9 / 15
9話 大切な時間を忘れぬこと
しおりを挟む
そんな感じで1日適当に過ごしているともう放課後になっていた。
いつもこんな同じ毎日が繰り返されることに嫌気がさしていた。
「優雅俺今日部活がないから一緒に帰ろうぜ!」
「は?1人で帰れば」
「冷たいなぁ家も近いんだし、帰る道も同じだろ?」
「だから帰ろうぜ」
「まぁ一緒に帰ってやる」
「おぉ~珍しくOKが優雅の口から出たぞ!」
「帰り何処か行こうぜ!」
「何処行くんだ?」
「カラオケとか行かねえか?」
「まぁたまには付き合ってやろう」
「やったー!優雅とカラオケなんて何年ぶりだらうか懐かしいなぁ」
珍しく俺は機嫌も良く舅と一緒にカラオケに行くことにした。
本当は凄く嬉しかった。
でも喜ぶのは俺の柄じゃねぇ
だから本当の気持ちは隠すんだ。
何も思ってないかのように
あの女が言ってることはあってるのかも知れない。
本当の表情が見えないくらい色々な感情を塗りたくている俺は最低な道化師なんだ。
友達にも本当のことも言えないいつか舅も何処かに行ってしまうんじゃないかって不安でしょうがなかった。
「駅前のカラオケでいいよな?」
「あ、うん」
「今日は何歌うかなぁ~」
「俺の世界一の声をお前に見せつけてやるぜ!」
「お前が世界一なら世界中のみんなが世界一だな」
「そんな言い方ねぇだろ!」
「お前は歌うめぇから良いじゃねぇかよ」
「それもそうだな」
「あっさり認めんだな」
「それはな当たり前のことだ」
「当たり前って羨ましいぜ」
カラオケまでの道のりは俺らは退屈なくだらない話で盛りやがっていた。
「俺から歌うぞ!」
「勝手にどうぞ」
カラオケボックスに舅の雑だけどパワフルな声が聞こえた。
「お前のの声耳が痛い」
「元気があって良いだろう」
「次俺歌う」
昔から歌うことは嫌いてはなかった。
久し振りに歌を歌うととても爽快で気持ちよかった。
本当の自分をさらけ出すことが出来ているようで。
カラオケで舅と歌うことが楽しすぎた俺はあっという間に時間が経った。
「そろそろ帰るか」
「そうだな今日は結構歌ったなぁ~」
「楽しかったまた行こうぜ」
「うん」
「今日は本当にやけに素直だなぁお前」
「うるさい今度いかねぇぞ」
「それは嫌だー!」
久し振りに楽しい時間だったなと心から感じることができた。
その楽しさを家に持ち帰ってもそれを受け取ってくれる人は誰1人いない。
親父と二人暮らしだ。
親父は仕事で帰ってくるのが遅いことが多い。
俺は静かな家の階段を上がり俺は部屋に入って荷物を置いた瞬間ベットに飛び乗り深い眠りについた。
今日起きたことを自分の頭で振り返りながら…
いつもこんな同じ毎日が繰り返されることに嫌気がさしていた。
「優雅俺今日部活がないから一緒に帰ろうぜ!」
「は?1人で帰れば」
「冷たいなぁ家も近いんだし、帰る道も同じだろ?」
「だから帰ろうぜ」
「まぁ一緒に帰ってやる」
「おぉ~珍しくOKが優雅の口から出たぞ!」
「帰り何処か行こうぜ!」
「何処行くんだ?」
「カラオケとか行かねえか?」
「まぁたまには付き合ってやろう」
「やったー!優雅とカラオケなんて何年ぶりだらうか懐かしいなぁ」
珍しく俺は機嫌も良く舅と一緒にカラオケに行くことにした。
本当は凄く嬉しかった。
でも喜ぶのは俺の柄じゃねぇ
だから本当の気持ちは隠すんだ。
何も思ってないかのように
あの女が言ってることはあってるのかも知れない。
本当の表情が見えないくらい色々な感情を塗りたくている俺は最低な道化師なんだ。
友達にも本当のことも言えないいつか舅も何処かに行ってしまうんじゃないかって不安でしょうがなかった。
「駅前のカラオケでいいよな?」
「あ、うん」
「今日は何歌うかなぁ~」
「俺の世界一の声をお前に見せつけてやるぜ!」
「お前が世界一なら世界中のみんなが世界一だな」
「そんな言い方ねぇだろ!」
「お前は歌うめぇから良いじゃねぇかよ」
「それもそうだな」
「あっさり認めんだな」
「それはな当たり前のことだ」
「当たり前って羨ましいぜ」
カラオケまでの道のりは俺らは退屈なくだらない話で盛りやがっていた。
「俺から歌うぞ!」
「勝手にどうぞ」
カラオケボックスに舅の雑だけどパワフルな声が聞こえた。
「お前のの声耳が痛い」
「元気があって良いだろう」
「次俺歌う」
昔から歌うことは嫌いてはなかった。
久し振りに歌を歌うととても爽快で気持ちよかった。
本当の自分をさらけ出すことが出来ているようで。
カラオケで舅と歌うことが楽しすぎた俺はあっという間に時間が経った。
「そろそろ帰るか」
「そうだな今日は結構歌ったなぁ~」
「楽しかったまた行こうぜ」
「うん」
「今日は本当にやけに素直だなぁお前」
「うるさい今度いかねぇぞ」
「それは嫌だー!」
久し振りに楽しい時間だったなと心から感じることができた。
その楽しさを家に持ち帰ってもそれを受け取ってくれる人は誰1人いない。
親父と二人暮らしだ。
親父は仕事で帰ってくるのが遅いことが多い。
俺は静かな家の階段を上がり俺は部屋に入って荷物を置いた瞬間ベットに飛び乗り深い眠りについた。
今日起きたことを自分の頭で振り返りながら…
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる