげで人員がいるから必要無くなったのよ、しかも技術が盗まれる事も無かったしね」
「じゃあ最適解?」
「うーんあの戦闘機の奪取を阻止で最適解かな、なんにせよ多くの人を救えたのだからよしとしましょう」
「でも日本人だけですよね、さっきの世界…」
「そんな事ないよ、最新機の奪取が失敗したのだから、向こうは早々に白旗を上げているから、最終的に流れる血の量は少なくて済むのよ」
「じゃあ…良かった、のかな…」
どこか腑に落ちない気持ちながらも仕事のレポート纏める、いつもは数日たってからサヨに内容を思い出してもらい半場適当ながらまとめていたが、今回はなぜか書かなければいけない気がして早々に作業に入る。
「あれ、今回は早いですね、もしかしてお金が入用になったのですか、指輪系統なら最近は自作するのがはやりですよー」
落ち込んでる気分で提出したらからかわれたのでさらに気分が落ち込む。
「いや、まぁはい」
「あーもしかして人でも殺しました?」
「え!」
「その反応はニアピンかなぁ」
「そんな所ですよ」
「でもこの前銃撃戦してなかった?」
「その時は生きるのが必至で、今回はそんなのが無かったですからね、ここで一気に来た感じですよ」
「なるほどねー、でも慣れないとこの先やっていけないよ」
「そうですけど」
「自分の手で人の首を引きちぎらないといけない時も来るかもよ」
「なんですけその限定的な場面…」
「なんにせよ、慣れないと後から大変だよ、別に苦手ならそれはそれで仕事はあるけど…」
「その方がいいんですけどね…」
「君にはサヨちゃんがいるからね、そんな訳にもいかないよ」
「頑張ってなれますよ」
「まだ最初だからそこまでバイオレンスじゃないよ」
「助かります」
「さて次の仕事なんだけど…」
0
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる